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■ガンドール砲

 
 ミッシェルに度肝を抜かれたアバンから一転、こころんのマニューバにさらに度肝を抜かれる。
 さらっと3階から降臨するなんて……!!!
 1期と2期の間になにがあったんだってくらい他のバンドと仲良くなってることに戸惑ったが、ここから各バンド回があるのかな? ……なんて思ってたら、いきなり「彼女はヤバいです」と一瞬でわかるフィジカルをぶっ込まれてのトップギアスタートだぁぁぁ!!

 
 城じゃねーかぁぁぁぁぁぁ!!!!
 金持ち学校の外観と言われても通用するその威容!!

 
 天才の理屈は凡人にはわからない……!!!
 つまりこれを理解してカタチにするミッシェルもまた天才……!!!

 
 有咲、リアクションが打てば響き過ぎてて吹いた(笑)
 この状況でそう返せる女子高生……只者じゃないぜ!!!!
 盆栽にうっとりする女子高生も只者じゃないけどな!!!!

 
 ながぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!
 でかぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!
 てかリムジン、スター・デストロイヤーかよ!!
 あと「こころ様の船」とかサラッと言ってるし!! 豪華客船をチャーターしたとか「お父様のを借りた」とかじゃなくて、私物!!!
 これを「裕福」で片付けるガルパのプロフィール、どうかしてるぜぇ!?(笑)

 
 
 ゴーカイ過ぎる豪華ぶり過ぎて、キャプテン・マーベラスもビックリだわ!!!
 想像してた金持ちぶりのスケールが違った……御坊茶魔や中川級だった……(笑)

 
 これ、後先考えずに「なんとかなるでしょ」くらいの気持ちでノーパラダイヴしてんだろうなぁ(笑)
 ……いや、これそのまま普通に着地できるんだろうな。

 
 とどのつまりミッシェルは超金持ちが作ったアイアンマンスーツみたいなものだと理解したが、突然のコナミコマンドに吹いた。
 コナミのアイドルゲーム、あまりにも短命だったな……(笑)

 
 いやー、想像を絶するスケールで繰り広げられるハッピーワールドぶりにサティスファクションだわ(笑)

 
 てかゲームのストーリー序盤読んでると、キャラが定まってないのか話の都合でそうしてるだけなのか、「皆が好き勝手言ってバラバラで空気悪いまま勝手に帰り出すシーン」で、こころんの「こいつなんもわかってねーバカだな?」ぶりが酷いのが気になるわ。君はもっと「皆が笑顔じゃない」ことにこだわる娘じゃないのかね、と。「香澄達に解決させるために、ただのバカにされてる」ように感じて残念無念。

 
 この会話、今回のアニメ観る前は「シアタールームじゃなくてミニシアターだろ!」と思ってたんだけどさ……。舐めてたね。
 今なら何の迷いもなく「映画館そのものがある」って思えるね……!!!!

 
 
 ポテトカリバー・ガラティーン!!!
 ポテト祭りが開催されてしまう……!!!

 
 ブレーキが存在しない2人が融合すると無敵に見える……!!!
 この圧倒的本末転倒ムーヴを止める人間、不在!!! 北沢精肉店から肉が消える日!!!
 面白過ぎるコンビだぜ……!!!

 
 
 てかこの「キングのデュエルはエンターテインメントでなければならない!!」みたいな姿勢のキャラはホント好きだよ!
 今回のイベントシナリオ、ギャルの努力にホロリと来ちまったぜ( ・`ω・´)

 
 薫さんはファンを大事にする為に労を惜しまないところも素晴らしいしな!!
 時折大暴走するだけで!!!(笑)


 
 そうか。アフロって略すのか。知らなかったぜ。
 合言葉は~アフロと演奏~。

 
 メインストーリーシーズン1終わらせて改めて思ったこと。
 やはりこの作品に「プレイヤー」は登場人物として別にいなくていいのでは?(笑)
 空気過ぎるから、下手にいない方が楽しめる気がしてくる。主人公がやってること全部まりなさんで何の違和感も無いし。

 
 おいこらやめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!
 ぐわああああああああああ!!!
 だが、こうなることはわかっていたから致命傷で済んだぜ……!!
 立ち上げの最初からコンテンツに入って覚悟なくこの展開されてたらそのまま離脱してた自信がある(ヨロヨロ


 
 最初の頃にノーマルでゲームオーバーになり、苦手意識を持っていたわけですが。どうもよく覚えてないが、あれはノーマルの中でもレベル15とかの難しいやつをたまたまプレイしたからなのでは、と思えるようになるくらいにはなってきた。

 
 しかしハードは無理だ!!
 イベントクエストのためにぶっちぎりで一番簡単であろう曲を頑張るのが精一杯だ(笑)

 
 ってわけでDアニメストアで観れるバンドリのライヴは他にあったかいな、と探したらRASが出てるのがあったので観たら格好良いぃぃぃぃぃ!!
 そしてキャラに感情移入し過ぎて、メッチャ楽しそうなロックのギターで涙止まらん。
  ■プレゼントありがとうございます!!!

 
 セイバーと、セイバーと、セイバーと、セイバーと、ドラマーだ!!!
 緊急発進セイバーキッズ!!! 拳振り上げろ!!! 足を踏み!!!
 やはり殴打や斧系がバーサーカーに偏るのはよくないので、新クラスでストライカーとかをだな……。

 
 まさかのこれ(笑)
 惜しむらくは夏の間にプレイできそうもないこと……!!!
 くそっ、遊びてぇな!?
     
  “真実は見えるか”キャンペーン 第7回 チャプター2

 ダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版をベースに「オリジナル世界設定」「ハウスルール色々」「禁止呪文・特技・アイテム多数」「モンスターデータ改造しまくり」の独自環境なので、運用や裁定が公式ルールと矛盾した場合も仕様です。厳密なことはあまり深く考えないで読むと幸せ。
 また、プレイ内容で色々と「気に入らないこと」があったとしても、プレイグループ内では合意を得て楽しんでいるものとご理解頂けると幸いです。


 チャプター1

 第1回まとめログ 第2回まとめログ 第3回まとめログ 第4回まとめログ 第5回まとめログ 第6回まとめログ

 アルブレヒト・ヴォルフェンビュッテル 魔導師(ウィザード)5
 モニカ・ヴォルフェンビュッテル 神寵者(フェイヴァード・ソウル)5
 レーグネン 神官戦士(クレリック・ウォリアー)5
 天杜八夏 侍5
 マクレーレ 武人(ファイター)5
 満天星 忍者5
 ダスティ 巧者(ローグ)5

 ちょっと話が戻って乗騎の話に。

DM「犬じゃなくてポニー乗っとく? 中型サイズだから小型種族の満天星には丁度いいよ」
満天星「ライディング・ドッグも中型?」
DM「そう」
レーグネン「ライディング・ドッグ!」
ダスティとマクレーレ以外『アクセラレーション!』
満天星「じゃぁこの犬、遊星丸にしてください」
DM「やめろー!(笑) 戦闘力はライディング・ドッグの方が強いかな。ただポニーは《持久力》や《疾走》あるから、適正の違いかな」
満天星「皆で旅するならポニーじゃないとペースについていけないとかあります?」
DM「移動速度はどちらも同じだね」
満天星「じゃあ馬を疾走させたときに《疾走》が無い犬だと置いていかれてしまうと」

 コンバットオプションと特技が同じ名前で紛らわしいですが、《疾走》の特技があると、疾走時の速度倍率が4倍から5倍に増えます。
 リプレイ上の表記ルールとしては《》で括られている場合は特技と思ってください。〈〉で括られてたら技能、[]で括られてたら状態異常です。だいたいは。

DM「そうだね、でも疾走させられるような〈騎乗〉技能を持っている人が……ようやく多数派なんじゃない? どんどん素人がパーティーから脱落していくから。レーグネンも心を入れ替えて最低限の〈騎乗〉取ったしね(笑)」
レーグネン「いち。ランク1です」
DM「……俺、レーグネンの設定変えるからね。馬にも乗れないクソ野郎って領内で馬鹿にされているって。そこはいいね?(笑)」
レーグネン「も、もうちょっと高く……」
DM「引き返すなら今のうちだぞ(笑)」
レーグネン「もう少しとっておきます」
マクレーレ「乗馬は嗜み」
DM「レーグネンは騎士の息子だよ? 騎士って馬に乗る戦士って意味だからね」
アルブレヒト「ザメトレイター家では馬の乗り方も教えないのか!」
DM「そうだよ、ザメトレイター家は君のせいで嘲笑の対象だからね」
モニカ「うぅ、〈騎乗〉5ランクでいいのか心配になってきた……」
DM「いや5ランクあれば十分。レーグネンも5ランクとは言わないから、せめて……2ランクは欲しいかな。神官は〈騎乗〉がクラス技能じゃないからね」
レーグネン「2ならなんとかします」
満天星「忍者も取っておいたほうがいいです? てっきり自分で走るものだと思ってスキルとってないんですよ」
DM「まぁ、忍者は乗騎に乗るのが下手でも馬鹿にはされないよね。ただ、単純に便利ってだけで(笑)」
アルブレヒト「それでなくても小型種族は歩くのが遅いからね」
DM「そういった意味ではD&Dが〈騎乗〉が0でも最低限は馬に乗れる摩訶不思議な世界で良かったね、っていう」

 まぁ、このフローラント世界では「それもあくまでPCだけ」の話で、NPCは無理です。

満天星「でも普段から乗っているなら〈騎乗〉0は寂しく思えますね」
アルブレヒト「いずれ仕様変更で0では馬に乗れなくなるかもしれない……」
DM「まぁ今でもだいぶ騎乗の程度を落としてるからそこはいいよ。『日中に整備された街道でしかまともには乗れない』って仕様にしているからね。元の仕様だと誰でも馬を乗りこなせるからね。それじゃあモンゴルを筆頭とした、史上『異様に強いとされた騎馬民族』がそんなに強大じゃなくなるし。非常識に誰でも馬に乗れるような部族だったから、他を圧倒できたわけで」

 ふと「元の仕様」が「ゲンの仕様」でも意味が通じてしまう文章だなと思った(どうでもいい

マクレーレ「マクレーレはまさかの〈騎乗〉4ランク。兵隊だから」
モニカ「えらい」
DM「実は兵隊は馬乗れないのが普通なんだよね。こんな高価な兵器が平民風情には与えれない。歩兵が戦闘機や戦車の操縦方法知らないのと同じ(笑)」
マクレーレ「下げるか!」
モニカ「なんで下げるんですか」
マクレーレ「でも〈騎乗〉下げれば、カツカツの他の技能に回せますから」
満天星「せっかく取ったのに……」
モニカ「ほんとですよ!」
DM「言い方を変えれば、『平民が馬に乗るなんてふざけんな』って価値観なわけで。だって騎士は馬に乗れるってことがステータスなわけよ。なので、お前ら雑魚が馬に乗れるなんてどんだけ調子乗ってるんだって見られる社会なんです。江戸時代に農民が馬に乗ってたら絶対調子こいてるでしょ」
アルブレヒト「どこで盗んできたって言いがかりつけられそう」
DM「お前らには牛がお似合いなんだよって」
満天星「改めて言及されればわかるけど、スキルの割り振りは大変なのはご理解いただきたいところ……」
DM「こんなもん言わなきゃわかんないのは自分でもわかってる(笑) だからそんなことも知らないのか、とは思わないから。けど、レーグネンにはそんな事も知らないのか、といいたい」

 スキルの割り振りくらいプレイ開始前にチェックしておけや、とお思いかも知れませんが、こういった説明も含めてプレイのウチとご理解ください(笑)
 プレイ開始前に延々とあーだこーだ言われても「ボードゲームの長いルール説明は眠くて覚えてない」のと同じようなもんです(えー

マクレーレ「〈治療〉が1ランク生えてきました。兵士同士で手当とかしてたかな、と」
DM「モブ兵士だとそんな学が無いのでそういった技能を取る余力皆無だが、マクレーレは兵士としては天才過ぎて技能ポイントが有り余ってるから、普通の兵に求められる水準の能力の範囲内だと技能ポイントが使い切れないので余技が増える(笑)」

 このパーティー、天才しかいねぇ!!
 これがどんだけキセキの世代状態かと改めて説明しよう!!

 
 D&Dにはキャラクターメイキング時の能力値決定に「4D6をして、高い目上3つの合計値を6個1セットとして、任意の能力値に割り当てる」方式を基本としつつも、オプションとして「ボーナスポイントを割り振る」という「能力値購入(ポイントバイ)方式」なるものも存在しましてな。後者は最低でも能力値8が保証され、クラスに必要とされる能力値を高く出来るとても手堅い構築が約束されし安定の剣。反面飛び抜けて優秀なキャラは絶対に誕生しないことも意味している。
 でまぁワダツミは「天才キャラが生まれるロマンは必要だよね!」だし「皆、能力値は高めの方が嬉しいって思ってるよね!」とも思っているので、「ダイスロール方式かつポイントバイ換算で32未満なら振り直していい」でキャラを2人作り、好きな方を選んでいいという壮絶に甘いメイクルールを採用している。
 なお、障害の難度を示す「脅威度」は通常のポイントバイ25ポイントを想定している。つまり「一般的なPC」とはそのくらいの強さなのだね。これはモブだと「精鋭」に相当します。「精鋭クラス」はポイントバイ25相当のパラメータなのです。凡夫はポイントバイ15です。32ポイントは精鋭部隊の隊長をしているクラスです。ネームドのエースとかみたいな。

 それではこのパーティーのキャラたちのパラメータをポイントバイ換算した数値を見てみましょう。

 アルブレヒト:49
 モニカ:74
 レーグネン:47
 クラウス:51
 ダスティ:37
 マクレーレ:55

 化け物どもめ!!!
 子供が適当に設定した強キャラかよお前ら!!!
 異世界転生したチート主人公のパーティーかよ!!!
 まぁダイス振ってんだからこういった偏りも時には起こるよね!!!
 なんだよモニカの74て。胸のサイズかよ。あ、それはもっと小さいか。
 とにかく尋常じゃない天才集団であり、「ダスティなど我らの中で最弱……」ではあっても十分「地元じゃ負け知らずな伝説のヤンキー」みたいなことに。


レーグネン「〈騎乗〉3ランクにしました」
全員『おー』
DM「これでも騎乗戦闘するには不安が残るが、貴族として最低限レベルの技能は獲得した(笑)」
満天星「クラス外で3はめっちゃ頑張りましたね」

 モニカはランクと能力修正値どちらも上回るので、〈騎乗〉技能修正値はレーグネンの4に対して7となり、戦闘への不安はかなり少ない。

満天星「パーティーメンバーの誰と話すかで話し方が変わるんですよね」
DM「露骨に変わるよ」
マクレーレ「巧者(ローグ)ってこの世界ではいわゆるサテライト出身ですか?」
DM「いや、高度な訓練を受けた特殊技能者。陸軍中野学校入る感じの。だからシティ住人」

 陸軍中野学校って説明でなんで通じると思ったんだろうね、このDM(笑)
 大日本帝国陸軍で、諜報員を育成してた軍学校です。

アルブレヒト「スパイファミリーのエリート諜報員」
DM「この世界で巧者の地位は高い。町のゴロツキ・泥棒上がりとはわけが違う」
満天星「忍者は低い?」
DM「日輪社会の忍者の社会的地位は低い。人間というよりは高価な兵器扱いレベル。貴重だから大事にされるけど人間とは見られない、みたいな」
マクレーレ「マクレーレとしてはニンジャは巧者みたいに地位が高いと思っているから、なおさら貴族様のお仲間なんだろうなと」
DM「巧者の地位が高いと言っても、貴族ほどではないね。特殊技能持ちのプロだから兵よりは貴重って意味」
アルブレヒト「一般兵とパイロットみたいな?」
DM「そう。一般兵よりはワンランク上。下士官くらい。貴族が士官で」
レーグネン「マクレーレよりは上?」
DM「マクレーレも下士官クラス。……なったその日に城が燃えたけど(笑)」
満天星「それでも1日はなってはいるよ!」
アルブレヒト「マクレーレの武人だって兵士より上じゃ」
DM「そうそう。ただ、実は武人っていう資格が無いからね。才能の問題で」
アルブレヒト「あいつは強い! 強さの格が違う! って思われてる存在か」
DM「武人はなるものじゃない、気づいたらなっているものなのだ」
満天星「なんか格好いい!」
八夏「どこの黄金の……鉄の塊ですか」

 
「武人(ファイター)」は公式表記でいうところの「戦士」なクラスなんですが、普通の傭兵は「ウォリアー」という下級クラスで、「ファイター」と比べてめちゃくちゃ弱い。ファイターが2レベル毎に貰えるボーナス特技はウォリアーだと貰えず、HPもファイターがD10に対してD8しかない。
 ただ世界設定上「俺はファイターだぜ!」「俺はウォリアーだ!」なんて区別が存在しないので、キャラ視点ではどっちも「戦士」ってことになります。その中で「才能に優れ、理に適った鍛錬を積んだ優秀な存在」だけが「奴は見事な武人だぜ……」みたいな評価を周囲から得るに至るって寸法。
 歴戦の傭兵が最初ウォリアーでも途中からファイターにマルチクラスしてる、とかは起こり得ること。最初からファイターのキャラはそれだけで「専門的な教育を受けた逸材」ってことになりますな。
 キャラクターは1レベルで通常のレベルアップ時の4倍の技能ポイントを得た状態でキャラメイクすることになるんだけど、これはそのキャラのそれまでの人生の積み重ねをまとめて貰ってるからなんですな。ゆえにいわゆる「そのつもりはなかったけどひょんなことから冒険者になった」みたいなタイプのキャラは設定上の折り合いを工夫しないといけないかも知れない。まぁソード・ワールドでも「冒険の最中にいきなりソーサラーレベルなんて取れないよ。いつ訓練したんだよ」ってなるのと同じようなもんです。


