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■へやキャン∀

 
なでしこ「カレーライス大盛りで四枚!」
店員「え? ……言っちゃあ悪いけどねあんた。うちの大盛りは正真正銘の大盛りなんだよ。四枚なんてとても食えたもんじゃないな。二枚にしときな」
なでしこ「んーん、四枚お願いします!!」
店員「頑固だねぇ、あんたも。ホントに食べるね?」
なでしこ「うん、食べるよ!!」
 
  KILLER APE

 
 たまたまKindleで1巻無料だったので読んだらメッチャ面白くて一気に全巻購入してしまったやつ( ・`ω・´)

 
 ポストアポカリプス……とまではいかないものの、無線通信が壊滅したことでカタストロフって大幅に文明後退しつつも生き残った都市で暮らすYouTuber的ヘタレ主人公が、視聴者数稼ぎのためにノリで軍隊に入隊したら、歴史上の戦いにフルダイヴして「生き残ってこい」って訓練をいきなり受けさせられるところから始まるマンガ。

 
 漫然と放り込まれた部隊についてったら死ぬだけだーってことで、歴史改変して生き残る道を模索するのがオモシロポイント。
 ちなみに初回だけは身体能力に下駄を履かせて貰ってて、パワーもタフさも申し分ないことになっている。

 
 で、2巻のヘイスティングズの戦いに出てくるハーラル3世が「ジャギじゃねーか!!!」と思ったら、セリフも完全にジャギで吹いた(笑)
 なお、この時点では「身体能力も元のママ」で中世の行軍に追従する為に物凄く苦労し、メッチャ体鍛える羽目になっていた。
       
  ■プレゼントありがとうございます!!

 
 先日、筋トレしながら観ていたごちうさの劇場版を観終えたことをTweetしたら届いた一団……!!
 俺は願望器でも手に入れていたのか……!?

 
 ご注文はうさぎですか?
 いや、ゴブリンだ。

 
 これは聖杯ではありません。

 
 これは再開したP5Rで双葉可愛い可愛いとTweetしたら届いた逸品です。
 取り敢えず好きそうなのでデュエルディスクとカードを持たせてみた(笑)

 
 デュエル!!!
 カメラが引くとギャラリーが居ます。

 
なかぬきパラダイス
 ボードゲーム部では頂いたボードゲームを色々プレイする予定だったのだが、当日の参加者が5人に対して尽く4人までで!
 唯一5人までOKななかぬきパラダイスをプレイだ!!

 
 初期手札として1~5億の中抜き額カードをランダムで3枚配られたところからスタートし、ターンプレイヤーが「今回の中抜き案件」を選び、順番に「裏側で中抜き額を提示」することで、「ギリギリまで中抜きする」ことを目論むゲーム。バーストすると一番高額の中抜きを目論んでいた人のカードが捨札になる。パスすれば手札補充できる。
 俺、先日磨伸映一郎とこれプレイした時は、パス時の手札補充が1枚だけだったんだけど、その認識のままプレイしたら説明書読んでるメンバーから「間違ってる。3枚補充って書いてある」と突っ込まれ「な、なにぃ!?」となり、気を取り直して正規ルールで遊んだら、一度に3枚もドロー出来るとリソースが潤沢過ぎて駆け引きの緊張感が大幅に薄まり、ぶっちゃけ「このまえ遊んだときと比べてつまらん」となった結果、「俺は1枚ドロールールで遊びたい!」と、途中からそっちに変更を強行するのであった。
 どっちが面白いかどうかは個人の価値観に委ねるとして、「リソースの管理、相手の手札状況を読んで攻勢タイミングを見極める」シーンは比べ物にならないくらい圧倒的に増えて、駆け引きしゲームとしての緊迫感は確実に上だったことは間違いない。
 逆に「ゲームはゆるく遊びたい人たちの場」や「初心者相手の接待」なら正規ルールのほうがいいと思う。
       
  “真実は見えるか”キャンペーン 第2回 チャプター1

 ダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版をベースに「オリジナル世界設定」「ハウスルール色々」「禁止呪文・特技・アイテム多数」「モンスターデータ改造しまくり」の独自環境なので、運用や裁定が公式ルールと矛盾した場合も仕様です。厳密なことはあまり深く考えないで読むと幸せ。
 また、プレイ内容で色々と「気に入らないこと」があったとしても、プレイグループ内では合意を得て楽しんでいるものとご理解頂けると幸いです。


 第1回まとめログ

 アルブレヒト・ヴォルフェンビュッテル ウィザード4
 モニカ・ヴォルフェンビュッテル フェイヴァード・ソウル4
 レーグネン クレリック4
 キャス レンジャー4
 クラウス ソウルナイフ4
 ダスティ ローグ4

 第2回が始まるまで間が空くかと思った!? 残念、即座に続くのだ!!!

 
キャス「前回までのあらすじ!」
DM「冒険者ってか傭兵登録自体は余計な詮索をされずにハインリーケの紹介として行えば終わるから、その後さらに南西のヴォーヴェライト伯爵領へ行けばモニカの顔をちゃんと知っている人は殆ど居なくなるかもね。地域の住民はもとより、旅人にしたってそもそも数がとても少ない。本来は出歩かないからね普通の人たちは。貴族だってわざわざ領外まで頻繁に出歩かないから。旅の冒険者とかが知っている可能性はちょっとあるんだけど、その可能性も、遠ければ遠くなるほど薄まっていくわけです」
ハインリーケ「まぁ、モニカと違って兄は隣のアードルンク程度の距離でも充分だけれど」
ダスティ「さすがアイドル、さすが橋本環奈」
ハインリーケ「それからそこの腰巾着、あなた別の用事があるからちょっと残りなさい。モニカ、少しだけ貸してもらえるかしら」
モニカ「はい、それはもちろん」
DM「断られたら困るしな(笑)」

 なぜならクラウスのプレイヤーが欠席だからです(笑)

モニカ「はいもちろん大丈夫です!」
DM「あとはもう馬買ってはよ行け」
アルブレヒト「旅立ちます」
DM「そんな近所でもないから」
モニカ「クラウスは後から来るってことですよね」
DM「そう、後から。たぶん。きっと」
ダスティ「お馬さんはもう終わり? 買ったと言うことでいいんですか」
DM「そーゆー作業を今からしてください」
キャス「馬を買おう」
DM「フリーター、家を買う。みたいな感じで」
キャス「貴族、馬を買う」

 普通だった。

DM「そうそう、キャラデザを別々にしないといけないと思うんだよね。今描いている絵が冒険に出た後の姿だとするなら、出る前の姿はそれはそれで必要なのではないかというか」
キャス「髪型とか変えたり」
DM「さすがに変えないとやばいからね。冒険で手柄を立てれば立てるほど目立つよ」
キャス「じゃあ、ヒゲは後から生やしたってことですね」
アルブレヒト「剃ったのかもしれない」
DM「ヒゲは基本的に生えてる方が偉そうだからね。偉いから生やしているんでしょっていう。だってこの人偉そうだよ」
アルブレヒト「まぁ偉いしね」
モニカ「お兄様は偉いですからね!」
アルブレヒト「不死鳥って言われてるから」

 自分からゴルドルフ所長とイメージを被らせに行くアグレッシヴプレイが炸裂だーっ!!!

レーグネン「フェニックス・アルブレヒト」
ダスティ「なんか一輝みたいだよな、そういうと」

 というわけで馬を購入。

キャス「よーしよしよしよし」
アルブレヒト「傭兵やるにしても、馬が必要になることもあるし、必要無い時もあるしって言う」
ダスティ「買うお金を持ってるんですよね。まぁ、自分のほうは自分で出せますけど」
アルブレヒト「自分で2500稼いでるからね」
ダスティ「あれ本当はパーティー共有財産の方だったから、ね? て思うところはあるんですけどね」
DM「君の成功報酬だよ?」
ダスティ「まぁそうなんですけどね(笑) シナリオの流れで必要になってるっていうか」
アルブレヒト「もう仲間だからいいよね」
DM「共産主義は禁止だよ!」

 アルブレヒトがここでもダスティを仲間扱いしていることを覚えておいてください。

DM「そういえば乗合馬車とかはルールブックだと気持ち悪いぐらい安いんだよね。このフローラント世界だと1マイルあたり銀貨0.5枚。ルールブックだと1マイルあたり0.03枚」
ダスティ「一般人が利用していると考えるとそのぐらいになるんですかね」
DM「色んな公式世界設定や小説の描写を鑑みるに、『D&Dの世界は安全だから現実と比べて気軽に出歩いちゃいます』とかは無い気がするんだよな……小説でも都市間移動中は大抵なんかに襲われてるし(笑)」
キャス「死ぬから……」
DM「マジで死ぬから……現実の時点で危険なのにモンスターまで跋扈してるから……」
ダスティ「リアル中世の一般人は村の中だけで過ごすって言っていまいたね。まあ行商人とかは行くんだろうけれど」
DM「なんにせよ1.8キロメートル500円と思ったら、フローラント版でもPCが困るような高さじゃないでしょ。……1マイル銅貨50枚」

 ルールブックの料金、ひょっとしたらそれに護衛代が加算されるのかもしれない(そんな記述は無いが
 普通レベルの宿屋(大部屋の床に雑魚寝。食費別)の宿泊料金が、専門訓練を受けた職人の日給の1.7倍、日雇い人夫の日給の5倍したりとか、D&Dの金銭感覚周りは壮絶に雑なので、基本的にガン無視して再設定する方針です。

