8/31
■バンデクリフト少将

 
 
 香澄はハロハピに居るはずの人間が独立して別のバンドを率いている……くらいの適正率を誇るって民明書房の本に書いてあったしね。
 むしろこころんがたまたま「目をつけなかった」からこそ今のポピパが存在している……!!!

 
 
 あんだけのことしてまるで拗れないのが良いところである。
 無論作品によっては「あのやらかしをその程度で流すの?」と不満に思うケースだって幾らでもあるわけだが。そこは好みの問題でありダブルどころか無限スタンダード。
 信頼関係さえある上で、ちゃんと事情を知ってれば「まぁそれならしょうがないな。もうすんなよ」でいけるいける!!
 てかむしろ「いやそこ誤解や短絡させないで、筋通すやり取りしろよ。そうすりゃ揉めないでよかったろ」と思わずにはいられない作品が多い(笑)

 
 メタな理由が色々あって「ロックがポピパ加入」が非現実的なことがわかり過ぎて辛い。
 本当に「アニメだけの情報しか無い」としたら、期待したろうなぁって思う余地はあるんだけど。それでも「ああ、これでおたえの代わりにRAS入るのか」と予想も付いたろうな、と。でもそれって「作品世界に生きるキャラにとって自然な流れ」ってよりは「作品の構成上そうなるんだろうな」ってメタな読みでしかないわけだが。
 いつもは「外部情報は絶対に入れねーぞ!!」ってスタンスを貫くタイプなのだが、今回は入り方が特殊で例外的だったが故の、物語への没入感へ支障が。やはり作品をフルに楽しむ上で、本編以外の情報は入れないに越したことはない……とも言い切れないのがバンドリ(笑)
 ぶっちゃけ1期がほぼポピパだけの物語で、2期で急に他のバンドの出番が用意されてることを万全に楽しむには、ガルパのバンド個別ストーリーをやっといた方がいいからな!! 小ネタがわかるようになるし!!
 その上で巧妙にRASの部分だけ触れないように遊んでおけば……という中々の無理難題を「いいか、RASのバンドプロフィールだけは見るな」とか、先達に警告出されていれば可能だったのかも……知れない?(笑)

 
 
 こーうので「露骨に卑怯な妨害や意地悪をしない」ってだけで印象良くなっちゃう現象(笑)
 やはりライバルは「誇り高く正々堂々とした強い相手」が気持ち良くていい……!!
 そして主の犯罪行為を防ぐ有能中学生メイドパレオであった。ここで蹴り飛ばしてたらチュチュ様の評価が下がるところだった!!

 
 メッチャウキウキで歓迎の準備整えてたーっ!?
 なにこの可愛いチュチュ様。頑張って自分も飾り付け作業したのかしら?
 これでフラレてんだからメッチャ寂しいじゃん。優しいマスキング姐さん、慰めてあげてーっ!!

 
 
 すまぬ……すまぬCHiSPAよ……!!
 本来なら君達が参加バンドに不在なことを訝しむべきだった……そうでなければいけなかったのだ……!!
 完全に「ゲームに居ないバンドだから」って理由だけで認識の外に置いてしまっていた……。なんてお粗末な作品への接し方なんだ、俺ってやつぁ……!! 不甲斐なくて辛いぜ……!!!

 
 騒がしい身内達に吹いた(笑)

 
 
 普段、表向き不機嫌内心ウッキウキなことに定評のある金髪ツインテ巨乳ツンデレ有咲ですが、そんな彼女が演奏中にメッチャ笑顔になっているのはニヤニヤしてしまうのであった。いやぁ近年稀に見るレベルの逸材。理不尽暴力キャラじゃないし!!

 
 さぁ、最高の最終回に向けて準備は整ったぜ!!!( ・`ω・´)
 それを迎えるべく、ワダツミは取り敢えず今日の筋トレノルマをこなすべく台所へBCAAを飲みに旅立つのであった。

 
 ただいま!!!
 オーナーこと元デス・ギャラクシーのドラマー。シャイな男だぜ……( ・`ω・´)
 随所で小粋なサポートが光る、出来る男……!!

