10/15
忍者と極道 #3

 
 顔馴染みの餃子屋にコロナで足遠退いてたのが久しぶりに顔出したら、サイン描いてあった( ・`ω・´)

 
 相変わらずの「悪党キャラの『実はいいヤツ』みたいな描写なんて、冷静に見たらこんなもんよ?」って皮肉の利きまくった描写が炸裂するぜ!!
 TRPG部でダスティが政治と信仰否定して自由に生きる宣言してるのって、他のキャラから見たらこーいうことなんだよな(笑)

 
 つまり忍者としてはぶっ殺すしかないのである( ・`ω・´)

 
 西部警察の1、2話が「いやもう都内をここまで好き放題暴れまわれてんなら、自衛隊呼べよ」と思わざるを得ないことに対して、「警察の手に負えない事態が起こりえることを認めさせ、国家を揺さぶるのが敵の目的なので、自衛隊に頼るわけには行かない」という理屈で、所要に満たない戦力の逐次投入を延々と繰り返すのが前後篇で繰り広げられるわけですが。
 これはもう自衛隊が来ても数が多過ぎて即時鎮圧は無理過ぎるヤバさ(笑)

 
 母親が死んだ悲しみを背負ってイキる……いや生きる神!!

 
 だが他人の母親は余裕で襲えるんだぜ!!!
 マジで洒落になってない、ジード軍団も裸足で逃げ出すレベルの暴虐非道ぶりなんで。

 
 颯爽登場する忍者達の勇姿が最高に「待ってましたぁぁぁぁぁぁ!!!」過ぎるカタルシスとなって俺を襲う!!!
 いやほんと、悪党側の自己中心的なキレっぷりが滑稽で、忍者の正義と強さがメチャ気持ちいい。
 
  ■バンドリ

 
 実はですね。
 僕はですね。
 Afterglowの「ひまりを空回り扱いしてイジるお約束」が、「当事者間では仲良しムーヴなんだろうけどさぁ……」って感じで、好きじゃなかったんですよ。
 劇場版なんて観客までひまりシカトしてるの、ホント「は?」って感じで嫌な感じに思ってたんですよ。「ひっでぇお約束だな」と。一緒に映画観た友人も「あれは……いいのか?」と首傾げてたし。

 
 そんな想いを悶々と抱きつつな日々を踏まえての新しいバンドストーリー。
 多分シナリオが意図するのとは別の意味で、ひまりに共感して泣いた。
 仲間内での「いじり」が常態化してて、当人は「普通」にされるだけで嬉しくなっちゃってるやつじゃん……、と。

 
 それはさておき。
 いわゆる「やりたいことをやってるだけ。最高のパフォーマンスをすれば必然的に客も楽しめる」という認識だった蘭が、「観客をサティスファクションさせることも大事」と覚醒するストーリー自体は素晴らしくて、マジで泣いた。いい話だった。

 
 そしてこの下りは更にボロ泣きした。
 今後はちゃんと応えてあげて欲しい……と願うのであった。無理だろうけど! 鉄板の爆笑ギャグですものね!! ひまりいじりは!!
 いやほんと、Afterglowってマジ仲良しだと思うし、わちゃわちゃしてるの可愛いしなんだけど、それゆえに「異物」なんだよな。ひまりいじり。

 完全アウェーな空気の中で、他のバンドの皆やファンが駆け付けて応援してくれる流れは、テーマソングの歌詞である
「歌い続けてきた過去が優しさ連れて来てくれた。何があっても私達を信じ続けてくれる人がいる」
 とのシンクロでメチャ泣ける。

 
 Afterglowのライブはエンターテインメントでなければならない!!!
 最高のSatisfactionを皆に!!!

 
 色んな曲をプレイした結果、自己分析すると。
 フリックが絡まない曲ならば、ハードでも「概ねクリア自体は可能(フルコンは無理)」な感じにはなれた。が、片方でフリック、片方で別の動きを要求されるパターンが多い曲はボロッボロのメタメタで、物凄くどうにもなってない。レベル17とかでもゲームオーバーする。というか普通にフリックするだけでも確率でミスるってくらい苦手なんで、どうも根本的に間違ってる気がしてならない。
 
     
  ■御簾を上げろ!

 
 RAISE A SUILENが唄い、サブタイトルもスイレン。
 これは間違いなくRASのアニメ!!(間違い

 
 おのれペガッサ星人! 暗黒ジャミングが覆い隠す!!!
 バンドリはセクシャルな描写を2期以降は極力しない感じ(風呂シーンですらエロくない)なのだが、こっちはそんなこともないのだな(笑)

 
 リリカルなのは+マリア様がみてるって感じの、女学校を舞台にデバイスで武装して超人バトルする作品なのだが、攻撃力に偏ってて回復呪文みたいなのが存在しない世界はヤバそうだな(笑)

 
 アサルトリリィのリリィってそーいう(納得

 
 やはりリリイってみんなこんな感じで……(納得

 
 ゆゆゆ世界よりはマシ……! ゆゆゆ世界の地獄ぶりよりはマシ……!!(全力の落とし穴目線
 まぁほんと、「適正のある超人だけしか戦力にならない世界。しかもそれは女子供だけ」って辛いよな! 時間稼ぎくらいは出来るスト魔女の世界はまだマシな方ってくらいの!!

 
 あーあーあー。はいはい。
 恒例の「立派なリリィになることにはひたむきで、(自覚としては)才能は無いかも知れないけど、やる気だけは負けません! だけど別に熱心に勉強もしてません!!」ってやつねーやつねー、となっちゃうやつ。
 まぁね。思い立ったのが一年前で、そこから努力してたけどどうしても時間が足りてないってことで……で……いや世界最大級のリリィ用装備メーカー知らないのか……。パイロット目指してて、ボーイング知らない感じか……。

 
 グングニル(剣)。
 まぁあれだな。エクスカリバー(砲弾)や、イージス(兵器管制システム)みたいなもんだろうけど(笑)
 別にそのまま槍に付けてやりゃいいのに、とは思う。

 
 TRPG部のフローラント世界の魔導砲も、銃身内に「スペリング」が刻まれてる設定じゃよー。いいよな、この手の設定。
 
     
  “真実は見えるか”キャンペーン 第7.5回 チャプター3

 ダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版をベースに「オリジナル世界設定」「ハウスルール色々」「禁止呪文・特技・アイテム多数」「モンスターデータ改造しまくり」の独自環境なので、運用や裁定が公式ルールと矛盾した場合も仕様です。厳密なことはあまり深く考えないで読むと幸せ。
 また、プレイ内容で色々と「気に入らないこと」があったとしても、プレイグループ内では合意を得て楽しんでいるものとご理解頂けると幸いです。


 チャプター1 チャプター2

 第1回まとめログ 第2回まとめログ 第3回まとめログ 第4回まとめログ 第5回まとめログ 第6回まとめログ 第7回まとめログ

 アルブレヒト・ヴォルフェンビュッテル 魔導師(ウィザード)5
 モニカ・ヴォルフェンビュッテル 神寵者(フェイヴァード・ソウル)5
 レーグネン 神官戦士(クレリック・ウォリアー)5
 天杜八夏 侍5
 マクレーレ 武人(ファイター)5
 満天星 忍者5

マクレーレ「モニカからアルブレヒトにその話題振ってくれてるのでアルブレヒトからマクレーレに問いかけるときっと驚愕の答えが!」
DM「そーいうのはいいから。ああ、でもこれ、会話じゃないのか(笑)」
マクレーレ「だってこれ絶対プレイヤーがノリノリで(汗)」
DM「プレイヤーのテレパシー」
アルブレヒト「だが、逃げた賊どもはまだここにいるか、悪魔を倒されたことで、私達が知らぬ出口から抜け出して逃げてしまったのか……」
レーグネン「確かに裏道がある可能性は否定できませんね」
八夏「裏道、というと先ほどのような幻覚で隠された道があったということですか」
満天星「急に戻った(笑)」
DM(もっと戻ってくれ!!!)
レーグネン「仕組みは分かりません。罠のような装置の可能性も。しかし我々は分岐した一本道をそれぞれ道なりに進んで出会っていることを考えると」
マクレーレ「少し発言させて頂いてもいいでしょうか?」
アルブレヒト「賊の行方に、クリスタル・ルーエの在り処も探らねばならない。だが何故かこういうときに必要な探索員がいなくなってしまうのだ。どうしたマクレーレ?」
マクレーレ「ここに入ってくるのに使ったバロウのポーションが1本だけありますので、1人だけ地上に出ることが可能です。これを使って入口に縛られていた賊から裏道を聞きだすなり、人数分のポーションを買いに行くかができると思いますが、あとは入口を掘って出るということも選択肢としては可能です(つるはし1 スコップ2を出しながら)。もちろん、縛られていた賊が既に逃げ出していたり、バロウのポーションの数が足りないという可能性もあるのでどれもベストとは言えないのですが」
満天星「頑張れマクレーレ(二度目)」
アルブレヒト「なるほど、1本だけあると。……ん? 何故、人数分が無いのだ? 救援隊なのに片道分の物資で来たというのか?」
レーグネン「まさかダスティ……」
マクレーレ「大変申し訳ありません、バロウのポーションは中々に値段が高く戦闘中に生き埋めになったと聞いたので数を揃えるより速度を優先して向かってしまいました。」
アルブレヒト「……そうか? まぁダスティの小細工もあったのかもしれないな。バロウを揃えたら自分が逃げるのに支障があるからな」
DM「そう、バロウのポーションは倍の数を買うのに30秒くらい余計な時間がかかってしまうのだ!!」
八夏「な、なんだってー(棒)」
満天星「マクレーレの言い訳に泥沼感が……」
アルブレヒト「だが30秒……5ラウンド救援が来るのが遅かったら我々の命が……(ゴクリ)」
マクレーレ「たぶん、きっと、結果セーフ!」
八夏「あー、そう考えると意外にバカにならない?」
アルブレヒト「本気で言ったわけではない(笑)」
八夏「まぁわかってます(笑)」

 いやうん、君以外の全員が「本当にそう思ってそうな人」だと思ってたと思うよ!!!
 無論「バロウのポーションを人数分買ったから、援軍に駆けつけるタイミングが遅れちゃったね。あーあ」なんてクソ意地の悪いマスタリングをするわけもない。

マクレーレ「全員分のバロウのポーションを購入するお金が無かったのです。申し訳ありません。」
レーグネン「ダスティめ、姑息な真似を」
八夏「やはりダスティ……(ごくり)」
マクレーレ「自分のお財布しか知らないからマクレーレ無罪!」
満天星「高まるダスティへの怒り」
八夏「マクレーレは私達が何人いるか知らなかった、と思ったけどダスティいるから何本必要かわかっていたのだ!」
DM「ここで皆さんはこのシーンを覚えているだろうか?(ログを見せる)」

ダスティ「この絶対的な信頼はどうなんだろう……(笑)」
マクレーレ「では二手に分かれて行動しましょう。ドウダンツツジさんはポーションをお願いできますか。シャベルなどの重い道具は私が買ってきたほうがいいですから。ダスティさんは、ドウダンツツジさんと一緒にお願いできますか」
ダスティ「問題ありません。では終わり次第ここに集合で」
マクレーレ「私からドウダンツツジさんにポーション代をお渡しします」
ダスティ「すいません、私からはなにぶん……先の冒険で……」
マクレーレ「え、待って。お金が足りない?(笑)」
レーグネン「お金は持ってるはず」
モニカ「そうですよ」
ダスティ「あ、ちょっと待って。えーと……」
DM(大笑い)

 手遅れだからもう笑うしか無かったんだけど、この外野のツッコミは駄目ですねー。AP減らしといてくださいねー(笑)(当時、都合により“それ”を指摘すること自体避けたかった)(意味深)
 