レーグネン「馬は資産だと思って」
アルブレヒト「まぁ馬はあまり戦闘に使うとは考えずに。クラウスにはお金を渡しておこう」
DM「クラウスの分も買ったことにしないとめんどくさいよ」
アルブレヒト「お金で渡して(自分で買ってもらって)合流しよう」

  イラスト:★Yuuki

DM「……お兄様はロバでいいんじゃない。安いよ」
アルブレヒト「貴族たるもの、ロバには乗れんな」
DM「(ダスティを指差し)こいつはロバでいいんじゃない」
ダスティ「なぜ!?」
DM「ロシナンテって名前で」
ダスティ「それはロバに見えるだけでロバじゃないでしょ! ……馬とは何が違うんでしょう」
DM「戦闘力と速度と可搬重量」
ダスティ「運べる荷物の量が違うんですね」
アルブレヒト「ロバに足を合わせるとみんな遅くなるってね」
DM「だから全員ロバでいいのでは?」
レーグネン「ウォー・ロバ」
DM「ウォー・ポニーならいる(笑)」
キャス「お財布は誰が持つんですか?」
モニカ「今お兄様に渡しました」
DM「一番持たせてはいけない人に」
アルブレヒト「あーじゃあ頼んだレーグネン」
レーグネン「預かりましょう」
キャス「安心のレーグネン銀行」
アルブレヒト「財布から金を出すのは下僕の仕事だから」
DM「別にレーグネンが金勘定得意かっていうとそうでもないんだけどね。ボンボン具合は変わらないからね。で、クラウスが得意かと言うとまた別問題だからね。彼だって身の回りの世話をしたところで、金勘定は仕事じゃないから」
アルブレヒト「確かに、彼は買い物をしたら城に請求する位か」
DM「この中で世俗的な金銭感覚を持っているのはダスティだけだよ。てか極端なんだよ! ガチの富裕層か貧乏か。アルブレヒトは買い物=三越とかの人なんですよ」
アルブレヒト「この時代スーパーとかないから、ソレとソレとソレを頼むと言えばお店の人が持ってきてくれる。自分でとって回るなんてね、もっと未来にならないとないかもしれない」

 ちなみにフローラント最大の魔導都市ファクセリオンには国営の大規模商店が存在します。

モニカ「でもダスティに持たせたらダスティ逃げちゃいますよ」
アルブレヒト「だからそこでレーグネンですよ。ダスティが一番適任なのはわかってるけど、選択肢には入っていない。……いつかダスティが財布を握り任せてもらえる時代が来るかもしれない」
ダスティ「信頼を上げていく」
アルブレヒト「誤射されたからね……」

 一同爆笑
 ダスティは、モニカのプレイヤーが遅れて参加するまでの暇潰しに行われた練習バトルで、敵に組み付かれたアルブレヒトを誤射した際に急所攻撃を炸裂させたのだった。

DM「そんな訳で、傭兵登録できるゴールデナームントまでは30キロくらいなので、1日で行けるね。何故かみんな乗れる馬。ダスティなんか絶対馬と無縁な生活をしていた癖に。密輸業者してたダスティはむしろ山岳部隊だよ。鹿に乗ってるかも。もののけ姫みたいな感じでヤックルに乗って」
ダスティ「それは崖に登れますね」
DM「ヒャッホーーイ!」
キャス「山賊だーっ」
アルブレヒト「乗馬は貴族の嗜みだよな。とっとこ。だって凄いよ〈脱出術〉〈忍び足〉とか……」
DM「抜け出すための! まぁ確かに乗馬は貴族の嗜みよな、最低限持ってないと」
アルブレヒト「大征伐とかで馬に乗ってるのに、『アイツ超へっぴり腰だよ~!』なんて言われたら……隊長の面子というものが」
DM「あ、エンストした。みたいになるからね。会合にフェラーリでやってくるんだけどすっげぇエンストしてるみたいな。駄目だアイツにはマニュアルは早いみたいな感じになっているかもしれない」
アルブレヒト「下手したらフェラーリに運転手付けて隣で座っているだけかもしれない」


DM「それでは目的地はゴールデナームントという、光り輝くエルドラド。此処は俺達のゆめのあとさき」
モニカ「今ゴールデナームントに向かっていると……?」
DM「向かっていいのね? 予備知識ゼロでいいのね? その設定を把握せずに行くのね?」
モニカ「行く予定ってことですね!」
DM「まあ其処で行かないのも君たちの自由だけれど。やっぱりバーンに行こうぜ! っていっても自由だから」
ダスティ「此処でひっくりかえす」
レーグネン「自由過ぎる」
DM「テーブルトークは自由だー! って。今から永久の森でハントしようぜー! って」

 まぁキャラ視点でおかしなことじゃなきゃ大抵のことは受け止める姿勢です。「今回はこういったシナリオを用意してるから、ここから外れないでね」とかは言いません。

キャス「……ところで私はバーン出身なのですが、ゴールデナームントがどういう土地なのか全然わからないのです」
DM「〈知識:地理〉を振る。あんたあるだろ! プロだろ!!」

 フローラント世界の聖衛士(レンジャー)は野外版パラディンみたいなクラスです。
 直接戦闘力で一歩譲る反面、ユーティリティプレイヤーとして優れています。なので冒険の水先案内人に求められる〈知識:地理〉や〈知識:地域〉がクラス技能。

レーグネン「(ダイス目を見て)……ひどい」
キャス「ひどい、なんにも知らない」
DM「なんにも知らない知られちゃいけーないー♪ ヴィーリオンの土ー地ーなーんてー♪」
アルブレヒト「29」
全員「おー!」
モニカ「さすがお兄様!」
DM「さすがお兄様っていうかお前ら知らなきゃおかしいんだよ。早く振りなさい!」
モニカ「(コロコロ。ダイス目1)」
DM「……まあまあ、知ってる知ってる、名前は知ってる。ジモティーのモニカとレーグネンは……『あの、あれだろ? 渋谷の2コ隣の駅だろ?』みたいな、そういう感じ」
レーグネン「ああ、あの辺あの辺、よくは知らない」
キャス「降りたこと無いけど、みたいな」
アルブレヒト「流石に来るのは初めてだよね」
DM「ゴールデナームント? この引きこもり貴族が来ているとは思えないね」
アルブレヒト「来ないね、こんな田舎に」
DM「いや君ン家のが田舎だけど(笑)」
アルブレヒト「おお、此処がかの有名な……!」
DM「フローラントwikiに書いてあるとおりです。これをお兄様がいまドヤ顔で語っている」
アルブレヒト「……ゴールデナームントはアードルンク伯爵の有名な居城で、鉱物資源が過剰に惜しみなく利用された堅城だ」
DM「朗読しているぞ、こいつ(笑)」


●ゴールデナームント
 アードルンク伯爵居城。
 領内で産出する豊富な鉱物資源が惜しみなく利用された、堅城。過剰な自衛力を追求した金持ち拠点。
 当然ながら?一度ならず永久の森から飛来した竜による襲撃を受けたこともあるが、大損害を受けることはあっても、落城を許したことはない。
 城下町も当然豊かで、物流の拠点として伯爵領の内外問わず人と物が集まって来ている。もちろん、中央の大都市と比べれば小規模という補足説明は付くが。あと税率高めなのが玉に瑕。
 もっとも勢力が大きい神殿は戦勝神で、完全にひとり勝ち状態。大きく水を開けられて、練磨神が続く。
(フローラントwikiより抜粋)


アルブレヒト「まあ金さえ有ればウチの城もそれなりにしても良いんだが。……いや、ウチの城、ウチの城な。……ああ」
キャス「思い出しちゃった!」
DM「ああ、もう帰れない。……真実は見えるか」
モニカ「真実は見えるか(泣)」
アルブレヒト「まあウチの城とは性質が違うからな(けろり)」
DM「ああ、みんなね、知識ロール振ったときに何に対して幾つ振ったかメモっといて。将来的に何かあった時に『前に振ったよね?』とかあるから」
ダスティ「といっても此処で教えてもらったら(理解できる)……っていう事実もある訳ですよね?」
DM「ある程度は。だが教えてもらったところで出目29分の知識を口頭でガーッとやったわけじゃなくて、あくまで掻い摘んだ分になる。教えてもらったからといって知識の出目29相当の知識を持っているというわけではない。教えてもらった知識を完全に理解した、と主張したい場合は技能ポイントを振って知識技能を成長させておくんなまし」
アルブレヒト「産業はこれらこういう~……」
DM「授業が始まるからね!? 教科書の15ページを開いてもらいます~とかってなるわけですよ」
アルブレヒト「歴史としては、これこれこうで。いやぁ、竜に襲われるのも日常茶飯事で」
モニカ「なるほど、戦勝神の町なのですね?」