 
 
 モカ、差し入れのチョココロネを食べる前に既に食べとるーっ!!
 てかこのバンドリに触れているとパンが食べたくなって困る。

 
 
 あとコロッケもな!!! しこたま食べたいナリよ!!!
 んでチュチュ様見てると、ジャーキーなら太り難いから食べてもいいかな……って気にもなる。
 てか取り敢えずこのワチャワチャ観てるだけでハッピーになれるわ。

 
 八百屋の娘ってそりゃ意外だよなー(笑)
 俺も最初思わず「え?」ってなったもの!!

 
 地元ガールズバンド大集合、笑顔の未来へレディ・ゴー!!!

 
 
 普通に客としてポピパのライブ観に来て、いきなりバラードから始まったら驚くし、盛り上がれるかってーと微妙だな(笑)

 
 
 ハッピーで涙が出てくるMVぢゃよ!!
 相変わらずこころんの身体能力が半端無い……ってミッシェルが足にスラスター装備しやがった(笑)
 色々とエンタメ性が高過ぎるよこのバンド!!
 そして薫さんのファンで観客が埋め尽くされてなくてよかった……!
 っていうかその辺の扱いは緩いよね。「ゲストバンドの知名度が凄過ぎてチケットバカ売れ」なんて描写されてもそりゃ困るんだけどさ(笑)
 Pastel*Palettesのファンが最前列でオタ芸しているシーンがあったりとかも!
 ってそういやブシロード主催ライブでのオタ芸を禁止する方針が発表された契機となったのがRoseliaのライブだったのか。

 
 
 てか観客が女性率100%だから、そもそもこのライブって男子禁制なんじゃないのかな!!
 流石にPastel*Palettesには女性ファンがいません、なんてこたぁないだろうし!!
 咲の世界ほど極端なことにはなってなくても、まぁ基本的に「男はキャラの家族とモブしか存在しない世界」くらいに思ってたんだが、冷静に考えたらバンドリ世界の男性キャラバンドのアニメもやってたね……ってあれは別の世界の話か。

 
 この横ピースが大好きである。可愛い。
 なお、イングランド長弓兵はこうやって2本の指を見せつけることでフランス兵を「俺に長弓を引けなくしてみろや!」と挑発したという(関係無い

 
 
 いつか艦隊のアイドルがゲストとして参戦してデュエットしてくれ(無茶な
 てかAfterglowのリアルバンドライブが不可能とわかっていても観たい……観たい……。
 ひまりちゃんの帽子ルック可愛い……。あとおっぱい大きいよね……(最悪だ

 
 Roseliaなに唄うんだ……なに唄うんだ……とメッチャドキドキした(笑)
 ワダツミがRoseliaに傾倒するに至った要因は諸説多々あるわけですが「潰えぬ夢へ……燃え上がれ!!」「羽撃とう……頂点の夢へと!」という歌詞に高みを目指す魂感じてときめいたことは間違いなく大きなファクターの一つであります。

 
 
 あと「櫻川めぐがドラム叩いてる様子が最高に楽しそうで物凄く可愛い」というのも主張しておくぞ!!
 このライブシーンでもアップだと真顔ばっかなんだけど、ロングだと笑顔でやってるからよく観てくれ!!!
 そして8thで冒頭だけやってぶった切られたポピパ版をフルで聴きたい。

 
 
 しみじみ泣けた。
 ああ、俺が今までなんの気なしに聴いてたこの歌にはこんな想いが込められていたんだなぁ……と、胸が熱くなったわい。

 
 
 ノリノリなチュチュ様可愛過ぎだろう(笑)
 こーいうところがあるから多少のやんちゃもご愛嬌となるのである。
 張り合ってても素敵なキラキラには瞳をキラキラさせられる!!!

 
 このアニメ、毎回サブタイトルの表示タイミングが違うわけだけど。
 つまりこーいうタイミングで使ってこられたら、こっちはもう泣くしかないってことだよ。

 
 な、ロック!!! な、オーナー!!!

 
 
 親父も親父なら、娘も娘だよ!! この泣き虫親娘!!!(ボロ泣きしながら
 素晴らしい最終回だった……。最終回のお手本の様なオールスター回であった……!!!
 てか最初想像してたよりもRASの出番が少なかったんで、「え、ここから1年待たされたの?」となった。
 そして同時に「ああ、あと1クール分しか残ってないのか……」という寂しさも襲ってきちまったぁぁぁぁぁぁ!!!!
 いや映画もまだあるけどね……映画の新作も来年あるしね……!!!
 あと秋はライブが色々控えているし!!!