アルブレヒト「そう、この先の離脱を踏まえてお金を温存しようとしていたダスティのプレイを、外野のプレイヤーが妨害していたという、いま明らかになる真実!」
マクレーレ「『真実が見えて』しまった……。」
レーグネン「良かれと思って」
モニカ「……バロウポーションが一つでもあるなら、上で縛っていた方を起こして話を聞くことはできそうですね、お兄様。彼らは誰も死んでいないというお話しでしたから」
マクレーレ「!?」
八夏「マクレーレ、どうしたのですか?」
マクレーレ「大変言いにくいのですが、入口の賊たちは爆破による崩壊に巻き込まれた者も居たようなので、何人を縛っていたかは存じ上げませんが、生き残りは数人でした」
八夏「なんと……」
レーグネン「なんっだって」
DM「てか、マクレーレ無罪だって? 買う数決めたのマクレーレだぞ?(笑)(ログを見せながら)」

ダスティ「そっか、これゼロか。すいません、金貨の数字の桁読み違えていました」
レーグネン「危うく銀貨1000枚相当落とすところだった」
モニカ「あははは、そうですよー。気をつけてくださいね」
満天星「お金無いなら、こっちの有り金はたかなくっちゃと思いかけましたよ」
ダスティ「ありました、すいません」
マクレーレ「私が払いますので、予備あとあわせて2本お願いします」

八夏「おや、風向きが?(笑)」
満天星「どうやら本当の真実が見えたようですね(笑)」
マクレーレ「俺のお財布の限界までベットした、レイズしなかった奴が悪い(開き直り)」
満天星「まあ、戯奴も全く関係無いとは言えませんが……」
DM「DMとしては、このままマクレーレと満天星の主観によってダスティに全ての罪をおっかぶせることになっても全然構わない(笑)」
アルブレヒト「まぁ、合流できれば他の出口みつけるとか、スコップで掘るなりするという判断だったんだろうけど(笑)」

  イラスト:★Yuuki
マクレーレ「やつがバロウのポーションの数を過少に決めたんです」
満天星「ですね」
アルブレヒト「なんだってー!! 『すべてやつの計画か……!』みたいな」
満天星「おおう」
マクレーレ「いや、1本だけの流れだったのを『俺がお金出すから予備の2本目は持っていこ?』って言ったのよ、1本増やしただけでもほめてこ!」
DM「……という主観も加味して要約された結果、『ダスティの計算』としてアルブレヒト達に伝わることは全然構わないよ。というか、さっきの証拠画像もあくまでプレイヤー相手への提示で、キャラクターが意見変えろって意味ではない(笑)」

 初心者なマクレーレの中の人がプレイヤーレベルでガチで勘違いしてて、「いやそんな意図は全然無かったんです」だと可哀想だなと思っただけで、意図的に「プレイヤーはわかった上で、齟齬のある情報を口にさせています」ならばなんの問題も無い!!!

DM「ゆえに続けてくれ!」
マクレーレ「バロウのポーションを全員分買いそろえるお金を用意できなかったので合流後に掘ることも考え、土木作業具を用意しました」
アルブレヒト「ま、これもダスティが1人で逃げる気だった証拠ということだな」
DM「ダスティ、俺は出来る限りのフォローはしたぞ!(カメラ目線)」
レーグネン「いやダスティはそれなりに手持ちはあったはず……」
アルブレヒト「あいつは自分1人だけ逃げられればよかったのだから、あえて買わなかったのだよ」
DM「この場に満天星がいたらマクレーレの発言にツッコミが入った可能性もあるのか?」
満天星「残念です(笑)」

 まぁさっき「ですね」と乗っかって完全に援護射撃してたので、それがプレイヤー発言からキャラクター発言に変わってただけかもしれんが(笑)

マクレーレ「つるはしやスコップ代金もギリギリで自分が払って揃えたのですが……。そうですか、あのバーン人はお金を持っていたのですか」
DM(コロコロ……〈真意看破〉と〈はったり〉対抗ロール……はOKと)
モニカ「貴方は限りある中で目一杯の手配をしてくれたのです、感謝しかありません」
八夏「このまま生き埋めになるよりは十分生き残る手があるだけいいと思いましょう」
マクレーレ「勿体ないお言葉!」
レーグネン「となれば、一旦入り口まで戻りましょうか」
アルブレヒト「展開がわからないのだからこれ以上バロウ不足を責めてもな……(笑)『だがまぁ1人だけバロウで表に出て、仮にやつらから情報を得られたとしても中にそれを伝えて連携できないのでは意味がない。賊が中にいる状態で入り口を埋めたということは、裏道がある証拠だ。現に逃げた賊の行方がわかっていないしな』」
マクレーレ「アルブレヒト様、あのバーン人から生け捕りの任を受けていると聞きましたが、先ほどの敵といい何と戦っていたのでしょうか?」
モニカ「裏道を探すことは賛成いたします。ですが私達は聖罰騎士様と不殺生を誓っております。マクレーレが言うように爆破に巻き込まれたものがいるというのであればその方達の状況の確認もしたく思います……この説明を全部やるのちょっと大変だね(笑)
アルブレヒト「長くなるな……(笑)」
マクレーレ「確かに長くなりますねぇ、リプレイ何回のチャプター参照とか漫画的表現なかくかうしかじかはダメですかね?」
DM「実は、かくかくしかじかが駄目なことは今のプレイでもわかってしまうんだよ。マクレーレの主観と実際のやりとり違ったでしょ? でも『かくかくしかじか』で済ましてたら、そーいうの起きないでしょ?」
マクレーレ「確かに」
DM「『かくかくしかじかしてた時にこう話してたよ』『そんなことまでは言いませんよ』とかね。あっても困るしね。伝言ゲームで齟齬が出るのも面白いところだしね」

 認識の相違による話運びは必然なのである!!!

DM「ちなみにマクレーレは既に伝言ゲームによる『事実とは違った情報』を掴まされているんだよ……(笑)」
マクレーレ「聞いといてなんだけど後回しにされるかもしれないし、説明してもらえるかもしれない。」
モニカ「ドライリュッケンにて、聖罰騎士様……フォルクハルト様から協力して欲しいとご用命がありましたの。エルラッセ峠で30人規模の商隊が悲惨な状態で殺され、どれも心臓を抜き取られているという事件がありました。それについて、フォルクハルト様はとても心を痛めていらっしゃっいましたの。その商隊はクリスタルルーエという物品を盗んでいかれたと。しかし、盗みが目的にしても悍しく、殺しだけが目的ではないとお考えでした。フォルクハルト様が事件を調査するにあたって、今私達がいるこの場所が、敵の本拠地と思わしいとのことで、私達にここの調査をご依頼されましたの。ここが敵の本拠地であるかの調査、それにあたって、この場にいた賊は不殺生で捕らえて欲しいとのご用命です」
マクレーレ「ありがとうございます。ではあの消えていった敵も盗賊の一味なのでしょうか?」
アルブレヒト「その過程で、やつらが悪魔を使っていることがわかった。ハーフ・フィーンディッシュ・オーガを粉砕し、逃げる賊共を追撃中に髭の悪魔と遭遇したところでお前たちと合流したのだ」
DM「ハーフ・フィーンディッシュ・オーガとは半分悪魔的なオーガである!」

 スペースダンディは宇宙のダンディである!

マクレーレ「敵は悪魔を使役するのですね、お答えいただき有難うございます!」
モニカ「貴方がみた悪魔もおそらく……ツァイトローゼ一門というのはご存知かしら」
アルブレヒト「ただの兵のマクレーレに無茶振りだ!」
DM「ただの兵にハーフ・フィーンディッシュ・オーガが通じると思ったのはお兄様ですぞ!」
モニカ「へへへ! 『高明な転移魔導の一門です。そこに、クルップという人がいるようで……その人が遣わせた悪魔なのだ、と』逃げられた賊から聞きました!」
DM「待って。質問した直後にモニカが説明し出してる(笑)」
レーグネン「モニカ様の優しさだ!」
DM「これは『ご存知かしら?(まぁ知らないわよね) 高名な~』ってことか(笑)」
アルブレヒト「私はそんな配慮はしない……! ドヤ顔で『ハーフ・フィーンディッシュ・オーガ』で、後半は知識失敗しているので『髭の悪魔』だ……(笑)」
八夏「字面だけ見るととても高圧的に見えるモニカ殿(笑)」
マクレーレ「もしかしてダイス? どうやって? とフリーズしてました。DMが『マクレーレ知識振って〜』想定で結果失敗は想定してました(笑)」
DM「そもそも〈知識:神秘学〉も〈呪文学〉も無いでしょ」
マクレーレ「無いですね!」
モニカ「なら、マクレーレの表情から『まあ知らないかな?』 って思って話を続けました(笑)」
マクレーレ「ヨシ!」
モニカ「とはいえ、クルップという方がどんな人物なのは私には……お兄様、いかがでしょうか」
アルブレヒト「ツァイトローゼ一門は、高名な転移魔導の一門だ。クルップはそこの中堅どころの魔導師だったはずだな。さすがに経歴まではわからないが」
レーグネン「私も存じておりません」

 そしてツァイトはRoseliaの2ndライブの名前であるが、関係無いぜ。バンドリ知る前からの設定だぜ。Zeitlose一門なのでスペルが違うぜ。
 RoseliaのライブにはEwigkeitもあるが、このフローラント世界が存在する惑星の名前もエーヴィヒカイトである。考えたの中学生の頃だからな! ドイツ語にしたくなる年頃だったんだよ!!!

八夏「アルブレヒト殿、賊共がその某かが使う転移魔法で逃げたという可能性はありえるのでしょうか」
アルブレヒト「ここにクルップがいたという痕跡がないからな……あの通路みたいに隠されていると考えたほうがいいかもしれん」
レーグネン「あ、いや、失念していましたが、最初の大部屋にも捕らえた賊どもは残っているのでは。尋問するのに外に出る必要は」
八夏「そういえば数名だがいたな」
八夏「クラウスの件やら爆発箱の件で大分ないがしろになってましたが(汗)」
マクレーレ「拷問の時間だぁぁぁぁぁぁ!!!! 手加減攻撃で動けない敵を殴りながら質問するだけの簡単なお仕事!(酷い)」
アルブレヒト「ちなみに外に転がしている連中もマーシフル剣で気絶させているだけだから、いずれ目を覚ましてしまうんだ。数時間から半日くらいで」
マクレーレ「確か縛ってたから目を覚ましてもすぐに逃げられることはないはず?」
アルブレヒト「素人縛りで見張りもいないから頑張れば抜けられるな」
DM「尋問に嬉々としてる辺りはマクレーレのプレイヤーの性格が出てますね」
マクレーレ「決して口裏あわさせないために1人づつ別の場所につれてってから同じ質問をするとか手順を考えたりしていませんよ?」
レーグネン「手慣れている! 元の部屋に戻さないやつだ」
満天星「聖罰騎士の素質があるのかも」
アルブレヒト「そうか……八夏に尋問してもらえばなにか情報を聞き出せるかもな。彼女の恐ろしさはあのとき実証済みだしな……」
八夏「練磨神的には紳士的なら拷問OKなのか」
アルブレヒト「さすが蛮族……紳士的な拷問とかさらっと素敵ワードが……」
レーグネン「ヤカとマクレーレがアップを始めてる」
八夏「あ、破邪神は尋問は威圧のみなので手は出せません」
満天星「八夏様は確実に聖罰騎士の素質がある!」
DM「読解力に問題のある人が戒律を解釈して怖いことになってるな……」
八夏「なんか私まで乗り気になってることになってる!?」
マクレーレ「でも紳士的な拷問っていうとどんなのだろ……そもそもダメな気もする」
DM「八夏の頭に突然降ってきた謎の戒律だ」
モニカ「話があっちいったりこっちいったりなきがする!  のでモニカの主張も『尋問できる賊がいるからといって、上で生き埋めになっているかもしれない者をそのままにする理由はございません、お兄様』」
八夏「wikiの規範の所に『紳士的であれば、何をしてもかまわない。』とあったので、拷問出来るという解釈をマクレーレがしているのかと思っただけですね」
マクレーレ「拷問ジョークはさておき、『見捨てられ我々ごと生き埋めになってる事実を教えれば助かるために知っている事を教えてくれるかもしれませんね』さすがにマクレーレは拷問経験なんかない!(笑)」
DM「マクレーレ、お前の主張が謎の捏造をされてるぞ(笑)」
モニカ「ながれとしては、お兄様の『裏道をさがしたい』からモニカの『上の人たちの状況を知りたい』」が本筋と思ってましたが違う?」
アルブレヒト「行動規範には『拷問の可否』の項目もあるから、そちらを見なさい(笑)」

 つまりまー、「拷問していいか」のところに「駄目だぞ」と書いてあり、「捕虜の扱い」というところには「紳士的なことなら基本的になにやったってOKだぞ」と書いてあるのを、八夏は後者だけ読んで「紳士的なことなら拷問だろうとなにしてもいいのか」と解釈したわけですね(笑)

八夏「あ、『捕虜』の項目間違って見てました、すみません」
アルブレヒト「モニカは優しいな……だが、ここで生き埋めになったほうがその者にとっては幸せかもだな……」
モニカ「彼らの幸不幸は私達が決められることではございません。ダスティのこととは違うのです、お兄様……」
DM「凶悪犯を搬送された医者が『お前は法で裁かれた上で死刑になるべきだから、絶対に死なせん!!』ってなる感じか」
マクレーレ「規律としては正しいですね」
アルブレヒト「なるほど、そういう考え方もあるか……」
モニカ「こうしてる間に刻一刻と絶命していってしまいます。確認しに行き、助けてもいいというならばそうしたいのです、お兄様!」
レーグネン「モニカ様の仰る通りにするには……」
八夏「モニカ殿、上に残した者の状態を確認するにしても、まずはここから出なければ始まらないのでは?」
モニカ「そこなんですよね、方法はいくらでもあると思うので、結局どういう優先順位にするかってことに」


 Don't give up justice, I want to get truth! いよいよプレイのストックか完全に尽きもうした!!!