 戦勝神はヴィーリオン王国の主神でもあるので、「その都市において最も勢力が強い神殿」という意味では、9割以上がそうなる。

アルブレヒト「そうなんです。モニカはもしかしたら顔を知られているかもしれないが……どうだろうな、ふふん」
キャス「ほうほう、金持ち拠点なのですね?」
DM「金持ちですよ。でもここ、一泊したら通過だけどね(笑)」
ダスティ「事件が起こるわけでもなく」
DM「ハンターズライセンスを登録しに行ってるだけだから。(ダスティは)オレでなきゃ見逃しちゃうね、とか言ってるわけですよ。癖になっているんだ、身元を隠しながら生きているの、って」
アルブレヒト「まあ、ファヴの登録しに行くだけだから」
キャス「あ、あれが! ゴールデナームントですか! 見えてきましたよ!」
DM「ライトアップがビカーってなって、エルドラドって感じ。すげーゴージャスな雰囲気の、悪趣味な」
キャス「ものすごい悪趣味な町が見えてきました!」
レーグネン「悪趣味な!」
アルブレヒト「悪趣味ではなぁ」
DM「きらびやかな、都会の香りに包まれた、田舎の都会です。……みんな、不思議の国のバードは読んでね。明治の日本を旅したイギリスの女性冒険家の冒険記のコミカライズなんだけど。要は金持ちキャラがワイルドな生活に投げ込まれたときのカルチャーキャップロールプレイの参考にめっちゃなる」
モニカ「あれですよね、たまにリプレイに画像が載っている」
DM「たまに画像が載ってるやつ。キワモノの宿屋とか」
アルブレヒト「明治でアレだから絶望的ですよね」
DM「イギリスの上流階級のお嬢さんが……まぁ史実だともっと歳なんだけれど、明治時代の秋田とかを旅して、やべえ……! 汚え……! 虫ばっかだ……! とかカルチャーギャップに苦しみながらもワイルドに頑張る話。まあダスティは必要ないかもだけど、貴族キャラの清潔な環境で生きることに慣れたキャラのロールプレイの参考にはなる。ダスティはガイドのほうかも。でもそのガイドすらも途中で音を上げるからね!」
アルブレヒト「まあ、早速登録に行こうか!」
DM「うむ。ずんずんずんずん。というわけで、変装する」
ダスティ「ダイスは振らなくて良いんですか」
DM「それはもう出目10扱いで。まぁ見破られるときは見破られるよ。あの胸の大きさ、きっとモニカ様だ」
モニカ「こわぁ」
DM「この匂い、モニカ様だ。あの光、きっとアルブレヒトだ」
アルブレヒト「ふっ、知性の光が」
キャス「あんな髭、付いてたか~?」
DM「もともと髭は生えてるのを剃ったんだよ。高貴さを隠すために。モニカも、高貴さを隠すために毛を剃ってるんですよ」
モニカ「……」
キャス「……眉毛を」
DM「逆に高貴になっちゃうね!? 引き眉してんのか。青の祓魔師に出てくる引き眉の女の子が見た目すげー好きなんだよね」

 
 この娘。なお、作品内容自体は主人公が兄弟モノということ以外全く知らない。

 
 モニカの新髪型バリエーション

アルブレヒト「髭が。さっぱり」
DM「……というわけで登録自体はロールプレイの甲斐もなく普通に終わります」
アルブレヒト「あれ、偽名は使うんだっけ?」
DM「設定上は偽名使うんだけどロールプレイ上はめんどくさいので、設定上の偽名はきっとあるんだろうと」
アルブレヒト「紹介状に名前が書いてあったりするんだろうね。我々の選ぶ余地もなく」
DM「空条Q太郎とか」
キャス「大門太郎って書いておきます」
アルブレヒト「ハインリーケが面白おかしく偽名を考えて付けてくれたに違いない」
ハインリーケ「輝くデコのアルブレヒト」
アルブレヒト「変わっていない……!」
レーグネン「ダスティ、名前が3つあるんだな」
ダスティ「そうなんですよねぇ」
DM「ダスティはダスティでいいんじゃない? ダスティとキャスはそのままでいいんじゃないかと思う」
ダスティ「でもダスティのほうが知れ渡っているわけでしょ」
DM「いつからそんな有名になったんだよぉ」
レーグネン「じゃあ、ダニエルにしましょう」
ダスティ「本名なのに偽名になっちゃう」
キャス「ダスティの本名はダニエルって書いておこう」
DM「キャスはダニエルって呼んじゃだめだよ! 愛称はダニーなんだからね!」
ハインリーケ「(ダスティの偽名)ダニー! (レーグネンの偽名)グレッグ! (アルブレヒトの偽名)コンバット! (モニカの偽名)クリムゾン……(キャスの偽名)進化する銃、デスクリムゾンで登録しておいたわ!」
キャス「どこを略したらキャスになるんですか?」
DM「そういうわけで、ワケアリなことをを含めた上で登録完了しました」

 そんなわけで今後も特に偽名を用いずにキャラの名前そのままでプレイします。面倒臭いから!!!
 Don't give up justice, I want to get truth!


●プレイヤーズコメント

・アルブレヒト
 ハインリーケとの別れは名残惜しいが、我らは旅立つ!
 まとまったお金も入ったので意気揚々である。
 危機感や悲壮感に欠けるきらいがあるが、初めての修学旅行的なテンションということでご容赦願いたい!



・モニカ
 毛の処理って言われずとももうやってそうですけれどね?
 ともあれ馬を買い新しい場所への移動!しかし、モニカのダイス出目はいつもどうして、こう……!


 でも自分でやったことなさそうじゃない?(紳士顔


・レーグネン
 顔が知られてない地に南下!
 ファヴにもつつがなく登録されて、ハインリーケ様の段取が完璧ですな。
 ゴールデナームント、光ってそうな名前……!



ダスティ
 今までの生活を捨てて、新たな地で再出発! お金とかロバとかで「ん?」と思ったりしたけれど、パーティーの仲間はみんないい人達。キャス姉もいるし、俺は俺のやれることをがんばろー! なんてことを思っていたはず。
       
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  SPY×FAMILY #3

 
 オッパイがデッカイ!!!
 ハニートラップ的な誘い込みから殺されたターゲットがどんだけいたんだ……(笑)
 ……と思ったんだが、キス未経験っぽいのな!!

 
 人殺しさせられといて「貧しい」って、もうどんだけ安くこき使われてんだ状態の不憫さ。
 ザ・ファブルも71人殺して(恐らく標的のみ。護衛はその何倍も殺してる気がする)5000万だったが、やはり一般常識に疎い特殊な環境で育てられたヒットマンは搾取の対象……!!

 
 これ、パパはなぜ止めなかった(笑)
 ここまでストレートに調子こいたらそりゃプライドが高くて人格に問題のある人間の巣窟じゃ殊更反感を買う。
「若いうちは増長もよしっ!!」ってなったのかしら(えー
 ……まぁ「いいか、絶対見せびらかすなよ! 絶対だ!」「わかった」ってやり取りくらいはあったけど、無視したのかな……それはそれで寂しいことだが……。

 
 男らしいの定義は人それぞれかもだが、つまらんプライドで女の子いじめ抜くとか宣言する人間は基本的に男らしいって定義からは外れるよね……。
 まぁ「こーいうトコだけ」男らしいって意味の発言なんだろうけど……!!
 なんにせよ自分がいじめるのはいいが他人がいじめるのは嫌っつーわかりやすいやつ!!!

 
 いくらジェット戦闘機としては安いからってMiG-21貰ったの!?(笑)
 プレゼントに中古買ったりしないだろうと考えると何億円かする。金持ちスゲーぜ……!!!
 そしてこの「一口に戦闘機と言っても色々ある中で、超高額の高級車よりは安い機体」という現実味を感じるチョイスに凄みを……本気を感じるぜ……!!
 これが何十億もするような戦闘機だったら「高いものならなんでもよかったって程度のギャグだな」で終わるところだぜ……。

 
 てかキャノピー形状から推測するにチェコスロバキアのライセンス生産型のMiG-21F-13っぽいねこれ。
 後のチェコとスロバキア分裂を鑑みると、作品舞台的にも違和感の無いチョイス……これは「ググって適当に調べた戦闘機を模写した」じゃなくて、ちゃんと調べてた上で明確な意図があるのでは!?(なのか
 しかしまーそうなるとコイツの新品なんて無いから、中古価格は一桁落ちるな(笑)(俄然増す現実味

 一方のピンクの戦車はヴィーゼル空挺戦闘車。多分アングル的にもこの2枚の写真が投影元なんではなかろうか。
 こっちはドイツ陸軍の現用兵器で、厳密には戦車ではないんだが、そりゃ子供の目には戦車以外の何物でもない。
       
  “真実は見えるか”キャンペーン 第1回 チャプター14

 ダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版をベースに「オリジナル世界設定」「ハウスルール色々」「禁止呪文・特技・アイテム多数」「モンスターデータ改造しまくり」の独自環境なので、運用や裁定が公式ルールと矛盾した場合も仕様です。厳密なことはあまり深く考えないで読むと幸せ。
 また、プレイ内容で色々と「気に入らないこと」があったとしても、プレイグループ内では合意を得て楽しんでいるものとご理解頂けると幸いです。


 チャプター0 チャプター1 チャプター2 チャプター3 チャプター4 チャプター5 チャプター6 チャプター7
 チャプター8 チャプター9 チャプター10 チャプター11 チャプター12 チャプター13

 アルブレヒト・ヴォルフェンビュッテル 魔導師(ウィザード)レベル4
 モニカ・ヴォルフェンビュッテル 神寵者(フェイヴァード・ソウル)レベル4
 レーグネン 神官戦士(クレリック)レベル4
 クラウス 魂刃士(ソウルナイフ)レベル4
 ダスティ 巧者(ローグ)レベル4