マクレーレ「なので、自分より格上と思っているんですよ」
満天星「本当は同クラスなのでは?」
DM「そうだね。マクレーレも、うだつの上がらない衛兵だったお父さんよりは偉いよ」
満天星「アルロー様直々に取立てられているしね」
マクレーレ「でも、アルロー様と『イエーイ、ハイタッチ!』とか出来ませんよ!」
DM「そりゃ無理だ」
マクレーレ「なので、お貴族様と気さくに接することができるドウダンツツジはどうやっても格上に見えるんです」
DM「満天星も気さくにやったわけじゃなくて『なんか不思議な作法やられたからとりあえず応じた』ってだけな(笑)」
満天星「なるほど。『まぁ、あえて誤解を解く必要はないか……』」
DM「誤解されているとも思ってないんじゃないかな。もともと腰の低い人なんだと」
マクレーレ「というわけで、当面は一方的に敬語で接していきます」
満天星「忍法も使えるんだよ」
マクレーレ「ニンポウ……ニンポウ!? あの、今おっしゃられたニンポウって何でしょう?」
満天星「魔導みたいなものよ」
マクレーレ「『魔導が使えるローグ!?』 私の中でドウダンツツジの株が爆上がりです。話を聞けば聞くほど凄い、と」
モニカ「純粋でいいですね」
DM「魔導詩人(バード)がこっちの文化圏では代表的な『魔導が使えるローグ』である。優秀(能力値がまんべんなく高くないと)じゃないと覚束ない、エリートにのみ許されたピーキーなクラスだ(笑)」
満天星「そんなたいしたものじゃないわよ」
マクレーレ「そんなご謙遜をと思いつつ『わかりました』」
満天星「『わかりました』って言っちゃうの……(笑) マクレーレって何歳かな」
マクレーレ「えっと、今が730年なので27ですね」
満天星「こっちのが年下になるね」
マクレーレ「女性に歳は訊けませんよ、なので知りません(笑)」
満天星「さぁ、では先を急ぎましょう! 行くわよ! 案内よろしく」
マクレーレ「はい、案内させていただきます」
満天星「この道はどっちへ行ったらいい?」
マクレーレ「あ、えっと……右です!」

 全員笑い

マクレーレ「次はこっちです。そこは西です。……」
満天星(トトト……)

 漂う沈黙

DM「これで終わらても困るよ! 満天星それは会話打ち切らないで!(笑)」

 全員笑い

マクレーレ「えっと、考えてきた話題の機会がナシに……。『行くわよ』って言われたらハイと言うしか(笑)」
DM「打ち切らないで。キャッチボールしてあげて。バカバカしいわよって止めないであげて!(笑)」
満天星「なるほど……」
マクレーレ「こちらばかり聞いているので、なにか聞いてもらえるとこっちも嬉しいなーとプレイヤーとしては思ったりしてて」
満天星「一刻も早く会いたいところにようやく機会が巡ってきたので、焦っているっていうのはなくていい感じ?」
DM「それはそれでいいよ。道中に話すのが余裕なくて無理っていうなら、夜に宿で話すってことでいいね!」
満天星「何日かかかるわけですね」
モニカ「前にヤカがこちらに来たときは5日間でした」
マクレーレ「私の勘違いは5日の間に気づくものですかね」
満天星「これからの会話次第でしょうね」
アルブレヒト「話してくれないけど……(ボソ)」
マクレーレ「話してくれない……」
満天星「……」
マクレーレ「……」
満天星「んー……」
マクレーレ「ドウダンツツジ様は、ヤカ様と会うためにわざわざ遠くヒノワから、こちらまでいらしたのですか?」
満天星「そうよ。……遠かった」
マクレーレ「凄い忠誠心だなぁ……」
満天星「それが忍者よ」
DM「いや、日輪からじゃないね。日輪から一緒に大陸に渡ってきて、しばらく過ごしていたから」
満天星「日論から来たの結構前の話ね。最近になって八夏様は1人飛び出してしまったので、慌てて追ってきたわけ」
マクレーレ「ヤカ様を連れ戻しに来られたのですか?」
満天星「そういうわけではないわ」
マクレーレ「そういうわけではない……」
レーグネン「ヤカはどうしてドウダンツツジを置いて行っちゃったの?」
八夏「連れて行く道理がありません。私個人付きではなく、家付きですから」
マクレーレ「会話が止まってしまった……」
満天星「マクレーレはどうしてハインリーケ様のところにいたの?」
アルブレヒト「ようやく向こうから」
マクレーレ「語ると長くなってしまうのですが……。3年前にお城の弓術大会で優勝したところをアルノー様に見初められまして。……見初められたでいいんでしたっけ?」
アルブレヒト「『見出されて』ね」
マクレーレ「そう、見いだされまして」
DM「見初められるじゃあ……『ウホっ……いい弓兵』ってな感じに……(笑)」

 全員笑い

アルブレヒト「兄上とはそういう関係だったのか」
満天星「マクレーレってイケメン?」
マクレーレ「魅力9です! そこでアルノー様に見出されまして、兵に取り立ててもらったのです。その弓の大会に出場したきっかけというのが、実は嫁がおりまして……」
満天星「マクレーレは結婚していたの?」
マクレーレ「はい、結婚しています。俺より俺のことをわかってくれている嫁さんでして……」
満天星「ノロケが始まったよ!」
モニカ「ノロケだー!」

 全員笑い

マクレーレ「3年前に弓術大会に出る前までは、町の工房で弓を作る職人として働いていたのですけれども『弓を射るのもうまいわよ』という太鼓判で背中を押してもらって大会に申し込んでくれまして」
満天星「奥さんが?」
マクレーレ「はい、奥さんが申込みを」
満天星「いい奥さんね」
マクレーレ「あ、マルガさんでもいいですよ。マルガってのは私の嫁の名前でして……」
満天星「あはは、マクレーレのキャラが出てきたね。ノロけるキャラ。いいねーマクレーレ」
マクレーレ「彼女は俺より俺をわかってくれていて、そのおかげでアルノー様に弓兵として取り立ててもらえて。それは嫁のおかげなんですけども」
満天星「あの、マクレーレ。それはいいんだけど、さっきから奥さんの話しか耳に入ってこないんだけど」
マクレーレ「それで3年前からアルノー様の元で弓兵として勤めさせていただいていたのですけれど、たまたま家が……あ、それは妻の実家なのですけれど、そこは私の働いていた弓工房でして、弓を城に納めているのです。今回その弓をハインリーケ様に献上するということになりまして、私がそれを届けるようアルノー様から仰せつかって、弓を無事ハインリーケ様のもとに届けたのです。ですが、ちょうど入れ違いのようにお城が燃えたという話になりまして……」
満天星「あぁ、あの話ね」
マクレーレ「そうしましたら、今戻っては何があるかわからないとハインリーケ様に止めていただきまして、しばらくお世話になっていたところ、今回ドウダンツツジ様の案内役を仰せつかることになったのです」
満天星「話はわかったわ。それで、奥さんは無事だったの?」
マクレーレ「……(ボソ)」
満天星「……え?」
マクレーレ「手紙は出しているのですが、まだ返事は返ってこないですし、様子もよくは……」
満天星「ごめん、悪いことを聞いたわ」
マクレーレ「『いえ! 大丈夫です。お気になさらず』と、結婚指輪を撫でながら」
満天星「めっちゃ気にしてるじゃん! いえ、じゃないよ!(笑)」
マクレーレ「大丈夫です。この指輪を触っていると大丈夫な気がしてくるのです」
満天星「大丈夫じゃないよ!」
モニカ「超涙目じゃないですか」
マクレーレ「実は……ここからはちょっと、のろけ話になってしまうんですけれど」
満天星「さっきからずーっとノロケ話しか聞いていないんだけど!」

 満天星のキャラがツッコミ役過ぎて盛り上がる皆(笑)

マクレーレ「嫁さん、冒険話とかに飢えている感じがちょっとあったので、心の中では逢いたい気持ちが大きくなって……、それで帰ったときに……」
満天星「いい話になってきた。なんかBGMかかる場面じゃない?」
DM「あん~な~に一緒だった~のに~♪」
マクレーレ「BGMそれ!?」
満天星「私はどんな表情して話を聞いていればいいんでしょう」
アルブレヒト「お前が死んだときにはその指輪を彼女に届けてやろう」
マクレーレ「まだそんな話はしないでください(笑)」
満天星「ちゃんとキャラクターシートに指輪を書いてあるかい? 指輪の装備欄があるよ」
マクレーレ「あ、本当だ。結婚指輪と書いておきます!」
モニカ「えらい」
アルブレヒト「ちゃんといくらしたか書いておくんだぞ。って生々しいな(笑)」
満天星「その指輪が大事なものだっていうのは見てよく分かるわ」
マクレーレ「実は背中のこの大弓も、妻のお義父さんに作ってもらったもので」
満天星「私マクレーレの周りの人にどんどん詳しくなっていくわ」
DM「今のさ、超面白くてさ。『師匠が作ってくれた』じゃなくて『嫁のお義父さんが作ってくれた』って! 同じ人なんだけど言い方……!」

 全員爆笑

満天星「同じ人なんだけど、認識が変わってる。嫁のお義父さんが師匠だって私はわからないよ。何事も奥さんありきだよ」
モニカ「マクレーレの世界は奥さん中心なんですね」
満天星「順番逆ですよね。師匠に師事したから娘さんをもらって、それでお義父さんになったのに。それがいいよね(笑)」
モニカ「今のすごい良かったですよ」
マクレーレ「今回、私達が行く先に、私の思っている通りの方がいらっしゃったならば、私はその方と行動を共にしようとおもっております。その許可はハインリーケ様にいただいています」
満天星「では、一緒に旅をすることになるのね」
マクレーレ「そうなると思います。そうなると嫁からの返事をもらうのが難しくなると思うので、次回の手紙で返事はいらないと書くことにしようかと」
満天星「なんでその説明を私がされているのよ(笑) いったい何の話だっけ」
マクレーレ「私に嫁の話を振られると必然的にこのように……(笑)」


 Don't give up justice, I want to get truth! うちの嫁さんがね……。


●プレイヤーズコメント

・アルブレヒト
 レベルアップで能力値が成長した分があるから、キャラメイク時点では皆3ポイントくらいこれより低いよ。
 うん、たいして変わらないね!
 なお、アルブレヒトがこのメンバーではランキング中位なのをネタにすることは『藤井棋聖って才能ではイチローに負けるよね』と言っちゃうのとほぼ同義であると、あらかじめ釘をさしておきたい(えー

 マクレーレが良い個性をぶちこんできた。
 既婚者キャラ。嫁語らせたら止まらないマン!
 満天星がツッコミ役の会話がまた面白い。
 八夏と会えたらどうなるんだろう。こちらも楽しみ。

 この後で紹介されるザメトレイター男爵はレーグネンのお父さん。
 うわ賢狼かっこいい。設定がいちいち格好いい。
 それにつけても、ぬばたまさんの描く親父キャラはほんと良いよね。

 あぁ、ヴォルフェンビュッテル家ってすごい……。
 なんか三男だけ設定おかしくね?
 あぁ、なぜ城燃えたし……。


・モニカ
 ポニーとドッグ、どっちもきっとかわいくて頼りがいがあるでしょうからどちらも気になります!
 レーグネンが何とかがんばって〈騎乗〉3を捻出してくれて、より、貴族出身らしくカッコ良くなりましたね。
 それにしてもレーグネンパパめっちゃ格好いいんですよね、賢狼……!
 金梃作戦の成功もですが、ヴォルフェンビュッテル家がいかに優秀な部下のもと成り立っているかが伺えてときめきます。

 ポイントバイシステムにあまり馴染みがないのですが、要するに買えば買うだけ価格があがるみたいな……?
 不運が重なったとはいえ、アウトローになってしまったダスティでさえ、青春アミーゴなステータスというに、モニカさんはその倍はあると思うと……もう、なんか怖いですね。

 それはそれとして、マクレーレの勘違いコントと惚気爆発はめちゃくちゃ面白いですね。これにはニンジャ満天星であれど、穏やかな空気をまといつつ、つっこみ役にならざるを得ない……!
 これはこれで、会話が弾んでいるといっていいのか分からないですが、楽しくて良いです。


・レーグネン
 



・八夏
 どんどん誤解が誤解を呼ぶ2人……いや、誤解しているのはマクレーレだけか(笑
 真実に至るのはいつになるのだろうか。
 まぁ、なんとなく誤解が解けてもあまり変わらないような気も(オイ

 しかし嫁が関わると饒舌になるシリーズは今後も楽しみである。

 そしてレーグネンのお父さんがまたもやかっこいい。
 息子はこの父を超えられるのか!
 一番乗りしただけじゃまだ足りなさそうだから頑張れ!(オイ


・マクレーレ
 実は未だに〈技能〉関係では浅瀬でチャプチャプしています。
 〈技能〉はキャラメイク時等に40種+αの〈技能〉にポイントを割り振るんです! 40種+αです!
 キャラ設定やステータスがマクレーレの骨と筋肉だとしたら〈技能〉はその他全部なんです!
 〈知識:地理〉があるけど〈知識:地域〉のないマクレーレは名前や場所を知っている土地でも
 その土地の文化や名産は全く知らないのです。
 キャラに合った〈技能〉を取ったはずが、〈技能〉に沿ったキャラになって楽しい。
 今回ギリギリで〈騎乗〉が下がり〈治癒〉が生えて来ましたが
 兵士時代に平民上がりの癖に馬に乗ってドヤっていたのではなく、
 同僚の怪我を心配して医療を少し齧った心優しき人間になったとも言えますね。


 無論、心優しくても学が無いから無理な人間も大勢おります(笑)


・満天星
 ライディング・ドッグでアクセラレーションしたい(笑)
 忍者は他にも必要な技能が多いので、なんとか騎乗を1ランクにするのがやっと。これでも頑張ったのです!

 しかしマクレーレのノロケ話は素晴らしい!
 早くもキャラクターを掴んでいて羨ましい限り。
 対して、「忍者は必要なこと以外は話さない」というイメージが邪魔してどうもぎこちない満天星……。これからこれから!

 レーグネン父もまた渋い!
 これは馬に乗れないと許してくれない雰囲気だ^ ^
 モノクルはマジックアイテムなんだろうか?
 気になります!



・ダスティ
 改めて、パーティーのキャラクターのパラメータを数値化したものを見ると……想像していた以上に差があるなぁ。ほかのキャラと比べてダスティの値が低いのはわかっていたけど、比較してみたことはなかったので……。まぁ「ドラゴンボール」の戦闘力とは違いますし、どんな特技や技能をとるかも重要なわけですが、よもやモニカにダブルスコアをつけられていたとは……。

 そして満天星とマクレーレのフリートーク! マクレーレが積極的に話しかけているのは良いけど、いろいろ個人情報が駄々洩れに。一方、満天星は自分のことはほとんど語らず、謎のまま……と思ったら、忍者だからあえて語らなかったのね。

 ぬばたまさんのヴィーラント・ザメトレイター男爵のイラスト、すごくダンディ~! 片眼鏡がまた似合っていて、いかにも智将という風格……とか思っていたら、なんとレーグネンのお父上! レーグネンもこのまま経験を積んでいったら、こんなダンディなおじさまになるのだろうか?

 読者の皆さんに誤解されても困るので念の為説明させてもらうと、ダスティの能力値は「ちゃんとしたキャラメイクルール」の感覚で見たら凄く強いし、この世界のパワーバランスの上でも非常に優秀です。そう説明もしてます。その上で「皆と比べて……」とネガティヴに思われたら、プレイヤー優遇で大甘なメイクルール採用してるDMとしては「違う、そうじゃない」となってしまうわけです(笑)
     
  ■キャラクターズ・オヴ・フローラントWEB版

  イラスト:ぬばたま
●ヴィーラント・ザメトレイター男爵<狼家の賢狼“Wolfenbüttels weiser Wolf”> 682~
 ヴィーリオン王国ヴォルフェンビュッテル子爵家の将軍。
 勇猛果断なユストゥスを補佐する参謀であり、二つ名はその智将ぶりから。名前と二つ名のWを取って<フィーアヴィー“VierW”>とも呼ばれる。
 騎兵戦術のエキスパートとして知られ、敵部隊の弱点を見抜き的確に喰らいつく冷酷かつ執拗な用兵ぶりながら、決して無理のある強引な攻勢には及ばないことから賢狼と呼ばれるようになった。わっちではない。
 そんな彼が「あれは大変に分の悪い賭け、無理攻めであった……。もう二度と御免だよ。趣味じゃないからね」と述懐するのが、ゲーゲンヴィントに参加した際に立案、実行された乾坤一擲の逆撃「金梃」作戦であった。

 ちなみにフローラント社会では竜ほどではないにせよ、狼に対しても「最も身近な害獣」として強いマイナスイメージがあるが、ヴォルフェンビュッテル領では家名が家名だけに比較的風当たりは柔らかく、「力強さの表現」として狼を絡めた言葉を用いた方言が多いことでも知られている。日輪で言えば「鬼のような強さ」「鬼の霍乱」といったところである。

 戦場の主役は重装騎兵であるという強い信念の持ち主であり、四男のレーグネンが馬術を苦手とするのを憂いていたが、当人が聖職者を目指すと言い出したので二つ返事で快諾して送り出した(主観による見解の相違)。
     
8/11      
  ■人の命は尽きるとも 不滅の力 ウルトラマンZ

 
 湖畔で遊びたい美人2人って時点で「ああ、ピット星人だこれ」となっていたことに定評のあるやつだった!!

 
 このオタク丸出し感が最高だ(笑)
 市街地破壊されて皆逃げてるのに、微塵も意に介さずに大喜び。
 クレイジー技術屋キャラのお手本である。

 
 恍惚とした表情でパニック状態の住民と逆方向にフラフラ歩いてこれ。クレイジー。おお、クレイジー。
 俺の中でウルトラ史上最高のヒロインはウルトラマンXのルイだったが、これはウルトラの双璧として語られる可能性がとても高いぞ。

 
 ところでこの男性、なんの理由もなく失くしてない?
 しかも「セブンガーで出撃→あっさり撃破されて脱出」っていう、スキの無い流れの中で巧妙に市街地に落とすテクニシャンぶり。
 雑!! 話が雑ぅ!! 悪い意味で子供騙しぃ!! ノリが昭和!!