 
 前々から思ってたんだけどさ。
 パスパレのプロデューサーってダメなんじゃ?
 パスパレのスタッフは問題を持ち込むことはあっても解決には寄与せず、アイドル達に丸投げするの辛い。プロデューサー仕事しろ(´・ω・`)
 まぁもちろんぁ「プロデューサーが解決する話」にするのが構成上都合が悪いこともわかりはする。それ別のゲームだよね、的な。「スタッフ無能だけどアイドルが頑張ってどうにかする」って話の方が、キャラが目立つよねっていう。
 理屈はわかる。
 好みかどうかは別として。

 あとまぁ「仕事持ってくるだけ有能じゃん」って思おうにも、前半のストーリーが「プロデュース能力もやる気も無い無能スタッフが諦めきってる中で、アイドルたちが頑張って未来を繋ぐ物語」だったので、現状のイメージは「アイドルの努力で増えた仕事を、雑に差配しているだけ」なんだよね。

 
 いや絶対演出意図として「スタッフは単純なアホ」として描いてるよなこれ(笑)
 簡単に掌返しするのは扱い易いっちゃ扱い易いけど。
 バンド色々ある中でPastel*Palettesだけ「無能に足を引っ張れる話」なのが、悪い意味で際立つ!!

 
 本人嫌がってる描写がキッチリあるんで、流石に「しつこ過ぎてギャグとして笑えなくなってきた」って感はあるにゃー。
 まぁストーリー自体は終盤のいいシーンで思いっきり泣かされたんだけどな!!!(笑)



 
 皆からプレゼントで色々とバンドリ関係の品々を頂いたワダツミは、自分でも買って布教するのであった。これぞ円環の理。
 これはTRPG部員への誕生日プレゼント!!
  ■プレゼントありがとうございます!!

 
 RASセット!!!
 出掛けにポストを見たら入っていて、嬉しさのあまりそのまま鞄にしまって出発してしまった(笑)
 そして出先で眺めてニヤニヤしてた。

 
 皿!!!
 最近、メインで使っている皿が小さくて使いづらいなーと思ってたんで!!
 今後俺が最も多用する皿になる予定である!!!

 
 BOSEのスピーカーを仮設置! 低音が強化された!!
 これはいいぞ!!!

 
 マーベル・エンサイクロペディア!!
 以前出たのは部数少な過ぎてメッチャ高騰してた記憶があるやつ。
 エルリック・サーガは原作読んだけど記憶が完全に消滅してて内容まったく覚えてないんだよな……(笑)
 ゆえに新鮮な気持ちで読める。

 
 今年頂いたねんどろいど達を棚に収める作業を敢行した。
 奥に配置したのは泣く泣くである……!!
 なお、これは下半分なのでまだ上半分がある。それはまた後日写真を。

 
 色々とキャラを絡ませて飾るのが楽しい半面、「こっちの組み合わせもあっちの組み合わせも可能!!」と悩んだりしまくるやつ。

 
 邪神郡。
     
  機動戦士ガンダム0083 REBELLION #15

 
 これが流石に最終巻だと思ってたけどそんなことはなかったんだぜ!!!

 
 α・アジールがグレネード1発で轟沈してたんで、それと同サイズのマイクロミサイル何発も喰らっても装甲で防いじゃってるノイエ・ジールに「えー」となったんだけど、逆シャアの時代は対ビーム偏重で対実弾防御メッチャ紙だけど、この時代はまだ対実体弾重視で対ビームは完全にIフィールド依存ってことなんだろうなぁとなった。つーかα・アジールってIフィールドって劇中じゃあるように見えないけど、ゲームや資料だとあったりなかったりで、割と謎。劇中で発動してなくてもEx-Sみたいに「バイタルパートにだけ展開してる」なんて余地もあるしで(まぁそれは考え過ぎか

 
 キースは本当にいいやつ。
 サイとキースで「気のいい眼鏡マンコンビ」を結成してハッピーな生き様を晒してもらいたい。

 
 連邦軍のゲスっぷりはここでも健在なわけですが、ジオン残党のやってることを考えたらまぁそりゃねぇとも。それでも私情でそーいうことしちゃう職業軍人は駄目なんだけどね。
 てか、それはそれとして原作と違って星の屑作戦に明確な戦略意図が設定されてるんで、デラーズ・フリートに対する「無意味な大量殺戮に突っ走ったテロリスト」って印象が薄れてはいるんだよね。「ああ、1年戦争の延長戦してると考えたら、そりゃ意味のある軍事行動だわ」って思えはするの。まぁ客観的にはテロなんだけどさ。

