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■ボードゲーム

 スパロボV漬けで更新してなかった間にも遊んだゲームが色々溜まってしまったのでピックアップして。

 
娘は誰にもやらん!
 自分の娘にはよりよい夫を、他人の娘にはクズを押し付け合うゲーム。
 各手番ランダムで山札から引いた男を、他のプレイヤーの娘にプロポーズさせるのだが。
 例えばワダツミの素敵な眼鏡っ娘に悪くない感じの男がプロポーズしてくるやいなや……。

 
 クソみたいなアビリティが他のプレイヤーから物凄い勢いでエンチャントされて、とんだクズ男の出来上がりである(笑)
 こうやって「自分の娘が一番点数が高い状態にする」ことを狙うゲームである。
 無論、こんなクズ野郎に対しては「娘は誰にもやらん!」と宣言して却下することが可能なのだが、他の娘が全員結婚して最後の1人になるとその時点ゲデームは終了となるので、高望みして断り続けるわけにもいかない。
 なお、上の画像はみんな初プレイで「手持ちの限られた悪評カード」の使い所がわからないまま「取り敢えず使ってみよう」で集中砲火された結果であり、常にこうではない。

 
 集中砲火は、左写真のように高得点男によるプロポーズに対しておこなうべきなのね(笑)

 
 でまぁ娘にはそれぞれランダムで父親の知らない男の趣味が存在しており、「ダメ男のほうが好き」とか「普通の人が好き」なんて場合があり、これは他人の娘のだけ知ることが出来るのね。だからイケメンがプロポーズしてるのに、不自然に妨害が飛んでこないなぁと思ったら、「ダメ男が好き」でしたなんてことになったりもする。
 ……のだが。結局それで趣味を外してもせいぜい-30点ペナ程度なので、見るからにダメな30点以下の男に嫁がせるよりも点数が高くなったりする。
 悪評カードの数は限られているので、結局+10点程度まで妨害するあたりで収束することがわかると、あとはひたすら断りまくってみんなの悪評カードが尽きた頃に、30点以上ある男のプロポーズを受けるのを狙う方が多分強いと察してしまう。結局みんなそれやるんで行き遅れのリスクも少ない。
 とまぁ、ネタ的に面白いんだが、繰り返しのプレイには向かないゲームでした。

 
ことりファイト!
 可愛い絵面とは裏腹に、野生に生きる小鳥たちの情け無用な縄張り争いを扱った生存競争。
 縦横それぞれのラインにランダムで点数が設定されており、その列で一番合計数が多い鳥がポイントを手に入れることが出来る。そしてその合計点が高かったプレイヤーの勝利となるのだが。
 問題は、どの鳥から点を得られるかが「最後に手札に残した鳥」で判断される点。つまり最後の瞬間まで誰がどの鳥を勝たせようとしてるか確証が持てないので、駆け引きしづらい。
「当たりをつけて邪魔してたら、邪魔されて点が低くなったから邪魔されてない他の鳥に変更される」って戦術が物凄く簡単に行えるので、直接的な妨害行為がハイリスクローリターン過ぎて、やり甲斐が無いのね。
 ガチにやりこんで戦術練り込むとまた違ったことになるのかもしれないけど、ボードゲーム部で何度かプレイヤーを変えてプレイしてみたところ、一様に「自分の打つ手に手応えがなくて面白くない」という感想であった。残念。

 
エルダーサイン
 クトゥルフの神々を頑張って封印する協力型ダイスゲーム。
 PCに読書家眼鏡っ娘の学生がいたので素晴らしい。あと眼鏡女医もいた。最高だな。

 
 どうやらPC達はクトゥルフの神々を封印しようって試みれちゃうだけあって超高レベルらしい。
 世界各地の事件を解決して回るのが基本行動なのだが、スナック感覚(ほんの数時間)で能動的にセラエノ図書館へ行って(魔物を倒して)帰ってくる。地球では狭過ぎる。デッカイ夢を広げておぷまいふぉーとぅもーろー。
 ただ、普通に危機感無くクリアできてしまったので「なにかルールを間違えたのでは?」という気がしてならない。クトゥルフゲームがこんな簡単にクリアできちゃダメだろう、という固定観念がスパークする!! いや、面白かったんだけど!! 物足りない!! もっと5回に1回クリアできたらラッキーくらいでいいのに!!

 
ダンジョンクエスト クラシック
 理不尽なダンジョンで物凄い勢いで死にまくるのが最高に笑えて大好きなゲームだったのが、より死に易くなったリニューアル版登場と言われたので購入したわけですが。
 写真は初プレイ時。一歩目はいきなり行き止まりで「さすがクソダジョン!!(笑)」と幸先の良さにワクワクしながらもう一つの道を進んだら即死トラップ踏んで回避失敗、即死(笑)

 
 2度目のプレイも速攻で即死トラップ踏んで死亡(笑)
 これこれ! これですよ!! このクソランダムダンジョン!!!