●プレイヤーズコメント

・アルブレヒト
『な……何だってー!!』 ドーン!
 本当、このイラストの3人の顔が最高すぎるね。

 ポーションの本数に関しては、マクレーレのプレイヤーが初参加ということもあって、追求を控えてしまったが、もっと文句を言ったほうがらしかったかもしれない(笑)
 実際すべてダスティの計算通り……かどうかは、よくわからない(笑)

 それにしても、お金がないって言っていたのが実は計算ずくで『所持金の数字を読み間違えました』が必死の言い訳だったとはまったく驚き。
 前のシナリオからのアルブレヒトへの反抗的言動が伏線ではないのが逆に不思議だ(笑)

 さて、ダスティに刺客を放ったのは良いとして、さて我々は洞窟内でどうするか。
 自分で掘って出るのは最後の手段にしたいが、出口の発見は期待薄っぽい気もしてしまう……!


・モニカ
 


・レーグネン
 



・八夏
 本人の知らない所でどんどん罪(冤罪含む)が重なっていくダスティ。
 無罪宣言した直後にちゃぶ台ひっくり返ったマクレーレ。
 そしてまた変なことやらかした私!
 早とちりなところを治すのが最優先かなぁ……
 自分で言っておいてアレだが、「紳士的な拷問」とは。

 ちなみに、さらっとお兄様が人のことを「蛮族」とか言っているような……これも今までの遺恨なのか(汗)

 新連載、MMR(マクレーレミステリー調査班)!
 このまま消えた賊の行方も調査してほしい。
 次回、「洞窟奥地に血に飢えた盗賊団を追え!」(違) 


・マクレーレ
 お財布ギリギリまで突っ張った!
 マクレーレは無罪! 繰り返す、マクレーレ無罪!
 そして話は聞かせてもらった、つまりダスティは滅亡する!
 Ω ΩΩ< ナ、ナンダッテー!!
 まさかマクレーレにキバヤシイラストがつくとは……でへへと頬が緩みますね。

 拷問ジョークはジョークですよ? 
 多岐に渡る戦術や絡め手、そして拷問方法までワールドトリガーは大事なことを全部教えてくれる名作です!
 もうすぐアニメの新シーズンが始まります楽しみですねぇ!

 行動の優先順位や規範と現実等の難しい問題、考えないとなぁ……。



・満天星
 どうも。いなくなってしまった必要な探索員です(笑)
 さらに残されたマクレーレに買い物の責任が!キャラクターはその場にいないけど、プレイヤーとしては結構な罪悪感です。
 ……と思ったら全てダスティのせいになったーっ!!

 ★Yuukiさんのマクレーレによる圧であたかも真実に!これにはお兄様やモニカ様も完全に信じてしまいましたね(笑)

 ダスティ憎けりゃバロウまで。
 これは流石に罪悪感とは違う!ツッコミたかった。
 この場にいないのが実に惜しい!でも面白いから良いのです。

 マクレーレと八夏様の拷問談義。
 プレイヤーとしては拷問苦手なので、口数が激減してしまいました。
 ツッコミなり入れたかった。

     
10/11      
  THE KING OF FANTASY 八神庵の異世界無双 月を見るたび思い出せ! #2

 
 月を見るたび思い出し笑いする。

 
 うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
 1巻に続きまたしてもタブー中のタブーに触れやがったぁぁぁぁぁぁぁ!!!
 どうなっても知らんぞぉぉぉ!?

 
 使わざるを得ないかー。そうかー。
 昔は覇王翔吼拳って難コマンド技だったんだよなぁ……(笑)

 
 D&Dでも殆どの呪文が消耗品(物質要素)を必要としてるんだけど「ルールが面倒臭くなるんで、価格が安い場合はタダ扱いでいいよ。でも物質要素入れてるポーチとか失ったら、呪文使えなくなるよ。ちゃんとお金支払って予め買っておく必要がある呪文は特記してあるからね」ってやつで。
 リプレイで呪文色々使ってる時も、様々な「平民にしてみたらそれはそれで割と痛い出費」を湯水の如く消耗してたりする。冒険者は使う金が桁違いだから誤差だけどな!!

 
 荒唐無稽なギャグ漫画なんだが、迷惑なバカキャラって印象をこうやって相殺してくれる演出を入れたりと小粋なこともしてくれるのが、素敵だったりもするんだぜ!!
 ……いや、これ人によっちゃギャグシーンか!?(笑)
     
  ■FGO

 
 キャスターだろと思ったら殴ルーラーだった卑弥呼さん。
 凄すぎます(腋的な意味で

 
 斎藤一実装により、この並びが実現! アツ過ぎる!!!
 イベントをずっとこれでクリアしたくなるな。挑戦するか。アーチャー相手も土方さんが斬り殺してくれるだろ。

 
 いやお前絶対に芹沢鴨だろう!!!
 近藤さんも早く実装してくれーっ!!!

 そういやちるらんと同じ作者の天翔の龍馬も読み始めたんだけど、キャラデザインも多くが共通している(松平容保は全然違う)んで。

 
 怪物はこの頃から怪物だった(笑)
     
  ■プレゼントありがとうございます!!!

 
 志村後ろー!!!
 海洋冒険ゲーム、コンシューマでもなんか遊びたいなーと薄ら思っている。
 サブノーティカも気になったんだけど、クラフト系だと違うんである。

 
 どれも好きなネタすぎる三点セット!!!

 
 年数回の出番ながら、とても便利なマッスィーンが組み立てに大活躍だ!!!
 ってわけでプレゼントしてもらった本用の本棚ゾーンを構築開始!!

 
 サイバトロン戦士達が次々と!!

 
 トランスフォーム!! ギガゴゴゴ!!!

 
 なんか頭出てるーっ!!(ガビーン
 いやなんかもうね。頭を回転させなきゃいけないんだけど、恐ろしく固くて「いやこれ首をコキャっとしちゃわない?」って不安が強くて!
 結局は必死に恐る恐る回転させたけど、これロボットモードに戻す時もやっぱり固くて、現状元に戻しきれてない(笑)

 
 トランスフォーム!!!
 これは片足の足のヒンジ部分が通常よりも大きくたわんでて、ちょっと力加えるとポロリしちゃうトラブルに悩まされつつも。

 
 ダブルウェポンだとついついジョン・ウーアタックさせたくなったりすつつエンジョイ。
 ゆるい部分もトランスフォームしきると、他のパーツと合わさることで固定されるんで気にならんな!!!

 
 光学迷彩能力に定評のあるミラージュさん。
 日本版だとリジェだけど、ミラージュのほうが能力に似合ってるなぁとは思う。

 
 彼は片足立ちしてキックできちゃう体幹を披露してくれる。

 
 このカラーリングはどうしてもセブンイレブンをイメージしてしまう(笑)

 
 こっちも頭部の回転が……固い!
 いやもう固いっていうか、頭部を前に倒すことでせり上がる裏側の部分が……完全に背中パーツに干渉して回りようがない(笑)
 サイズ間違ってんじゃねーのって感じであり、力入れて前に歪ませて……でどうにかなるレベルじゃない。

 
 トランスフォーム!!!
 ……するも、頭が回転しないので後ろから見ると酷いことに(笑)
 でもこれ強引に回したら絶対へし折れるもん!!!

 
 原型の三角戦闘機よりもF-15の方が好みなんだよにゃー!!

 
 シュバフィーン!!!
 デストロン裏切ってサイバトロンについてドヤ顔してるスタスクみたいなことに。
 てか足首が角度取れるのはポージングの自由度高くていいよね。
     
  “真実は見えるか”キャンペーン 第7.5回 チャプター2

 ダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版をベースに「オリジナル世界設定」「ハウスルール色々」「禁止呪文・特技・アイテム多数」「モンスターデータ改造しまくり」の独自環境なので、運用や裁定が公式ルールと矛盾した場合も仕様です。厳密なことはあまり深く考えないで読むと幸せ。
 また、プレイ内容で色々と「気に入らないこと」があったとしても、プレイグループ内では合意を得て楽しんでいるものとご理解頂けると幸いです。


 第1回まとめログ 第2回まとめログ 第3回まとめログ 第4回まとめログ 第5回まとめログ 第6回まとめログ 第7回まとめログ

 アルブレヒト・ヴォルフェンビュッテル 魔導師(ウィザード)5
 モニカ・ヴォルフェンビュッテル 神寵者(フェイヴァード・ソウル)5
 レーグネン 神官戦士(クレリック・ウォリアー)5
 天杜八夏 侍5
 マクレーレ 武人(ファイター)5
 満天星 忍者5

 実はチャプター1とチャプター2の間でリアル時間が1月経過しております(笑)

DM「はい、先生怒りますからwikiの『プレイヤーズコメント』の項目読んでない人と、信仰心レベルまだ記入してない人は手を挙げなさい」

 要約すると「プレイヤーズコメントは義務じゃないが、イラストが付いた回の『イラストに対する感想コメント』は人間としての義務だから提出しないやつは人間じゃない。描いてもらえることが当たり前と思ってるように見えるぞ」と「信仰心レベルって新要素が出来たんで、自分のキャラのレベル決めておいてね」である。

八夏「失礼しました、確認して記入します」
DM「10日前から記入するよう告知してたんだから読んで決めとけ!」

●信仰心レベル
 そのキャラクターがどれだけ熱心に神を信仰しているかを数値で表したパラメータ。
 現状だと明白な「信仰による行動の制約」が聖職者クラスにしか発生してないけど、聖職者クラスじゃなくても、信仰心は聖職者並……というか、教会の戦力が全員聖騎士や神官戦士ばかりなわけじゃなくて、聖職者としての信心深さを持つ魔導師や巧者だって普通にいるよってことだね。
 但しあくまで「信仰心レベルを考えたら、その行動はおかしいかも?」とDMが助言する必要があるか判断する際に参照するものであり、ルール上の制約力は持たない。属性と一緒で、「想定していたキャラと食い違う」と思ったら、何のペナルティもなく随時変更可能。

プレイヤー「では○○します」
DM「ああ、それは君のキャラの信仰心レベルだと、信心深いんでそういった行動に強い抵抗があるかも」
プレイヤー「なるほどー。じゃあそこまで熱心な信者のつもりはなかったんで、信仰心レベルの数値を1下げますね」
DM「オッケー」