DM「では、謁見の間というわけでもなく城の一室に案内されます」
ハインリーケ「大変だったみたいね」
アルブレヒト「なにがなんだかわからぬ間に城が燃えましてね」
ハインリーケ「正直、私もわけがわかっていないわ。なので今情報を集めているところなの。だからあんた達、ちょっと姿を隠しなさいな」
モニカ「そのつもりでいたのですけれど」
ダスティ「いきなりバレた」
ハインリーケ「それはそうよ。正直あなた達バレバレであっという間に通報が来たわ」
アルブレヒト「やっぱりレーグネンが目立ち過ぎてバレたのではないか?」
クラウス「自分かもとは全く思っていない」
レーグネン「申し訳ございません。やはりモニカ様の魅力は」
アルブレヒト「あぁそうだな、モニカの輝きは隠せるものではないからな」
モニカ「私のせいなんですか?(笑)」
ハインリーケ「まぁ、そうね……あなた達はうちの南にあるアードルンク伯爵領までお行きなさい。そこまで行けばさすがにあなた達の顔を知っている人もいないわ。こんな貴族でございなんて格好をしていなければ多分大丈夫よ」
ダスティ「そこには何が?」
ハインリーケ「何って、遠いわ」
ダスティ「なるほど」

 直線距離だけでも150キロくらい南西。

ハインリーケ「で、これよ」
DM「羊皮紙を出します。どっちに渡すかな。一応兄の顔を立てるのか、まぁでもモニカよりは兄に見せたほうが話が早いと思うんだろうなハインリーケも」

 ちなみに普通の紙も存在するものの、立ち位置的には「羊皮紙の廉価版」といった感じなので、貴族の書類は羊皮紙を使うことで格好つけることが多い。まぁ現代でも儀礼用に使われてるのと同じようなもんですな。
 なお、格式高いだけあって形質保持の魔力を付与することで尋常じゃなく経年劣化に強かったり、後から改竄することにもそれなりに耐性があったりすることが珍しくないので、単なる羊皮紙と思ってはいけない。ガチの重要書類ともなれば羊皮紙一枚で矢を防げるくらい頑丈だったりもする。

アルブレヒト「ふむ、これは」
ハインリーケ「ファヴへの身分の保証書と推薦状よ。傭兵になってしばらく身分を偽っていなさいな」
DM「みなさんファヴは知っています? 教科書(フローラントwiki)に載っていますよ」


●傭兵組織ファヴ
 かつて大傭兵隊長として名高いガルム・オードという男がいた。彼は家名を持つことからもわかるように元貴族であり、目の前の戦いしか見ることができない傭兵ではなかった
 ガルムはより長期的に、安定した雇用を獲得するには明確なシステムが必要だと確信。北海に面する港町ゼナを本拠として傭兵組織ファヴを立ち上げた。
 これは俸給の不払い・踏み倒しが日常茶飯事だったことに対し、組織がそれを保証する雇用を斡旋し、手数料を得る。また、平時での山賊化など法を犯した者へは血を以って償わせることを厳命したものだった。
 当初は隊商護衛の自警組合という名目で商人達との長期契約を獲得し、社会的信用を高めることで地盤を固め、次第に傭兵業務全般を取り扱う大組織へと成長していった。

 現在は発祥の地である港湾都市ゼナがバーン帝国に組み込まれたことに反発し、本拠地をヴィーリオンの港湾都市カーナに移している。

 所属する傭兵は一般的な戦争請負人である「通常傭兵」(単純に“傭兵”と書く場合こちらを指す)と、特殊な任務を請け負う「独立混成傭兵」の二種に大別される。

・通常傭兵
 いわゆる史実的な傭兵が、秩序だった組織に所属してある程度の規律を身に着けた存在。
 PCなら誰でもなれる基本クラスな「ファイター」は、世間的にはエリートクラスなので、雑兵達の殆どは「ウォリアー(ファイターの下位クラス)」である。
 最低限のモラルを強制されて入るものの、いわゆる「戦争の犬たち」「ワイルドギースは決して裏切りません」といった仕事人というよりは、「食い詰め者の吹き溜まり」がその大半なので、プロフェッショナル仕事の流儀を期待するならば、相応の大金を詰む覚悟が必要。
 例外はあれど基本的に「通常戦闘向けの戦闘集団」なので、「村にモンスターが現れたので退治して欲しい」といった依頼は、「近所にゴブリンが住み着いたので皆殺しにして欲しい」といった力押しでどうとでもなるタイプならば対応可能だが、「山から異様な獣の声が聞こえるようになって以来、原因不明の奇病が村で発生するようになった」といった厄介事には向かない。

・独立混成傭兵
 戦士、斥候、魔導師がバランスよく揃った少数精鋭編成の傭兵部隊のこと。最小サイズの諸兵化連合。
「冒険者スタイル」「特殊部隊型」「ストライクフォース」とも呼ばれるが、傭兵達の間でもっともポピュラーなのは「クーゲル」という隠語である。つまるところ、鉄砲玉の意。よくダンジョンに突入したっきり帰ってこない。
 主に4~10人程度の少人数で構成されるが、最低練度のクーゲル部隊(平均3レベルの4人パーティー)ですら、通常傭兵数十人に匹敵する戦力を持つ。それゆえに並の傭兵より遥かに高額の報酬で、遥かに危険なミッションをこなす。
 同業者からは「命知らずの特攻野郎K(クーゲル)チーム、ドラゴンだって殴ってみせるぜ! けどラストモンスターだけは勘弁な!」といった、金次第であらゆるミッションを引き受ける何でも屋という認識。
 なお、対人の特殊任務ではなく、モンスター退治であった場合、討伐対象の多くが魔導素材として価値を持つため、モンスターそのものの障害度合いは報酬に反映されないことが基本。「高確率で獲物がいる狩場の情報が手に入る」ことで相殺されるという認識に、双方納得している。それゆえに貧乏な村が高額な依頼料を支払えずに泣き寝入りするケースは少ない。

 意外なことに歴史は浅く、ファヴが傭兵の適正をシステマチックに管理し、任務の斡旋を行なうようになってから成立した。むろん、それ以前も似たような存在が皆無というわけではなかったのだが。

 その資格審査は厳しく、ヒャッハー系のアウトローは門前払いされることが多い。なにせ戦力の性格上、周辺環境に大きな影響を与える仕事が多い為、組織の収入の大半を占めるのが通常傭兵斡旋にも関わらず、「信用を売りにする組織の看板商品」なのだ。
 戦力的な重要性もさることながら、最低限の「契約遵守」の担保となる聖職者の一人も帯同せずにクーゲルを名乗れるケースなど殆ど存在せず、「神霊魔導の使い手がいないパーティーは駄目」と言っているに等しい。
 これが正義と退魔の神な破邪神、騎士道と戦場の秩序の神な戦勝神、繁栄と契約の神な興隆神、護民と癒やしの神な守護神の聖職者がいる場合、信頼度が更に高まったりもする。まぁそうでなくても下手なことをすれば所属する神の神殿に猛烈なクレームがぶっ込まれることになるので、そこまでして利己的なムーヴをするメリットは極めて小さい。
 なお、聖職者が止めるのも聞かずに他のメンバーが不可抗力ややむを得ない判断ミスの範囲を超えたヤンチャして面倒なことになった場合、ファヴと神殿が総力を上げて落とし前をつけに参上することになる。

 数十人から100人を越える規模の傭兵団の場合、主力とは別に独立混成部隊を用意しているケースがある。攻城戦での潜入破壊工作や、数で押しても被害だけが増えるような厄介なモンスターが相手の場合、投入されるのだ。

(フローラントwikiより抜粋)


モニカ「書いてありましたね」
キャス「ファヴ傭兵隊」
DM「ファヴ傭兵隊キャンペーンは酷い話なんですけど」

 
DM「ファヴ傭兵隊がファヴの代表だと思われると、不本意っていう(笑)」
アルブレヒト「ファヴって組織に属していた、ちょっと駄目な傭兵隊のお話です」
DM「そうだよ、ファヴ所属の傭兵隊は、全部が全部おかしい人達じゃないんだよ。あの人達が特別おかしいだけなんだよ」
キャス「依頼主はホルストマン子爵家」
DM「あぁ、あのときのね。抜刀事件の舞台はここです。伝説の抜刀事件はまさにこの城で行われたのです」
キャス「ここが噂の。去年ですか」
DM「割とつい最近。お父さんも死んだばかりだし、半年前くらいか」
アルブレヒト「私も葬儀に行ってるかもね」
キャス「大変ですね、この国も」
DM「勇壮なる戦死を遂げたからね」

 
 在りし日のホルストマン子爵家父娘と重臣の男爵2人。男爵は他にも2人いるけどこれまで出番は無い(笑)

ハインリーケ「いろいろあるでしょうけど、これを持っていけば面倒なことにはならないわ」
アルブレヒト「登録名を考えなくてはな」
DM「偽名が必要だね。あ、皆さん〈真意看破〉を振ってみて」
モニカ「信じていますので(振りません)」

 残念ながらパッシヴ技能なので任意発動ではなく強制発動します(笑)

DM「(皆の数値を聞いて)うん、助かったなぁって」
アルブレヒト「さすがハインリーケ様。わかっていてくださる」
モニカ「ありがたいです、本当にとても。うっうっ」
ハインリーケ「友人が困っていたら助けるのが貴族の余裕ってものでしょ」
レーグネン「さすが胸を打たれる思いです」
アルブレヒト「こんな窮地の我々を助けていただけるとは」
モニカ「ホルストマン家も大変なときでしょうに」
DM「『私の時代よ!』って思っているかもしれないよ(笑)」
モニカ「格好いい! ありがとうございます、ハインリーケ様」
ハインリーケ「モニカも大変ね。これからは私がついているから安心しなさい」
モニカ「本当ですか! ありがとうございます」
ハインリーケ「ね、兄」
アルブレヒト「あいも変わらず」
DM「昔から男にはこんな態度だって知っているからね」
アルブレヒト「ついぞ、名前を呼ばれたことがない」
ハインリーケ「そうね、兄、執事。でもまだ正式な執事ではないから、腰巾着。レーグネンは『レーなんとか』
レーグネン「レは覚えていると」
アルブレヒト「私は一文字も覚えてもらっていないのに!」

 差をつけられた!!!

