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■ゴジラ観てきたけど売店閉まっててパンフレット買えなかったぁぁぁぁぁぁ!!! 最初にネタバレ無しの感想を書くとだな!! 最高だったぞ!!!!!!! 三丁目の夕日の茶川先生これを生き残って小説家になるんだなぁ……(なりません お前ら太平洋戦争で死に損なった歴戦の猛者たちが結集してゴジラにカチコミかける映画観たいんだろ? 観たいよ!!! お前ら太平洋戦争で活躍し損ねた兵器が戦うシーン観たいんだろ? 観たいよ!!! お前らハチャメチャに強いゴジラが大暴れするシーン観たいんだろ? 観たいよ!!! ……というわけで全部観せてくれた映画だったわ。 雪風の駆逐艦長が戦隊司令として陣頭指揮をとり、大和の主砲弾を改造した対ゴジラ兵器を満載して乾坤一擲の決戦を挑む!! 付き従うは響、夕風、欅!! しかも上空直掩は震電だぞ震電!!! いやもうさ。絶望的な戦力不足の中で残ってる兵器をかき集めて戦うわけよ。しかも中途半端に終戦から時間が経過してるもんだから、太平洋戦争を生き残った兵器の殆どが処分されきってるわけ。これが終戦直後なら幾らでもあるわけだけど、自衛隊発足前だから戦力なんて完全に米軍頼り(そしてその米軍は対ソ関係の都合上、援護不可能)。当然航空戦力もありませんって状況で「戦後の混乱で残置されてた機体」って時点ではまだ「主人公が戦中に乗ってた零戦かな」ってなくらいのもんだが、「特殊な機体で……」ってところで「おいおいまさか震電じゃねーだろうないや流石にそれは無いだろ」からの特徴的なフォルムが目に飛び込んできたときの「ばっかやろぉぉぉぉぉぉ!!! 最高かよぉぉぉぉぉ!!!!」ぶりたるや!!! 低空での対地攻撃しようって任務に、直線番長迎撃機の震電は不向き過ぎるだろ運動性捨てて速度特化してんだぞっていう理性なんてクソ食らえの大興奮よ。 国会議事堂前に展開する四式中戦車部隊なんかも「おいおいおいおいどこにそんな貯め込んでたんだよ史実より多いじゃねーかバーカバーカ最高だな!!」だしな!!! そして高雄がゴジラと格闘戦を演じる姿に涙しない男の子はいないだろ!? いないさ!! いないとも!!!! 大ピンチに駆けつけてくれた瞬間の「高雄だあああああ!!」はシンクロ大号泣。瀕死の大ダメージを負いながらも叩き込んだ主砲斉射に俺のボルテージは最高潮。メタ的に勝てるわけがないのはわかっていたが、それでも帝国海軍の意地を見せてくれた。外国で処分されるのではなく、国民を護る為自らの命と引換えにゴジラを(一時的にとはいえ)撃退したのだから本望に違いないと涙するしかねぇ!!! メインディッシュたる雪風と響の活躍も一歩間違えれば正面衝突というギンギンの操艦テクニックを存分に魅せつけてくれる!! 復員任務で砲塔まるごと下ろしてる筈なのになぜか砲身だけ外された砲塔が無意味に搭載されてるのはなんでなんだぜとか些細なことだ!!! 雪風伝説に特大のページが追加されちゃったじゃん。こりゃ響もソ連送りじゃなくて日本に留まる流れだろ。 あと寺内中佐が本人にそっくり過ぎて吹いた。なにあれ本物じゃん。 でもって今回のゴジラ。肉体的な「防御力」でいえば爆雷で頭が吹っ飛び重巡洋艦の主砲でも身じろぎしまくるんで歴代最弱クラスなんだが、あの冗談みたいな再生能力はシン・ゴジラ以上に凄まじいのと、放射熱線の威力が完全に核攻撃で巨神兵状態。発射までの溜めの長さもそれ相応な上に、ぶっ放すと自分もダメージを負う仕様なのがまた小粋である。 しかもこれまでのゴジラが「気ままにのし歩いてたらなんか喧嘩売られたんで払い除けたら人間が死んだ」ってノリなのに対して、完全に人間を殺しに来てるのが怖さ倍増。シン・ゴジラの時点で「一番怖いゴジラが更新された」が、今回の方が怖い。殺意を込めて人間プチプチ殺して回るんだもん。こんな直接的に人間を殺してる描写があるゴジラ他に無いぞ。 戦後描写の解像度が異様に高いのも「流石は三丁目の夕日の監督だわ」って感じであり、その辺のシーン観てるだけでもかなりの満足度。あとヒロインは間違いなく異能生存体。どう見ても死んでるのに生き残ってしまったのはゴジラ細胞に侵食されてるからっぽいが、そもそも同じ条件で他の人間は死にまくってるからなぁ。 あーもうとにかく最高。「これがこうだったらもっと好みなのに」みたいな贅沢はあるが、それはそれこれはこれよ。 ミリタリー描写的にはガバガバで荒唐無稽なんだけど、それも含めて愛せちゃうわこんなん。 |
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10/27 | ||||
■緊急速報 今年の5月22日以降から今日に至るまで、メールフォームの受け取り用に使っていたアドレスに届いたメールがメールソフトで一切受信できていなかったことがたった今判明。 メール自体は「受信されないままサーバーにずっと貯まってる」状態だったので、今から読めるのだけれど! メッチャ色々届いてるのが件名だけ見てもわかる!! すまん!!! もちろんこれメールフォームに限らず、受け取り用に使ってたアドレスに届いてた全部のメールが読めてないのでね!!! ほんとすまん!!! 何もいじってないのに何が起きたんだ……。とにかくいまからメール読むのと、設定直してちゃんと転送されるようにします。 |
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10/18 | ||||
■1978年のまんが虫![]() この時代のオタクカルチャーを描いた作品をもっともっともっと読みてぇですよ!!! ってわけで細野不二彦のアオイホノオ。 ![]() 島本和彦の学生時代の交友関係も嘘みたいな豪華さだったのだが、こっちはこっちでSFサークルのメンバーにスタジオぬえの創設陣がいるのが凄まじ過ぎる(笑) DAICON組のさらに上の世代のレジェンド軍団であり、どんだけやべーサークルに所属してたんだよ過ぎる。 ![]() そしてそんなSFサークル以前の問題として、高校生のオタクグループのメンバーに美樹本晴彦がいるのがそもそもとんでもねー。スタンド使いは惹かれ合うが如く、天才二人が。でもまぁ今ほどオタクの分母が多くない時代だから、まぁそれよりは「オタク活動してたら同世代の才能のある人間は知り合う機会が増える」というのは……いやぁそれにしたって凄いけど。 今は今でネットで距離感小さいから、トレードオフだわなとも思うけど。当時は情報が貴重過ぎてオタク同士のネットワークありきだから、人と直接知り合う機会が大違いなんだろううな。オタクするならソロ活動なんてとてもじゃないが「情報を得られない」し「発散の場が無い」時代。 ![]() トドメとばかりにもう一人ぶっこまれる天才。 慶應だから優秀な人間集まってる確率高かろうにしたってなんだこの特異点(笑) フィクションだったらこうも天才が「たまたま集まってる」のも「話の都合」でしかなんだが、現実にリアリティがない。 |
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■プレゼントありがとうございます( ・`ω・´) 編集用 ゴジラとガイガンって設定上の身長差が15メートルもあるんだなぁ。 |
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