 
 3度目のプレイも、1歩目で回転床踏んで出口への道が絶たれた上に、唯一の道を進んだら落とし穴に落ちて回避失敗、即死(笑)
 ……が、死にまくって面白がってたのを横目に別のプレイヤーが立て続けにお宝ゲットして生還してたので「え? むしろヌルくなってない? ダメだろそんな簡単じゃ?」となる。
 どうも戦闘ルールが変更されたことによって、戦闘のリスクが減り、ハイリスクハイリターンだった地下墓地ワープがローリスクハイリターンとなったのが原因ではないかと睨んでいる。なんにせよ「10回遊んで1人生還」が基本だった旧作より簡単になってんじゃ興醒めなので、暫くプレイを重ねて検証してみたいと思うところ。場合によっては過酷になるようにルール変更しないとな~。

 
ロストレジェンド
 ランダムで出現するモンスターを「俺に任せろ!」「隣の人に任せる!(相手に了承は必要ない)」とかやりながら、レベルアップしてお金を貯めて、強化して、より強いモンスターと戦って~を繰り返すゲーム。
 基本的にキラーパスを駆使して他のプレイヤーをぶっ殺しつつ自分だけ生き残り、トップを狙うゲームであるはずなのだが。初回プレイということもあってか、「全員が一致協力して得意なモンスターを分担しあい、生き残るので精一杯」という、完全協力型ゲームの様相を呈した(笑)

 
 システム的には面白く、また遊ぼうとなるに十分なモノとなっているのだが。
 唯一の問題点が物凄く足を引っ張っている。そう、それはモンスターだっ!!
 イラスト自体はとても格好良いのだが、ワイバーンが翼小さくて前足あるとか、オークが異様に巨体でどう見てもオーガとか、手足のあるヒドラとか、「オリジナリティを出した結果、既存のイメージを無視してて興醒め」のオンパレード。
 更にはモンスターのデータに個体差があるのだが、画像のワイバーン、攻撃手段が「呪文」である。おいお前攻撃呪文使うのかよ。肉体攻撃なしかよ。防御能力で弓がダブルダメージは飛行モンスターっぽくていいけどさ。別のワイバーン引いたら剣がダブルダメージってなってるしさ。そこもランダムかよ。
 ってな感じで、モンスターがビジュアルからデータまでコレジャナイ上に、種類が少ない。種類の少なさをランダムで趣のない使い回しで誤魔化しているのだ。
 システム的には面白かったのに、これによる萎えっぷりがゲームの面白さをだいぶ割り引いてしまっている。残念。

 
インベンターズ
 レジェンドクラスの発明家がチームを組んで、人類史上に残るレベルの様々な発明をして得点を競うゲーム。頭脳派聖杯戦争の始まりだ!!
 各発明家はそれぞれ史実に即した「得意な発明ジャンル」を持っていて、発明ごとに定められた必要ポイントが注ぎ込まれたら発明完了。これは独力でもいいし、他のプレイヤーのチームと共同でもいい。一番リソースを注ぎ込んだプレイヤーから、発明したことで得られるボーナスを選択できる。

 
 史実ではありえない組み合わせで発明が可能なので、ガトリング砲と自動車を開発して「テスラ・モーターズだしな。ガトリング砲はアインシュタイン謹製で核弾頭発射するよ」とか意味のわからない妄言を繰り出したりして遊ぶと楽しかったです。
 もちろん「グーテンベルクが我がチームにいる以上、印刷機の発明だけは譲れねぇ!!」といったプレイも楽しめる。
 淡々と点数だけ考えて遊ぶのが「勝ちにつながるプレイ」なんだろうけど、そこは取り敢えず置いといて遊んでとっても楽しかったよ!!

 
エルドリッチホラー
 世界を股にかけてオールドワンの復活を阻止するぞ!!
 そんな協力ゲームです。「パンデミック:クトゥルフの呼び声」がより複雑、データ豊富になったゲームって印象。ものの数分でルール説明が終わってサクサク遊べる簡単さは無いが、その分派手で奥行きがあるトレードオフが成立している。
 最初のルール説明こそ割と手間なのだが、ルールそのものは簡単で、2度目からは劇的に軽くなるんじゃないかなこれ。
3/9      
  ■スーパーロボット大戦Vクリアした

 
 ナデシコ、マイトガイン好きとしては最高にサティスファクションな逸品でした。
 ヤマトは物語の主軸だから当然扱い大きい。イスカンダルにコスモリバース取りに行くのが目的だし。
 ダイナミック系も存在感デカい。グレートに強化形態出たのは嬉し過ぎる。
 クロスアンジュはネタ的に厚遇。SEEDとの相性が良過ぎる(笑)
 でまぁとにかく「本編で不幸だった展開の尽くを救う」ことに徹しているので、アキトの味覚は回復傾向だし、ブラックマイトガインも仲間になるし、プル達全員幸せだし、神ファミリーは全滅してないし……とかもうなんだ。参戦作品で救済して欲しいことあったらとにかくプレイしとけって感じだよ!!