アルブレヒト「まぁ、アだけあっているけどね」
DM「兄の、ア(笑)」
アルブレヒト「まぁ、実のところ彼女は私の名前をちゃんと覚えてはいるのさ。ただ照れてしまって、そんな呼び方をしてしまっているだけなのだよ。私にはわかる」
モニカ「なるほど、お兄様の魅力が」
DM「まぁ本当に覚えられないほど頭が悪くないからね」
アルブレヒト「照れ隠しだね」
DM「アルブレヒトは照れ隠しだと思っているのね。レディは照れ屋だからと」
アルブレヒト「彼女は小さいからね。ただ、最近ちょっと不安になってきた」
DM「最近疑問に思い始めたのか(笑)」
ハインリーケ「レーなんとかも頑張ってモニカをちゃんと守りなさいよ」
レーグネン「はっ、もちろんでございます」
ハインリーケ「兄はそのついででいいから」
レーグネン「そこは私の口からはなんとも」
ハインリーケ「大丈夫よ、優秀な兄だから自力でなんとかなるわ」
キャス「嫌味?」
アルブレヒト「いや、兄をうまく操作する方法をよくわかっているのです」
ハインリーケ「今晩はここで食事をしていきなさいな。部屋も用意してあるわ」
モニカ「お風呂に入れる~」
DM「久しぶりの貴族としての生活ですよ」
レーグネン「これが最後の貴族の生活かもしれない」
DM「言うねぇ(笑)」
ダスティ「返り咲くんでしょう!?」
キャス「このままでずっと傭兵団に」
アルブレヒト「いやいやちゃんと返り咲くから! ……当てはないけどね」
DM「メイドさんも付くからね。そういうわけで、夜が明けると拘束されているとかそういうオチもなく、フカフカの清潔なベッドでサティスファクションモーニングを迎えました」
ハインリーケ「旅立ちにはいい朝ね!」
DM「ハインリーケが扉をバーンと開いてやってきました。覇気に溢れ元気いっぱいに君達を送り出してくれます」
全員「可愛い」
モニカ「……尊い」
DM「君達はさらにアードルンク伯爵領を目指し進むのであった。物凄い移動してるよ! 1回のセッションでめっちゃ移動してるよ」
クラウス「移動距離はかなりのものですね」

 北へ南へ1000キロくらい移動している気がします。

アルブレヒト「馬は途中で置いてきたから、今は徒歩で」
DM「馬を買うなら買いなさいな。そんな金はないか! ……あ、完全に忘れてた」
ハインリーケ「はいモニカ、手を出して」
DM「チャリンチャリンとコインチョコでも渡すような感じで金貨を10枚」
古谷徹「金貨1枚は銀貨100枚分の価値がある」
モニカ「ハインリーケ様ぁ、ありがとうございます」
ハインリーケ「逃亡生活で大して持ち出せなかったんでしょう。これを使いなさい」
アルブレヒト「ありがとうございます」
モニカ「こんなに沢山よろしいんですの?」
ハインリーケ「とりあえずこれでしばらくの準備に困ることはないでしょう?」
モニカ「もちろんです。ありがとうございます。はい、お兄様にあげる(両手でお皿を作って)」
ハインリーケ「心して使いなさいよ、兄。本なんか買ったら殺すわよ」
クラウス「さすがバレてる」
アルブレヒト「ははは」
キャス「乾いた笑いが」
レーグネン「パーティー資金ですね」
アルブレヒト「旅費だね」
DM「馬買いなさい」

 これにて第1回終了!! 次回のプレイへ続く!!!
 Don't give up justice, I want to get truth!


●プレイヤーズコメント

・アルブレヒト
 ハインリーケ姫のおかげで、我々の当面の道筋が見えてきた。
 まさかノルベルトはここまで見越してたり……? いやまさかね、あはは。
 姫と一旦お別れしなくてはならないのは非常に残念だけど、頑張っていればまた会えるでしょう。
 さて、またの旅立ち。流れ流れて我々はどこまで行くのか……!



・モニカ
 ハインリーケ様は大変頭の良いお方。気高く高貴でそして何よりお優しい。ありがとうございます。そのお心遣いに応えられるよう頑張ります。
 ハインリーケ様とお風呂に入るチャンスを逃しました。



・レーグネン
 いま、ヴィーリオン西部が熱い!!
 ハインリーケ様の手配がホントありがてぇ……。
 南に向けて出発だ!



・クラウス
 ハインリーケかわいいが止まらない。いつか名前を呼ばれたい。



ダスティ
 思わぬ方向へどんどん話が進んで、終わってみれば「Try my best 東へ西へ南へ北へ Try my best 誰もみな冒険者♪」とばかりに、貴族様たちにあちこち振り回された第1話でした。新たな地でも振り回されるのだろうな~と思いつつも、それに見合うだけの何かがきっと得られるだろう!と思いながら……。

       
1/6        
  “真実は見えるか”キャンペーン 第1回 チャプター13

 ダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版をベースに「オリジナル世界設定」「ハウスルール色々」「禁止呪文・特技・アイテム多数」「モンスターデータ改造しまくり」の独自環境なので、運用や裁定が公式ルールと矛盾した場合も仕様です。厳密なことはあまり深く考えないで読むと幸せ。
 また、プレイ内容で色々と「気に入らないこと」があったとしても、プレイグループ内では合意を得て楽しんでいるものとご理解頂けると幸いです。


 チャプター0 チャプター1 チャプター2 チャプター3 チャプター4 チャプター5 チャプター6 チャプター7
 チャプター8 チャプター9 チャプター10 チャプター11 チャプター12

 アルブレヒト・ヴォルフェンビュッテル 魔導師(ウィザード)レベル4
 モニカ・ヴォルフェンビュッテル 神寵者(フェイヴァード・ソウル)レベル4
 レーグネン 神官戦士(クレリック)レベル4
 クラウス 魂刃士(ソウルナイフ)レベル4
 ダスティ 巧者(ローグ)レベル4


DM「ではノルベルトの手配でまたヴィーリオンへと戻ってきた。町々でノルベルト達が情報収集をしていった結果、ここならば君達を捕まえてどうにかしようとする者はいないだろうって町で別れることになりました」
アルブレヒト「偽名とか使ったほうがいいかな?」
レーグネン「アルさまとかモニ様とかですかね」
DM「町があるのは、ホルストマン子爵領です」
アルブレヒト「ほう!」
ダスティ「ホルストマン子爵ってどんな人なんでしょうね」
DM「〈知識:貴族〉で判定を」
モニカ「はーい」
DM「この人3とか言ってるよ」
ダスティ「モニカ様貴族なのに!」
DM「まぁでも、会ったことあるはずなんだよね。お隣だから。だから振るまでもなく知ってた」

 
DM「領主はこの人です」(本を見せながら)
キャス「イケメンだ……でもこの人729年に死んでるって書いてある」
DM「あ、そうそう死んでた。この人は故人です」
アルブレヒト「ということは」

 
DM「今の当主はこの人です」
キャス「ロリだ」
DM「14歳です」

 豊作キャンペーンが解放歴728年、このキャンペーンが解放歴730年です。

DM「そんなこんなで、結構遠くまで来たね。ビューリンゲン伯爵領の南端まで来てるからね。君達はここで放り出されます。ここまでくれば安心だぜ、多分!」
キャス「多分!」
ダスティ「まぁそこは信じましょう」
キャス「ありがとうございました」
DM「どうしますか、お兄様。城へ挨拶にでも行きます?」
アルブレヒト「わざわざここにいますよ、って知らせに行くのはさすがにまずい。そりゃ、庇護を受けられれば、それが一番いいんだが……どうしたものか」
DM「ノルベルトの調べでは、少なくともここらは君達を積極的に捕えようとする動きに関わっていることはなさそうよ」
キャス「名乗り出てきたら、そりゃ捕まえるってことはありえますね」
アルブレヒト「ここに亡命政府を置かせてくれーとか言いに行ったらそうなるかー」
ダスティ「お二人はこちらの方ととても仲が良かったとか、フィアンセだったりとか、そういうことはないんですよね?」
DM「フィアンセ? 一体誰と誰の話をしてるんだい?」
レーグネン「女の子同士」
ダスティ「いやまぁ、お兄様と」
アルブレヒト「政略から距離をとっている私に他家の婚約者などいるわけもない」
DM「ヴォルフェンビュッテル家の主のロットナー伯爵家と、このお隣のビューリンゲン伯爵家とは長年に渡って仲が良かったり悪かったりを繰り返しているのですが。基本的に隣同士って仲が悪いんですよ。仲が良くないから別れているわけで。でも4年前にビューリンゲン伯爵が今の当主に代替わりしてからは、割と仲良くやっているっていうのが世間の見方です」
アルブレヒト「ビューリンゲン伯爵家の下にこのホルストマン子爵家があって、今の当主がさっきのハインリーケ」
DM「ハインリーケはまだ年若いんだけど、大層優秀な方で、お兄様としてもこの地方の自分達世代の中ではモニカの次くらいに優秀なんじゃねーかと思っている」
アルブレヒト「うむ、うちのモニカが一番」
DM「この世代の女性でうちのモニカと張り合えるのは、ビューリンゲンとこのハインリーケかノアかな、くらいの」
アルブレヒト「すげーなこの世代」
モニカ「確かに。キセキの世代だ」