 
 とまぁデラーズ・フリートにもフォローが入っているように、ニナに対してもかなり強力にフォローが入っていた本作ですが、ここに来て「ああ、やっぱりニナはニナだったわ」なシーンが炸裂して爆笑した(笑)
 スゲーなお前。この瞬間まではMSのことしか考えてなかったのかよ!!!
 無論、こういった自己嫌悪すらしなかったのが原作のニナなんだけどね!!!

 
 一方でこっちもブレない……どころかより酷くなっていたモンシア。
 いまさらこんなこと言われても口帰りようがないレベルでクソ・オヴ・クソなのである。
 今後はティターンズで好き放題の限りを尽くした後にグリプス戦役で戦死……よりも生き延びて辛酸を舐める余生を過ごして欲しい。

 
 ケリィさん生存! ケリィさん生存! ケリィさん生存!
 さすがにここまでやって結局死ぬ展開はないっしょぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!
     
  “真実は見えるか”キャンペーン 第7回 チャプター7

 ダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版をベースに「オリジナル世界設定」「ハウスルール色々」「禁止呪文・特技・アイテム多数」「モンスターデータ改造しまくり」の独自環境なので、運用や裁定が公式ルールと矛盾した場合も仕様です。厳密なことはあまり深く考えないで読むと幸せ。
 また、プレイ内容で色々と「気に入らないこと」があったとしても、プレイグループ内では合意を得て楽しんでいるものとご理解頂けると幸いです。


 チャプター1 チャプター2 チャプター3 チャプター4 チャプター5 チャプター6

 第1回まとめログ 第2回まとめログ 第3回まとめログ 第4回まとめログ 第5回まとめログ 第6回まとめログ

 アルブレヒト・ヴォルフェンビュッテル 魔導師(ウィザード)5
 モニカ・ヴォルフェンビュッテル 神寵者(フェイヴァード・ソウル)5
 レーグネン 神官戦士(クレリック・ウォリアー)5
 天杜八夏 侍5
 マクレーレ 武人(ファイター)5
 満天星 忍者5
 ダスティ 巧者(ローグ)5


DM「じゃぁ進もう。ダスティいないから代わりに誰かが先頭で〈捜索〉していかないといけないんだよね。〈捜索〉は知力の判定だからお兄様が一番向いているんだけど、魔導師が先頭は論外だから、次はモニカなんだけど忠義の都合でそれも出来ない」
満天星「頑張れレーグネンだね、これは。まさに見様見真似」
DM「じゃあ、レーグネンはお進みください」
アルブレヒト「私はここだな」
満天星「後方の警戒ですか(笑)」
DM「お兄様は決して後ろを疎かにしないぞ」
レーグネン「前回からこんな感じだったのでAP切りまくってるんで……」
モニカ「確かに……(笑)」

 
レーグネン「では、1マスずつこのカーブの手前まで」
DM「そこで、レーグネンと護衛の八夏は反応セーヴを」
八夏「……7です」
レーグネン「15」
DM「まぁその数値の八夏はもういいとして(笑) レーグネンは前と後ろとどっちへ跳ぶ?」
モニカ「いつものだ」
レーグネン「うーん……前へ」
DM「じゃぁ落とし穴がこの範囲。八夏は穴の底に。レーグネンはとっさに向こう側へ跳んだ」