 
 でもユカの活躍が最高なんで、元々評価の低いキャラがどんだけトボけたことしても関係無いのであった。
 そして吊るし! 悪人としての自覚がある拘束ぶり!!
 だが残念ながらノースリーブではなかった……!!! なぜ剥かないんだ!!! 宇宙人なら地球人の羞恥心なんて関係無く剥いちゃいなよ!! いや羞恥心理解してないからそういった恥辱を与えることに興味がなかったのか……!! くそっ! これだから宇宙人は!!!

 
 彼女たちは 「地球人の男性は可愛い娘に弱い」ってことを発見した恐るべき敵だったんだぜ……!! だがクレイジー科学者にはお手上げである!!!
 てか普通に格闘戦で苦戦するって、素手で戦う宇宙人としては戦闘力低過ぎない!?(笑)
 獲物を前にザ・ビーストと化したユカはストレイジ最強のパゥワーを発揮するってことなのかな? かな?

 
 今後も眼鏡っ娘モードを随所に織り込んでくれると手前どもといたしましては眼福であります。
     
  ■バンドーラ一味

 
 僕は君たち姉妹が1学年しか違わないことに動揺を隠せないんだ。
 中学生と大学生と言われても納得できる自信に満ち溢れているんだぜ。負ける気がしない。

 
 貴族が平民の暮らしに憧れるようなやつぅ!!!(笑)

 
 俺この「裕福」を完全に舐めてたわ!
 そうだよ。趣味系アニメのキャラは基本的に皆、俺が想像する「裕福」で、そこにわざわざ「裕福」なんて書かれてたら、それ即ち「富豪」ってことだよな!(笑)

 
 金額よりも1000冊のノートを「即座にあげられる」ことに驚くやつ(笑)
 輜重隊でも随伴してるのか君は!!

 
 跡部財閥との繋がりを指摘される瞬間である(されない
 誰か跡部様とこころんの漫画描いてください。

 
 そして今日から新規イベント!!
 イベントこの前終わったばっかなのにもう新しいのが!!!
 って薫の眼鏡装備だとぉぉぉぉぉぉぉぉ!?

 
 早速回し、「おおお、☆3以上の演出が!!」となるも、薫違いだった(笑)

 
 てか☆4こころん出てるだけでも十分ラッキーなんで、文句言ったら罰が当たるってもんよ( ・`ω・´)
 こころんが来て残念がるような野暮はナシだぜイエッフー!!!
     
  ■プレゼントありがとうございます( ・`ω・´)

 
 俺の筋肉とチワワのオヤツ!!

 
 チワワのオヤツ、ここ数年での値上がり具合が壮絶にエグいんですよね(´・ω・`)

 
 目の前で鹿肉をチラつかされたチワワは、さっきまで興味津々だったわんちゅーるが足元にあることも忘れるのである( ・`ω・´)

 
 読みました( ・`ω・´)

 
 このゲームってスゲー有名なのな(笑)
 近所の兄ちゃんが持ってて遊んだ記憶あるけど内容は「開かずの間にとじこめられた」ことしか覚えてない!
 てか多分正しいルールで遊んでないんだよな。子供あるあるな色々とガバガバなプレイしてたんだと思われる。
 名作だってんなら一度ちゃんとしたルールで遊んでみたいもんだぜ( ・`ω・´)

 そういや復刻版出てたよなと思って調べたら、ゲーム内の処理がスマホアプリ対応をウリにしてたのが、現状のOSには対応してないしアップデートの予定も無いとかで事実上無意味になってて笑った(笑)
 アプリ使わずとも普通に遊ぶことは出来るんで、致命傷ではないんだけど。

 
 パーティージョイはホント大量に出まくってたよなぁ。
 ホラー系のボックスアートが魅力的過ぎてどれも遊んでみたくなる(笑)

 
 これまた近所の兄ちゃんが持ってたが、遊んだとことよりもSDガンダムの基地としてボードが利用されてた記憶の方が強い(笑)
 城の簡易情景として秀逸なのだよ。多分。
 サイズ次第じゃ今もD&Dのマップに使えるんじゃないのかこれ(通路狭過ぎてパーティー行動厳しい

 
 シャドウレイダーズのご先祖的な、招待秘匿系チームバトル。
 有名なんだけど遊んだことがないのであった。

 
 ウルトラマン熱がある今ゆえに、より興味がそそられる逸品(笑)

 
 うちのD&Dでも射線判定はルールよりも「ミニチュアの視点でどう見えるか」で判定することが多いやつ(笑)
 てかD&Dはルール上だとスクエアの一角をちょっとでも掠ってればそのスクエア全部見える扱いとかあんま納得できないんだよな!!
     
  “真実は見えるか”キャンペーン 第7回 チャプター1

 ダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版をベースに「オリジナル世界設定」「ハウスルール色々」「禁止呪文・特技・アイテム多数」「モンスターデータ改造しまくり」の独自環境なので、運用や裁定が公式ルールと矛盾した場合も仕様です。厳密なことはあまり深く考えないで読むと幸せ。
 また、プレイ内容で色々と「気に入らないこと」があったとしても、プレイグループ内では合意を得て楽しんでいるものとご理解頂けると幸いです。


 第1回まとめログ 第2回まとめログ 第3回まとめログ 第4回まとめログ 第5回まとめログ 第6回まとめログ

 敵のアジトと思わしき地下で退路を断たれたパーティー!!
 穴の底に落ちてるファルシオン、とりあえずどうする……と思ったら今回の始まりの舞台はハインリーケ様のおわすお城なんじゃよ。

  イラスト:★Yuuki
●マクレーレ 703~
 武人(ファイター)5レベル 秩序にして中立
 STR16 DEX19 CON16 INT16 WIS13 CHA9

 ヴォルフェンビュッテル領都シュテルケモルゲンロート城の衛兵ゼーバルシュの次男。タフさと手先の器用さを買われ、シュテルケモルゲンロートの城下町に工房を構える弓の名職人デニスに師事。20歳の時に娘のマルガ(16歳)と結婚。
 このまま平穏かつ地道な職人ロードを歩んでいくかに思われたその年の秋。アルノー・ヴォルフェンビュッテル男爵がワイヴァーンを仕留めた記念日に毎年開催される弓術大会に、妻が勝手に参加を申し込み、強引に参加させられる。あまり気乗りはしなかったものの、製品の具合を自分で確かめる為に弓の扱いを心得ていたのと、師匠の娘に対する力関係上逆らい難いものもあり参加。結果、平民部門で入賞を果たし、アルノーの目に留まる。
 そもそも平民(町人や流れの武芸者など)部門は「人材の発掘」が目的で、参加者の多くも「腕自慢の就職活動」なわけで、必然的に「(城の弓兵を)やらないか」とスカウトされる。
 弓職人になるつもりであった為に辞退しようとするも、嫁に「せっかく英雄アルノー様の目に留まったのよ!? (地味な職人なんかよりも)弓の才能を活かすべきよ!」と押し切られる。なお、師匠は娘に甘かった。
 城兵に転職してからはその眠れる才能が火を噴き、恐るべきスピードで頭角を現し僅か3年でアルノー直属の弓兵隊に抜擢される。ここまで来たらもう一生食いっぱぐれない気がする!!!

 順風満帆に日々を送るマクレーレ。
 ある日、デニスの工房がアルノーから「ホルストマン家に献上する品」として弓の注文を受け、その縁から彼はハインリーケの元へ弓を運ぶ命令を受ける。
 問題無く献上を終えた翌日、帰路へつこうとするマクレーレに衝撃的な情報が届く。
「シュテルケモルゲンロート城が燃えたらしいわ」
 慌てて帰ろうとするマクレーレを制止するハインリーケ。
「お前一人が今から戻ったところでどうにかなる可能性はとーっても低いと言わざるを得ないわね。状況が把握できるまで妾に預けなさい」

 主君ではない以上命令に従う義務はないのだが、それでも圧倒的に上位者であるハインリーケにそう言われては逆らうわけにもいかず、じっと我慢の子。ラング家の所領に身を潜めるよう申し渡される。そんなわけで八夏とは顔を合わせてそうで合わせていない。
 そんなある日「八夏を追ってきた」という「ニンジャ」の少女を護衛してアルブレヒト達の元に送り届け、そのまま彼らの隊に加わるよう命じられる。

 アルノーの部下をアルブレヒト達に会わせても大丈夫かを思案したハインリーケは様子を見たものの、彼らが旅立ってから暫くして「まぁ問題無いでしょ」とのこと。

DM「ハインリーケ様にマクレーレが呼ばれました。『私用事直帰』って手紙が来て」
マクレーレ「お呼びでしょうか?」
ハインリーケ「ニンジャ! (パン! パン!)ヘイ!」
満天星「(シュタッ)はっ!」
マクレーレ「(ビクッ)」
満天星「何か御用でございましょうか」

  イラスト:★Yuuki
ハインリーケ「ヘイ決まったわ!(ハイタッチを促す)」
満天星「こんなことしていいのかしら……(ハイタッチ)」
DM「ハインリーケ様はオリエンタルごっこをしています」
満天星「ハイタッチはオリエンタル……?」
DM「呼んだら、シュッと現れるとかね。いつもこんなことをしているわけではないです」
満天星「上にいたんですね」
DM「シャンデリアの上とかにね」
マクレーレ「ちょっと驚いて……『なんだこれは……』」
DM「ハインリーケ様はお茶目を見せました」
ダスティ「ニンジャは知っているんですか?」
DM「そうだね、マクレーレは〈知識:地域〉を」
モニカ「チケット取れたぁぁぁぁぁぁ!!!!」

「宝塚のチケット争奪戦があるので遅刻します」と言われたので「序盤は別パートで出番無いから座ってるだけでいいし、俺の端末も貸すからウチでやんなよ……」の流れから奮闘していたモニカ、勝利の勝鬨をあげる。

マクレーレ「〈知識:地域〉は無いです。無いと振れないんですか?」
DM「振れるのと振れないのがあって、〈知識〉は振れない方だね。なので君は忍者を知らない」
マクレーレ「突然現れた彼女を見て一瞬身構えるんですが、仲良さげなのを見て緊張を解きます」

 マクレーレのプレイヤーはボードゲーム部から徴兵された、十分に経験を積んだ卓上ゲーマーだが、TRPGは未経験。

  
DM「忍者のフィギュアはこれです」
レーグネン「コトブキヤのまほらばのやつですね」
DM「10年以上前に『いつかD&Dで小型種族に使えるだろう』と思って買って、ようやく日の目を見たっていう。遂に来たのだ! その“いつか”がな!!」
ダスティ(フィギュアを手に取り、ツンツンして戻す)
DM「無造作に突っつくな(笑)」
ダスティ「やってませんよー」
DM「証拠映像で確認するぞ!(笑)」
書き起こしたアルブレヒト「間違いなくやってました」

 なんかTRPG中のこの手の「今〇〇してたよね?」「やってないです」な水掛け論、100%「後で映像確認したらやってました」ってなるから、現実の他のシチュでも「やってないですよ」なんて殆どが「やってました」なんじゃないのかこれって錯覚に陥る(笑)
 ぶっちゃけ嘘吐いてるんじゃなくて、意識せずやってるから身に覚えがないんだよな。

 それはさておき。
 TRPGのミニチュアは「手に取って頻繁に動かして遊ぶ道具」なのですが、繊細で脆いので「貴重品を扱うように触る」必要があります。もちろんPVC製塗装済み完成品の奴ならば多少ラフに扱っても問題無いことが多い(当然、それでも細いパーツが折れたりする危険はある)ものの、未完成品を仕上げたメタルやプラ製となると非常にデリケートな上に「それ一つ一つが小さくても1個数千円だからね?」ってことになります。
 今回ダスティがツンツンしたのはPVC製塗装済み完成品なので、フィギュア自体の耐久性は問題無いのだけれど。台座への固定が貧弱なのでヤバいのであった。写真は今回のプレイ後、ガチガチに固定されたもの(笑)


マクレーレ「いったい何を言われるんだろう……」
ハインリーケ「この子は私の友達のサムライの部下なの。彼女を探しにわざわざ1000キロ以上を遠く旅してきた、なかなかに見どころのある小さい子よ」

 ここで雑談をしていて話を聞いていない人達にイエローカードが出される(笑)

ハインリーケ「会いたいそうなんだけど、お前しか顔を知っている人がいないから連れて行って欲しいのよ」
マクレーレ「私はヤカさんの顔は知らないんですよね?」
ハインリーケ「あぁ、そういえばそうね。オマケで胡散臭い貴族がついているのよ。それととっても可愛い神寵者も」
マクレーレ「そう言われれば、たぶん察しますよね?」

 プレイヤー発言に対してハインリーケで返すDM(笑)
 マクレーレの言う「察し」とは、「それが誰であるか」ですね。まぁこんなのはキャラがどうだろうとプレイヤーが察した時点で「お前がそう思うんならそうなんだろう。お前ん中ではな」と「察したことにしていい」のだが。
 逆にプレイヤーだけでは察しようがないことを「キャラクターはこう察したよ」と情報が与えられることは珍しくありません。
 中の人がTRPG初プレイなので、この辺の匙加減を逐一レクチャーしていく必要が絶対にあるのだよ( ・`ω・´)

DM「知ってます。わざとこういう言い回しをしているから。『あ、察し』ってなります」
マクレーレ「胡散臭いかどうかはわかりませんが、貴族みたいな人と可愛い神寵者には心当たりがありますね」
アルブレヒト「『みたい』とは?」
マクレーレ「あ、いえ……」

 ダスティに援軍となるか?(笑)

マクレーレ「顔を知っていて可愛い神寵者となればモニカ様に違いない、と察し」
DM「神寵者は魅力が重要なクラスなんで、皆美人なんだけどね(笑)」

 まぁゲームデータ上の都合はさておいても、世界設定的に聖騎士や神寵者は美男美女揃いの傾向が強いことは間違いない(笑)

マクレーレ「捜して欲しいサムライがモニカ様たちと一緒にいるわけですね」
ハインリーケ「喧嘩別れでもしていなければね。だから行って欲しいのよ」
アルブレヒト「マクレーレはモニカたちの消息って全く知らないよね?」
DM「そうだね、教わったりはしていない」
マクレーレ「あ、そうか。察し……というか『あっ……、えっ! モニカ様は無事だったのですね?』」
DM「そうね」
満天星「おや、マクレーレは『ですね』とか敬語できる人?」
DM「マクレーレはちゃんと〈交渉〉上げたんですよ」
マクレーレ「最低でも敬語だけは使えるようにと思って頑張って〈交渉〉3ランクまで振ったんですよ」
モニカ「えらい」
満天星「素晴らしい(パチパチ)」
マクレーレ「それでものすごく他のスキルが圧迫されました(笑)」

 とは言っているものの、彼は武人なのに知力が16と異様に高いので、普通の武人の倍くらい技能ポイントがある天才である。
 無論、初心者にそんなゲームバランス感覚などわかる筈もないので、彼なりに「頑張ってやりくりした」ことを否定する必要も無い。

ランク 言葉遣いの程度 備考
0 敬語を一切使えない。敬語の概念が無いので誰相手だろうとタメ口。 スラムの住民や貧農。
1 「マジっす」「チューっす」「ヤベーんすよ」といった程度の言葉遣いを駆使できる。 スラム街ではマシな方。普通に暮らせてる農民。
2 「本当っす」「ちわっす」「危ないっすよ」くらいに進化する。 庶民生活マナーならだいたい会得。
3 「本当です」「こんにちは」「危ないですよ」まで会得した。 商人(丁稚等)の最低限。
4 丁寧語、尊敬語、謙譲語の概念を知っており、ある程度使える。でもよく間違える。つまり真っ当な現代日本人くらい。 最低限のビジネスマナーを弁えている。
5 上記概念をちゃんと理解しており、間違える頻度も減った。 基本的なテーブルマナーを心得ている。田舎でマナー講師ができる最低限。
6 あとはもう上げれば上げるほどエレガントな所作を行えるぞ。 知っているマナーの種類が増えていく。
7
8
9
10 男爵以上の貴族に礼儀作法を教える職につける。
 フローラントwiki掲載の〈交渉〉技能イメージ。
 魅力度による修正値がどんだけ高くてもランクのみを参照するので、低技能高魅力のキャラは「態度は悪いが顔が良いから赦す」とか「人に好かれる雰囲気があるんでなんとなく赦される」みたいなことになります。
 フィクションでよくある「態度悪いんだけど憎めないんだよなぁ」と「設定されていて、キャラもそう評価しているんだが、見ているこっちとしちゃ普通にムカつく奴だよ」みたいなキャラも「低技能高魅力」の一種な気がする。実際に相対しないと伝わらない謎魅力(笑)

満天星「八夏も高いですね」
アルブレヒト「サムライのクラス技能だしね」
DM「サムライはつまり貴族だからね」

 オリエンタルノーブル!!