 なーんてことも自由にどうぞ。

プレイヤー「では○○します」
DM「ああ、それは君のキャラの信仰心レベルだと、信心深いんでそういった行動に強い抵抗があるかも」
プレイヤー「なるほどー。でもここはどうしてもそうせざるを得ないので、心の中で強い懺悔の念に苛まれつつ強行します。『神よ、申し訳ありません……!! この罪、百の功徳でお返しします……』」
DM「いいねぇ。アツいねぇ」

 こーいうことだってアリアリ。

 よーするにDMがシナリオを考え、マスタリングする時に、キャラがどんな行動を取るか想定し易くするのが一番の目的なのです。
 あ、でも信仰心レベル高い方が、マスクデータの「神の加護補正」が強くなることは間違い無いです。

・レベル0
 神を信じてません。
 現実だと「科学を信じてません」くらいの異端なので、PCがこれを選ぶことは無いと思っていいです。
 仲間に回復呪文で助けてもらっても「は? 神なんてくだらねーし?」とか言っちゃうサイコパスです。

・レベル1
 そこらの一般人レベルです。
 一応生活習慣として朝のお祈りとかするし、物事を判断する際の指針として教義を意識するけれど、自分の都合のほうが優先されがちなので、なにかあったら割と気軽に戒律を踏み越えます。
 神の教義に則った行動をするときは気分がいいが、悖る行動をするときは「大目に見てくれるさ」と思い込みがちです。
 ぶっちゃけ「神の存在は認めているが、崇め奉るほどでもない」ってレベルです。下層民の大多数はこれです。倫理観も教養も無いからです。
 文明社会で育った善や悪属性の人は、その善悪の行動指針が神の教義に根差すので、原則このレベルには存在しません。
 フローラントの神々の項に説明がある通り、文明社会の宗教組織は善意としての互助精神が大前提(悪の社会ならばその逆)なので、文明と縁遠い極めて原始的な宗教観で育った場合でもない限り、「神の教えを下敷きとした倫理観」で育つことになるからです。
 それゆえいわゆる「神の教えなんて正直どうでもいいが、善人だぜ!」なんてキャラは周囲から善人と見られないし、その「神の教えを軽視した善行」が善行と見做されるかどうかも怪しくなります。
 教養も無いし貧乏だから直接助けて貰うことも少ない貧民と違い、「教養もあり、必然的に神に命を何度も助けてもらう立場」の場合、このレベルで神を軽視するのはかなりの異端となり、なんらかの拍子に神を軽視する行動が目に留まってしまった場合、「助けてくれている仲間の聖職者」との人間関係が心配になります。
 いわゆる「人間社会で広く信仰されている神々」の宗派(神そのものではなく、宗教組織)は「対竜結束」という共通目的意識があるので、「我が神に改宗しろたぁ言わないが自分の神には感謝しろよ」と思うのも無理からぬのです。

・レベル2
 真っ当な信者です。
 教会に通うし、自分の都合を優先するハードルが高くなっており、教義に悖る行動への忌避感もちゃんとあります。
 現代日本人(にも限らんが)が「駄目なことなんだが、罰せられるリスクは低い」ことをカジュアルに「やっちまいがち」なライン(速度制限無視とか、ゲームやCDコピーして友人に渡すとか、未成年飲酒とか、ある程度の暴力とか、匿名をいいことに行うクソムーヴとか)で、「やらない」ことを選びます。善悪ではなく、神の教義基準でね。
 もちろん緊急事態にテンパったりしたらその限りではないですが。概ね神に従うことを心掛けてはいます。
 平均的な治安が保たれてる共同体ならば、何割かがこのレベルで治安維持の力となっていることでしょう。
 善や悪属性の存在にもこのレベルはいないでもないですが、その場合は変人……いや、特殊な人格を有しているケースがほとんどです。

・レベル3
 熱心な信者です。
 生活の中心が信仰活動なので、足繁く教会に通うし、教会で働く人の多くがこのラインを越えています。
 現実と違い神様がいてくれちゃってる世界なので、このクラスのガチ勢も決して珍しくない。
 教義に悖る行為へのハードルが極めて高く、現代日本人が「やったら絶対ヤバいよね」って行為(窃盗、傷害、無免許運転等)を避けようとするくらいには自制心が働きます。
 ファッショングッドやイヴィルは存在しない世界なので、善や悪属性を持つ存在の大半がこのレベル以上です。

・レベル4
 聖職者クラス持ちは最低でもこれです。
 信仰is人生なので、信仰する為に生きていると言っても過言ではありません。
 聖職者じゃなくても、例えば商人だったら「栄華神の信者なので、商売で利益を出すのは、多大な寄進や施しをする為である」ってことになるし、守護神なら「神に守護って欲しいのではない! 神に代わって人々を守護するのだ!」という気概を強く持っている。
 神の教えに背くことは、現代日本人が「強盗、殺人」に持つ忌避感に等しいレベルです。

・レベル5
 ガチのガチガチ。聖騎士レベル。
 レベル4の時点で大概だったわけだが、この領域だとむしろ「それが当然」になり過ぎるので、逆に精神的なプレッシャーは軽くなる。「それも信仰だよね」。最初からこの境地なのが神寵者。おかしい。
 高レベルの聖職者ならば皆このクラスなので、別に聖騎士や神寵者の専売特許でもない。そもそも神霊魔導が神をどれだけリスペクトしているか次第な魔導ゆえ、さもありなん。
 神へ不遜な態度を取るが才能が凄まじくて神霊魔導が凄く使える……みたいなキャラはほぼ存在しないのだ。ほぼ、な。

 まぁつまり、プレイの最中に今言われて慌てて決めるのではなく、ちゃんと考えて決めて欲しいことであったのでした、と。

八夏「確認しました、八夏だと4くらいかと」
アルブレヒト「思ったより高いな! ヤカ」
八夏「そりゃ聖罰騎士の質問に即答するくらいですので」
アルブレヒト「なるほどヤカの悪即斬は信仰に根付いたものだったか。正義体質かと」
八夏「正義体質とは」
DM「まぁ破邪神の教えは悪即斬じゃないけどな」
マクレーレ「悪を見ると殺せと血が騒ぐ(妖刀体質)」
八夏「それは正義関係なくなっているような(汗)」
アルブレヒト「日本のヒーロー物は『燃える正義の心』と『信仰』は分離されてるから」
DM「ははは、まるでアメコミのヒーローが分離されてないみたいじゃないか(笑)」
アルブレヒト「そうか(笑) なので、八夏の悪を許さない心は、破邪神の使徒としてのものだったのかーと」
DM「アメコミのヒーローはウルトラマンや戦隊ヒーローみたいに、ストレートに正義の戦士って多数派じゃないんだよなぁ。ライダーバトルばっかしてる仮面ライダーの方が近い印象。よくスタンスの違いで内輪揉めしてる」
マクレーレ「龍騎とWしか見てないのです。あとは朧げな記憶のRX」
アルブレヒト「すまん、そのあたりはあまり知らんので……(笑)」

 TRPG部仲間で旅行して石ノ森萬画館やバンダイミュージアムに行った時も、ヒーローにテンション爆上げの中で「仮面ライダーわからん」「ゴーカイジャーしか観たことない」と完全に蚊帳の外だったのがアルブレヒトの中の人(笑)

アルブレヒト「『神の教えに背く貴様を滅する』的なのを知らないので、という感じ」
マクレーレ「龍騎に『燃える正義の心』が少なかったのは確かにタシカニ」
八夏「『私が神だ!』的な人はちらほらいたような」
DM「日本だと『神の教えに背く~』ってキャラを極論ばっかだったり思考硬直だったりまるで自分の意志が無いような揶揄した表現が多いからね。本来なら『弱いものを助けましょう』『皆で助け合いましょう』『感謝の気持を忘れない』だって宗教の倫理なのにね」
マクレーレ「この場で掘っていくとニーチェ先生が降臨されそうだ(汗)」
DM「まぁ話を戻そう! 八夏の正義の心の鶏と卵は設定上特に決めてないのでプレイヤーが決めていいよ」
八夏「そですね。陽都屠龍九狼伝とかに影響されて正義に目覚めてからの破邪神信仰になった感じかと」
DM「というわけで、こういったことを幾らでもキャラ設定決めるために話せてしまうので、プレイ時間を削ってやることではないのだ(笑)」

 ここまででも既に40分くらい経過してるのだ!!(笑)  
 なお、終始無言を貫いてますがレーグネンも未読&無記入の同罪です(笑)

 というわけでようやくプレイに入ります。

DM「戯奴にはわけわかりません!」
マクレーレ「もう満天星は声も聞こえない所まで移動してったんですよね?」
DM「DMとしてはそうだと言っていない。でもプレイヤーが“そうしたい”ならそうなったことにしていいよー」
八夏「とりあえず私が色々過信していたことはわかりました。それで特に満天星に伝えるということはしないので、私の行動としては前に書いた通り、黙って見送るのままになります」
満天星「走り去った後に、お兄様がモニカ様の頬を叩いてのやり取りなので結構時間経っているのでは?」
DM「そんなに時間切れになりたいならしてあげよう(笑)」

 DMとしては「ハイ時間切れー。話したいことあってもダメー」とやるつもりはなかったので、「時間切れって言うまで話していいよ」だったのだが、プレイヤー達が時間切れを望むならば問題無いのである。

DM「プレイしてると長いが、走り去る背中に慌てて声かけて、ひっぱたいてー、で、ちょっと喋ってるだけなんで、実際だったら30秒くらいじゃないの?」
マクレーレ「アルブレヒトとヤカが会話して納得したなら、満天星に向かって叫べるのって平手打ちされたモニカとレーグネンなのかもしれないマクレーレは多分何も言わない」
モニカ「モニカもお兄様に謝ってるので、満天星に追及することはないですねー、言いたいですけど……ねえ?(お兄様を見る)」
DM「まぁでは、シリアスなやりとりに覆い被さる日輪組のコントをしているうちに、圏外になったとしよう!」
八夏「コント扱いされた!?」
満天星「なんてこった!」
レーグネン「シェフのお任せコースで。アルブレヒト様も上手くやれって言ってたので、きっと上手くやってくれる……!」
アルブレヒト「ちゃんとやりかた指定したよっ!」
DM「重いシーンでもプレイヤーまで暗くならないのはとても大事で忘れて欲しくない心構えだが。キャンペーン中屈指なシリアスシーン感まるで無し……!!」
八夏「私の過信がこんなことに」
マクレーレ「弱いオタクには辛いシーンにこれからなるから……」
アルブレヒト「見せ場とばかりに私も頑張ったんだけどなぁ…… なんか錯綜しまくって焦点ぼけたような……(笑)」
DM「誰もお兄様のシリアスモードに乗っからないのである!!」

  イラスト:★Yuuki
アルブレヒト「部屋の隅でいじけるぞっ」
八夏「モニカ殿はちゃんとしてましたから」
満天星「走り去る様子を演じていただけなんだけどなー」
八夏「信頼して送り出しただけなんだけどなー」
DM「『善処します』から話がずれ始めたな(笑)」
モニカ「とにかく、ドウダンツツジはもう居ないんだ、ということでいいのですかね?」
DM「あまりに扱いが軽過ぎてダスティが不憫だ……。いいよ」
マクレーレ「1人だけのバーン人だったからそっち方面で擁護してくれる人が居ないんですよねここ」
DM「いや、そーいうイデオロギーの問題じゃなくて(笑)」
アルブレヒト「ヒノワ組の初手から殺す気満々のムーヴやばし」

  イラスト:だらだら
DM「まぁこれ(舐められたら殺す)は、八夏にしてみたら当たり前のことで別に大事じゃないんだろう。なので平常運転」
八夏「お家騒動とか色々あったのかなぁ、昔」
満天星「戯奴としても日常です(笑)」
マクレーレ「信仰とか貴族の方面から見てもイデオロギー判断になってしまう。」
DM「いや、イデオロギーとか関係なくね。ロールプレイングゲームとして『仲間殺す命令出して、兄が妹引っ叩いて』ってシーンなのに、あんまりにもおもしろムード過ぎるんで、ダスティも渾身のロールプレイをしたお兄様も不憫だなぁと」

 ギスギスしないことと、ロールプレイを頑張ったことを無視して軽い空気のまま流しちゃうのは違うし、個人的には「やっちゃいけないこと」だと思っております。「その気がなくてもシリアスにならざるを得ないような迫真の演技力を発揮しないほうが悪い」なんてことはなくて、皆が演技の素人なりに頑張ってるのを「全力で拾う」もんだと思っているので。
 当然、プレイグループによりますが!!!(主語デカ断言はしません)
 あとギャグシステムとかシナリオとか最初からそのつもりでプレイしてるならその限りでもないしな!!