 良くも悪くも。

 
 シアン20歳、ノア18歳、モニカ15歳、ハインリーケ14歳。 イラスト:★Yuukiさん

DM「アルブレヒトは宮廷とかにあまり顔出さないから、ハインリーケとそこまでの接点は無いんだけど、顔見知りではあるし、気まぐれで会議に出たりしたときには、ハインリーケが子供らしからぬ舌鋒で話しているのを見たりもしている」
アルブレヒト「彼女は会議や軍議の場でも堂々と知見のある意見を披露するので、かなり凄い。そこは私も一目置いているよ」
キャス「接点が欲しいのでしたら、私かダスティが手紙を持っていって、領内のどこかにいるよってことを知らせるとかでしょうか」
DM「モニカの出目はまぁ忘れるとして、モニカはハインリーケと交流があって、君の主観としては、2人はとても仲良し」
モニカ「やったーいいひと!」
キャス「みんないいひと」
DM「宮廷で会えば頭のいい人同士の会話をしている気がするけど、このおっとり具合なのでよくわからない」
アルブレヒト「ここはやはり、なんとかして彼女の力は借りたい。だけどそれがホルストマンの家全体に知れ渡ってしまうと問題が起きる気がする。どう動いたらいいか。呼び名も気をつけないといけないし、資金にも限りが……あ、バーンからこっちへ連れてきてもらった代金って?」
DM「ん? 大丈夫」
アルブレヒト「請求されなかった?」
DM「請求されなかった」
モニカ「こわっ! 逆に怖い」
ダスティ「例の約束を守ってくれればっていう話なのでしょうね。貴族で潰しあってなおかつ重税を課さない名君になれっていう」
レーグネン「いい人過ぎる」
モニカ「いい人過ぎますねー」

 なお、ノルベルトに対して〈真意看破〉判定が行われたりもしていたのだが、特に何も起きていない(笑)

ダスティ「それだけ将来性を見込まれているのでしょうね」
モニカ「お兄様が?」
ダスティ「モニカを含めて」
アルブレヒト「私の才能は伏せていたのだが、一流には隠しきれないものか。今は困りものだなあ。……いや絶対そこまで期待されてねぇ(プレイヤー発言)」
キャス「いったん潜伏して、町で情報を集めてはどうでしょう」
アルブレヒト「幸いにして、今はダスティがいる」
キャス「ダスティなら」
レーグネン「そうだ、ダスティがいる」
DM「とりあえず君達はどれだけ紛れ込めるか、〈変装〉ロールを振ってください」
アルブレヒト「鎧の徽章とかどうしたものかね」
キャス「私は変装の必要ありませんよね」
DM「そうだね、今のところ、逃亡者との接点は把握されていないだろうからね。普通に考えればね。わからないけどね」
ダスティ「私もそうでしょうけど、一応は変装しておきましょう」
DM「君の場合は単純に犯罪者ってだけだけどね。ヴィーリオンでは」
ダスティ「そんなやらかしてましたっけ」
DM「だって完全に密輸業者じゃない」
ダスティ「それはそうだけど、そこまで顔は知られてないのではないかと」
DM「ダスティは木っ端悪党だからまったくこれっぽっちも知られてないだけで、何度も犯行を繰り返してるガチの犯罪者だという事実は動かないよってこと」
クラウス「うわ、1振った。達成値3か」
DM「君達は、思い思いに頑張った精一杯の変装をして街に入り、今は食事でもしているのでしょう」
キャス「もぐもぐ」
モニカ「おいしい……」
DM「どれくらいの店に入った? 今夜の宿代はどれくらい? あ、ここからは手持ちのお金をちゃんと減らしてもらうよ。ついに君達パーティの財布が脅かされる時が来たのだ」
ダスティ「どうします? もらってたお金をパーティの資金にしますか?」
モニカ「ダスティいいんですか? そんなことまでして」
レーグネン「700失った上に全財産供出してしまって」
DM「冒険者パーティーは共産主義なりがちだからね」

 このキャンペーンに限らず、当たり前のようにパーティー共有資金として効率的に買い物してしまうことが日常茶飯事だったりするのだが、よっぽど逼迫して爪に火を灯すような財政状況にでもならない限り、分け前の分配と個人資産の扱いはキッチリとロールプレイして欲しいところではある。

クラウス「返せとは言わない」
DM「ある意味、ここまで来たことが彼の仕事ですからね」
クラウス「本を売ったお金が残っていませんか」
アルブレヒト「200ね」
ダスティ「では、いよいよとなったらで」
DM「そんなのすぐ来るよ、いよいよの時ってのは(笑)」
アルブレヒト「ふむ、清潔で安心な宿だと二人部屋で銀貨30枚」

 フローラントwikiの宿や情報を読みながら。
清潔で安心できる宿屋
可もなく不可もなくな料理と寝床を提供
多少の不都合(隙間風や蟲)はご愛敬
一般労働者が泊まるような宿
現代人の感覚だとだいぶエグい
最低レベルのドヤ
衛生環境は一つ上のと大差無い
それに加えて寝具など無い
個室……銀貨20枚
2人部屋……銀貨30枚
個室……銀貨7枚
2人部屋……銀貨12枚
3人部屋……銀貨15枚
大部屋……銀貨3枚(1人)
個室……銀貨5枚 
2人部屋……銀貨8枚 
3人部屋……銀貨11枚 
大部屋……銀貨1.5枚(1人)
座る場所を提供……銅貨10枚
横になるだけのスペース……銅貨20枚

DM「アルブレヒト達の基準で『清潔で安心感のある宿』とは思わないかもね。キャスやダスティなら、そういう評価。貴族の評価が基準のデータじゃないからね。とはいえ、最低限許容は出来る範囲」
アルブレヒト「では30枚の二人部屋を3つとろう」
レーグネン「あまり貴族感覚引きずっていると暮らしていけませんね」
DM「引きずるも何も、呼吸みたいなものだからね」
アルブレヒト「中世に飛ばされたとして、『いつまでも現代人感覚でいるな!』って言われても生まれてからの価値観とか衛生観念とか急に変わるわけがないですよね」
レーグネン「今日からお前達はイレブンだ!」
DM「今日からはトイレットペーパーではなく、このチラシで拭けって言われるわけだからね」
アルブレヒト「そこに砂の入った壺があるじゃろ、とか?」
DM「そうそう、インドとか中国のトイレはそういうところもあるからね。生活にそのレベルの変化がおきちゃうわけですよ。恐ろしいですねぇ。恐ろしいですねぇ」

 フローラントの「金持ってる層」は魔導技術の恩恵を受けて、かなり快適に暮らしています。高コストなので一般人との格差が現実よりも凄い。
 現実の中世は貴族だってだいぶワイルドで不便だったわけだけど、この世界なら金さえ払えば空調完璧、掃除も完璧、殆どの怪我や病気は治せる、必要とあらばテレポートだって出来ちゃう分、現代よりも凄いことだってある。

DM「では、君達は宿に落ち着いてご飯~ご飯~。『ええぃ、フルコースとは言わないが、もっとましなものはないのか!』となる」
キャス「んー、ヴィーリオンの味付け」
アルブレヒト「はぁ、フォークとナイフがたくさん並んだテーブルが恋しいな」
モニカ「1本ずつしかないですね」
DM「コース料理など無い(笑)」
アルブレヒト「固いのでなく柔らかいパンをー味つけは胡椒で」
DM「値段が跳ね上がるぞ! まぁ、そんなこんなで食事を頼んで一息ついたところで」

謎の声「話は聞かせてもらったわ!(バーン)」
モニカ「女の人?」
DM「ハインリーケがこう立っています(デンズンデンズン」

  ★Yuukiさん、頼んだ3時間後に描き終えてくれて神。
 一同爆笑

キャス「な、なんだってー!」
DM「宿の入口にロリが現れた」
レーグネン「ハインリーケ様、なぜ貴女がこのようなところに」
ハインリーケ「それはここが私の領地だからよ」
レーグネン「たしかにその通りですが」
キャス「可愛いー」
アルブレヒト「なぜここが……」
ハインリーケ「それは話を聞かせてもらったからよ。さぁ、行くわよ」
モニカ「私ロリコンなんですけど。モニカが」
DM「ロリコンだっけ? そうだったね、そういえばロリコンって設定あったね」
モニカ「ありました」
DM「このハインリーケはレズなんですけど」

 一同大爆笑

ダスティ「ばっちりじゃないですか」
DM「レズなんですけど、心に決めた人がいるんですよ」
ハインリーケ「さぁ、行くわよ」
モニカ「え、行くってどこへ?」
ハインリーケ「私の家に」
アルブレヒト「さぁ、皆、早く荷物を集めろ。ひゃっほう」
ハインリーケ「久しぶりね、モニカ」
モニカ「……お逢いしたかったです!」
DM「年下なんだけどね、こっちが」
モニカ「いいじゃないですか」
DM「まぁね。こっちのほうが偉いしね」

 14歳にハァハァしている15歳。……ロリコンなのか?(笑)