 
八夏「またですかー!」
満天星「それ何回目ですか(笑)」
DM「持ちネタだからね」
満天星「完全にあの頃のシアンの声で聞こえたよ」
DM「八夏は4点のダメージ」
アルブレヒト「大丈夫だ浅いぞ」
八夏「底になにか仕掛けてあるパターンじゃないでしょうね……」
DM「では八夏様……ごめんね」
八夏「え?」
満天星「大丈夫じゃないじゃん」
DM「八夏は明かりはある?」
八夏「陽光棒を持っています」
DM「シールは付いてる?」
八夏「あら……」
満天星「今回から新しいフィギュアに変わったからね」
DM「暗闇ですね」
八夏「陽光棒あっても暗闇ですか」
DM「シールが貼ってなければ明かりは無いってのが鉄の掟ですから」
アルブレヒト「前のフィギュアには確かに貼ってあるな……残念」
モニカ「あらー」
DM「その事情は私は知らない」
八夏「仕方ありませんね。前の戦闘で落としたのでしょう」
DM「とりあえず八夏からかな。イニシアチヴを振ろうか」
八夏「11です」
DM「じゃぁ攻撃しよう。大したことないですよ。……はずれ。じゃぁ八夏ね。真っ暗で何も見えません」
八夏「見えませんが、何かいます!」
DM「何かを鎧で弾いた感触が」
八夏「『すまない! 誰か明かりを!』私は転倒していますか?」
DM「そうね。反応セーヴに失敗しているから[伏せ]状態だね」
八夏「では起き上がるしかありません」
DM「機会攻撃。あ、クリティカルで3倍ダメージ。目が悪いな……たかだか22ダメージだよ」
八夏「わぉ……。半分近い」
アルブレヒト「ふむ、大丈夫だ。まだ満タンのマンテンボシと同じだ」
満天星「そんな事言われても……(笑)」
DM「では、皆イニシアチヴだ」
アルブレヒト「ふむ、私からでいいようだ。『明かりよ舞え』ダンシング・ライツを発動して、ヤカが落ちた穴の中へ飛ばす!」
DM「OK。明かりが穴の中を照らす。次は敵だね。……ひゃ! また出目が20だぜ!!」
モニカ「ちょっと~」
満天星「私は八夏様にお会いできるのでしょうか……」
DM「クリティカルはしなかった。[伏せ]たままならクリティカルだったよ。良かったね。ダメージは13」
八夏「痛いですね」
アルブレヒト「さっきのクリティカル3倍はだいぶ低めだったかな。助かった」
DM「モニカと八夏とレーグネンは意志セーヴを」
レーグネン「(コロコロ)うわぁー、やばいなぁ」
満天星「それはレーグネンの叫びなの?(笑)」
八夏「15」
モニカ「23ですね」
レーグネン「……」
アルブレヒト「レーグネンの出目が4だからなぁ。APで足しても辛い。使うなら振り直し……か?」
レーグネン「……」
DM「セーヴ落としたでいい?」
レーグネン「……10」
DM「レーグネン。奥へ逃げてください」
モニカ「恐怖だー」
DM「そして彼は曲がり角の向こうへ消えた(笑)」
八夏「私の番ですね。明かりで見えるようになってますよね。何奴!」
DM「八夏の目の前にいるのは、さっき戦ったやつだね」
八夏「ヌッペリボー! 槍で攻撃します!」
DM「槍だと間合いが近過ぎる」
八夏「5フィートステップできる空間はありますでしょうか」
DM「穴が2マス×2マスだから絶対に5フィート空けることは出来ない」
八夏「無理かー。『さっきのやつがいるー!』」
モニカ「敵は何匹いますか?」
八夏「『眼の前に1匹。あとはわかりませぬ!』大身槍を左手で保持して、脇差を抜きます。攻撃は15」
DM「当たり」
八夏「お、8点ダメージ」
DM「はい。喰らいました。次の方」
モニカ「モニカから穴の中のヤカは見えます?」
DM「見えるよ。インファイトでやりあっている」
モニカ「だいぶ減ってますから、キュアを」
DM「届かないね」
モニカ「そっか、接触呪文だから」
DM「落ちれば(笑)」
モニカ「じゃぁ落ちます。ダメージ有りますか」
DM「自主的に落ちるぶんにはないね」
モニカ「穴の底はどのマスが空いています?」
DM「手前側のマスは塞がっているから、奥へ降りるには〈跳躍〉の判定が必要だね」
モニカ「〈跳躍〉で……13です」
DM「じゃぁ、うまく降りたよ。でも敵の機会攻撃ね。はずれ」
モニカ「ヤカにキュア・ライト・ウーンズで、15点回復します。」
DM「前の戦闘から日が空いたことによる弊害ですね」
モニカ「あ(笑)」
満天星「信仰呪文使うとまずいとか?」
DM「いや大丈夫、なんにも困らないです」
アルブレヒト「私のターン。気づけば周りに誰もいなくなって一人で立ってる(笑) 移動して終わりだな。こいつの特性なんだっけか……」
DM「プレイヤー知識が薄れる弊害が(笑) じゃあこっちの攻撃か。当たらないよなー。あ、八夏に当たって5点。次がレーグネンの手番で『ひゃぁ! 怖い! 助けて!』という声が聞こえる。八夏の番」
八夏「『ええい、鬱陶しい!』脇差で斬る。当たりですね。お、8ダメージ」
DM「また8か。効いてるね。後少しで倒せそう。はい次モニカ」
マクレーレ「こういう状態異常ってダイスで回復するのではなくて、回復してあげないと復帰できない感じです?」
DM「ものによる。ほんとにいろいろ」