 DMとしては「今これは重要なセリフなので、皆そのつもりでプレイして下さい」と言ってしまうのも一つの選択肢だとは思うものの……(以下のシーンに続く)。

レーグネン「ヒノワ勢が最初から殺す気じゃ無かったら、ダスティの捨て言葉による混乱が長引いていたかも(笑)」
マクレーレ「あぁ! これから襲われるダスティじゃなくてこのムードで襲われるダスティが不憫ってことか!」
DM「自分のキャラに処刑命令出されるシーンでおもしろムードなんだぞ(笑)」
モニカ「ダスティのために頬をひっぱたかれることになったモニカのことをかんがえろ〜!!(やいやい)」
マクレーレ「アルブレヒト派が重苦しく『殺すしかない!』って雰囲気のなかヒノワ組は『うんうん、殺すよね!』って感覚の差が浮き彫りに」
DM「忍者が平常運転はわかる(笑) だが八夏のおもしろモードは『お前……』と思ったが、まぁプレイヤーがそれでいいならいいんだろう……いや違うな。真面目にしてるけどおもしろく見えてるだけだな!!」
八夏「本人的には別におもしろにするつもりはなかったのですが(汗)」

 八夏の中の人は常に真面目にプレイしております。ガチです。ウケ狙いで変なムーヴをすることは殆どないとDMとしても断言しておきます。

満天星「マクレーレの言う通り、感覚の差かもね」
DM「仲間殺すことも、お兄様がモニカ引っ叩くことも、別に興味薄いキャラが多かった……」
アルブレヒト「このくだりをダスティ(の中の人)にはフォローしておくとして……『ドウダンツツジは行ってしまった』と」
DM「『皆ゲラゲラ笑いながら殺す命令出してたよ』」
アルブレヒト「どんなフォロー!?」
八夏「フォローとは」
モニカ「事実ですからね……」
八夏「モニカ殿、そこ認めたらフォローになりません」

 暗殺命令はまだしも、やっぱり渾身のロールプレイを軽く流されたアルブレヒトが不憫なのはやはり変わらないのであった。皆もっと反応してやれよ!?

 なお、自己弁護のために主張させて貰うと、ダスティとの「事前に打ち合わせていた展開」では、こんなガチで処刑命令が出される展開なんて想定していなかったよ!! 真っ向敵対する予定は全く無かったよ!!
 問題は、ノリで「打ち合わせから外れたロールプレイをした」ダスティのプレイヤーはプレイヤーで、実際にプレイした言動でも「喧嘩は売ったが処刑已む無しと判断されるとは思ってなかった。流石にPCは殺そうとしないでしょ」と確信してたってことだが! そう、別にわざと処刑されるためにあんなアナーキー&アグレッシヴムーヴを炸裂させたわけではないのだ!

モニカ(DM)「殴ったね!? お父様にだって殴られたこと無いのに!?」
アルブレヒト(DM)「殴られもせずに1人前になった勇者がどこにいる!!」
シアン(DM)「そーだそーだー」
八夏「1人違う人がいます!?」
満天星「1人前?」
レーグネン「今誰か(笑)」
DM「父親に殴られたことに定評のある女騎士」
マクレーレ「無罪放免にするために自分を殴らせた女騎士様」


DM「ではまぁ、鮮血の回廊に残されたパーティーはどうしますか」
八夏「すごい二つ名がついたなぁ」
アルブレヒト「指示は出した……ふぅ……私は疲れたよ。今日も死にかけたからな……」
八夏「アルブレヒト殿が言うと洒落になりませんな……」
DM「パトラッシュ……」
アルブレヒト「ここまで気力だけで保たせていたのだ(適当)」
レーグネン「見事にご決断されました」
DM「アルブレヒト、レーグネン、八夏のスーパー血達磨トリオ」
八夏「そういえば人のこと言ってられないぐらい今回は私もボロボロでした」
モニカ「うーん。お兄様のことを考えると、ここでモニカから感想戦にはしたくないのですよ……なので一旦飲み込むことにして『お兄様、お疲れ様でした。マクレーレが来ております、外に出られますよ』」
マクレーレ「!?」
満天星「モニカ様の苦悩……」
モニカ「だって、ダスティから話を聞いて助けにきてくれたんだもんね!! マクレーレは!」
アルブレヒト「私はもうすべてをやりきったような気でいるのだが、実は聖罰騎士からの任務は進んでいないのである……!」
八夏「そういえば、逃げたはずの賊共はどこへ行ったのでしょう。マクレーレや満天星は私たちの進もうとした方角から来ました。マクレーレ、途中で誰かとすれ違いましたか?」
モニカ「任務は進んでいないものの、呪文はもう空っぽなのだ!」
マクレーレ「いえ、入口はふさがっており、誰ともすれ違わずに戦場まで辿りつきました。」
DM「八夏は外国人なので、ダスティのノイエ・エイファス宣言とか正直どうでもいいので、そんなこと気にせず話をしてしまうのだ」

 ダスティは結構……いやかなり凄いことを色々口走っていた(モノによっちゃDMにも想定外)のだが、それはあくまで「キャラクターとしては衝撃的」であって、「プレイヤーとしては別にそうでもない」ことだったようで、ほとんどスルーのまま別の話にシフトされそうなことに危機感を覚えたDM、かなり露骨にだが水を向ける作戦!!!

DM「八夏は気にしないかも知れないけど、ヴィーリオン人の君たちにしたらとても大きな問題だよね!?」
八夏「アルブレヒト殿が任務の話をされたので。というか、直接ノイエ・エイファス宣言はしていなかったような」
マクレーレ「さりげなく入口が埋まってるって伝えられてプレッシャーから少し解放されなう」
DM「ひょっとしたらプレイヤーとしてもあまり気になってないかもだが、この世界のキャラとしてはだいぶ凄い発言をしていたのだ」

 あ、我慢できずにストレートに口にした。

DM「……と、DMは呟いた。ダスティの発言に対して『八夏はそう思ってる』ならそれでいいです」
八夏「あー、内容的にはそれに当たるということ事ですね。勘違いしてました」
レーグネン「ノイエ・エイファスに心酔したような口ぶりで離反した者など、間違ってももう仲間とは呼んではいけないのです。確かに我々は世話になってしまった身ですが、組織としてその在り方積極的に支持することはできません」
DM(よし、そうだ。大事だぞ。ここから掘り下げていくんだ! ゴーゴー!!)
モニカ「あれ、バロウポーション使って来たってことは言ってたっけ、忘れてしまっている……ああ、ダスティが言ってましたね」
マクレーレ「バロウポーションで潜ってきたことはダスティが言ってたと思いますね、ただ数を言ってないので全員分あるかもしれないし、ないかもしれない」
八夏「言ってますね、ダスティ劇場始まる前の段階で」
アルブレヒト「あるに決まってるだろう、我々を助けに来たんだからなー」
満天星「頑張れマクレーレ(笑)」
モニカ「そうですよーそうですよー」
DM(駄目だ……一瞬で話が逸れた……)

 Don't give up justice, I want to get truth! まぁもういいか!!


●プレイヤーズコメント

・アルブレヒト
 お兄様にょろーん。かわいい。
 頑張ったプレイをDMにフォローしてもらってちょっと救われる。
 ダスティの言動に関する掘り下げを皆でスルーしてしまったという件もあったりして、全体として話題の焦点が散りがちな回であったかもしれない。

 そして八夏というか、群雄割拠で日々血を血で洗っている日輪武士はやはり生き方が過激。
 つい、ぞんざいに扱ってしまいがちだが、この鬼の形相を常に意識して、腫れ物に触れるように対処していかねば。

 ちなみにアルブレヒトの設定は叡智神信仰のレベル2。
 仮面ライダーや戦隊ヒーローは小さい頃には見ていたんだけどね(笑)


・モニカ
 


・レーグネン
 



・八夏
 すっかり雰囲気ブレイカーと認識されている日輪組、というか主に私。
 重ねて書きますが、別におもしろにするつもりはありませんでしたから(汗)
 でもなぜか後で見直すと毎度毎度おかしいことに……どうしてこうなった?

 にょろーんお兄様。前回のシリアスとの差がすごいことに。
 原因が自分にあるとなると、なんとも申し訳ない。

 今回は八夏にもイラストありがとうございます。
 しかしなぜだろう、八夏って元ネタが男性の絵が多いような?


・マクレーレ
 この八夏さんには度胸や甲斐性でも勝てそうにないなぁ。
 にょろブレヒトさんとのギャップも激しすぎる(笑)

 ダスティ暗殺の命令からのビンタブレヒトのシリアスなシーンはやはり時間経過にによって薄れてしまい『キャラクターにとってはついさっきの出来事だが……俺達にとっては多分1ヶ月前の出来事だ。』ってのが滲み出てしまったかもしれませえん(汗)

 ダスティに関しても満天星が返り討ちに遭わなければ死人に口無しな終った問題だと考えてたんですが、今考えると蘇生がある世界では鎌倉ライクに族滅して復活の目を潰しておいた方が!
 いや何も悪くないキャスまで連座させるのはさすがに神様の覚えも悪いだろうし難しい問題だったのかも……。

 意識のセーブ&ロードを人類が出来る日が来ると良いですね。それが出来たら電子世界への永住もできそうですし、モニターからお嫁さんが出てくるのを待つのではなくモニターの向こうへ行く方法を探す!
 恋愛に必要な積極性ってコレだったのか!



・満天星

     
10/6
  ■そうだ、京都へ行こう

 
 全てはここから始まった。

 アルブレヒトの中の人に電話するワダツミ。

ワダツミ「明日、朝7時に〇〇駅前に集合ね。土日で京都行くから」
アル中「え……いや、行くけどさ(苦笑)」

 なお、 別に元々2人で遊ぶ予定があったわけでは一切無い。

 急遽取ったホテルの料金は、割引された結果1人1650円だった。

 
 
 果樹園だらけの道中を抜けて到達したのは曇っててまるで見えない絶景であった(笑)

 
 そしてわんわん。
 撫でまくりモフモフでメッチャいい匂いした(笑)

 
 
 開店を待って温玉あげを食べちゃったぜ!!!
 いやー空きっ腹だったこともあろうが、美味しかった。あと2個は食べたい気持ちをグッと堪えた。

 
 
 お昼はここでウッドボール。
 タレがメッチャ甘いのが特徴的だったぜ( ・`ω・´)

 
 
 身延まんじゅう美味しいよね( ・`ω・´)
 なでしこが瞬く間に大量摂取した気持ちもわかろうというもの。

 
 店自体は閉店済みで、店名も消去済みだったんだけど、聖地巡礼者の為に再度店名だけ復活してくれてた模様(笑)

 
 
 店の前に4台くらい原付き留まってたけど、全部ゆるキャンの痛原付きだった(笑)

 
 店内の一角はゆるキャングッズ専門店状態。

 
 学校のモデルである旧下部中学校。
 中には入れないので、ガラス越しに( ・`ω・´)

 
 この犬どもめ!!!
 本来図書室はここじゃないのだが、ドラマ版撮影用に再構築されたとのこと。

 
 学校の麓にある駐車場横の常幸院さんには、めちゃ人懐っこいわんこがいるのだ!!!
 モフり放題なのだが、おもちゃのマットを加えて振り回すのが大好きなので、砂利がエメラルドスプラッシュされて痛い(笑)

 
 いやもうホント可愛い。
 グイグイ来て抱き着いてくるし顔舐めてくるんで、そーいうの苦手な人には辛いかもだが、俺はガンガンウェルカムなのでサティスファクション!!