 俺の中ではスパロボWがシリーズ最高峰だったんだけど、Vはそれに匹敵するレベル。ストーリーは同等として、そこにプレイアビリティやグラフィックの進化を加味すれば、スパロボ史上最高傑作と言っても過言ではないくらい。まぁ全部のスパロボプレイしてるわけじゃないけどね!!
 無論スパロボWは「ナデシコとテッカマンブレードの扱いが超良かった」だし、今回が「ナデシコとマイトガインの扱いが超良かった」と、自分が凄く好きな作品の扱いがいいゆえってのは否定しない(笑)

 願わくばこのクオリティでZみたいに2次、3次と続けていって欲しいなー。スパロボVなのにコンバトラーVもVガンダムも聖羅Vも出てないしな!!
     
3/5      
  ■機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ #46

 
 この全力でシノの死亡確認しない描写……1期もあんだけ血まみれで生きてたことを考えると!?
 生きてて欲しい半分、あの描写で実は生きてましたとかは「上手い描写」じゃないなぁという気持ち半分。
 ていうかジュリエッタさん、こりゃ死んだと思ったら萎えるレベルで不自然に生き残ったなぁ。ミカがここで見逃す理由なんて一切存在しないと思うんだがにゃー。1秒でトドメファイナル決められる状況だから、「トドメ刺す時間も惜しい」なんてこと無いし。「手練を生存させたらあとで困る」って意味でも見逃すのは害悪だし。

 
 チョコギリスさんの「困った女だ」は「ああ、本当に愛してるんだな」ってなってよかったんだけどさ!!! 女扱いですよ女扱い!!! いいね!!!
 そして石動! 石動ぃぃぃぃぃぃぃ!!!
 お前の最期の言葉、まさに「そう、そのとおり!!!」となったよ。そしてそれをガエリオに突きつけてくれた姿に涙したよ!!
 それが全く刺さらないどころか、「わかる。わかるわぁ。でも違うんだなぁ(全然わかってない」なガエリオがホントどうしようもない。リアルでも「気持ちはわかりますが云々カンヌン」と「本当に気持ちをわかってたら言えないようなことを言う人」っているよな!! 「気持ちは(言葉の意味として読めるという意味で)わかりますが、自分の意見言いますね。こっちのほうが正しいでしょう?」ってやつ! 無論、自分がそーいうことして来てないとも言わないぞ!! それはそれ、これはこれ!!(えー
 つーかこれでマジで作品としても石動ちゃん間違ってましたーとかやったら最低過ぎるから勘弁だぞ。

 
 あんだけボッコボコにされて「半分以上」って表現で済んでることにホッとした。損傷もカウントしたら壊滅的なのはそりゃそうだろうけど、それでも「未帰還率8割」くらいの想像してたからにゃー。
 まぁ史実でも一方的にボッコボコ&ボッコボコにされたレイテ沖海戦にしたって、損傷艦はともかく帰還率だけでいうなら5割以上だし、そんなもんではあるか。
 ってそんなことよりもさぁぁぁぁぁぁ!! アトラさん、セクシャルフュージョン承認しちゃってんじゃないっすかねぇこれぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!

 
 悪魔だったらあそこで見逃してくれるわけないじゃないですかアハハ。
 イヤホント、キャラの性格曲げてまで話の都合で殺されずに済んだって印象しか持てなくて辛い。

 
 ユージンがLikeで語ったら、ちゃんとLoveの意味で察してたシノさんスゲーな! そこ察してあげれてたんだな!!!
 いやーシノさん、そこでベッタベタな鈍感とかじゃないあたり素敵ですねぇ。

 
ミカ「……あっ……やっぱ全部じゃなかった。9割……いや、8割? かな? 7……じゃないな。8.5かも」
 でまぁもうね。ほんとね。「チョコギリス無能」とか言えたらよっぽど気が楽というか。つまりそれって作品の内容自体には納得できてるってことだから。感情的な好き嫌いはあれど、物語としておかしくはないと思えてるってことだから。
 ラスタル有能にさせたくてラスタルを有能に描写するんじゃなくて、チョコギリスを無能に描く話の都合ぶりにゲンナリングだぜ、俺ーっ!!! なんだこの話の都合しか感じられない展開……!!!
     