 永続なのもあれば時間経過もある。数ターンで終わるのもあるし、数時間とかもある。最も一般的なのは数ターン。短いやつだと1ターン固定なんかもある。

モニカ「ハルバードで攻撃します。……あ」
DM「ふぁんぼー。敵の攻撃」
アルブレヒト「私はこれ以上近づくと恐怖もらうからな……遅らせて様子を見よう」
DM「敵の攻撃は、はずれー。そして傷が塞がっていく」
八夏「むぅ。『くたばれ!』当たって……6点」
DM「死にましたー」
アルブレヒト「終わったか!」
モニカ「終わりました」
レーグネン「1人問題を抱えているけどね」
モニカ「お兄様、レーグネンを助けに行きましょう」
アルブレヒト「ああ。だがまずはお前たちを引き上げなくては。ロープはあるが支えに難があるな」
モニカ「もし自力で登るとすると目標は幾つくらいです?」
DM「〈登攀〉で15かな。上からロープを垂らせば5とか」
八夏「私はロープ無しは20でも振らないと無理そうですね……。そうだ、モニカ殿。私を踏み台にして先に登ってください」
モニカ「出来ますか?」
八夏「援護の扱いになりますか?」
DM「というか、肩車をすれば出られるんじゃないかな」
モニカ「持ち上がりますか?」
DM「八夏は150キロくらいは頭上まで持ち上げられるからね。持つだけでいいなら300キロでも」
八夏「ではモニカ殿を向こう側の通路に押し上げます」
モニカ「『ヤカ様、すいません』穴から上がります。上からヤカ様を引っ張り上げられますか?」
DM「モニカが引っ張り上げるなら、八夏も上がっていいよ。」
八夏「ありがとうございます。アルブレヒト殿はどうされますか?」
DM「何も出来ずに見守っていらっしゃる」
モニカ「お兄様も穴の底に降りていただければ、こちらから引き上げます」
アルブレヒト「仕方ないか」
DM「ズブズブの悪魔の死体が転がる穴の底へ」
アルブレヒト「いや、飛び越えるか」

 全員笑い

DM「失敗して顔からぐちょっと……」
アルブレヒト「無理は良くないな。自分で降りれば足元だけだ……。ではモニカ、引き上げを頼む」
八夏「モニカ殿、すいませんが回復を。あいや、自分でレッサー・ヴィゴーのポーションを飲んでおこう」
アルブレヒト「そこは素直にワンドで節約したほうが……」
満天星「それがさっき話題になったレッサー・ヴィゴーのポーション」
マクレーレ「持ってたのかー!」
DM「いっぱい持ってるよみんな」
モニカ「めっちゃ持ってますよ」
満天星「そんなに持ってるの」
アルブレヒト「60本以上」
満天星「60って」
マクレーレ「知らなかったですしね」
DM「爆薬かと思ったんだけどね」
満天星「それだったんですね」
DM「あれは本当に……バカだなぁ」
モニカ「なんで開けたんですかね」
DM「バカだねぇ。バカは最強だね。無敵の人だよ」
モニカ「私たちにはなにも無いですからね」
レーグネン「家も無い。国も無い……!」

 全員笑い

モニカ「お兄様、ヤカ様。レーグネンを助けに参りましょう」
八夏「では私が先頭ですね。モニカ殿」
DM「では……。レーグネン、お前が輝く時が来たよ」
レーグネン「こわーい(笑)」
DM「場面はレーグネンに」


 Don't give up justice, I want to get truth! 一方その頃(例のBGM)