 
 
 なでしこ寝てたスポット。なお、男子便所前である。
 こんなところで寝てたのは豪胆と言わざるを得ない(笑)

 
 
 尿意に襲われていたが、俺は利用客じゃないから……と必死に我慢してた時の写真です。

 
 そのすぐ近くにあるメガ盛りのお店。
 今考えれば、いっそここで夕食を食べるべきだった。

 
 
 夜に行ったら、霧が凄まじくて何も見えなかった(笑)
 ライト消してiPhone12PROのナイトモードフルパワーで撮影したら、貞子が出てきそうな写真になったよ!!!

 
 完全に「ミスト」状態で笑った(笑)

 
 伏見稲荷大社の中腹で遭遇したわんこ。狐ではない。
 目が合ったらグイグイ来たので思う存分甘噛された( ・`ω・´)

 
 伏見稲荷大社のお土産屋さん通りでもわんこ。
 グレイハウンドはスマート過ぎて触るときに若干「大丈夫かな?」となってしまいがち(笑)
 だが当然撫で回した。
     
  ちるらんを全巻読んだ

 
 終末のワルキューレの8巻でちるらんの近藤と沖田が登場しましてな(笑)
 最初にメンバーリスト出た時点で「確かこの漫画の原作者って、新撰組の漫画もやってたよな。このリストにも沖田いるけど、どう違いを出すのかな?」くらいにしか思ってなかったのだが、まさかの本人登場だったんで「これはより物語を楽しむために、原作も読まないといかんだろう」と。

 
 終末のワルキューレ連載前のシーンなんだけど、これでニヤニヤしてしまった(笑)

 
 一方で高杉晋作が神を自称しているのだが。
 この“不可能を可能にする”のは、終末のワルキューレで人類側に求められている資質だったりして、面白い。

 
 キャラの造形が基本的にデーハーに盛られた超人バトル漫画なので、とても好みにストライク。
 松平容保なんてちょんまげがハートマークでスゲェファンキーな男前だしな。

 
 後の500円札の怪物ぶりも本当に怪物で吹いた(笑)

 
 もう鳥羽・伏見の戦い、圧勝しちゃうんじゃないのこの絵面?
 ……と、基本的に「経過はアレンジされてるが歴史の流れは変わらない」作品であるものの、皆格好良いので無理な期待をしてしまって困る。

 
 オカマキャラは最高に男前の格好良いパターンと、ゲスであるパターンな両極端の印象なわけですが。
 佐々木只三郎が最高に前者でたまらねぇぜ。見廻組は真の精鋭であった。

 
 あと井上源三郎好きとして色んな作品に注目してきたわけですが、この源さんが凄まじく格好良くて泣いた。
 円月輪で戦う井上源三郎とか斬新過ぎるだろ。だが、それがいい。

 
 とにかく延々と信念を持った武人たちの死闘に次ぐ死闘の連続でメチャ面白い漫画である。

 
 でもこれは知らない人に「銀魂だよ」と言って見せたら騙せそうだよな、と思った(笑)
     
  ■プレゼントありがとうございます!!!

 
 バッマーン! バッマーン! バッマーン!(どうしても脳内再生される
 てかスゲェデケェよ左のバットマン!!! ……いや流石にこれは石像かなんかか(笑)

 
 冒険と夢とリアル(笑)
 Pastel*Palettesの新曲、初披露自体は今年1月のライブで、10ヶ月近く経過してからCD化されたのねぇ。他のCDのタイミングとかはよく知らないが、スゲー長い印象だ。

 
 なお、下はダンボールが高く積み重なっている。
 中身は全部収納ボックスだ!!!
 本棚にするぞ!!!

 
 デストロンのニューリーダーが着任したぞ! 我が家初のデストロン!!!
     
“真実は見えるか”キャンペーン 第7.5回 チャプター1

 ダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版をベースに「オリジナル世界設定」「ハウスルール色々」「禁止呪文・特技・アイテム多数」「モンスターデータ改造しまくり」の独自環境なので、運用や裁定が公式ルールと矛盾した場合も仕様です。厳密なことはあまり深く考えないで読むと幸せ。
 また、プレイ内容で色々と「気に入らないこと」があったとしても、プレイグループ内では合意を得て楽しんでいるものとご理解頂けると幸いです。


 第1回まとめログ 第2回まとめログ 第3回まとめログ 第4回まとめログ 第5回まとめログ 第6回まとめログ 第7回まとめログ

 アルブレヒト・ヴォルフェンビュッテル 魔導師(ウィザード)5
 モニカ・ヴォルフェンビュッテル 神寵者(フェイヴァード・ソウル)5
 レーグネン 神官戦士(クレリック・ウォリアー)5
 天杜八夏 侍5
 マクレーレ 武人(ファイター)5
 満天星 忍者5

DM「モニカの言葉を背に受けて闇に消えていくダスティであった。合掌」
アルブレヒト「待て、ダスティ! ……くそっ、好き勝手言ったあげく、口では敵わないとみてさっさと消えやがった」
マクレーレ「私達をここまで案内してくれたあの男は何者だったのですか?」
DM「電話とかで一方的に切られてスゲームカつくやつだこれ」
モニカ「モニカはお兄様の激情聞きながらしょんぼりしてます。『……わかってくださるのでしょうか……』」
マクレーレ「『わかったわよ! もう知らない!』ガチャッ つーつーつー」

 これほんっっっっっとイラッと来るよな(笑)

アルブレヒト「奴は潜伏中に出会ってから我々に同行していた盗賊だ。将来の報酬を見返りに我々の行動に協力していた」
八夏「すっかり盗賊扱いになっているダスティ(笑)」
アルブレヒト「いやそれ以外にどういう扱いが(笑)」
マクレーレ「賊でしたか、ここまで案内してくれましたがまさか賊とは……」
八夏「アルブレヒト殿、このまま彼を行かせていいのですか?」
満天星「八夏様の様子を伺います」
レーグネン「巧者!『賊、というわけではないのだが……しかしこのままでは』」
八夏「必要があれば、満天星に始末を……」
満天星「八夏様、殺しますか?」
DM「日輪勢、殺意高過ぎない?(笑)」
アルブレヒト「キミら血の気多いな(笑)」
八夏「最初は止めようと思っていた時期もありました(笑)」
満天星「戯奴は必要とあれば悩みません!」
DM「日輪侍は、逃げられたら殺す!!」
八夏「アルブレヒト殿、私は別に構わないのですが、困るのは貴方なのでは?」
アルブレヒト「なぜ私が殺人指令を出して、君が慎重論を展開する流れに!? 私一言もそんな殺意溢れるオーダー展開してないね!?」
DM「躊躇無く殺そうと言い出してるのは日輪コンビである」
八夏「舐められたら殺せ!(笑)」
満天星「八夏様、さりげなくアルブレヒト様に責任転嫁(笑)」
レーグネン「殺すべきと感覚で理解している(笑)」
DM「PCをここまで嬉々として殺そうとする光景初めて観るわ(笑)」
アルブレヒト「まぁ、待って。2人の殺意がスナック感覚過ぎるので整頓しよう(笑)」
八夏「実際の所、秘密がばれたら困るのはお兄様一行ですしぃ……」
DM「日輪人は蛮族。マクレーレ、覚えた」
アルブレヒト「そもそもあいつは結局何を言いたかったのか……さっぱり理解できん。誰か私に説明してくれ」
マクレーレ「DOWNLOADED(完全に理解した)」
モニカ「確かに、私達の存在が広まってしまうのは困ります。私達を守ってくださったハインリーケ様にもご面倒がおよびます」
ダスティ「今のままではいけないと思います。だからこそ人類は今のままではいけないと思っている」
DM「いけない( ・`ω・´)」
マクレーレ「あの者は体制批判をして逃げて行っただけに見えます」
八夏「そこだけ聞くと新興宗教のそれにしか聞こえない」
レーグネン「最初はフォルクハルト様に来歴を問われるのを恐れたのかと思いましたが。勘違いであったようです」
DM「マクレーレはダスティの口から出た情報しか知らんわけだが、彼曰く『どんな些細な罪でも関係無くぶっ殺すって言ってる人に、このパーティー賛成しているらしい』よ」
満天星「お家の存亡に関わることですね。どうします、八夏様?」
マクレーレ「自分が差し出されて殺されていない矛盾にダスティ気づけなかったかぁ」

 実際のところなにがどう解釈するのが「正解」なのかは謎だけどね。

八夏「差し出してはいないですぇ、まだ」
DM「ダスティどころからこのパーティーの人たち全員がダスティの言い分に『ああ、それは言ってた言ってた』と思ってるし(笑)」
アルブレヒト「やはりそうなのか。あまりに偏った思い込みに満ちた稚拙な意見にしか聞こえなかったので、念の為に確認してみたのだが……。ヤカ殿、ドウダンツツジ、2人は強い危機感を抱いているようだが、奴はこれからどうすると思う?」
八夏「そうですね……保身に走った場合、いつ何時情報を売るかもうわからないでしょう」
満天星「即座に皆様の素性を広めるとまでは言えませんが、いつ口にしてもおかしくはないかと」
八夏「もちろん、彼が義理堅く秘密を守るかもしれませんが……それも憶測の域を出ません」
マクレーレ「ヴィーリオンの兵隊からしたらバーン人ってどれくらい敵視してるんですかね?」
DM「んー、同じ国の仲悪い貴族の領民相手と大差無い」
八夏「まぁ、彼の意志と関係なく情報が漏れる可能性が我々の手の届かない場所に行く、というところですかね」
アルブレヒト「……そうだな。ん、そういえば奴はノイエ・エイファスの思想に感化されていたようことを口走っていたな」
モニカ「顔面蒼白になりそう」
マクレーレ「『積極的に殺しに行こう!』って程ではなさそうですね。ありがとうございました」
DM「敵意レベルは、仲の悪いヴィーリオン人の敵兵とバーン人の敵兵は似たようなものです」
アルブレヒト「意外と、敵意むき出しじゃないのね」
DM「基本的にまだナショナリズムが広く普及する前の時代なので、『同じ国の人間』よりも『同じ土地の人間』という枠組みの意識のほうが遥かに強いのです。で、その意味では『隣の土地の人間』と『隣の国の人間』はどっちも似たような『よそもん』です」
マクレーレ「バーン人だからってすぐに『反逆者共め!』とはならないならこの場では大丈夫そうですね。」

 そもそもバーンは「ヴィーリオン側の認識」としては外国ではなく「王権に叛乱を起こした貴族連合」に過ぎないので、封建領主が隣の領主と係争地でドンパチしてるのと本質的には違いが無い。
 前にも書いたけど、百年戦争は「イングランドとフランスの全面戦争」って認識されがちだが、当事者にしてみたらあくまで「フランス本土と、フランス領イングランドが戦っている、フランス内戦」でしかないのと似たようなもんです。イングランドの王様、フランス語しか喋れないことすらあったからな(笑)
 銀河英雄伝説で、銀河帝国が同盟軍を「自由惑星同盟を僭称する叛徒共」と呼んでたり、リップシュタット戦役で貴族連合軍に対する銀河帝国側の公式な呼称が「賊軍」だったのも同じで、「正当な支配者側」からしたらあくまで内戦だからです。

アルブレヒト「戦争に対する忌避意識も今の世界ほどじゃないか。つーか割と日常茶飯事なのかも?」
DM「でもあくまで『兵隊はどう思ってるか』って質問なので、『貴族はどう思ってるか』だとまた別だけどね」