3/1
  ■機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ #45

 
 ラスタル様、ジュリエッタを捨て石にする気満々。
 このあとのシーンでチョコギリスが石動を駒としか見てないやろがーとガエリオぷんぷんするけど、どっちもやってることだよねっていう。で、当事者としては別にそれでいいと思ってるという。怒ってるのガエリオだけ。

 
「先に相手が手を出してきた」という“事実”をお互いが用意してぶつかり合うまでが戦争ですって意味では、チョコギリスさんはよっぽど「正々堂々と理想を追求する革命の戦士」しちゃってるから、辛いよな。先だっての糾弾も「白を黒と言い張る」じゃなくて「黒が黒だと大声で言いふらした」だけだからなぁ。
 そういった意味では、少なくとも俺に目にはチョコギリスってガエリオが言うような「他者は全部コマか破壊対象」ではなく「自分が悪と認めた奴を利用しただけ」って映るんだよな。「目的の為ならどんな外道な手段も厭わない」なんて境地にはとてもとても届いてない。
 ていうかチョコギリスよりよっぽど「捨て石」をジャブジャブ使ってるラスタル様とガッツリ手を組んで糾弾しているガエリオさんの明日はどっちだ。

 
 仕込み使って「1発撃たれたんで100発撃ち返しました」っていう「正当な報復」なわけですが。
 イオク様の目には間違いなく仕込みなんて存在してなくて、本当に「先に禁止武器使ったのはあっち」と思ってるんだろうから、おめでたい。ガエリオまで仕込みに思い至ってなかったら凄いなーと思ったんだが、少なくとも今回の描写からするとマジで思い至ってないか、思い至ってても問題と思ってないかの二つに一つでどの道ヤバい。
 てーかダインスレイブが禁止なのって、クロスボウみたいなもんだわなー。「相手を殺しちゃうから危ないんで禁止」ってやつ。なんで危ないから禁止になるのかってーと、当時の戦争様式が「貴族を捕虜にとって身代金で利益を出すビジネスモデル」だから、殺すと赤字なのだね。つまりまー今回のラスタル様がそうだったように「殺したところで困りもしない相手に一方的に使っていいなら、喜々として使う。だって強いもん」ってゆー。

 
 超銀河砲! 間違いなく強い!!
 物凄い勢いで死亡フラグを立てるシノさん過ぎるよ!!!
 あとチョコギリスさん、この期に及んで全然心が折れてない様子なのは間違いなく頼もしいんですが、ただでさえ数で負けてるところへ相手だけ禁止兵器使い放題はヤバ過ぎるっすよ!

 
 もうガエリオさんはダメだ……。
 そりゃ彼よりも石動のほうが同志として相応しいって判断されるわ。
 しっかしダインスレイブは強いねー。この距離で機動兵器狙撃できるってんじゃそりゃ強いわっていうか、「レーダーが通用する世界で人形兵器がアウトレンジされる戦争」ってこんな感じだろうなーみたいな。言い方を変えると「こうなるから機動兵器による肉薄なんてレーダー無効化してからじゃないとお話にならない」っていうやつ。
 MAのビーム兵器が案外大したことがなく、人間がバンバン量産して使える兵器のほうがよっぽど凶悪ってのも予想外の展開ですよ。もうガンダムなんていなくてもMAなんてダインスレイブの集中攻撃で余裕綽々じゃないのかな。核みたいになにもかも吹き飛ばすこともなく、ピンポイント狙撃出来るんだし。

 
 ここで助けに入ってもらえる石動に超嫉妬ガエリオ君。わかるわー。気持わかるわー。認めたくないだろうにゃー。

 
 またラストシューティング外すのかよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!
 同じ展開かよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!
 MA戦のときも同じ展開繰り返したけど、またかよぉぉぉぉぉぉぉ!!!
 全体見て構成考えてるのか心配になるレベルで「また」過ぎる……。そりゃシノじゃなくても「クソがぁぁぁぁっ!!」って叫ぶわ! 俺も叫んだわ!!
  ■弱虫ペダル #49

 
 この二人が一番好きなんで、ここはスゲーサティスファクションしたわけなんですが!!!

 
 いやーほんとさー。
 今までも2年目の箱学にはガッカリ感あると言ってきたけど、今回もガッカリでにゃー。
 絶対王者じゃなくて単なる王者になっちゃったんだねぇ……。

 
 僕は去年の常に勝利を追求し、スプリントも山岳も獲ってこそ絶対王者という矜持持ってた頃の方が好きだなぁ。