●プレイヤーズコメント

・アルブレヒト
 また落とし穴か!
 落とし穴が存在する以上、絶対に落ちずにはいられない。
 これがTRPG部の鉄の掟。
 ……ごめん、嘘。何故か毎回毎回、ご丁寧に落っこちてるだけ。
 ファッキン落とし穴!
 でも落とし穴のマスを踏み抜いても、反応セーヴ次第では落ちずに済む。
 普通に考えれば板金鎧の神官なんて、踏み出したら最後絶対落ちるでしょ。
 そういうルールなんだってこともあるけど、すごい温情措置なんだ。

 今回は盗賊役不在なんで落ちるのも、まぁ仕方ない。
 盗賊がいないなんて、シナリオ作成時にはDMも予想のしようもない(笑)
 落とし穴には落ちる、という運命の強制力すら感じる。

 レーグネンはせめて前じゃなく後ろに避けてればね……。
『実は落ちてたほうが良かったんじゃね……?』という現状。

『拾ったポーションじゃなくて、自前のワンド使ったほうが良くね?』とかアルブレヒトが言い出してるのは、プレイの合間で中の人が『やっぱこのポーションを我が物顔で使いまくるのはまずいんじゃ……?』と我に返ったせい。
 今更アルブレヒトが良識派をきどるなんて笑止千万な(笑)


・モニカ
 レーグネンには苦労をかけますね……。
 八夏の持ちネタ、落とし穴にドハマリは安定感すら感じるほどで、状況はマズいもののにっこりしてしまいますね……!

 ここでモニカが、レーグネンよりも八夏のヘルプを優先したのはお兄様の安全もそうなのですが、レーグネンへの信頼故ですね。
 とはいえ、レーグネンの逃走より八夏を優先したのは吉と出るか凶とでるか……。一方その頃、怖い言葉だ。


・レーグネン



・八夏
 持ちネタとは認めたくないけど、運命が許してくれない(笑)

 そんなわけで、仄暗い穴の底からヌッペリボーと一緒にお送りしました(オイ)
 レーグネンには悪いですが、この状況で私もセーヴ落としていたらと思うと怖いので、うまくいってよかった(汗)

 さぁ、次回はレーグネンのお当番回ですが、例のイラストがないから多分大丈夫……なはず!


・マクレーレ
 さて、今回はメインパーティー視点! 〈捜索〉員不在の恐怖からスタートの様です。
 戦闘シーンへのコメントはさておき、落とし穴からの脱出方法凄くないですか?
 最初は〈登攀〉とか考えてたのに、肩車と『ファイト! 一発!』で突破したの軽く感動しました。
 簡単に説明すると、〈登攀〉はロープ垂らして難易度下げたとしても、システム的な解決だと思うんですけど、肩車やリポDはロール的な解決に見えたんですよ!
 いや、もしかしたらD&Dには肩車ルール等もあるのかもしれないんですが、それにしたってTRPGスゲェってなったシーンなんですよ! 伝われこの思い!

 あ、最後に『無敵部隊』はヴィゴーのポーションを沢山持ってたようなので、キュアのポーションを買ったのは結果オーライだったかなと思ってます。
『ヴィゴーがダブってしまった』ってなっても悪くないけど、取れる選択肢は広い方が良いってのが俺のボドゲからの考えです。



・満天星
 八夏の落とし穴芸……もはやベテランの域(笑)
 でも厄介なのも事実。
 いつも何とかならないか? と落とし穴対策を考えるけど、それが既に罠を設置した側の術中に嵌っているとは、何とも悔しい!

 というか、満天星は八夏に再会できるのでしょうか。

 レッサー・ヴィゴーのポーション60本!
 これだけあればエナジードリンク感覚で飲めますね(笑)



・ダスティ
 前回からさんざん苦しめられている落とし穴には八夏が、そしてこれまで何度も苦しめられている状態異常にはレーグネンがくらってしまい、さらにパーティーが分断されてしまった……。今回も、じわじわくるなぁ。落とし穴はダスティがいれば、回避できていたのかも? と思うと申し訳ない。しかし、思っていた以上にダンジョンが広い。ここまでは一本道だから良いけど、分岐があったら合流するのに苦労しそう……。
     
8/28      
  ■バンダースナッチ

 
 駅から真っ直ぐ、だいたい200歩がギャラクシー。
 2丁目の交差点から平均112.3歩目にあるのがコーヒー・ベーカリー安眠。

 
 