 
 まぁこっちはこっちで貴族そのものなクラスが存在して、戦闘力と幅広い技能を兼ね備えた中々に優良クラス。
 ただし冒険向けの特殊能力は持ち合わせていないので、高レベルクラス能力を得る為の「足踏み」を避ける意味でも「誰も彼も取れば強い」わけではない。このクラスレベルが無くても「貴族として相応しい技能」をちゃんと取得していれば貴族なので、モニカ達はこれとマルチクラスはしていない。知力が高いってのは、つまりそーいうことなのだ。人生の選択肢が広い。
 なお、日輪でも別に貴族=侍のクラスレベル持ってるってわけじゃなくて、アリストクラート1本伸ばしの「武士」が大多数である。侍クラスはより求道的であるからして。ヴィーリオンで貴族すなわち騎士だが、必ずしも騎士のクラスレベル持ってるわけじゃないのと同じですな。ロールプレイ的には「クラス」なんて概念無いからね(笑)

ハインリーケ「実はモニカ生きていたのよ。とはいってもお前の雇い主が死んだかどうかもまだわからないのだけれどね」
マクレーレ「妹様は生きていらっしゃるのですね」
ハインリーケ「そうね、行った先の仕事で死んだりしていなければ」
DM「八夏が出発したのはちょっと前よ」
満天星「では急ぎましょう」
ハインリーケ「ニンジャ、これがさっき話した優秀な射手よ」
マクレーレ「よろしくおねがいします」
満天星「よろしく。満天星(ドウダンツツジ)と申します」
マクレーレ「マクレーレと申します」
満天星「マクレーレ様……」
マクレーレ「様はいらないです。マクレーレで。呼びにくければマックで」
DM「マクレーレの略称ってマックなの?」
マクレーレ「あ、いや、長いかなーと思って」
ハインリーケ「あんた馴れ馴れしいわね。いきなり自分を愛称で呼べとかどれだけ距離の詰め方下手なのよ」
マクレーレ「マクレーレでいいです。後で、後で言うことにします」
満天星「ハインリーケ様、この人殺しますか? 話が進みません」
DM「そもそも日本人の感覚で適当に名前を略すると、だいたい違うからね。愛称って名前ごとに決まってるから」

 ダニエルとダニー(ダニエルの愛称)がそれぞれ存在したりするとかな!!(笑)
 そんなわけで軽率に外国名前の略称を設定することに躊躇があることを白状します。「こまけぇことはいいんだよ」でいいはずなんだが! そこが俺の性格の面倒くさいところ!!!

ハインリーケ「でまぁ、優秀な射手よ」
満天星「『戯奴(わけ)は忍者でございます』 ござるとか使わないよね?」
DM「ござるとかは使わないんじゃない。忍者っぽいテンプレをしないことで個性を立たせることにしよう(笑)」
満天星「皆に求められてもやらないよ」
アルブレヒト「私はぜひとも求めたい!」
満天星「殺しますか」
マクレーレ「二言目には『殺しますか』と!(笑)」
ハインリーケ「ニンジャ、もう行っていいわよ。ウズウズしているのでしょう」
満天星「行きたくて仕方ないのです。『お世話になりました、ハインリーケ様。では』」
マクレーレ「ふむ……」
満天星「早く行くのよ!」
マクレーレ「わかりましたっ。少々……」
満天星「なにしてんのよ」
マクレーレ「旅支度だけ整えさせて……」
満天星「整えてないの?」
DM「旅仕度してきたんでしょ、呼ばれてきたんだから。あんたここに住んでるわけじゃないんだから」
マクレーレ「あーあー」
満天星「……(忍者刀に手をかける)」
マクレーレ「あぁ早く帰れと、わかりました、案内させていただきます」
満天星「日が暮れてしまいます」
DM「あんたそもそも仮住まいなんだから私物を置いてこないでしょう。ちょっと来いじゃなくて、戻ってこいって来てるんだから全部持ってきてるでしょう」
満天星「あなたの背中のそれは準備ではないのですか?」
マクレーレ「……準備です」
満天星「では参りましょう」
マクレーレ「お供させていただきます」
満天星「立場が変わってしまってるじゃない(笑)」
皆『あはは』
DM「上下関係が決まってしまった」
満天星「決まってしまったのかな」
DM「でも移動は十傑集走りじゃないからね」
満天星「横山走りじゃない。シュシュシュシュ」
DM「馬だから。満天星は移動力凄く低いでしょう。歩幅が狭い(笑)」
満天星「そう、シュタタと足の回転は早いけど遅い(笑)」
アルブレヒト「マクレーレは重装鎧で遅いからなぁと思っていたが、こっちも遅かった」
満天星「こっちも小型種族で移動速度は20フィートで実は同じ」
DM「かたやドスドスドス……」
満天星「こっちはケイデンスは速いよっ(くるくる)」
DM「なので馬で。満天星は犬。忍犬ワンダードッグ」
満天星「犬! 名前はどうしよう(なでなで)」
DM「名前ね。後で決めようね」
満天星「やっぱり、なんとか丸かな」
アルブレヒト「忠吉さん」
DM「忠吉さんシルヴプレ~じゃない。名前は後で決めるとして、今は忍犬ワンダードッグで。不可思議丸で」
満天星「データとかあるんです? 戦闘中とか」
DM「軍馬と一緒で戦闘にも使えるよ。ただまぁ〈騎乗〉や〈動物使い〉がないと運用は難しいけど。『ゴー! パピー!』くらいの指示は出せるかもしれない」
満天星「〈動物使い〉含めてクラス外なのが厳しいな。でも死なせてしまうかもしれないので」
DM「まぁ死ぬだろうね(笑)」
満天星「しない、しない」
DM「忍者ならそのへん使い捨てにするのも変ではないんじゃない?」
満天星「サモン・ネイチャーズ・アライとかも、そういう感じでいいの?」
DM「忍者だからいいんじゃない? それを見せられた他の人がドン引きするだけで」

 つまるところ、それが良い悪いかってー話ではある(笑)>周囲ドン引き

満天星「さすが“秩序にして中立”だけある」
DM「実際にそうなったときに周りとの温度差が現れるね」
満天星「なぜか、なんか皆さんの見る目がおかしいような……?」
マクレーレ「ところで、目的地は聞いていますか」
DM「まずモニカたちはトロイトーアまで移動するように言われていて、最初の仕事はそこで受けることになっていたんだよね。『トロイトーアまでお行きなさい。その先はどこへ行ったかは妾は知らないわ』」
マクレーレ「旅がスタート。『ではトロイトーアまで案内させていただきます』」
満天星「じゃぁ犬に乗ってトコトコ(さぁ、話しかけて!)」
マクレーレ「あの、ところで……ニンジャってなんですか?」
モニカ「フリートークだ!」
DM「クラウスと八夏の悲劇を繰り返さないために、2人には話すことを考えてくるように厳命してあるので(笑)」
満天星「忍者ですか。日輪(ヒノワ)の……、あ、日輪ってご存知ですか?」
アルブレヒト「馬と犬だから、上と下で話してるんだよね。なんか微笑ましい」
DM「うーん、でもね、今の満天星の立場だったらむしろ『日輪知ってますか?』だと思うよ。別に敬語使わなくていいと思うよ」
満天星「へぇ、マクレーレには?」
DM「そう。言ってしまえば、誰にでも丁寧じゃないんですよ」
満天星「上下を分けているんでしょ」
DM「マクレーレ相手は別に丁寧にする必要性が無いの(笑)」
満天星「なるほど、それがわかれば大丈夫」
DM「マクレーレさっき思いっきりへりくだったじゃん」
マクレーレ「そう。こっちからしたら、ドウダンツツジはハインリーケ様のお友達に見えているし、ニンジャってわからないから、ひょっとしたら貴族かもしれないと思っているんです」
DM「俺の母親は山野(美容学校)を出てるのだが、たまたま出資者の政治家の夏遊び先が地元で、婆ちゃん達が色々世話したとかで顔見知りでね。入学式でもその政治家が挨拶してたってことで、式の後そのまま挨拶に行ったら、それが知れ渡って在学中周囲から一目置かれたという話をちょうどこの前聞いた。本人は単なる漁師の娘で特に権力があるわけでは一切無いのだが(笑)」



DM「日輪は地球で言うならまぁ室町時代くらいです」
満天星「ナメられたら殺す!」
全員『ナメられたら殺す!』
レーグネン「ちょっと鎌倉者抜けきってない」
DM「天杜家の掟。『ナメられたら殺す!』『悪は斬る』でしょ(笑)」
八夏「違いますよ!」
DM「つまるところ、現代日本人感覚と違って『誰に対しても丁寧に』って世界でもないし。2人は平民で同レベルだし、なんか相手は妙に腰が低いし、タメ口でいいんじゃない?」
満天星「日輪って知ってますか?」
マクレーレ「〈知識:地理〉はあります。判定は19です」
DM「では知ってるね。『東方にある島国で、船での貿易が盛んな国でしょ』って。〈知識:地域〉が無いからサムラーイやニンジャ!の文化は知らない」
満天星「確かに地図で場所は知ってても、文化は知らない国って結構あるね」
マクレーレ「はるか東の島国ですね」
満天星「『よく知ってますね』……自分から聞いておいてどういう(笑)」
マクレーレ「そもそも肝心のニンジャについて、答えてもらってないっていう」
満天星「ここから話していくのさ」
マクレーレ「それで……改めてお聞きしますがニンジャってなんですか?」
DM「まだ満天星の話の台詞の途中なのだよマクレーレ(笑)」
マクレーレ「このキャラはコミュニケーション下手なのかもしれません」
満天星「がんばって〈交渉〉取ってるのに」
DM「〈交渉〉高いから会話下手なわけはないんだけど」
満天星「日輪を知っているなら話は早いです。侍って知ってますか?」
マクレーレ「サムライは存じ上げません(ふるふる)」
満天星「この人なんでこんな丁寧なの……(笑)」
マクレーレ「ほんと、半分くらいお貴族様だろうと思ってるので!」
満天星「侍や忍者は日輪特有の生業なのです」
マクレーレ「つまり、こちらで言うところの騎士や……」
満天星「なんでそれ知ってるんですか(笑)」
マクレーレ「あぁ、そうだ。『こちらで例えるとどのような生業なのでしょう?』」
満天星「侍はそうですね、ナイトですね。忍者は……巧者のようなものですね(お犬様トトト……)」
マクレーレ「んん? 貴族で巧者だとローグ……? ふーむ……ところでつかぬことをお伺いしますが」
満天星「めっちゃへりくだってて……(笑)(犬の手綱を操る満天星)」
マクレーレ「ヒノワの騎士様に対して失礼なことなどを教えていただければ、ありがたいんですけれど……」
満天星「こちらの騎士に対するのと同じと思っていただければ(犬上で揺られる満天星)」
マクレーレ「ありがとうございます」
満天星「ときにマクレーレ殿……殿じゃないかな。そんなにへりくだらなくても……」
マクレーレ「今、貴族の巧者という存在に頭がパンクして……」
DM「やっぱり敬語で喋ってるよね。丁寧にする必要ないよって決めたのにずっと丁寧語で話してしまっているんだよね(笑)」
満天星「どこまでいいのかと。『ないよ』とか?」
DM「それでいいと思うよ」

 

 Don't give up justice, I want to get truth! とっても小さい満天星!!


●プレイヤーズコメント

・アルブレヒト
 今回はいつものメンツは見てるだけの回。
 もちろんその場にいなくとも会話には混ざる(笑)

 あー満天星ちっちゃかわいい!
 頭身が低めになる人間の子供やドワーフと違って、人間の大人と同じ頭身なまま小さい種族なので、大柄なマクレーレと並んでいるとすこし混乱する(笑)

 情報が行き渡っている現代とは違って、誰もが一定の教育や社会性を身につけられる世界ではないので、ここではスキルを割り振らないと最低限の言葉遣いや礼儀も知らないことに。
 なのでクラスの得意技能ではないからと0ランクのままにしようものなら、野蛮人プレイ以外不可能になるのである……!
 もちろんこれはDMの意地悪な縛りだなんてことは一切なくて、その分キャラの得られるスキルポイントを多量に調整したり、知力(=教養)に高い数値を割り振りやすくしてくれているのでご安心あれ。
 おかげで、このお貴族様キャンペーンは皆礼儀作法は修められているのだ。
 まぁでも失敬なやつはいるかもしれないね!

 アルブレヒトさぁん!!!


・モニカ
 新キャラ登場、なんと二人も!? しかもしかも、DEX19既婚者とちみちゃニンジャという濃い面子……!

 マクレーレの堂々たるイラストから打って変わって物腰の低い様子……もしかしなくとも、奥さんに尻にしかれていたな……?
 それととっても小さい満天星、比較的小さいであろうハインリーケ様の更に2/3程の大きさ? 身長100センチ位であれば人間で言う3~4歳辺りでしょうね。とんでもなく小さい!
 ハイタッチのノリも何だか可愛くみえるのに、そこは日輪の生まれ、八夏と同様に「ナメられたら殺す!」の人達みたいで……なるほど、それぞれギャップに萌えるタイプというやつですね。

 プレイヤーキャラクター大集合イラストも、ありがとうございます! こうして並んでみると本当に格好いい。背丈もバランスがよいように感じます。この格好良さを保つか、それ以上にしたいですね。

 余談ですが、チケットは全部払い戻しになりました。

 おのれコロナ……!!


・レーグネン


・八夏
※お使いのPCまたはスマホの画像表示縮尺は正常です

 というわけで、追加戦士参戦!
 つい敬語になってしまうマクレーレが実に初々しいですな。
 一方、味方にも殺意高めな満天星は、八夏に何の用事があるのやら。

 フリートークタイム……う、頭が!(笑

 にしても、イラストの二人が可愛い可愛い。
 まるで母と娘……あ、ハインリーケ様、顔が怖いです(汗

 と、自分を棚上げして語るデカ女であった。


・マクレーレ
 どもども、ご紹介頂きましたマクレーレです。
 ボドゲ部の方で常々、俺は協力ゲームの方が持ち味を活かせるはずだと考えていたところをスカウトされました。
 これぞ天祐! 頼りになるマクレーレになるべく頑張りたいと思います。


 裏切りプレイの代名詞と言われた男、遂に降臨。


・満天星
 どうも、小さい忍者の満天星をやっております。
 初めてのローグ枠なので期待半分、不安半分といったところです。

 キャラクターとして、二言目には「殺しますか?」と剣呑な割には、つい丁寧口調になってしまうチグハグぶり(笑)
 設定はしっかりあるので、ブレないように頑張ります!



・ダスティ
 仲間が増えた。しかも2人。ヤッター! 1人はダスティと同じ弓使いのマクレーレ。しかも貴族じゃない! でも、見た目はかなり厳つい感じだが、かわいい嫁さんがいる……さらに出世コースにものっているというリア充? なんか近そうで遠いような……。
 そしてもう1人の満天星は、かわいい女の子。しかも想像以上に(大きさ的に)かわいかった! ハインリーケとハイタッチしているYuukiさんのイラストがまた、ほのぼのとしていて、かわいらしい! この満面の笑顔の満天星を見ていると、舌足らずで「はわわ~」とか言っちゃいそうな雰囲気なのに、初対面の相手にいきなり「殺しますか?」とか言っちゃうとは……見た目に反して「満天星、なんて恐ろしい子!」。

「かわいい!」と思って触れた覚えはあるのですが、つついたかというと……自分ではあまり覚えていませんでした。でも、つついていたのですね。ゴメンナサイ。
     
8/8      
  マヌケなFPSプレイヤーが異世界へ落ちた場合 #4

 
 いきなりハーレム漫画っぽくなってる!?

 
 マヌケなFPSプレイヤーがハーレムなFPSプレイヤーに!!!
 前巻終盤に魔女と猫耳が仲間になったと思ったら畳み掛ける方に増えたーっ!!!

 
 この「拡大コピペじゃなくてちゃんと全部描いてる4ヒットコンボ煽り」が最高にツボってヤバい(笑)
 次のページのオチと含めて美味しいが、そこは載せない!!(えー

 
 そして優しくて楽しい雰囲気だったパーティーメンバー、歴戦の猛者っぷりに吹いた(笑)
 優しいだけでは生き残れないスゴみがある……!!!

 
 轟音防御可愛い(笑)
 てかこの猫耳、ほんと可愛いんだよ!! もう完全にヒロインだよ!! この娘の一挙手一投足見てるだけで楽しいくらいに可愛いんだよ!!!

 
 とか和んでたらぶっ込まれて泣きそうになった。いや泣いた。
 マジで「おいおい主人公頼むよここでお前が男見せて覚悟完了ドーンとか後先考えない課金パワーでドギャーンとか! 頼むって! 助けて!!」となりながら読み進めてしまった。
 こーいうの弱いんだよ。もっとキツいパターンだと「もう死体なんだけど捨てていけない」とか「死を受け入れきれてない」である。
     
  ■ウルトラマンZ

 
 部下は騙すが、敵に騙されることもない隊長格好良い。
 でも普通に組織全体が騙されっぱなしだとそれはそれで不安になるんだが、どうなってんだろう(笑)

 
 メジャー怪獣をバカスカ融合召喚してくるー!
 どれも名うての強豪怪獣揃いだから、これはアントラーも期待できるんじゃないか?

 
 「シャイニングスタードライブ!」と宮野真守の声で言われると「銀河美少年かな?」となってしまう現象。
     
  ■バンドール帝国

 
 こころんハッピーバースデー!!!
 ってことで会場でコッソリ隠れて待ち受ける4人の絵面が可愛過ぎてニヤけた。

 
 そして誕生日会話を求めて彷徨うも、これしか遭遇できずにションボリーヌ。
 俺はなにか重大な勘違いをしているのではないか……と不安になっている。
     
  ■プレゼントありがとうございます!!!

 
 ムックに続いてサントラが!! おのれゴルゴム!! ありがとう!!!
 そして艦娘のコスプレ写真集。Twitterで写真流れてきた時、あまりの可愛さにビビったやつ。公式と聞いて納得した。

 
 Roseliaが勢揃いな上に、ハローハッピーワールド軍団も増えたー!!
 つーか色々出てるのね君達!!! ビッグタイトルは関連商品が潤沢だぜ!!!
 そしてRoseliaの初期のライヴが!! メンバー交代前の姿も拝むことが出来る……!!!
     