アルブレヒト「悩みが解決! 後ろで小躍りする兄」
ハインリーケ「久しぶりね、モニカ! ……それと、兄(↓)」
ダスティ「名前覚えられてない!」
アルブレヒト「このアルブレヒト、ハインリーケ様にお会いできて嬉しく思います」
ハインリーケ「それから、腰巾着(クラウスを指して)」
モニカ「なんか、そんな辛辣なんですか?」
DM「そんな辛辣です」
ハインリーケ「それから……名前なんだっけ(レーグネンを指差して)」
レーグネン「レーグネンでございます」
ハインリーケ「そうそうそう、ソレ。そして……使用人?」
アルブレヒト「最近加わった仲間です」

 ここでアルブレヒトがダスティを「仲間」と呼んでいることは記憶の隅に留めておいてください。

ダスティ「ダスティと申します。以後お見知りおきを」
キャス「キャスと申します」
ハインリーケ「バーン人ね!」
キャス「な、何故わかったのですか」
ハインリーケ「バーン人ね!(シュッシュ)」
キャス「ば、ばれちゃぁ仕方ないです。そのとおりです」
ハインリーケ「なにせ、話は聞かせてもらったわ。さぁ、行くわよ(三度目)」
DM「馬車が待っている」
モニカ「すごい」
DM「リムジン馬車」
キャス「やったわね、ダスティ、なんかいい思いができそうよ」
アルブレヒト「運命を引き寄せる、これも我が人徳ってやつか。まいったものだ」



DM「ホルストマン家のイーデルハイス城についた」
アルブレヒト「実は城に着くなり投獄という流れもありうるわけですが、そんなこと夢にも思うわけもなく」
モニカ「あぁ、可愛い可愛い」
DM「内心ね」
モニカ「声に出してます」

 尊い……尊い……続く!
 Don't give up justice, I want to get truth!


●プレイヤーズコメント

・アルブレヒト
 連れてきてもらったのがホルストマン子爵領と聞いて内心小躍り。
 なにせ豊作キャンペーンでおなじみ、あのハインリーケ姫がいるのだから。
 どうやって会えばいいかと思案する中、まさか宿に自ら乗り込んできてくれるとは!
 さらにアルブレヒトの扱いもご褒美満載で、テンション上がる。素晴らしい!


 DM補足
 ハインリーケは姫ではなく領主様である。



・モニカ
 やったああハインリーケ様だぁー! とっても仲良し、うれしいな! 可愛い可愛い! 尊い!



・レーグネン
 ハインリーケ様の行動力が凄まじい!!
 しかし、渡りに舟とはまさしくこのこと。



・クラウス
 ハインリーケ! ハインリーケ! ハインリーケ!



ダスティ
 それぞれの出自や出会った過程はどうあれ、みな同じパーティの仲間になったのだから、「ワン・フォー・オール オール・フォー・ワン」。もともと逃亡資金にともらったお金だし、パーティに還元すべきかな? と思ってました。

       
  ■プレゼントありがとうございます!!

 
 D&Dで色んな効果範囲がひと目でわかるテンプレートですよ。

 
 一番外枠で半径20フィートの爆発範囲なので、ファイアボールを唱えるとこんな感じで炸裂して敵部隊を丸ごと捉えることが可能。
 ルール的には丸々収まってなくても、ちょっとでも掠ってればフルダメージです。
 昔の戦争は「火力は集中してなんぼ」だったので、戦列歩兵は密集しての集中射撃が運用の鉄則だったりしたわけですが、初期の大砲のような命中精度も射撃速度も大したことがなかった時代だから出来たことで、現代戦は散開が基本なのですが。ファンタジー世界の戦争もファランクスなんてやろうものなら攻撃呪文で一掃……されずにカウンタースペルで「迎撃」出来たりするのが、熱いですね( ・`ω・´)
       
  ■正月旅行を健康に過ごせたぞ!!

 
 牧場でメッチャ人懐っこい牛にベロベロ舐めてもらってたり、ダンジョンに潜ったりしてた( ・`ω・´)
 去年は足尾銅山やあぶくま洞や炭鉱の模擬坑道なんかを巡って「実際にダンジョンに潜ったらどんな感じか」に対する見識を深めたわけだけど、今回は海軍の地下壕だー! 壕内は最小限の照明に留められているので、奥まってる部分はマジで真っ暗!!

 
 障害物が少ない状態で照明を振り回しながら「手元じゃこんだけ明るいLEDでこの程度の距離しかちゃんと見えないのか。デイライトの呪文が半径30フィートで、薄暗いが60フィートだから、ギリギリそこで曲がり角なのが分かるくらいなんだなぁ」なんて色々検証して遊んだ(笑)

 
 あと船で東京湾を遊覧したりもしたーっ!!!
       
1/2  
  ■あけましておめでとうございます

 
 冬コミでスペース来てくれた皆、ありがとうねー!!!(手違いでなにか写り込んだ

 僕は「1月は風邪なりインフルエンザなりに罹患する」ジンクスを長年継続しており、特に正月直撃パターンは「コミケで貰ってんだろうなぁ」と睨んでいるわけですが、去年も見事に正月旅行に直撃し、今年も明日が正月旅行なので、現在戦々恐々です。頼む、後3日だけ保ってくれ!!!

 
 大晦日は毎年うちに数人が集まって年越しするのが習わしなのだが、コミケ最終日参加だった日はコミケ→徹夜という、若さなくしてはどうにもならないシチュエーションにて次々と死者が出たという。
 今回はそんなこたーないのでワダツミは元気です。メガドラミニやります。

 
 メッチャ久々にぷよぷよ対戦。全員特別上手くない中でも頭一つだけ抜けたREBIさんが「1本は落とすが、マッチは落とさない」で連戦連勝を繰り広げる。

 
 これまた旧世紀ぶりのストⅡ'ですよ。
 だがこれは恐らく生涯で最も対戦に明け暮れた格ゲー。ぷよぷよのようにはいかんぞーっ!!!
 ……と意気込みプレイしたら、一本たりとも落とさずに無敵ぶりを披露するのであった。フハハハハハハハ!!!
 俺は大して強くないが、この中でなら最強……!!!

 
 FGO特番観ながらねんどろいどのセッティング大会。
 これ、一人でやったら数時間かかる作業なんだもの!!!

 
 艤装が軽めの皆さんはサクサク終わる(笑)
 右の二人はアイドルデビューします(しない

 
 サルヴォー!!!
 艦娘は艤装が凄いので、完成した姿もド派手(笑)

 
 陣営間の火力格差が尋常ではないことになってしまった。右陣営、半分が非戦闘員!!
 いくらサーヴァントに通常攻撃が通じないにしたって、艦娘の砲撃って絶対魔力帯びてるもんな……!!(真面目に考えるな

 
 お気付きになられただろうか?

 
 ナナチはどんだけ甘やかしても許されるって法律で決まってるので。

 
 物凄い勢いでねんどろいど棚が埋まっていった結果。
 うまるちゃんは別に最上段じゃなくてもいいのでは(いまさら

 
 お次はD&D用のミニチュア開封だーっ!!

 
 ドラゴンタートルとガメラです。
 これまでドラゴンタートルとしてガメラのミニチュア使ってたけど、これからは本物が出るな(笑)

 
 1カートン買うと確定でコンプリートするようになっているボックスガチャなので助かる。
 お値段はこれで330ドルくらい。


  お礼してなかった欲しいものリストからのプレゼントも色々ありがとうございます!!!

 
 国は違うが、ゴーリキーの「どん底」の情景もこんな感じなんだろうなーと思いながら読むワダツミの姿があった。

 
 暫く朝ごはんが豪華になるぜコイツぁ( ・`ω・´)

 
 FGOに出てくる近世以前の英雄がたくさん載ってる(そりゃそうだ
 ちゃんとアーラシュさんも載ってた(笑)
       
  “真実は見えるか”キャンペーン 第1回 チャプター12

 ダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版をベースに「オリジナル世界設定」「ハウスルール色々」「禁止呪文・特技・アイテム多数」「モンスターデータ改造しまくり」の独自環境なので、運用や裁定が公式ルールと矛盾した場合も仕様です。厳密なことはあまり深く考えないで読むと幸せ。
 また、プレイ内容で色々と「気に入らないこと」があったとしても、プレイグループ内では合意を得て楽しんでいるものとご理解頂けると幸いです。


 チャプター0 チャプター1 チャプター2 チャプター3 チャプター4 チャプター5 チャプター6 チャプター7
 チャプター8 チャプター9 チャプター10 チャプター11

 アルブレヒト・ヴォルフェンビュッテル 魔導師(ウィザード)レベル4
 モニカ・ヴォルフェンビュッテル 神寵者(フェイヴァード・ソウル)レベル4
 レーグネン 神官戦士(クレリック)レベル4
 クラウス 魂刃士(ソウルナイフ)レベル4
 ダスティ 巧者(ローグ)レベル4

  painさんデザインとイラストありがとう!!
クラウス「ここでノルベルト出てくるの!?」
キャス「格好いいよー! CV高木渉は信頼出来るなぁ」

 そんな設定はない。

ダスティ「すげぇ、数時間でもう再会ですか」
DM「1時間も経ってないんじゃね」
クラウス「早いよイエーイ」
ノルベルト「別れたと見せかけて、ついてきていたのさ!!」
クラウス「なんていい人!」
ノルベルト「お前達がヴィーリオンに戻りたいっていうのなら、俺は構わないぜ。こっちの都合で悪いが、お前達が戻れば他の貴族達と争うことになる。頭脳明晰なあんたは、そう考えているんだろう?」
アルブレヒト「あぁ、私の考えに間違いはない(キリっ」
ノルベルト「つまり、お前ら貴族同士が内輪で潰し合ってくれるんだ。それは俺にとっちゃあ、そんなに損な話じゃないんだよ」
ダスティ「利害が一致した」
アルブレヒト「貴君は話がわかる人だね」
ノルベルト「もちろん、それで戦費だ臨時徴税だで、民に迷惑が及ぶようなことになれば……俺がどっちの味方をするかは、わかるよな?」
アルブレヒト「もちろんだとも」
ノルベルト「そんなわけで、お前らが引き返すことで、俺のメンツを潰すことになるかもしれないなんて心配するようなお人好しだったら、そこは心配いらないぜ」
モニカ「いいヤツだ!」
レーグネン「ノイエ・エイファスがこんないいヤツだなんて……!」
DM「他のキャンペーンじゃノイエ・エイファスに街の人が殺されたり酷い目に遭ってるからねー」
レーグネン「自分のPCがノイエ・エイファスに人生狂わされてますから」
DM「ロリコンに目覚めちゃったやつでしょ?」