 真っ当な教養がある貴族の認識だと、ヴィーリオン王国の支配体制を否定してきたバーン帝国は、単なる紛争相手に留まらない、恐るべき敵です。真っ向から「無能で尊大な害悪のお前たちの支配体制をぶっ壊してやる」と宣言しているのですから、負けた場合のリスクが比較になりません。
 封建領主の大半を占めるのが「戦争で負けたところで主君が変わるだけ」な立場の貴族なわけですが、竜の勢力に負けたらそれじゃ済まないのもあり皆必死に戦います。バーン帝国相手は同じ人間同士なだけまだマシとはいえ、それでも「今日からあなたが新しい主君ですね。これからはよろしくお願いします」だけじゃ済みそうもないので必死さの度合いが違うわけです。
 でまぁ別にヴィーリオン側が「マジで無能で尊大で害悪な貴族」ばかりではないので、緒戦のバーン快進撃が攻勢限界に達して以降、戦線は膠着状態となっている次第。現在、両国がトップクラスの大英雄を最前線に配置して睨み合っております。

マクレーレ「マクレーレの心は兵隊だからセーフ!」
DM「マクレーレは実戦でバーン軍と戦ってるしな(笑)」
マクレーレ「ダスティは敵国の兵隊ではないのですが、バーン人と名乗ったの見てどれくらい『イラッ!』としますかね?」
DM「今の所、この場で聞いただけの情報だと、『バーンの密輸業者』はまぁ印象が良くない。同時に『え、なんでそんなの雇ってんの?』と若干引く気持ちも芽生える(笑)」
モニカ「わはは」
DM「『自分が個人で遭遇してたら即殺しにかかるべきと思ってる相手』くらいの敵意はあるね」
マクレーレ「DOWNLOADED(完全に理解した)」
八夏「アルブレヒトへの好感度、中ダウン(笑)」
アルブレヒト「ヤカ、それを勝手に決めるでない(笑)」
DM「カルロス・ゴーンを密出国させるのにも活躍した業者だ」
満天星「実はマクレーレも殺る気だった!」
マクレーレ「小ダウンかもしれないし、『モニカ様も苦労したんだな……』って小アップするかもしれない」
レーグネン「一瞬アルブレヒト様小ダウン、モニカ様小アップかと(笑)」
モニカ「敵国の斥候を雇わなければならないほど切迫していたんです~たぶん。右も左もわからないので切迫はしてたんですよ!」
アルブレヒト「それはまぁ、リーダーと姫では立場が違うのであり得るな(笑)」
八夏「昔からの従者かと思ったらそんなことなかったと思っている八夏」
アルブレヒト「『なんでそんなの昔から雇ってなきゃならんの』と嫌な顔(笑)」
マクレーレ「昔から雇ってた今はいない人……」
レーグネン「ヤカはクラウスから聞いてなかったっけ……?」
八夏「『あんだけやりあってて最近雇ったやつとは思えない』という顔。モニカ殿、アルブレヒト殿、あとクラウス本人くらいしか話は聞いてなかったような」
DM「つまり長いこと雇ってる部下にあんな態度を赦し続けてる無能と思っている八夏であった」
レーグネン「昔からいてあんなだったら、既にクビにしてる説が(笑)」
八夏「クビにしてないから付き合い長いのかと解釈できる」
アルブレヒト「クビじゃすまないよ。物理的に首落としてるよ(笑)」

 ギロチンの音が聞こえる!!

DM「一般常識として『部下とフランクで度量が大きいな』とは思われず『部下に舐められてるクソ無能』と思われるわけですが、八夏は一般的ではないので『仲が良いんだなぁ』と思っているわけだな!(笑)」
八夏「ダスティ自分から名乗ってた!?」
アルブレヒト「いや、クラウスが説明していた。君たちのふたり旅の時に」
DM「逃亡中の身の主の情報を気さくに喋ってくれたのだ」
八夏「あれ? それはそれで問題だった可能性が(汗)」
マクレーレ「ここはコンプライアンスが穴だらけの職場だった?」
アルブレヒト「大問題だよ!」
レーグネン「クラウス『虚無に耐えきれず……つい……』」
DM「聞かされた方も特に『危ないことペラペラ喋る人だなー』と思ってないんでセーフ」
満天星「ダスティさん以前に、危険が迫りそうな状況だったんですね」
八夏「ということは、事情知ってたわけだから昔からの従者とは思わないか」
アルブレヒト「だがクラウスはまだ未熟であたり前の見習い。責任は彼を教育すべき親にあるから、雇用側の私は関係ない!」

 実際問題、アルブレヒトやモニカにクラウスを「躾ける」義務どころか権利すら無いんで、教育不足を責められる謂れはビタイチなかったりする。まぁ緊急事態な現状だとそんなことも言ってられないんだが、暗闇遁走事件も含めて「色々と起こる問題」を経て乗り越……あれ? ってのが今である。

八夏「うーん、色々人のことは言えなくなってきた(汗)」
アルブレヒト「まぁ、本筋から離れた話だし(笑) 話を戻そうか」
モニカ「はーい」
マクレーレ「マクレーレはダスティに『オコ』であるがアルブレヒト様たちの前なのでやり取りを見守ります」
八夏「それで、アルブレヒト殿。このまま彼を野放しにすることは得策ではないと思うが、貴方の意見も聞きたい」
アルブレヒト「そういえば奴はノイエ・エイファスの思想に感化されているようなことを口走っていたな」
モニカ「『それは……!』とお兄様のお言葉をきいて顔面蒼白します」
満天星「戯奴の出番ですか?」
DM「スナック感覚満天星」
レーグネン「『殺しますか』のエモートが1ボタンで出る(笑) 『確かに口走っていましたが、まさか!』」
満天星「まだ『出番ですか?』と聞いただけですよ(笑)」
八夏「アルブレヒト殿の考えを聞くまで待ちなさい、満天星」
アルブレヒト「ならば、取るべきはただ一つだ。満天星、奴を追え。絶対に逃がすな!! いや、生かして世に放つな!!」
満天星「はっ」
八夏「……行きなさい」
アルブレヒト「いいか! 私的な殺人として表沙汰になるような面倒事は極力避けるのだ! だが我々を誰かに売るような兆しがあのクズに見られたのなら、その口を封じることを最優先としろ! その上でなるべく事故死とか……野盗と争ってとかな、上手いことにな! 頼むぞ!」
マクレーレ「殺し方に注文が入った!」
満天星「承知しました!その辺りは抜かりなく」
DM「忍者は狙われると弱いが狙うと強い」
満天星「時代劇に出てくる悪人のやり取りだよ、これ(笑)」 八夏「注文の多い殺害依頼(笑)」
アルブレヒト「うはははは! 楽しいぞ!(笑) あ、今のはプレイヤー発言だよ?」
モニカ「『そんな、お兄様!』満天星はもう行ったの?」
満天星「したたたたたっ!!(全力移動でさらに小さくなって行く)」
マクレーレ「待ち合わせもせずに行ってもうた、『ドウダンツツジさん合流はドライリュッケンのファヴで!』っと慌てて叫びます」
DM「え、(合流地点って)そうなの?(笑)」
レーグネン「マクレーレが冷静だ!『モニカ様、お止めにならないで下さい』」
アルブレヒト「ドウダンツツジ、兵卒の言葉に構うな! 任務の後でどうとでもなる! お前の力で捜せばよい」
満天星「元よりそのつもりです(笑顔で振り向く)」
モニカ「ああ! ですが、殺すだなんて! どうか殺さずに連れ戻してください!」
マクレーレ「『出過ぎた真似をしました』と頭を下げます」
アルブレヒト「モニカ、“私は今お前に意見を求めていない”」
モニカ「そんな。お兄様っ!」
満天星「振り向かず行きます。モニカ様には申し訳ないですが」
DM「マンテン~今は~振り向かない~で~」
モニカ「くっ、ちゃんと言ったからね! 殺さず連れ戻してくださいって言ったからね!」
DM「一応まだ声は届く距離です(笑)」
レーグネン「モニカ様、どうかアルブレヒト様がたを責めるようなことを仰らないでください」
DM「別にモニカ全然責めてない(笑)」
マクレーレ「略すと『くっ殺!』……いや、なんでもないです」
アルブレヒト「モニカ、何を勝手な命令をしているのだ? 混乱を招くような言は慎め」
満天星「小さいから、離れるまで時間がかかるんですね(笑)」
DM「1ラウンド6秒だけど、言い換えれば5ラウンドは30秒もあるし。満天星の移動速度は毎ラウンド40フィートだから、6秒で12メートルずつしか離れない。なにせ洞窟内。危ない。外なら全力疾走が可能で4倍速なんだけどねー」
アルブレヒト「レーグネン、身の程をわきまえろ。規律に従え。奴は明白に我々に叛逆したのだ。人の治世を否定し、神の威光を嘲笑った。品性下劣な迷妄の輩なのだ。ここに至ってはそこに議論の余地は無い」
マクレーレ「挙手、レーグネンの発言って規律違反ありましたか? アルブレヒト様を尊重してるように読めたので」
DM「『俺は全然悪くないのにナニしなくてもいいフォローしてんのレーグネン? お前それ差し出がましいんじゃねぇか?』くらいの意味じゃないの(笑)」
アルブレヒト「あぁ、そういう意図ですね。わかりにくかったかも」
マクレーレ「解りました、止めて申し訳ない」
八夏「黙って満天星の背中を見送ります」
アルブレヒト「所詮は叛徒に過ぎないバーンのこそ泥風情を、物事の道理を理解できるものと思って厚遇した私が愚かであった。ゆえにその責を負うアルブレヒト・ヴォルフェンビュッテルの名に於いて奴を断罪する」
DM「だが満天星は断罪剣を使えないのである(又貸しするな)」
マクレーレ「心の中で『オコ』だったマクレーレもこのアルブレヒト様の対応に『ニッコリ』」
満天星「なので忍者なりの殺り方になります」
DM「モニカさんはなんかないの?(笑) なにもないと完全ノーリアクション能面になってしまう」
モニカ「めちゃくちゃあるんですけれど、今考えてるところです(笑)」
DM「キャラが『黙っていろ』とは言われたが、ロールプレイするなとは言われてない(笑)」
モニカ「とりあえず、ドウダンツツジの現在地はどの当たりになりますか。もう声は届かないですかね」
DM「実際に口にしたセリフの量的にまだ全然届くでしょ。そもそも『聞いてくれる側』の耳が凄くいいし(笑)」
満天星「聞こえますよー!」
アルブレヒト「誰も呼んでない(笑)」
DM「モニカの願望が心に生み出した返事」
モニカ「ではお兄様の命令を振り切って『おねがいします、どうか……!』ぐらいは言わせていただこうかな! そのうえでわかりやすく落ち込むモーション(笑)」

  イラスト:★Yuuki

アルブレヒト「『私の命令が聞こえなかったか?』 心を鬼にしてビンタ……!」
モニカ「おお……!? 甘んじていいのかわかりませんが、しっかり頬を叩かれます(笑)」
満天星「善処しますーー!」
マクレーレ「弱いオタクにはツライ展開来たな!」
アルブレヒト「善処て、主の命令に対するニンジャの秩序はそれでいいのか?(笑)」
満天星「確かに!」
八夏「彼女の主はうちの家なのですが……」
マクレーレ「派閥的に主じゃないからセーフ!?」
アルブレヒト「お前も命令しただろ(笑)」
DM「なお、特にダメージにならない接触攻撃のビンタならモニカにだって当たる(笑)」
マクレーレ「そこ!?」
DM「ピンチ製造マシーンで舐められがちですが、それは戦闘のレベルが高いからで。アルブレヒトはそこらの兵卒なら素手で殴り倒せるくらいには、ステゴロ強いよ。レベル1傭兵なんざ相手が武装してても順当に勝つよ」
アルブレヒト「なんてフォローの行き届いた優しいDM!」

 ガンダルフほど近接無双ではないにせよ、「修羅場をくぐり抜けた猛者」として必然的に育ってしまうのです。幾ら魔導師のHPが低いといっても、平均的な武人のHPがレベルアップで1D10+2(期待値7.5)程度増えるのに対し、アルブレヒトは1D4+3(5.5)増えるわけですね。ヒットダイスこそD10とD4で2.5倍もの差があれが、期待値や才能を加味するとその差は1.5倍も無い。アルブレヒトの筋力13、敏捷力14、耐久力16という才能の暴力は、クラス性能の不利を補って余りある近接戦闘力を彼に与えています。その上、戦闘力の基準である「基本攻撃ボーナス」も、レベル5の魔導師ならレベル2傭兵と同等の2。

 アルブレヒト HP35 AC12 貴族パンチ 命中-1 ダメージ1D3+1
 モブ傭兵 HP7 AC14 ロングソード 命中+2 ダメージ1D8+1


 おおよそこの様なスペックで戦うことになり、命中率の差など5倍ものHP差を覆すには至らない。貴族パンチが2発当たるだけで相手は昏倒する。これがダガーの一つも装備しようものなら、命中-4ペナルティが解消されるのでこうなる。

 アルブレヒト HP35 AC12 貴族ダガー 命中+3 ダメージ1D4+1
 モブ傭兵 HP7 AC14 ロングソード 命中+2 ダメージ1D8+1


 もはや負ける気がしない。クリティカルヒットが一度や二度出たところで覆らないこの圧倒的な差。

満天星「大丈夫です、八夏様。八夏様にお伺いを立てて、『アルブレヒト様の考えを聞く』と言われているのでー」
八夏「まぁやり方はあなたに一存します。『信頼』はしてますので」
満天星「承知しましたーーー! お任せをーーーー!」
DM「八夏と満天星の、あまりにも空気を読まない気の抜けたやりとり(笑)」

 かつての仲間を殺す命令を出し、お兄様がモニカを引っ叩くという、このキャンペーン始まって以来の最大級にシリアスなシーンのはずなんだが……おかしい!!