  “真実は見えるか”キャンペーン 第6回 チャプター10

 ダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版をベースに「オリジナル世界設定」「ハウスルール色々」「禁止呪文・特技・アイテム多数」「モンスターデータ改造しまくり」の独自環境なので、運用や裁定が公式ルールと矛盾した場合も仕様です。厳密なことはあまり深く考えないで読むと幸せ。
 また、プレイ内容で色々と「気に入らないこと」があったとしても、プレイグループ内では合意を得て楽しんでいるものとご理解頂けると幸いです。


 チャプター1 チャプター2 チャプター3 チャプター4 チャプター5 チャプター6 チャプター7 チャプター8 チャプター9

 第1回まとめログ 第2回まとめログ 第3回まとめログ 第4回まとめログ 第5回まとめログ

 アルブレヒト・ヴォルフェンビュッテル 魔導師(ウィザード)5
 モニカ・ヴォルフェンビュッテル 神寵者(フェイヴァード・ソウル)5
 レーグネン 神官戦士(クレリック・ウォリアー)5
 天杜八夏 侍5
 ダスティ 巧者(ローグ)5

 余談編「モーニングスターは輝けない」

DM「ハルバードだけ落っこちているよ。モニカの予備武器がいっぱい」
レーグネン「そういえばオーガが持っていた高品質の大型ファルシオンも?」
アルブレヒト「一緒に引っ張り上げて」
レーグネン「これ、持ち運べるのか?」
DM「いつ何時、エンラージしたときの予備武器になるからね(笑) 『武器落としちゃった、予備武器が無い! そういえばまだファルシオンが置いてある、これを使います』ができるからね。まあ全員ファルシオンに習熟していないから、同じ-4で振るなら小型の武器を使うよりはマシって程度だけれど」
アルブレヒト「そうか、軍用武器使えないのか」
DM「このパーティ、軍用武器習熟クラスが居ない! いるけれど八夏はヒノワの軍用武器のみ」

 
 D&Dの武器には使いこなしの難易度が大きく分けて「単純武器」「軍用武器」「特殊武器」の3種類にカテゴライズされておりまして。画像は右ページにも続いて、そっちには両手軍用武器とか特殊武器が色々載ってるよ。
 まぁ単純だ軍用だなんてのは武器なんて究極的に「全部軍隊で使うじゃねーか」って意味ではまぁあくまで「ゲーム用語」と思ってくれて良いんだけどね。原語だと「シンプル・ウェポン」「マーシャル・ウェポン」「エキゾチック・ウェポン」だよ。
 なお、特殊武器がエキゾチック(異国風)なことに関しては私としても「ヌンチャクや手裏剣がそこにカテゴライズされているのはわかるが、バスタード・ソードやハンド・クロスボウもエキゾチックなの? ファルシオンやシミターは軍用武器なのに?」と、前々から疑問ではある(笑)
 でまぁ多くのクラスは単純武器への習熟と、クラス特性に合致した一部の軍用武器(や特殊武器)へのに習熟するに留まり、ファイターやパラディンといった「本職の前衛」達だけが「全ての軍用武器に習熟」というステータスを得ることが出来る。これは結構凄いことで、こんな何十種類もある武器の使い方を一通り身に付けているわけで、「お前その労力を少数の武器に集中しておけばもっと強くなれたんじゃ?」と思いたくなるぐらいには「過剰な網羅」っぷりである。いやもう単純武器を一通り使える時点で大概ではあるんだが。これ、未習熟のキャラが敢えて習熟しようと思ったら、武器一つ一つに《軍用武器習熟》の特技を適用しないといけないんで死ぬほど大変。コスパ最悪。
 まぁ冒険でたまたま手に入れた魔法の武器を「習熟してないから」で殆ど使えないようなシステムになっててもそれはそれで寂しいんで、致し方なしでもあるけれど。



アルブレヒト「あれ? モニカ……ハルバード、ロングソード……両方は無理だよね」
DM「……確かに」
書き起こしているモニカ「そうなのか……」

 書き起こしてるモニカ、で吹いた(笑)
 神官戦士は防具こそプレートアーマーまで習熟しているものの、武器は単純武器まで。レーグネンは戦勝神の信仰特典で「神の象徴武器」の一つであるロングソードに習熟を得ているから使えているだけで、これが他の神だとそうそう得られるもんじゃあない。一方の神寵者たるモニカは単純武器までしか習熟していないものの、クラス特典で「神の象徴武器」の一つに習熟し、更に《武器熟練》の特技まで得られるので、ハルバードをチョイスしているわけですな。つまりロングソードには習熟していない。

DM「そっと、片手で持てる武器……ヘヴィ・メイスに置き換えよう」
アルブレヒト「そもそも予備武器はヘヴィ・メイスなんですよ。銀武器として、銀のロングソードを持っている」
DM「ロングソード自体は戦勝神の武器か……うん、ヘヴィ・メイスじゃないですかねえ」
アルブレヒト「斬撃の銀枠としてこれが置いてあるのだろう」
DM「単純武器は、シックル以外は刺突と殴打しかないからね。斬るっていうのはね、より技術の要る武器なんですよ」
アルブレヒト「でかい剣で斬るのはそれなりに習熟が必要ということですね」
DM「D8の片手武器はヘヴィ・メイス一択だからね。モーニング・スターは(TRPG部では)特殊武器に変わってるんで。どんな理屈だよ、本当この武器! なんで軍用武器のフレイルより強いんだよぉ!」
アルブレヒト「安い! 軽い! 刺突! 殴打もある!」
書き起こしているモニカ「モーニングスター、プレイヤーとしては強さがナーフされても良いから、見た目かっこいいから使いたいのだ……」

 使いたかったら《特殊武器習熟:モーニングスター》を取ろうね!!

 
DM「だいたい、刺突および殴打の理屈が分からないんだよ! 要は『トゲトゲがあるから刺さった上で殴れる』ってことなんだろうけど、棘の時点で刺突だけじゃん。それが根元までめり込んで初めて殴打になるんじゃん、じゃあ刺突じゃん、それ! だってモーニングスターの棘が根元までめり込んだ上にまだフルに運動エネルギー残してて衝撃与えるようなパワフル攻撃が当たったら、それだけでもう大惨事だぜ!?」
レーグネン「もしかしたら当たり目を調整して……」
DM「そんなテクニカルな技術を必要として単純武器なのかーい!?(笑) メイスだってトゲあるやん! 鋭角部分で殴れるじゃん! こうなったら刺突じゃん!?(笑)」
アルブレヒト「この単純武器は、クラブの衝撃と棘による貫通力を併せ持つ! じゃあ棘付きバットも刺突と殴打にしちゃうぞ~!?」
DM「そうそう(笑) そもそもその理屈ならフレイルもそうあるべきなのに、そっちは刺突および殴打じゃないんだよなあ」
八夏「あれえ……?」
レーグネン「モーニングスターが好きだったんじゃないですかね(笑)」
アルブレヒト「クレリック様! ご用意いたしました、単純武器で強いやつ!」
DM「クレリックへの忖度ですよ(笑)」
書き起こしているモニカ「たしかに、クレリックがモーニングスターを持っているイメージある」

 こうしてはるか昔からTRPG部ではチート武器として速攻ナーフ対象だったのでしたとさ。
 なお、3.5版で俺が個人的に嫌いだったり釈然としてないデータの多くがエラッタされていることに定評のある5版では、モーニングスターが刺突武器、フレイルが殴打武器となっている。素晴らしい。

 
 ちなみに歴史的に実在が確認されているフレイルはあくまでこれで、D&Dの武器イラストにあるような「鎖の先に棘鉄球付いててぶん回すウェポン」は、「当時の絵画や文章に存在しない」「自爆ウェポン過ぎて実用性も乏しい」「実在してたとしてもマイナーなイロモノ武器では?」と、その「真っ当な武器」としての実在が疑問視されちゃってたりする。

 
 実在したことのみでも十分に高い実用性の証明になるってんなら、こんな銃と近接武器を融合させた武器も「実在」はしてたりするわけで(笑)
 なのでTRPG部のフローラント世界でもフレイルは史実タイプだと思っておいてくれれば幸いです( ・`ω・´)

 Don't give up justice, I want to get truth! これにて第6回終了!!!


●プレイヤーズコメント

・アルブレヒト
 豪快なダメージを叩き出すアタッカーに比べると、回復・サポート職はやりたがる人が少なくなるので、D&Dのクレリックは高スペックにして受け持ってもらえるようにしているとか。
 とはいえ、さすがにファイターとは武器習熟には差をつけなくてはならないので、単純武器にもちょっとばかり強いのが用意されているって寸法なんだなーと。
 以前は『血を流す事を禁じられている』のでクレリックは刃物を使えないと説明されていたものだけど、史実との兼ね合いも理屈の上でもツッコミどころ多すぎて消えた。

 改めて殴打武器を振るうさまを想像してみると、鈍器による撲殺は本能的、原始的な感じでやはり怖い。
 ファンタジー作品などの殺陣が刀剣による斬り刺しが主流なのはそういうところもあるのだろうなと思ったり。

 そりゃー「ちょっとばかり」だったらまぁいいんだけどね!! 全然ちょっとじゃないからね!!


・モニカ


・レーグネン


・八夏
 昔モーニングスターだと思っていたものが、正確にはヘヴィ・フレイルだったという事実(オイ
 でも別ゲーだとフレイル型のもあるらしく、調べてみたら色々な物が出てきて判別がごちゃごちゃに。
 一部じゃ某ヴァンパイアハンターさんの鞭(強化後)まで含まれるとか……まさかそれで性能も混ざっておかしくなったとか?(笑

 そういえば、あくま神官が持っているアレはモーニングスターでいいのだろうか?


・ダスティ
 いろんな種類の武器があるのは、ワクワクするよね! 初めて「T&T」をプレイした時、アフリカンスローイングナイフとか、ショーテルとか知らない武器がたくさんあって感動したのを覚えています。その後ファンタジー作品が増えて、キャラ付けもあってか登場キャラが様々な武器を使うようになっていったけど、よもやショーテルを使うガンダムが出てくるとは……と、ガンダムサンドロックを初めて見た時はちょっと驚きました。でも昔から、ジャベリンとかサイとか鉄扇とか、巨大ロボ(もしくは戦隊もの)の装備から武器を知ることって多いんだよね。
     
8/5      
  ■ジードとZは北斗の拳を連想せざるを得ない

 
 主人公の第一印象が「目の前の命救う為なら、他の犠牲は構わない」「え、犬が死ぬより皆で困る方がマシでしょ」みたいに見えてスゲー悪くてですな。「精鋭部隊とおっしゃいますがそこの彼は素人丸出しの命令無視マンで街巻き込みまくりなのどーいうことなの。メビウスの1話観てこいよ」とイライラしながら観てたら。
 友人が「ウルトラマンZ序盤はマジ主人公にイラっとするけど、じきに薄れていくので何卒……。ビルや街が破壊されることに抵抗がなさすぎる。しかも独断の結果で」と、「不満に同意しつつも助命嘆願する」という、巧妙なサポートにより視聴続行するに至る。

 
 ネロンガ戦で、赤外線センサーが外部頼みなことに「外部認識センサーがカメラ映像しかないの!?」と驚いたのもつかの間、花粉症に苦しむシーンで対NBC装備がないことに「ストームトルーパーのスーツに防毒機能が無い」のと同じくらい驚いた(笑)

 
 それでは皆さん。ご唱和ください!!
 燃やせ! 燃やせ! 真っ赤に燃やせ! 怒る心に火をつけろ! 倒せ! 倒せ! 力の限り! お前の空手を見せてやれ!!

 
「設計と違って複数のメーカーからパーツ供給させてるからロスが発生して性能落ちてる!」に対して「大人の都合で余計なことを」よりも「ああ、元のままだとコストがバカ上がりとかの都合あったのかな。設計者はスペックのことしか気にしてないけど」なんて思いながら観ていた。
 ていうか「主人公の再三の足引っ張りで壮大な無駄遣いしちゃってるから予算不足でしょうがなかった」って側面もあるんじゃねーの、と(笑)

 
 ゴジラじゃ飽き足らずテレスドンまでジラースに!!(笑)
 実はジラースの本体はエリマキで、寄生怪獣とかなのでは?(おかしい
 新八の眼鏡的な。

 
 ペギラを見ると思い出すエロ漫画がありましてね……。内容全然覚えてないけど(笑)

 
 ごめん、サブタイトルの時点で完全にジャックが出るもんだと思い込んでた(笑)

 
 てかまさかの眼鏡回!! やはりメカニック娘は眼鏡かけてないと!!!
 今後もこれで定着してくれていいのよ!!!
 性格もいい具合に壊れた技術フェチぶりで素敵だしな!!!

 
 ところでこれがレッドマンっぽくて怖い。
 見比べるとそこまで似てないんだけど、目の周り赤いと印象が迫ってしまう感じだ。
     
  ■バンゲリングベイ

 
 ワカリマクリスティ。
 友希那さんのゴーヤ嫌いもワカリマクリスティ。苦い。

 
 健全シーンです。

 
 過去イベントのシナリオを気軽に見れるのは嬉しいね( ・`ω・´)
 他のソシャゲ知らんけど!!! FGOがおかしいだけでこれが普通なのかもしれんけど!!!

 
 最初この歌を全力で「ペルソナとコラボした歌かな?」と勘違いしてたのは秘密だぞ!!
 冷静に考えたらミルキィホームズだよな。ブシロードだもんな(これも違います

 ミルキィホームズといえば中の人が同じなグリッター*グリーンがよもやゲームに出てこないなんて思いもよらなかった……。メインキャラの一角じゃなかったの君達!? アニメでも海外に高飛びしちゃってるし!?

 
 演技が未熟だと感じたキャラの中の人は往々にして名前がアルファベットであり、調べるとそもそも声優じゃないことが多いの法則(あるのか
 普通なら「声優で未熟なのは見守れるが、声優じゃない人間採用して下手くそなのは困る」と思ったりもするわけなんですが、バンドリって「ガチで楽器演奏する」という特殊な作品で、右のキャラの中の人なんてバンドリに手を出す以前から知ってたバイオリニストなのよな。
 で、俺の認識としては「この作品における比重としては、声優としての技量と、ミュージシャンとしての技量は等価値」で。「逆に声優が楽器を猛練習しても(当然一朝一夕に積み重ねられるものではないゆえに)、ガチな人からしたら未熟なこともあるだろうな」なんて思ったりもすると、ミュージシャンが頑張って演技してるんだろうと思えばその拙さも見守れるというもの。俺は楽器の上手い下手は全然わかってないからね!! 声優の演技だから評価基準持ってるってーだけで!!

 
 イベントの協力ライヴ。ノーマルですら普通にゲームオーバーするくらいにはド下手くそなんで、「イージーですまぬ……」となりながらプレイしているが、それでも別に高レアリティ&高難易度の人と圧倒的なポイント差にならない仕様なのは助かっている。
 てかあまりにも自分が下手くそ過ぎて「ノーマルですらキツい。ハードとか絶対無理。練習してどうにかなるもんじゃない」と確信している。


 
 ふらんめええええええええ!!! ドイツ語ぉぉぉぉぉぉ!!!!
 ……と、意味のわからないテンションで観始めたわけですが、最高だった。ああ最高だった。そりゃ最高だったとも。最高のサティスファクションってやつだ。
 独り部屋の中で鑑賞してたわけだが、それゆえに遠慮なく奇声……いや歓声……いや奇声をあげていた。興奮し過ぎて非常に疲れた。
 そして同時に「あ、これヤバいやつだ。いきなりこんな最新のライヴBDじゃなくてもっと前のから観たほうが成長を順に観れていいんじゃないの?」ともなった(笑)
 あとりんりんの中の人との地声のギャップに吹いた(笑)

 
 あと観ながら手に力が入りまくることを利用してハンドグリップも延々と握っていたので翌日軽い筋肉痛になった。Roselia筋トレ、皆もやってみてくれよな!!! 心も体も健康に!!!
 てか生まれてはじめて指ぬきグローブしたよ。オタクレベルが1上がった。


 あと改めてお願いなんだけど、バンドリ(に限らずこのサイト全般の大前提ルールとして)のアニメ、ゲーム、漫画等で自分が言及した範囲(サイトやTwitterに感想載せた回の話まで)内だけのコメントを心掛けてくれると助かります。皆が知ってて当然のキャラ設定や情報も、ワダツミにとっては「これから知ること」なのでよろしくおねがいします。「〇〇が□□で可愛いんですよ!」「え、なにそれまだ知らない」ってことになるんですよー。


 
 そしてプレゼントが届いていたのでありがとうですよ!!!
 とりあえずフルメタルジャケッツとバンドを……バンド・オブ・ブラザース的なやつを。

 
 とか遊んだ後にちょっと外出しようとしたら更に追加戦力が置き配されていた!!!
 ワダツミをRoselia三昧にしようとする高貴なる闇の組織がある気がしてきたぞ!?