 
 海洋キャンペーンのロリコンローグ(黙ってればイケメン)です。

レーグネン「人生奪われましたよ」
DM「正義は人それぞれだね」
レーグネン「ノイエ・エイファスその光と闇」
DM「以上、ノルベルトの話は聞かせてもらったぜモードでした」
キャス「お人好しは、あなたも一緒でしょう?」
ダスティ「キャラ立ってるなぁ……」
キャス「キャスはこう壁に寄りかかっています」
モニカ「あぁ、面白い!」


モニカ「戻ってもいいってことですか?」
ノルベルト「俺はそう言ったつもりだぜ」
モニカ「ノルベルトさんはヴォルフェンビュッテルがどうなってるかご存知ですか?」
ノルベルト「俺は知らない」
モニカ「いますぐに戻れるんですか?」
ノルベルト「流石にすぐは無理だ。向こうの受入もあるからな。ここで3日くらい待ってくれ」
モニカ「ヴォルフェンビュッテルじゃないところへ連れて行ってくれるのですか?
ノルベルト「もちろんだとも。ビューリンゲン伯爵領を抜けていくつもりだ。そこでお前達と別れる」
モニカ「お兄様。ノルベルトさんがこんなにも言ってくださっているのです。戻ってもよいのではないでしょうか?」
アルブレヒト「むむ……」
モニカ「ねぇ、レーグネンもそう思いません?」
キャス「わたしも護衛させて貰いますよ(壁に寄っかかって気取りポーズ)」
DM「えー、〈真意看破〉が高いダスティとレーグネンにはわかります。『お願いだから私も連れていって』と言ってます」
ダスティ「モニカさん、いいですか。彼女はきっと役に立ちますよ」
モニカ「本当ですか! なんて頼もしい!」
DM「プレゼンの援護が(笑)」
モニカ「クラウスだってそう思いますよね? 戻りたいって思ってますよね?」
クラウス「とんぼ返りってのはちょっと引っかかるんですよね」

 クラウス、別にそこまで思ってない。

キャス「この街で出来る、何かしらの事ってあるかな」
モニカ「わかんないです」
DM「一狩りいく? 森で」
キャス「わたしの本領発揮ですかね」
DM「やりたきゃ止めない。この世界最大の秘境、永久の森にようこそ」

●永久の森
 大陸中央に広がる極めて広大な樹海。
 全域にあらゆる転移術や占術を無効化する結界が張られている上に、方向感覚すら長年暮らした生活圏以外では幻惑される。
 竜側の完全制圧圏であり、手出し不能の魔境。
(フローラントwikiより抜粋)

 ロートヴァルトの冒険者達の多くは、その最外縁部、バームクーヘンの一皮目限定でモンハンしています。


ダスティ「ほとぼりが冷めるまで、ここにいるってのもありだとは思いますけどね」
モニカ「わたしは一刻も早く戻りたいのです」
アルブレヒト「バーンまで来たのだ。相手も私達の足取りは完全に見失っているはずだ。ヴィーリオンへ戻ってもそこが他家の領地なら、そう捕捉されることはないはずだ」
ノルベルト「任せておきな。お前らがバーンに亡命して、そこで潜伏しているって情報を流してやるぜ。なにせ亡命の手引を引き受けた俺が言うんだからな。効果は大きいだろ」
キャス「いい人過ぎる」
モニカ「あまりもいい人過ぎる。ノルベルトにとってそんなに有益なのかな?」
ダスティ「まぁ、お人好しなんだろうなぁ」

 お前がそれ言う(笑)

アルブレヒト「そりゃぁモニカが美人だからだよ」
キャス「CV高木渉だからですよ」
モニカ「なるほど」
アルブレヒト「そうしてくれるのなら助かる。それならば、なおのこと安心だ」
ノルベルト「敵さんも、まさかお前達がとんぼ返りしてヴィーリオンにいるとは思うまいよ」
キャス「いい噂、流しておいてくださいね」
ノルベルト「いい噂ねぇ……」
キャス「竜をやっつけたとか」
ノルベルト「そりゃー信憑性ゼロだな」
レーグネン「永久の森から帰ってこなかったって方がありそうですね」
DM「仮に一狩り行きますか、って行ったら誰かが死ぬ可能性は十分あるからね。前に一狩り行ったらランダムエンカウントでアイスドラゴン出てきちゃったことあったしね(赤き森キャンペーンの初回)」
ダスティ「そんなんいるんですか」
レーグネン「竜の勢力圏を舐めないほうがいいですよ(実感)」
DM「ここは世界中からハンターが集まるホットスポットだからね。フローラント最大の秘境、それが永久の森」
モニカ「では、ノルベルトさんに帰りをお願いしてもいいですか? 大丈夫ですか皆さん」
ダスティ「ここまで言ってくれているのですからね」
キャス「あなたの心が、神の御心ですよ!」
DM「ちょっと胡散臭くなってきたぞ、姉御。ヴィーリオン行きが懸かっているから必死だ」
ダスティ「頑張ってますねぇ」
レーグネン「まぁ、能力もあるから……いいけどー」
DM「少し見る目が胡乱に。まぁ決して悪意があるわけではないからね」
レーグネン「同じ戦勝神を信じる仲間だし、まぁ、うん……あぁ、これは言っておかないといけませんね。キャスさんの目的と我々の目的は違いますが、よろしいのですか?」
キャス「もちろん、です。あくまで入国してしばらくの間、落ち着くまでの護衛ということで」
アルブレヒト「我々は落ち着くまでの戦力が大いに越したことはない。野外のプロとなれば尚更だ。お前は神寵者の護衛という名目が欲しい。あくまで利害関係の一致ということだな」
キャス「ありがとうございます。これもきっと神のお導きでしょう」
レーグネン「ダスティはこれからどうするんだい?」
ダスティ「キャス姉もついていくんだし、俺の商売もなかなか難しそうだ。皆さんについていくほうが面白そうだから、一緒に行こうかと思ってますよ。そんでもって、全部うまく行ったら、その時はたんまり報酬もいただけますよね」
アルブレヒト「出世払いでいいって言ってくれてるんだからね、そりゃOKするに決まってるさ」
モニカ「確かに」
ダスティ「じゃぁ、あんた達に賭けてみますわ。キャス姉も行くし。孤児院の皆を助けられればいいなとは思うけど、ダスティとしては無理なんだろうなぁとは思っています」
DM「違うキャンペーンに出てきて辛い目に遭ってるのを目の当たりにしているレーグネンの中の人であった」
レーグネン「うん」
クラウス「そうなのか! 前世の記憶か」
モニカ「じゃぁ、頼みますよ?」
DM「ノルベルトは君達が戻りたいと言いさえすれば、話は動き出しますよ」
モニカ「ヴィーリオンに戻ります!」
DM「では準備に3日ほどかかるけど、その間に君達はなにかすることはあるかい」
アルブレヒト「本屋に行こう。バーンでしか買えない本が買えるかもしれない。あ、駄目だ……財布が空なんだ」
レーグネン「有名人に会っておきますか」
DM「トアスと会う? 酒場でノルベルト酒呑んでるいるかもしれないよ(てきとー」

 流石にそんなことしている暇はなかった! ヴィーリオンへとんぼ返りしつつ続く!
 Don't give up justice, I want to get truth!

●プレイヤーズコメント

・アルブレヒト
 この男、ノルベルトの助力でなんとかなりそうだとなると、一転ヴィーリオン行きにノリノリである。
 ノイエ・エイファスは気に入らないのだが。
 だがまぁ、ノルベルトは嫌いになれない男ではある。
 だが、ここまでしてくれるのは、きっとなにか良からぬ考えがあるはずなのだが。
 一方で彼の好意や助力なしには立ち行かなくなるのも事実。
 なんとも複雑である。



・モニカ
 私は高木渉さんに悪者声のイメージがあるのですが、ノルベルトの心意気はとても素敵ですね。
 個人的にはトアスに会ってみたかった。またいつか。



・レーグネン
 文面で読むと、モニカからの問いかけに『とんぼ返りか~』で答えるクラウスに爆笑してしまった(笑)
 そしてノルベルト、ナイスガイすぎる……。



・クラウス
 ノルベルトが私のあしながおじさんになってきてる。とんぼ返りのどたばた道中という感じでしょうか、思い出作りに永久の森という選択肢は流石になかった。



ダスティ
 コメント締め切りを破る度に再三の説教を受けるも、尚盛大に破り未提出。要処刑。