モニカ「あはは! お兄様には、前回のすれ違いを含めたアレコレでいろいろと感情をぶつけたいところなのですが(笑) まずは一旦、頬を叩かれ『……ごめんなさい、お兄様』」
アルブレヒト「……うむ」
DM「この緊迫したやり取りの中で、八夏と満天星の大声が被さってモニカとアルブレヒトを襲う」
アルブレヒト「あー、ヤカ殿。『満天星のやり方で』ってのをそう大声で連呼しないでくれるかなぁ?」
八夏「ふむ、何か問題がありましたかな? あ、会話の邪魔になるという意味でしたら申し訳ない」
アルブレヒト「なんか、まるで私が悪い事を示唆しているみたいで人聞きが悪いだろう?」
八夏「アルブレヒト殿、決断した以上変な逃げ道を作ろうとするのはどうかと思いますぞ」
マクレーレ「激おこだったのが毒気がぬかれている」
DM「前回の村で『まだ確定してない! 嘘じゃない!!』ってのは変な逃げ道じゃなかったのか……」
アルブレヒト「いや、正義が我々にあるのは明白なのだぞ? やつのしでかしたことは断罪に値するのだ」
八夏「えぇ、断罪をするのでしょう。ならば彼女のすることが『悪』だとでもいうのですか?」
モニカ「ヤカ様、おやめください。お兄様のご判断に間違いはありません。だからこそヤカ様もお止めにならなかったのでしょう」
満天星「『満天星のやり方=舐められたら殺す』ではなく、あくまで主に命じられた忍者のつもりです」
DM「いやこれ、単に話が噛み合ってないだけである」
満天星「そうそう、でその結果が『取り敢えず殺す』なだけで(笑)」
DM「そもそも八夏が満天星の忍者コンバットぶりを把握しているとも思えん」
八夏「腕は確かだと信頼はしているつもり(手段は問わない)」
アルブレヒト「プロの“ドウダンツツジのやり方”でやる以上は謀殺、暗殺だからね? 私達のね、輝けるイメージがね? ちょっとね? 別にやましいことはこれっぽっちもないけどね?」
レーグネン「ヤカ殿、アルブレヒト様はドウダンツツジを軽んじたわけではございません。ご容赦ください」
八夏「あくまで『任務を達成できるか』しか把握してないのかなぁ、私? あなたの殺り方で!(キリッ)(よくわからんが殺すはず)」
DM「八夏の〈知識:忍者〉次第じゃね(笑)」
八夏「平目になりますなぁ……違う、知識技能だから平目すら振れない(笑)」
アルブレヒト「そうそう、軽んじてないんだよ? やりかたももちろん悪じゃないよ? レーグネン、ナイスフォローだぞ」
八夏「ふむ……なにやら私が誤解をしていたようですな。申し訳ない、アルブレヒト殿」
DM「八夏としては、『取り敢えず急いで殺せ』と『足がつかないように殺す』の区別がついてて、何も言わなくても満天星なら後者を自動的に選ぶ筈という認識が在るの?」
八夏「そうですねぇ、腕前は信頼していると思うのでそういう事はちゃんとしてくれると思っているかと」
DM「『黙ってても“殺せ”と命じれば我々の状況にもっとも必要な最善の殺し方してくれるはずでしょー』って、『政治的判断も満天星が出来る』と思ってるとしたら、それはとんでもない過信」
マクレーレ「殺し方の指示を出したのはファインプレーだった!?」
八夏「過信ですかぁ」
DM「満天星にしたら『そんな政治的判断なんて戯奴には手に余ります』と全力でアピールしたくなるやつ」
アルブレヒト「えへん(ドヤァ)」
DM「貴族の事情なんていくらでも面倒なことが起こり得るのに、よく知りもしないアルビレヒト達の事情を汲んで『彼らにとって最善』なことを要求されても困るだろうね」
満天星「さすがにそこまで万能ではないです(笑)」
DM「『アルブレヒト関係の事情なんてねーや。(自分が把握している範囲の)八夏が困らなきゃいいでしょ』ってんなら出来るけどね」
モニカ「さすが、お兄様です!(ぱちぱち)」
八夏「人気の無いところで暗殺、っていう感じでは済まなかった」
DM「いやその『人気の無いところで暗殺』が最善かどうかもわからんわけよ。例えば『後先考えずに即座に殺せば3時間、他人目を気にして暗殺するなら5日かかります』で、どっちが最善だと思う?」
八夏「あーなるほど、どうもメタな先入観で考えてしまっていた」
DM「しかも、『会ったばっかのよく知らない貴族の事情を鑑みた最善』なわけで。満天星にしたら『委任コマンドされても無理!』となるわけだな」
満天星「戯奴にはわかりません!」


 Don't give up justice, I want to get truth! マスターニンジャだから常に最前の行動をするはずなんだ!!


●プレイヤーズコメント

・アルブレヒト
 この回が始まるまでの間、アルブレヒトから見たダスティの言動についてずっと考えていたのです。
 テロ集団であるノイエ・エイファスの思想に感化されていたと語るわ、人が団結するための統治がされるという人社会のあり方を批難するわ、民のためではなく自己満足のための信仰だと宗教を貶めるわ、もう私らの生き方や信念を全否定ですよ。

 もともと非合法な行いを厭わない密輸団の一味で、身分を平然と無視するなどの反社会的行動が見られたダスティを、パーティーで雇っている限りは見張っていられるし、矯正もできるんじゃないかとアルブレヒト達の都合で見逃し続けていたわけです。

 それが『支配も貴族も宗教もクソくらえだ、俺は今から自由にする』ってパーティー離脱をぶちまけたわけですよ。
 甘やかし増長させたテロリストに金や装備を与えて世に放ってしまったのですよ!
 これはもう完全に自分の失態としか言いようがないのです。
 事ここに至っては、やつが『なにかをやらかす』前に処断するのが唯一のリカバリー方法であり、責任のとり方であると。
 ここまで考えたところで、ここは決めてやろうって台詞を練りあげましたよ。

 『奴を追え、生かして世に放つな! 奴は明白に我々に叛逆したのだ。人の治世を否定し、神の威光を嘲笑った、品性下劣、迷妄の輩なのだ。所詮は叛徒に過ぎないバーンのこそ泥を、道理を理解できるものと思って遇した私が愚かであった。ゆえにその責を負うアルブレヒト・ヴォルフェンビュッテルの名に於いて奴を断罪する!』

 これは控えめに言って最高じゃね? アルブレヒトちょっと格好良すぎね?

 まぁ実際にプレイの場となると、思ったようにはいかないものですね。
 TRPGとはままならぬものよ……。

 モニカの反対にも、ビシッと決めてみせたのだけど……なんか埋もれたね?
 ★Yuukiさんの貴重なシリアスなアルブレヒトのイラストで、なんとか救われた感が。
 本当に、どうもありがとうございます!


・モニカ
 もはやなにも言うまい、いや、モニカはなにも優しさでダスティの処遇を述べているわけではないのですよ。
 言うべき事がありすぎて言えていませんね(笑)
 言葉を飲み込むことも大事なんだと思います。
 いや、それにしてもですよ、アルブレヒトに頬をたたかれ、プレイヤーとしては「おお!? マジか!」とちょっとワクワクな感じだったのですが見事に埋もれましたね。
 とはいえ、★Yuukiのイラストをみると、まぢこんな小さく(見た目は)少女の頬を叩かざるを得ない状況になってしまった絶望感たるや……その場ではイメージとしてなかった故に楽しかったのですが、もうイラストの悲壮さたるや、なんだか悲しくなってきますね……兄妹で、こんなひどいことってないよ!

 これから本当にどうなるのやら、どうなるのやら。
 あとダスティの脱退について許容はしていません!(はっきり)


・レーグネン


・八夏
 もう少しだけ続くんじゃよ(2回目)

 改めて冷静に見ると、私がお兄様そそのかしているようにも見えるな、これ(笑)
 そしてコンプラに問題があったことを改めて認識するの図。

 個人的にはクールっぽく進めていたつもりが、見返すと確かに雰囲気がおかしなことに(汗)
 今回は色々思い込みで迷走してしまっていたので、気を付けなければ。

 そしてすごく久々にシリアスなお兄様の絵を見た気がする(元ネタ有りな物は除く)
 割とモニカガチ勢な面が多めだったので、ちゃんと「兄」しているのは貴重な感じが(オイ)


・マクレーレ
 7回チャプター1の全員集合図で身長差は何となく頭に入れておいたつもりだったのですが、ビンタ絵を見るとやはり兄妹の身長差からのインパクトでまた心がシクシクと……。

 今回はダスティへの対処方法の話し合いからだったのですが、日輪勢のおかげで方針から対処法まで即断即決で流れるように決まってしまいました。

 マクレーレからすればダスティは合流を早めてくれた恩こそあれど、敵国の犯罪者、しかもバーンにだけ迷惑をかけているのならまだしも密輸業者って事はヴィーリオンにも迷惑をかけている訳で厳しい目を向ける事になりました。

 ダスティはもう暗い夜道を1人で歩けないのだ。

 さて、兵卒の独断で合流場所を満天星にの件についてここで釈明すると、マクレーレの最初のミッションはハインリーケによる満天星と八夏を会わせる事でした。
 それ自体は既に成功しているのですが、離脱した満天星と上手い事再会できなかった場合、満天星はもう一度ハインリーケに頼る可能性を考えてました。
『一度会えたけど今度はマクレーレにも置いて行かれた』なんて報告されたらガキの使いと言われてもしょうがないのでマクレーレ個人としてベストを尽くしたかった訳なんです。



・満天星
 忍者はスナック感覚で「邪魔な奴は殺す」が選択肢に入ってくる!
 これはプレイヤーとしてもかなりの衝撃です!!
 通常の善属性のキャラクターなら絶対に言わないであろう言葉を口にする。
 しかも実際にパーティーメンバーを追跡し暗殺する命令を遂行しようとする……いやあ、やり甲斐のあるキャラです。

 でもそんな非情な使命を背負っていても、走り去るのに時間がかかる所はお茶目な満天星(笑)

 お陰で兄妹のシリアスなシーンに水を差してしまったかもです。
 ★Yuukiさんのイラストもあんなに真剣なのに!
 怒るお兄様は結構怖いですね。

 あ、政治的な判断は無理ですね(笑)
 なので「もう少し具体的な指示を!」というべきでしたが、前後の事情を知るプレイヤー知識が邪魔してしまいました。
 正直、お兄様の指示はありがたかったです。