 
 不在のりんりんの代打としてあこが魔界から召喚したキーボードの悪魔将軍です。
     
  蒙古絶対許さないサムライ・ゴーストツシマン

 
 穏やかに「そのまま苦しんで死ぬといいよ」と、そっとしておいてやりたくなっちゃうよね。

 
 ここの砦、ヴラド公が待ち構えてるんじゃないだろうな(笑)
 道中通りがかっただけなんでまだ手付かずだが、実に剣呑である。

 
 このゲーム一番の怒りの炎が天を突き破ったので廃墟の中で立ち上がりサムライファイヤーアロー今この手に炎の弓矢をお見舞いしてやった。

 D&D脳過ぎるので遊んでる時は常にこんなことを考える仕様。


 火力によって先制、敵隊列を壊乱させた後の抜刀突撃が鎌倉時代最先端の戦術である。


 現状、一番格好良く撮れた気がするシーン(笑)
     
  ■プレゼントありがとうございます( ・`ω・´)

 
 最近リスト外のプレゼント率の方が高い(笑)
 無論迷惑だとかはまったくなく嬉しいですよ!
 大仏とか想定外過ぎて吹いた。悪魔が攻めてきたら動き出す巨大なゴーレムだって信じてる。
     
  “真実は見えるか”キャンペーン 第6回 チャプター9

 ダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版をベースに「オリジナル世界設定」「ハウスルール色々」「禁止呪文・特技・アイテム多数」「モンスターデータ改造しまくり」の独自環境なので、運用や裁定が公式ルールと矛盾した場合も仕様です。厳密なことはあまり深く考えないで読むと幸せ。
 また、プレイ内容で色々と「気に入らないこと」があったとしても、プレイグループ内では合意を得て楽しんでいるものとご理解頂けると幸いです。


 チャプター1 チャプター2 チャプター3 チャプター4 チャプター5 チャプター6 チャプター7

 第1回まとめログ 第2回まとめログ 第3回まとめログ 第4回まとめログ 第5回まとめログ

 アルブレヒト・ヴォルフェンビュッテル 魔導師(ウィザード)5
 モニカ・ヴォルフェンビュッテル 神寵者(フェイヴァード・ソウル)5
 レーグネン 神官戦士(クレリック・ウォリアー)5
 天杜八夏 侍5
 ダスティ 巧者(ローグ)5

アルブレヒト「でっかいレムレーだ!」
モニカ「ブーマーだ」
レーグネン「魔神ブゥ!」
アルブレヒト「レムレー、合体バージョン?」
DM「パワー・レムレーだ!」
モニカ「めっちゃおる~!」
八夏「綺麗に並んでいるぞ!」
DM「はいここで、敵2体の不意打ちラウンド」
レーグネン「ホオオ」
DM「ウエェイ、ブッチョー! 突撃っ! あ、こいつデータ上、ハルバードを持ってるんでよろしくね」
全員『へえ~!』

  モンスターデータと一緒にイラストが添えられているのが基本なのは言うまでもないことなのだが。これが割と「データとイラストで食い違う」ことがあるのだ。「これ絵だとグレートソード持ってんだけど、データだとグレートアックスなんだよね」とか「どう見てもプレートアーマー着てる絵なんだが、データだとレザーアーマーか……」なんて。もちろん「武器なんてその時たまたま持ってる装備なんだろうから、固定武装なんて存在しないもんだろ」ってことは百も承知なので、個体差は当然あって然るべきではあるものの。「せめて“典型的な個体”として載せてるデータとイラストは合致させろや」とも思うわけで(笑)

 
 例えばこのエティンというモンスター、「モーニングスターとクラブの二刀流」ってビジュアルなのだが、データ上は「モーニングスターとモーニングスターの二刀流で、予備武器にジャヴェリンを持っており、皮鎧を着ている」のだ。パンイチじゃねーかぁぁぁぁぁぁ!!!!
 これだけポンと置かれて「データと見た目が食い違うこと」を黙ったままプレイしたら、プレイヤー達も良い気はしないだろう。さりとてミニチュアに準拠した装備にしたら「近接攻撃力、遠距離対応力、防御力が軒並み低下して、定格データより明らかに弱くなる」のである。

 とにかく困るのが、公式のミニチュアを活用してプレイする場合、「往々にしてルールブック記載のイラスト準拠で立体化」されるので、「せっかくビジュアルの雰囲気を高めるためにミニチュア使ってんのに、見たまんまじゃなくなる」のだ。それを避ける為には「ミニチュアの装備に即したデータに修正する作業」が必要になり、ひと手間増えてしまうのが困りもの。これが「グレートソードがバトルアクスになる」程度ならその場で振るサイコロ変えるだけで楽勝なんだが、「データだとグレートソードなんだけど、絵だと二刀流」みたいに「根本的な部分から修正しないと駄目」とかがえらい手間。ある程度以上の強さのモンスターはそれぞれの戦闘スタイルに特化した《特技》で構築されてるのが珍しくないので、それが全部破綻するんだから一大事。

DM「データは3.5版なんだけれど、フィギュアが5版のなんだよね」
八夏「5版のデータだとハルバードを持っていないと?」
DM「5版のモンスターデータだと噛み付き攻撃です。目と口が縫い付けられてるって設定のくせにな!!(笑)」

 さらにこれですよこれ。
 ゲームのナンバリングタイトルで「昔の絵柄と今の絵柄では同じモンスターを描いていてもだいぶ違う」なんてのは珍しくないわけなのだが、それも多くは「ナンバリングはされてるが世界は違う」みたいなケースが多いわけじゃないですか。
 だがRPGの元祖D&Dはその辺が実にフリーダムで。「最初から最新作まで同じ世界ですよ。まぁ多元宇宙なんで色んな世界あるけど。その個々の世界は同じ時系列の上に続いているんですよ」とした上で、「平然とデザインや設定を変え」た上に「え、最初からこのデザインで設定でしたけど?」って顔をすることに定評があるのだ。

 
 左3版のクラーケン(脅威度12)、右5版のクラーケン(脅威度23)。
 設定レベルで完全に「同じ名前の別モンスター」状態であり、強さも大違いである。左のクラーケンが成長すると右になるって言われたらシックリ来るヤツ(笑)
 基本的に版上げされる毎に時代が進んでいくのだが(つまり4版は3版より未来が舞台)、しれっと「太古よりこの設定ですけど何か?」と言い切るのだね。「時代が何百年か経過したうちにこんな種族に変容しました」なんてことはなく「天地創造された時からこうです」と言い切るのだ。強い。過去の設定との整合性を気にする必要皆無!! 最近じゃあポリコレのアレでナニを配慮して「最初から邪悪な種族を減らす」なんて方向にシフトしてオークやゴブリンも決して邪悪一辺倒の種族ではないことにするのを検討中らしい。「邪神が創り出した戦闘民族」みたいな設定は焼却だぁぁぁ!!


DM「おりゃー! ……2、駄目です。もう1人……レーグネン立ちすくみAC19だから当たり、ダメージ13点」
八夏「なにか激しい音が」
DM「で、レーグネンは突撃を喰らった時に意志セーヴをしてください」
レーグネン「20振ったから成功です」
DM「で、2回目の攻撃を喰らって意志セーヴもう1回」
レーグネン「イケるかな、17」
DM「はい。で……後ろの敵も移動。レーグネン意志セーヴ。バンバンAP使っていけ」
レーグネン「ん~んんぅ。AP使って17、成功。2回目も……成功」
DM「はい終わり、で、皆もイニシアチヴ」
モニカ「17」
八夏「13」
アルブレヒト「24」
レーグネン「ぐあっ!?」
八夏「どうしました!」
モニカ「何が!?」
アルブレヒト「奥に何かがいるようだ、音がする」
アルブレヒト「私か。見たくねぇな……おわっ、なんじゃこりゃ~!」
DM「〈知識:宗教〉」
アルブレヒト「24」
DM「ハイ、やつの名前は……ヌッペリボー! レムレーがいなければ、こいつが最弱と言われている悪魔だ」
アルブレヒト「レムレーは奴らの中で最弱! こいつらは二番目!」
DM「レムレーなど悪魔の中では最弱!」
アルブレヒト「レムレーの太ったバージョンだ」
DM「この肥大したクリーチャーはヨタヨタと歩き、巨大なノコギリ状のハルバードを持っている。目と口は縫い取られているが君の存在を感知するとくぐもった絶叫をあげる。『うおあああ~~!!』というわけで、疑似視覚です、聴覚はありません。レムレーと一緒で、魔界の雑魚です。で、コイツは恐怖のオーラを放ちます」

 
 そんなわけで左が3版のヌッペリボー、右が5版のヌッペリボー。
 つまり設定説明でもデータ上でもハルバードを装備している上に《武器熟練:ハルバード》なんて運用特化特技まで持ってるくせに、絵はどう見ても魔界肉切り包丁である。困ったもんだ(笑)
 当たり前だがハルバードの性能と比べたら片手武器の方が弱いんで、おいそれと「これはハンドアクスってことにしておきます」とも言いづらいのだ。ラノベでよくある「本文描写と挿絵が食い違う現象」だが、フルミニチュア環境に於いてそれはより深刻に迷惑なのだった。

アルブレヒト「まあレムレーの強いやつだ。だが、やつを見たら恐怖を覚える!」
八夏「また恐怖……」
アルブレヒト「魂が凍るような思いをするらしい! レーグネン、大丈夫だったか!? ……いやレーグネンは大丈夫だろう。よし、俺は退がるぞ、冷静に退がる」
DM「もう恐怖を喰らったらしい(笑) 逃げ出したサー・アルブレヒト~勇敢に逃げ出し危険が迫ると勇敢に尻尾を巻き~背中を向けて勇ましくも怖気づいて~アルブレヒトは逃げた~雄々しく逃げた~♪ ブレイヴ、ブレイヴ、ブレイヴ、サー・アルブレヒト~♪」

 わりかし勇敢なアルブレヒト卿の歌でした。

 
アルブレヒト「モニカの番だ!」
モニカ「ハイ! 敵から2マス離れた位置に移動しました」
八夏「八夏も移動します、ぎゅうぎゅう。なんと醜い……!」
DM「こいつ、聴覚が無いからイニシアチヴにペナルティ……耳も目も塞がれてるからしょうがないだろ! だから明かりもクソもないんだ、疑似視覚で完璧に把握しているだけで!」
アルブレヒト「なんだと!」
レーグネン「なるほど、〈知識:宗教〉は15」
DM「最弱から2番目のヌッベリボーだ! 耳と目が塞がっているらしいぞ!」
レーグネン「ヌッペリボーだ! アルブレヒト様が言っていたとおり。じゃあゼーレン・シャルフリヒターで攻撃! 命中11」
DM「外れ、カーン! レーグネンに前列3匹が攻撃しますよ……21当たり、10点。で、八夏殿とモニカ1回ずつ意志セーヴ」
八夏「16」
モニカ「16」
DM「次のやつの攻撃、ダイス目17当たった、6点。また意志セーヴ」
八夏「17」
モニカ「大丈夫」
DM「3匹目は外れ。また意志セーヴ」
モニカ「13は怖いのでAP使います。足して14」
八夏「……AP使って、13」
DM「大丈夫でした。ターンエンド、でもモニカだけまた意志セーヴ」
モニカ「20」
DM「終わりました。良いねェ、雑魚相手のセーヴに対して全部AP使っていく姿勢」
モニカ「此処であんまりやりたくないですが、怖過ぎて(笑)」
八夏「恐怖という言葉に嫌な思いが(笑)」
DM「恐怖体験があって過去の思い出でチキっちゃう訳ですな。まぁキャラクターがっていうか明らかにプレイヤーがチキってるんだけど(笑)」
モニカ「チキチキで」
DM「でもまぁあんまり笑いごとじゃないんだけどね、半年後にAP枯渇で次々と死なれても困るんだ」

 基本スタンスとして「APの使用前提でシナリオを組まない」ということは、「APが尽きてるから障害を弱くしておこう」が無いってことも意味するわけですね。無論「AP無いだけで次々と死ぬシナリオ」だなんてことも「無いつもり」ではあるものの。

アルブレヒト「なんとかAC上げてあげたいけど特になァ。橋を渡らないとなくなっちゃうから」
DM「なにせコイツは弱いですからねぇ~(強調)」
アルブレヒト「(移動して)ここなら安全かもしれない、ワンチャン!」
モニカ「モニカはレーグネンの横に移動して、(DMから見て奥から1号、2号、3号)3号にハルバードで攻撃。命中28、ダメージ13点」
DM「イタタタタ」
八夏「モニカの後ろに5フィートステップ。私も3号に攻撃、命中12」
DM「外れ、カーン!」
レーグネン「マーシフルオン状態で、3号に攻撃します。命中17、ダメージ12点」
DM「はい、えーっと、3号は倒れた」
アルブレヒト「そうか、非致傷か。ややこしいな」
レーグネン「あとでとどめを刺さねば……」
DM「敵。レーグネンに攻撃。えーっと19まで当たる」
レーグネン「耐えました」
DM「耐えましたって、不思議な表現だな。それはHPで耐えたのか?」
レーグネン「ライフで受ける!(防御のポーズ)」
DM「ライフで受けるのね(笑) じゃあHPを減らして……」
レーグネン「いや、避けました(笑)」
DM「表現が微妙だとね、言った言わないでモメるから、ちゃんと言って欲しいです~」
レーグネン「オッケーです(笑)」

 ちなみに「ゴブリンを殴ります」って宣言した場合は、「本当に殴った」として処理するので、たとえプレイヤーがロングソードで斬りかかったつもりでも、パンチ扱いです。雰囲気を大事にしたい。

DM「でもう一方も外れで、3号は高速治癒で復活します。通常ダメージ3点、非致傷ダメージ3点で合計6点回復」
全部『おー……』
DM「で、モニカとレーグネンは機会攻撃してください」
レーグネン「外れ」
モニカ「命中20、ダメージ16点」

 
 狭い通路に中型台座の限界を超えたサイズのミニチュアがひしめいた結果、置き場所がなくて石の中に追いやられるモニカと八夏(笑)
 窮屈状態で立っているんだけど、ミニチュアは縮こまってくれないんで致し方なし!!

DM「では3号は死ぬんだけど………奥にいるのがニュっと入ってくる、4号ね」
八夏「4号が来た!」
DM「レーグネンに攻撃をしようかね! ……外れ。モニカ、八夏さん、意志セーヴ」
モニカ「大丈夫でした」
八夏「……くぅ! 合計6!」
レーグネン「まあまだダーク・ウェイ……シャイニング・ロードがある?」
アルブレヒト「いや……ここのターンで消える(笑)」
DM「……橋はここまで掛かってたと。……まあ、仮の話。仮の話として。……ここが落とし穴だとするわけじゃん? で、八夏が此処まで逃げるとするじゃん? ……此処が、仮に! 落とし穴だったとしたら、踏み抜いて、フローティング・ディスクごと落ちるっていう処理で……異論はないですね?」
アルブレヒト「……クラウスが」
DM「クラウスの死体を損壊するタイミングに」
八夏「言い方!」
アルブレヒト「……えー、フローティング・ディスクは常に地上3フィートのところに浮かび、それを保つ。ディスクをそれ以上離そうとすると消えてしまう」
DM「つまり穴になったら消えるってことでいいね?」
アルブレヒト「まあ、そうだよね……? 消えるんじゃないですかね?」

 このフローティング・ディスクを発動して落とし穴回避した時に「今回だけの特例だよ!」と書いたことを覚えておられる読者もおられましょう。そしてこのプレイはまだ同じ日の出来事なので特例パワー継続中です(笑)

DM「ハイ……。で、ダーク・ウェイはこのターン消えるんですか」
アルブレヒト「……消えますね(苦笑)」
DM「お兄様のターン。恐ろしいことに、お兄様は八夏が既にセーヴ落としてるのを知らないですからね。……『何故か唐突に閃いたのでもう一度、シャイニング・ロードを掛けるぞ!』?」

 全員笑い

アルブレヒト「うーん、何度見てもキモいなあ。頑張れ~」
モニカ「モニカは4号をハルバードで攻撃します、《信仰の威力》を使います。……命中14」
DM「14は当たり」
モニカ「やったぁ~……。ダメージは18点」
DM「倒れた……いやあ、でもまだ高速治癒があるから死んでないよ。さっきの一撃は非致傷ダメージだったんで、回復ゥ~! ってなもんだ」

 常に回復役が行動を共にし、何度倒れても回復呪文をジャブジャブ投入して起き上がってくるPCと違い、敵は「回復役がいることが当たり前」だなんてことはない以上、基本的に昏倒=死亡なケースが多いんだけど。この様になんらかの回復手段があるならば昏倒してもまだだ、まだ終わらんよ!!

レーグネン「めっちゃ回復してる~!!」
DM「で、八夏は、[恐慌]状態になっているので逃げます」
八夏「……では、1、2、3……」
DM「ズボッ!」

 全員爆笑
 そしてここでモニカが「姪が私がいつ帰るのかってさっきからずっと聞いてきてるんですいません……」と無念の途中離脱。

 
八夏「あーっ!?(落とし穴に落ちていく)」
アルブレヒト「ちょ、おま!」
八夏「あっ、ということは槍も落としたんですね」
DM「そうだね、ヒュー……(落下の音) 八夏殿は落下ダメージ4です。そしてクラウスの死体もグシャっと……」
八夏「とんでもないことをしてしまった……」
DM「これで完全に死体損壊したことになりますな」
アルブレヒト「まあ、かといってね……出口が無いからね、置いていくということは、見捨てて行くっていうことだから、持ってくるのは仕方がないことで。でもあれか、損壊していても弔うことはできるか。とはいえファイアーボールでやられると困っちゃうけど」
DM「まあ、落っこちて損壊も、ファイアーボールで焼かれてもルール上では変わらないよ……」
レーグネン「クラウスーっ!? ……ではレーグネン。倒れているやつに攻撃します。『マーシフル・オフ!』命中19、ダメージ8点」
DM「はい、では倒れて意識を失った。では敵の番。とりあえずレーグネンに……ファンブル。お兄様、意志セーヴ」
アルブレヒト「まあこんなやつにな、うん。肝が座っているから。やー……17」
DM「ではレーグネンに……22まで当たる、当たり……ダメージ10点」
レーグネン「あー地味に痛い」
DM「お兄様、意志セーヴ」
アルブレヒト「……」
DM「(DM、思わず近づいてダイス目を見る)……(笑)」
アルブレヒト「(頭に手をついて)いやあ……。13まで成功しているのは知っていて……いま12なんだよ(笑)」
全員『(笑)』
八夏「運命のダイス目」
アルブレヒト「いやあ……落としそうな気もするんだよなァ……しかしな……ここで逃げるなんて……いや、今は穴が空いているから……。八夏が落ちた穴の隣を『まだ道がある!』って歩いていくよな……いやあ、でも格好悪いからな……AP……使いたくないんだよ……12!!」
DM「12! 耐えた」
全員『あー(安堵)』
DM「バカスカ使ってた中に無駄遣いが混ざっていたのが確定するのが地味に嫌なヤツ(笑) で、3体目は生きていて高速治癒をしているので、お兄様はもう一度意志セーヴ」
アルブレヒト「高速治癒していてキモい! ……成功」
DM「はい。よかった」
アルブレヒト「ええと、じゃあ俺か。……見た感じ、穴の中はどうなっていますか」
DM「10フィートぐらい離れてる」
アルブレヒト「死体袋とヤカが……」
DM「穴の中でピンピンしてます。『あいたっ!』って」
アルブレヒト「ぶっ倒れているやつにワンドのマジック・ミサイルを撃ち込んでおくか」
DM「1ターン分の高速治癒と相殺するってやつね」
アルブレヒト「4点ダメージ」
DM「はい、バシューン」


アルブレヒト「モニーカ! 倒れているのに攻撃……当たった」
DM「では死んだ」
八夏「八夏、穴から出なきゃ」
DM「必死に登ろうとしている! 〈登攀〉してください」
八夏「5」
DM「まあ無理だね」
レーグネン「次。レーグネンは倒れているもう1体に対して攻撃。お、クリティカル~チャンス。14」
DM「当たり」
レーグネン「2倍! 12点!」
アルブレヒト「12点……」
レーグネン「さっきの八夏を見ちゃった後だとね(笑)」
DM「クリティカルで12点か……次、敵。バホンッ!? 次……クリティカル! 20、20を振った。クリティカル合戦ですよ!」
レーグネン「私のクローズ・ウーンズはもう無い! モニカのクローズ・ウーンズ……!」
DM「大したことないです、たかだか21点ですよ」
レーグネン「おわー、ピッタリ0……」
アルブレヒト「ではモニカからクローズ・ウーンズ! 12点減らして……」
DM「あ、ごめんなさい! もっと行きます、ハルバードだから」
アルブレヒト「おあー、ハルバードだ」
DM「トリプルダメージなので……27点」
レーグネン「27から12引いて……レーグネンのHP6」
DM「もう1体が行きます」
レーグネン「やばい……[昏倒]チャンス!」
DM「だがハズレ」
アルブレヒト「意外と苦戦しているな(笑)」
レーグネン「強い……」
アルブレヒト「行動を遅らせるか……モニカはハルバードで手負いに攻撃! 当たり、13点」
DM「はい、倒れた! で、お兄様」
アルブレヒト「……遅らせよう」
八夏「〈登攀〉5……」
DM「ふふ(笑)」
レーグネン「レーグネン! 倒れているやつに《攻防一体》3使って攻撃。-3で+7だから当たりです。ダメージ8点」
DM「死んだんじゃない? わからないよ。……ラスト1体! ……外れ」
アルブレヒト「モニカの攻撃が、当たった。ダメージ9点」
八夏「八夏、まだ駄目」
レーグネン「レーグネンは《攻防一体》3点で……16で当たりです」
DM「なんか雑だぞ!? 一喜一憂がない。完全に勝った気で流している(笑)」
レーグネン「(笑) 12点!」

 もう皆完全にやる気が無い……というか勝利を確信し、淡々と処理している空気に。苦戦したら苦戦したでいっぱいいっぱいになってロールプレイ忘れがちだが、これはこれで雑になってしまう。切ない。

DM「倒れた」
アルブレヒト「ではとどめを刺して」
DM「とどめを刺した! 終わり」
レーグネン「モニカ様、トドメをお願いいたします! 私はヤカ殿にリムーヴ・フィアーを! ……よかった、落とし穴があって怪我の功名かもしれない」
DM「八夏が走って行ってたらアラームが鳴ったかもしれない(笑) 『あ、八夏あそこまで行ったんだ』って」
レーグネン「リムーヴ・フィアー! 風邪に効く!」
八夏「はっ!」
DM「おもらしが止まった」
八夏「いやーん。く、またこの様なことを……!」
アルブレヒト「ヤカは完璧に怖くて怖くて逃げ出したからね……治ったからといって怖くないわけではないかもしれない。『いやあもう平気っす』ってことは……」
DM「前にTwitterでやったアンケートの結果を重視したいね。恐怖効果を受けて回復した後にどういうプレイをするか。『何も引きずらない』って回答は少なかったよ」
八夏「まあ、そうか……」
DM「数値的ペナルティを負わない程度に引きずるロールプレイをするっていうのが一番なのだろうね」
アルブレヒト「ヤカ! 奴らはもう倒した、怖くはないぞ!」
八夏「ほ、本当ですか」
アルブレヒト「ああ! モニカとレーグネンが全てやってくれた、もう安心だ! 出ておいで!」
八夏「どちらかというと助けていただきたい……」
アルブレヒト「まあ、ロープだロープ」
八夏「すみません……」
アルブレヒト「というか……クラウスの袋がえらい方向を向いている」
DM「えびぞりにコキャっと……」
八夏「多分……落ちた時に私が押し潰してしまい……」
レーグネン「ロープを下ろすからクラウスをつけて。モニカとレーグネンがいるので引き上げるのは」
DM「じゃあ〈縄使い〉でダイスを振ってください」
レーグネン「その前にヴィゴー・ポーションはゴクゴク飲んでいきます」
DM(ドロボぉぉぉぉぉ!!)
八夏「〈縄使い〉18」
DM「奇跡的に持ち上げられた」
八夏「ありがとうございます。ああまだ居る……」
DM「10ラウンドぐらい経ったら死体がシュワっと消える」
アルブレヒト「ヤカを引っ張り上げる頃には消えてる」
八夏「ああよかった」


 そして慌てて帰ったモニカからは「もう寝ちゃってたよ……」と連絡が入るのであった(笑)

 Don't give up justice, I want to get truth! 次回「余談」

●プレイヤーズコメント

・アルブレヒト
 パーティーリーダーの沽券に関わる一大事で、結果的にセーヴに成功はしたものの、いかにも失敗しそうな場面でAPを使わずに頑張った理由はさてなんだったか。
 もしかしたら、良くも悪くもジャバジャバとセーヴにAPを使う風潮に一石を投じたかったのかもしれない。
 あるいは『2番目に弱い悪魔』ごときに英雄の切り札のAPなど切れるかっという矜持。
 まだあわてるような時間じゃない。

 実は今回一番の重大事項は、クラウスを穴に落としてしまったこと。
 これで蘇生にかかる費用が跳ね上がってしまったのだ。
 アルブレヒトとしては『回収できたからヨシ! 実はできなくてもヨシ!』なので、今後の指針に影響はなかったりするのかもしれない。


・モニカ


・レーグネン
 恐怖って怖いじゃん! しかし自分がAPガンガン使ってたから、皆に伝染っちゃったかもと思わなくも。しかし恐怖に対するロールは出来れば失敗したくない。恐怖って怖いじゃん(サビ)。
 回復するなんて厄介と思いつつ、敵から見たらいつもそう思われてるやつ。



・八夏
 最初名前を聞いた時、「のっぺらぼう? なんで急に日本語?」と思ったヌッペリボー。
 フィギュア見ただけなら本当にただの肉壁さんと思いきや割と面倒なヌッペリボー。
 ついつい「ヌッペラボー」って言いそうになるんだよなぁ(オイ

 そしてまた恐怖に引っかかる八夏……余計なトラウマがどんどん増えていくのか(汗
 クラウス、止めの一撃のような形で巻き込んでしまってすまない。

 しかしクラーケンの変貌ぶりが本当にすごいなぁ。
 ゼノ・ジーヴァがムフェト・ジーヴァになるレベルで酷い(違


・ダスティ
 このパーティーが苦手としている、特殊能力もちのモンスターがついに登場。戦線崩壊し、ボロボロになった過去のトラウマがよみがえる! しかも戦力が減っており、今回は「一度帰って回復してから、またやってくる」は、やれそうもない状況。弱腰になってAPを多用してしまうのもやむなしか?
でも今回は、APを使ってがんばった甲斐あってか、八夏が[恐慌]状態になっただけで、ふみとどまった……が、その一度のセーヴ失敗で大変なことに! クラウスが……クラウスがー……!! 一体どうなってしまうんだ?

 あたかも「相性が悪い敵と遭遇してしまった!」と思わせるコメントだが、「特殊能力のある敵に弱いパーティー」は「それってつまり呪文の援護が無いモブ傭兵なんじゃ」な、相性以前の問題である(笑)
 ぶっちゃけ4人中3人が意志セーヴが得意なキャラ&スペルキャスターなことを考えると、パーティーのスペックとしては「とても特殊能力による攻撃に強い」のであった。実際問題AP使ってたセーヴ、どれも「AP使わなくても耐えられた数値」であり、唯一落としてるのが意志セーヴを苦手とする八夏のみであるからして。

     
8/2
  ■破烈の人形

 
 最近流してるのはバンドリの歌メインなわけですが、こころちゃんの歌声もクセになってきているワダツミです。薫も絶対好きなタイプだわ。

 
 
 というわけで待ちに待った!! Roseliaのライヴシーン!!!
 よもや1期+OVA通してまったくライヴシーンが無いなんて思ってなかったよイエッフゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!
 焦らされまくりだったから大興奮してしまった!!!

 
 
 さらにRoseliaのターン!!! もうこれは主役なのでは!?
 限界まで引き絞られた弓矢の如く俺のハートを射抜いてきやがる!! サティスファクションさせてもらう!!!!

 
 あと有咲のボルテッカ。いや胸デッカ。
 制服脱いだらちょっとスゴいよ? いやちょっとどころじゃねーけど!!
 着てても勿論スゴい……かと思いきや着痩せぶりも凄い。ってかりんりんもだいぶデカいはずなのに有咲には負けるのか。

 
 地元から1人出てきてライヴハウスのスタッフと下宿先の銭湯の手伝いしながらミュージシャンを目指す眼鏡っ娘というハングリーファイターぶりに「昭和……! 昭和のテイスト! 応援したい!」となっていたわけですが。

 
 
 畑仕事手伝ったお駄賃やお年玉を頑張って貯めてギター買ってるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!
 strandbergのギターって何十万もするんじゃ……?
 ダンボールギターの頃と、一生懸命夢への相棒を掴んだ時点での外見の違いが努力した歳月を物語るぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!
 もうこの時点でヤバい。泣ける。これ書いてても泣いてる。
 バンドリに限らず、いわゆる「部活モノ」を含む「趣味の活動モノ」って往々にして「現実的に考えるとその為の環境や器材が必要なんだけど、それを揃えたらとんでもない金がかかるんで、財布役として金持ちが必要」ってことになってると思ってるわけですよ。特に高コストなジャンルだと、大前提として「どのキャラも家が裕福」ってのがあるんだけど、ソレに加えて「さらに金持ち」がいないと厳しい。いきなり女子高生が器材も環境もババーンとか、財布キャラがいないとどうしたって無理が出る。いや、無理が出ないように全員「相応に地道な活動」しててもいいんだが、それは「多様な作品がある中でそーいうのもあっていい」レベルの話で、それが主流になられても視聴者は困るやつで。
 だから「様々な絵面と物語の演出のため(合宿に別荘とか含む)」にけいおんはムギがいたし、ラブライブは真姫や鞠莉がいたし、ゆるキャンだって「高いギアをホイホイくれる身内」がいたし、ヤマノススメだって「お古をバカスカくれる金持ちの先輩」がいたし、ここなちゃん母娘最高だったし……とまぁ他にも色々あるが、「見栄えのする絵面にするには器材と環境ありき」な趣味で、「突然ヒロインが『○○やりたい』と思い立つ作品」は、普通なら時間をかけて用意することを一瞬でどうにかしないといけないんで、都合良く金が降ってこないと大変なのだ!! そんなわけで香澄は何十万円もするランダムスターを580円で売って貰えたし、無料スタジオも使い放題なわけですよ!!
 本来それは「だってしょうがないじゃん」な筈だったのだが、そこにいきなりこんなのぶっ込まれたらどうしたって対比してしまう……!!
 つまりなにが言いたいかと言うと、手作りギターで楽しそうにしてるの天使だし、野良仕事姿は尊過ぎるし、お年玉持ってる晴れ着姿は可愛いの概念が具現化してるし、念願のギターを手に入れた様子にはガラハドもスタンディング・オベーションですわ。

 
 
 仲良しだったのに、次第に出来る音楽に対する姿勢の違いによるこの距離が!
 その切ない眼差しが!
 切ない。
 そりゃ大事なことは人それぞれだものね(´・ω・`)
 あと俺が「皆と一緒に趣味なり遊びなり始めるも、仲間達が段々と興味を失っていく中で、俺だけ飽きてないんで独り残される」って立ち位置が人生であるあるなんだよ!! ゆえにより「わかる……!!」となってしまった!!

 
 
「躊躇いだとか不安だとか挫折だとか焦燥感だとかで溢れ出した涙止まらないのー」ってところのシンクロ率でワダツミの涙が止まらないの状態。
 一瞬で好きなならざるを得ない上京物語過ぎた。
 メチャクチャ頑張り屋さんないい娘過ぎる(`・ω・´)
 ボロ泣き、そして鼻水止まらん。
 友達とも「人間関係的に疎遠になった」とか喧嘩別れとかじゃないのが救い。仲良しのいい娘達なんだよな。六花ちゃんが音楽愛熱過ぎただけで。

 
 君が色々思い出して泣き!
 俺がそれを垣間見て泣く!
 そこに何の違いもありゃしねぇだろうが!

 ……違うか(´・ω・`)

 
 この並びで「え、六花ちゃんのねんどろいど?」と誤解したのはしょうがないよね?

 
 にゃーん( ・`ω・´)

 
 買っちった( ・`ω・´)
     
  ■ランドリオール

 
 DXがあんま好きじゃないと書きましたが、こーいうこと言ってる姿は結構好きなんですよ(笑)
     
  ■プレゼントありがとうございます( ・`ω・´)

 
 プレゼントは何割かが「リストに無いもの」を頂いており、それはそれで嬉し楽しいイベントとなっているわけですが。
 今日届いたのはそんなリスト外の逸品、「醤油4合」と「わさび」でした(笑)
 後で食べる馬刺しに使うの楽しみだぜ!!!!(現在解凍中

 
 日本版の為の描き下ろし表紙なワスプさん。安心してください。この手のパターンにありがちな「中身はメッチャアメリカン」でもなく、この絵柄です(笑)
 そしてダンジョン潜りたい。ボードゲームプレイしてもそれTweetとかしたら「こいつこんなことしてやがる。クズめ」って目で見られるわけでしょ?
 右の本は、戦後の日本に於いてミリタリー文化がどう扱われてきたかの研究本。珍しい切り口。ワダツミが関わった本の名前も中に出ていた(笑)

 
 金剛デース!&那珂ちゃんだよー!
 俺がTwitterで「TVアニメ版は未だに赦してないから」的な荒ぶり方をしてたから鎮魂目的で届いたのかしら?(えー
 ミディッチュも可愛いよねー。アイマスの小さいのは何個か持っててガンプラの棚に飾ってある。MSの足元に(笑)

 
 シークレット・ウォーズ、まだクロスオーバーの規模が大人しい時代(笑)
 自衛隊のパッチの本は本当にマニアックだな! 特地仕様もあるかな?(無い

 
 って凄まじいバンドリ欲張り強欲セットが届いたぁぁぁぁぁぁ!?
 嘘みたいだが欲しいものリストに入れていた品物は2個だけである(笑)
 Roseliaのブラックシャウトと仮面ライダーBLACKってことですね!!(絶対違
 そしてなぜムンク。魂の咆哮だからなの? 叫んでるってことなの? ってなりながら爆笑してた。

 
 ちっちゃい子のでっかいフィギュア!!!
 届いた段ボールがメッチャ大きいから「なにごと!?」となった(笑)
 これはデカいフィギュア陳列ケースに展示ですね( ・`ω・´)

 
 元寇と大戦!!! どっちも地獄!!!
 というわけで対馬に早速ダイヴし、アンゴルモア元寇合戦記のイメージもあって冒頭の「沿岸の橋頭堡へ玉砕覚悟の騎馬突撃シーン」の「ここで1人でも奴らを地獄に叩き落さねばならぬ!」な使命感がハンパないことになった。「くたばれ外道共!!!」とか叫んじゃう勢い。

 
 師匠を裏切って蒙古に寝返り、島民を射的の的にして殺してる弓の天才と言われ「アーチャー・インフェルノなの?」となった笑い
 未だに姿が「超遠くに立ってる姿」しか見たことないので、想像している外見イメージは完全に巴御前である(笑)

 
 デンデラを観たばっかなのもあり、「あ、デンデラにいた弓の名手だ」となった(笑)
 以降、コードネームはデンデラ婆ちゃんと命名する。
 主人公に「蒙古のほうが心配になる」とまで言わせる復讐の戦闘マシーン。

 
 敵陣を襲撃するベアーブラザーズ。
 このゲームの熊、モブ襲ってても普通に返り討ちに遭ってたりするのがスンゲー意外だった。無論タイマンじゃ熊の勝ちなんだけど、数人殺してるうちに死んじゃうんだよね。
 弓何回か射掛ければ死んじゃうんで、レッド・デッド・リデンプションの熊はライフル銃持ってても死を覚悟するヤバさだっただけに、物足りない(笑)

 
 滝を見掛ける度についつい隠し通路を期待して確認しちゃうんだけど、なんもないな(笑)

 
 てか思いの外サムライクリード。
 D&D脳で「この侍、〈跳躍〉〈軽業〉〈平衡感覚〉スッゲー高いぞ!!」って思いながらプレイしている(笑)
 てか急所攻撃も使えるから、上級職の浪人だな。D&Dの浪人は攻撃力特化の強力上級職なのだ。

 
 ヨーロッパのファンタジーゲームなら泉のほとりで竪琴でも奏でてそうだが、こっちでは尺八。そして隣に座るのはババァ。
 このゲーム、そこら中に惨死体がゴロゴロしてて、いちいち「こうやって殺されたんだな」とかシチュエーションが想像できる手が込んだ有様で、Falloutよりもよっぽどエグい印象になっちゃってたり、ヒロインはオバサンとババァだったりで人間的な潤いが絶望的過ぎる(笑)

 
 が、狐と馬が可愛いゲーム( ・`ω・´)
 時折道案内してくれる狐さんと触れ合えるシーンはこのゲーム屈指の癒やし。
     
  “真実は見えるか”キャンペーン 第6回 チャプター8

 ダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版をベースに「オリジナル世界設定」「ハウスルール色々」「禁止呪文・特技・アイテム多数」「モンスターデータ改造しまくり」の独自環境なので、運用や裁定が公式ルールと矛盾した場合も仕様です。厳密なことはあまり深く考えないで読むと幸せ。
 また、プレイ内容で色々と「気に入らないこと」があったとしても、プレイグループ内では合意を得て楽しんでいるものとご理解頂けると幸いです。


 チャプター1 チャプター2 チャプター3 チャプター4 チャプター5 チャプター6 チャプター7

 第1回まとめログ 第2回まとめログ 第3回まとめログ 第4回まとめログ 第5回まとめログ

 アルブレヒト・ヴォルフェンビュッテル 魔導師(ウィザード)5
 モニカ・ヴォルフェンビュッテル 神寵者(フェイヴァード・ソウル)5
 レーグネン 神官戦士(クレリック・ウォリアー)5
 天杜八夏 侍5
 ダスティ 巧者(ローグ)5

DM「じゃあ皆さん思う存分にバフをしました?」
アルブレヒト「あー、うん、単体だと弱いからな……かといってな(笑)」
DM「好きなだけバフをしたらターン数を教えて下さい(笑)」
アルブレヒト「武器持ち替え2ラウンド。モニカがブルズ・ストレングスの、レーグネンがディヴァイン・フェイヴァーの~……」
レーグネン「《信仰の活力》で、効果時間は、魅力/分だから30ラウンドぐらい」
DM「まあ2ラウンド目には視界に入る。見えているけれど、まだ余裕があるから君たちはバフ出来てるわけです」
八夏「割と見たことがある!」
モニカ「見たことある、突っ込んでいった人が居たのを……見たことがある。(たぶんDMのサイトで)めっちゃおる……。イニシアチヴ16です」
八夏「14」
レーグネン「10!」
アルブレヒト「24、アルブレヒト」
DM「先頭が見えた感じだからね、数はこれだけじゃないかもしれないよ」
アルブレヒト「レムレーだっ!」
レーグネン「アレがレムレー!」
八夏「面妖な……!」
DM「あ、〈知識:宗教〉振れるよ。レムレーって言われた時点で振れるんだったよ!」
レーグネン「18!」
モニカ「あっ駄目だ。……まあ16です」
DM「でもまぁお兄様が知っていたことぐらいは知っているよ。脅威度は1です」
アルブレヒト「じゃあ私はシールドを使っておこうかな」
モニカ「次、モニカ移動……8マス」
アルブレヒト「モニカ、行ったーっ」
八夏「私ですね。私はモニカの後ろに付きます」
レーグネン「レーグネン。移動……6マス」
DM「敵のイニシアチヴは2です。8マス前に……接敵するまで進めてください」
アルブレヒト「動かしました。このフィギュア以外にまだ居ますか?」
DM「終わりです」
アルブレヒト「ここで俺の番か。……まあ任せても大丈夫なんじゃないか」
レーグネン「……ここで、あの呪文が……!」
モニカ「あの呪文が……!?」
アルブレヒト「やんねぇよっ!(笑) 『いやあ、これは役不足だな』」
八夏「アルブレヒト殿、油断はなりませんぞ!」
モニカ「うーんヤカの邪魔になっちゃうな……」
アルブレヒト「ヤカは人越しで突くしかないな」
モニカ「そうかぁ、せまいねぇ。ヤカの後ろに遅らせましょうか」
アルブレヒト「敵はこの辺にいるから、こっちに移動して、ヤカは後ろから突けばいいんじゃないかな」
レーグネン「ギリ2マスある」
モニカ「ああ。そうですね、じゃあこっちに移動し《信仰の威力》を使って攻撃をしましょう」

 
DM「くっくっく、レムレーの恐ろしさを思い知らせてやる」
モニカ「命中16です」
DM「当たるね」
モニカ「ダメージ13点。銀のロングソードです」
DM「ハイ。……死にました」
八夏「私は……2人の後ろについて、もう1体の接敵している敵を槍で攻撃。-4で……ダイス目1ィ!」
アルブレヒト「さっきのやつの反動が(笑)」
レーグネン「レーグネン、目の前のやつを攻撃します。銀のライト・メイス……命中22で当たり、ダメージ7点」
DM「ハイ、もう、瀕死です」
モニカ「(うんうん)」
アルブレヒト「ん、私か。うーん、大丈夫そうだな。テクテクテクテク……」
レーグネン「何だコイツら、足止めか!」
八夏「いさぎの悪い……」
モニカ「ですが、何とか倒せそうです!」
DM「敵、後ろのやつは来ません。前の敵がレーグネンを引っ掻くよ……当たらない」
モニカ「次。レーグネンを攻撃した敵を攻撃。命中19点」
DM「ハイ、死にました」
レーグネン「ヤカ殿、遅らせてくれ! 私が移動しよう」(八夏の命中ペナルティがなくなるように移動しようとしています)
八夏「わかりました! 八夏遅らせます」
レーグネン「レーグネンは移動して、ヤカ殿の隣に下がります。ターンエンド」
八夏「では5フィートステップで移動して、後ろに居る1匹を刺します。クリティカル……27」
DM「死んだー」
アルブレヒト「超オーバーキル……」
DM「そいつらは全員死にますね……他のは……当たらない、あ、あたった! 八夏に喰らえ! ……1点。クックック。モニカにも……ダメージ2点。中度半端にヴィゴーを使うか使わないか悩ましいダメージを喰らうがいい!」
モニカ「銀のロングソードで攻撃します。命中14、ダメージ14点」
DM「死にました」
八夏「では、モニカの後ろに5フィートステップして、最後の1体を槍でザシュー。命中28、ダメージ10点」
DM「では半分通った、5点」
レーグネン「レーグネン、5フィートステップでさっきまでヤカが居た場所に入ります。攻撃! 『亡者め!』……ダイス目20で」
DM「こいつら、雑魚には強いぞ(笑)」
レーグネン「(笑) 普通の命中で、ホアッ……! ホアッ! ホアッ!(うち、2回ほどダイスを零す)」
DM「3回ションベンしたらダメージ0にするからなぁ!」

 全員笑い

レーグネン「危なかった! 4点!」
DM「満身創痍だな。敵は……レーグネンを攻撃、外れ! じゃあ死んだ(省略)」
アルブレヒト「誰かが攻撃を当てて死んだ」
モニカ「くっ、時間稼ぎでしょうか」
DM「くっくっく、バフをいっぱい使わせたぞ」
モニカ「時間稼ぎのようですね!」
八夏「小癪な真似を……先に行こう!」
モニカ「はい、行きましょう! すったかすったか」
八夏「こいつらは……(装備などを)はぎ取れるのか?」
DM「だんだん消えた」
八夏「召喚系か」
モニカ「この長い通路はどれぐらい続くんですか!?」
DM「どうなんだろうね……?」
レーグネン「では、〈捜索〉をしながら進んでいきます」
DM「貴重なブルズ・ストレングスを此処で使わせてやったんだ……!」
モニカ「本当ですよ、貴重な……」
アルブレヒト「これはDMからの『レムレーが此処に居るんだから、他にもいるんだぞー』っていうサインに違いない」
DM「お兄様が、アルブレヒトが、俺が気を遣って言わなかったことを……!(笑)」

 いや普通そんなの言うわけないんだが、なんかもう色々おかしくなっているぞこのDM。

アルブレヒト「天才ですから」
モニカ「さすがお兄様」
レーグネン「では、カーブに差し掛かるまで移動していきます。『急なカーブが続いているようです』」
モニカ「警戒をしてください」
レーグネン「武器を持ち替えよう。マーシフル・オン!(進んでいく)」
DM「レーグネン、反応セーヴ」
レーグネン「低いんだよなあ……(苦笑)(AP使いそうな間)」
DM「……こいつ、セーヴ落とすたびにAP使う気だ!? 言っておくけれど、当分レベルなんて上がらんからな!?」
レーグネン「まあただ……今日は前衛というか、壁が落ちるとマズイというか……(笑) ダスティ居ない分の穴をウメておかねばと……ファッ! AP使って17です。……飛び退きます『ッツアーッ! なんだ、なにかがある!』」

 この時はまだ誰もそんなことは思っていなかったんです。
 レベルアップしてからたった3回戦闘しただけでレーグネンがAPを使い果たすだなんてことを。

アルブレヒト「何だ?」
DM「足場に違和感があった(笑)」
レーグネン「……わからんっ、沈み込むような違和感を感じたっ」
モニカ「落とし穴でしょうか」
八夏「また面倒くさいことを……しかも丁度ジャンプができない」

 全員笑い

DM「なにかしら、沈み込む感じを受けて、鋭敏な感覚でそれに気づいてピタッと止まった」
モニカ「仕掛けかもしれないですからね」
アルブレヒト「こう、壁際を行ったら通れるとかないかな」
レーグネン「では足で壁の方をつつく」
DM「どれぐらいの力で」
レーグネン「……穴が開いても落ちないくらい(笑)」
DM「それはわかりません! 荷重は何キロ掛ける?」
八夏「ああ。ではレーグネン殿、手を貸そう」
レーグネン「ああ。……では、30キロくらい」
DM「じゃあ30キロ押し込んだ。何も起こらない」
アルブレヒト「さっきの飛び退きは30キロかけてる?」
DM「流石にそんな細やかな荷重具合はわからない。まぁつま先でつついただけ、とかいうことはないだろう。歩こうとして違和感があった瞬間、シュッと飛び退けて来た事実だけがそこに……」
レーグネン「……こちらもどうやら沈むようです」
DM「けれど、何も起こらなかった」
八夏「要するに何かはありそうだと……『全く……』」
モニカ「行くしか無いですもんね、どうやって行くかですかね」
八夏「アルブレヒト殿、まさかこの近くに隠し扉があるのではないか」
アルブレヒト「いやぁ~……」
モニカ「り、リード・マジック……?
DM「…………リード・マジックはスクロール用だから……」
モニカ「いやいや、違う違った」(ディスペル・マジック的な事を言いたかったらしい)
アルブレヒト「……あの重そうな斧騎士が通っているんだからなあ……」
DM「……ここに渡しの戸板があるじゃん……?」

 このDM、なんで勘違いさせたままにしとかないんだ? バカじゃないの?(笑)

アルブレヒト「……(笑) 渡ったらもう要らないじゃん、退かすじゃん、て」
八夏「(笑)」
アルブレヒト「タワーシールドでもあったらね、もしかしたらね」
レーグネン「フローティング・ディスクを使ってみましょうか。クラウスには一回退いてもらって」
アルブレヒト「ん、いや。此処に橋を掛けよう」
DM「……あ、ここでブルズ・ストレングス切れた」
モニカ「(笑)」
八夏「まあ、致し方ないですな」
アルブレヒト「ここに呪文を使う。ダーク・ウェイで橋を作ります。『よし、1人ずつ通れ!』」
DM「(モニカにひっそり)ちょっとモニカ、あの人ダークとか言ってるよ、ダークとか……!」
モニカ「(笑)」
DM「あのお兄様が、ダークって……!」
モニカ「お兄様は……知的ですから……? ちゃんと……自分のやるべきことはわかっているんですよ……?」
レーグネン「……ブライト・ウェイにします?」
アルブレヒト「(笑) 俺のダーク・ウェイは光るのか!?」
DM「ダーク・ウェイの周囲がキラキラしている(笑) 黒いんだけど、キラキラしている」
モニカ「夜空ですからね! 夜空に輝く星が、アルブレヒトお兄様ですから」
アルブレヒト「……(ルールブックを見て)闇の道って書いてあるじゃん!? いかんな、これは……」
レーグネン「ミルキーウェイですからね」
モニカ「そうそうそう!」

 

アルブレヒト「……俺のは、ちゃんと輝く橋になるから! ……シャイニング・ロードだ!」
モニカ「きらきらきら」
レーグネン「光指す道となれ!」
モニカ「(笑)」

  イラスト:★Yuuki
 アルブレヒトは《呪文テーマ》という特技を持っていて、呪文のエフェクトを自分が選んだ一つのテーマに即した物にアレンジすることが出来る。これによって「発動された呪文がなんなのかを〈呪文学〉で識別する」際の難易度が+4もされるんで、かなり「え、今の何?」ってなり易くなっている。〈呪文学〉は素で判定しても結構失敗するんで、これは大きい。

 お兄様は「呪文が光る」を選んでいるので、基本的に様々な呪文が無闇に光り輝くことになる。オフには出来ない。可能な限り絶対に光る。絶対にだ。
 なお、なぜ「基本的に」かというと、流石にインヴィジビリティが光り輝いたりしないし、ダークネスが闇じゃなく光を放ったりもしないよってこと。呪文の根幹に関わる部分と矛盾するようなことにはならない。ただし、このエフェクトによって得られるメリットは〈呪文学〉判定+4に集約されており、それ以上のことは無い。建前上は。
 どーいうことかと言うと「闇を選んだので、ファイアボールを唱えても音はともかく爆炎は監視塔から視認されなくていいですよね? 今夜ですし」とか「私のダークウェイは光り輝いているから、それを明かりにしてスクロールも読めるはずだ!」みたいな「隠された効果」は期待しちゃ駄目よってこと。ぶっちゃけロールプレイ視点で考えるとかなり色々と「話が変わってくる」呪文だらけになってクソ面倒なことになるんだが、多分公式はそこまで深く考えてないと思う。
 そんなわけで今後「光ってることが状況に関わりそう」かつ「面倒なこと」が起きたら……例えば「隠密行動中にお兄様が呪文使ったらキラキラ輝いたんでバレた」って展開にプレイヤーから「それはおかしい」と物言いがついたら、お互い納得行くまで協議した上で結論を出したいと思う。
 ゲームバランスを考えると「+数値補正以外のメリットは期待しないで欲しいが、デメリットも皆無ではない」ということにしたいわけで、結果として「やっぱこの特技無しにしない?」ってことになるかもしれないが、少なくとも現状では「お兄様の呪文は光る!」と思っててください(笑)
 無論「面白いからOK」でメリットが発生する展開に持ち込むのもプレイヤーの使いこなし次第だとは思っています。それこそ「即興エレクトリカル・パレードで泣いた子供をあやす」だって立派なメリットだ。要するに「ロールプレイ盛り上げ目的で利用は大いにどうぞ。単にゲーム的な有利不利が目的は避けたいかな」ってことだね!

アルブレヒト「さあレーグネンから渡れ渡れ」
レーグネン「私ですか……敏捷に自信ニキさんはいらっしゃいませんか」
DM「モニカですよ」
レーグネン「モニカ様を行かせる訳には……」

 モニカがチート能力でなんでも最強なんで、このパターンばっかである(笑)

アルブレヒト「これ以上いけば、奴らも通れなくなるはずなので、そこは大丈夫」
レーグネン「呪文はここまでなんですよね? ではここまでで、次のところに片足を」
アルブレヒト「4ラウンドしか保たないから皆、さっさと渡れ! さっさと!」
DM「さっさと行っちゃうの!? どうするの、どういう処理なんですか(笑)」
アルブレヒト「じゃあ様子を見に行ってもらって、あとは2ラウンドかけて皆でダダダって」
DM「で、レーグネンから見える範囲だと部屋があるね」
レーグネン「広場になっているようだ!」
アルブレヒト「よし、皆渡ってくれ!」
レーグネン「いえ、敵がいるかもしれない、少し間を開けましょう」
DM「テレーン!」
レーグネン「レスラー!」

 書き起こしを読んでて「俺とレーグネンのこの掛け合いはなんなんだ?」となっている(笑)

 Don't give up justice, I want to get truth! マジでネタの意味がわからない(真顔


●プレイヤーズコメント

・アルブレヒト
『かっこいいエフェクト!』
 貴重なイラスト枠を兄の謎ポーズでまたも埋めてしまい、そろそろ兄ウザいとか思われていそうなこの頃……多分そろそろどころではなく、前から思われてる。
 ちょっとしたネタから予期せぬキャラのイラストをいただけるのもまた至福。

 実は呪文がブリリアントに輝くのは『輝けるアルブレヒトにふさわしいのはこれだった!』と、フラッシュバーストともどもこのシナリオから加えた要素なので、前回のシナリオでは適用されていなかったのだ。
 今後はウザいくらいに、格好良く魔導の発動をアピールしていきたいところ。
 まずはロマンであるところの「呪文の詠唱」を考えるところからだな。
 ダーク・シュナイダーしかり、リナ・インバースしかり、めぐみんしかり。
 偉大な魔導師は十八番の詠唱をもっているものなのだ。

 ちょっと奥さんご存知? このバカ兄貴ったら「まぁ今決めなくてもいいかー」って貴重な貴重な貴重な特技を埋め切らず、自発的に弱体化したデータで前回のシナリオプレイしてたんですってよ? 舐めプですってよ?


・モニカ
 


・レーグネン
 レスラーってなに……? 謎が謎を呼ぶ……。
 バフのお陰もあり危なげなく倒せた。雑魚狩りの~とか有り難くないふたつ名が浮かびそうですが(笑)
 APは使いたくはないのですが、面子少ない中で無力化されるわけには、と思いつつ。ダイス目が走りさえすれば(たられば)。
 お兄様の光魔法! イラストの再現度が相変わらず最高です。光耀くデメリットは結構ありそうなイメージですが、お兄様らしい!?



・八夏
 さすが地獄の悪魔兵といえども最下級。
 大した足止めにもならなかったが、バフは使ってしまったので相手の思うつぼな気がして悔しい。

 お兄様、まさか本当にいろいろ光る仕様だったとは。
 スラッピング・ハンドも光ってたのかしら?
 これが本当のシャイニングフィンガー!?(違

 そういえば、お兄様のイラストは決めポーズか死にかけている場合が多いような。
 くっ、これが主人公補正という奴か……そうなのか?
 正直イラストつけてもらえるのは羨ましいですが(笑


・ダスティ
 アルブレヒトが、なにかと「光輝く」「シャイニング」などと言っていたのは、カッコイイからとか、そうありたいという願望のあらわれとかではなくて、実際に魔法が光っていたからなのか……。
 いや、日頃の言動や、今回のYuukiさんのドヤ顔をしているアルブレヒトのイラストを見ていると、やっぱり「カッコイイから!」というのは思っていそうだなあ。しかし、アルブレヒトは本当にドヤ顔が似合うなぁ。