 受け継がれるファラオスタイル。
 よく寝る前にTRPGのシナリオアイディア考えたりするが、「あー、ルールブック読まないとやれそうかわからんな」「あのモンスター驚異度いくつだっけ……」とか色々と寝ながら考えるには難しい問題が立ちはだかって来ることに定評がある。

 
 ここで「今はゲームよりリアルでしょ」みたいなことを言わずに「ゲームはあこに任せろ。りんりんの分も頑張るから」的なことを言えるあこが素敵なんだよな。

 
 リサはブラックで、ロックにはマックスコーヒー。両極端!!
 よもや「クソ甘い」ことへのリアクションがわざわざ入るとは期待しつつも「やらんだろう」と思ってたら、驚いてくれた(笑)
 てかロックは岐阜出身だからマックスコーヒー知らないとかあるのかな? 流石に今は売ってる?

 
 
 つぐとモカを持ってかれて不機嫌な蘭が可愛い(笑)

 
 
 続々と集まってきたアベンジャーズであった。
 つーか彼女らっていわゆる「地域の上手なガールズバンド」じゃなくて、少なくともRoseliaはプロ級……どころかプロとしても一級だし(同格扱いのRASの評価の凄さから鑑みたら)、他のバンドもその上でライブのゲストに招聘する以上は、相応に実力を認めてるレベルってことで、決して「村一番の力持ちだが、街に出たら有象無象」ってわけじゃないわけだものなぁ。
 ああもちろんPastel*Palettesはプロだけど。元スタジオミュージシャンな麻弥や、紗夜に迫る技術の日菜は間違いなくプロ級で、他はまだ「アイドルとしては出来る方」とかそんな感じなのかな?

 
 
 で、技術水準では一番やべーバンドが満を持して登場である。
 てかRASがゲーム実装されたのがついこの前ってのに驚いた。「え、なんでそんな引っ張ったの? モニカの方が先だったの?」と。

 
 文化祭がわからないチュチュ様(笑)

 
 
 俺はロックが友達と仲良くワチャワチャしているだけで心が満たされていくんだ……!!
 いっそハロハピに加入してもらいたいくらいにはな!!!(別の世界線にするつもりか

 
 
 イヴちゃんノリノリである(笑)
 てかアイドルに土下座したらコロッケ貰えるとか、完全にご褒美しかない店なのでは?
 女子校の合同文化祭ってくらいだから、生徒とその家族親類縁者や友人しか貰えないチケット持ってる人間しか来られないんだろうな! だからPastel*Palettesのファンが殺到して大変なことになるとかは起きないで済んでいるんだろうな!!

 
 ハロハピが活動費用の工面が必要なタイプのバンドだったら、物販だけで完璧にペイして潤沢な資金力が炸裂することになったであろう過ぎる薫のホスト力よ(笑)
 ていうかハロハピってゲリラライブ以外だと客席ほぼ仔猫ちゃんたちで埋め尽くされて、新規のファンの入り込む余地ないのでは。

 
 生き物を扱う店はハードルが高過ぎますよ友希那さん!!(笑)
 そして実現しても接客そっちのけで猫と戯れる友希那さんの姿が思い浮かぶ。

 
 俺も一緒になって「グリグリだぁぁぁ!!」となってしまったよ。ホロレチュチュパレロ。
 てかひなちゃんパイセン、こんなイカれた個性的なキャラなのに、ゲームには登場しないアニオリキャラで楽曲も最小限と知った時の驚きたるや……。今後でも良いから実装して欲しいものぢゃよ。

 ……4人だからか!!! 5人じゃないとゲームシステム上困るんで駄目なのか!!!(今気付いた

 
 
 まさかの客1人(笑)
 俺はてっきり「千聖ちゃんは歴史好きキャラだったっけ?」となったが、単に真面目なだけだった……!!!

 
 まさかの大型セッション!!
 このお婆ちゃん達、祭での出し物のタイトルが「叫ぶ詩吟の会」になってたりと、ロックだよな。ドリアン助川もビックリだ(笑)

 
 
 ライブだとRASは「今回もアンコールなしで行くよ!!」ってのがパターンな印象なので、アンコールしてると意外(笑)
 そして1期のさーやの時もそうなんだけど、携帯電話があると「時間ギリギリに駆けつける」パターンって「到着時間連絡してあげなよ」って思っちゃったりもするんだよなー。「急いでてテンパってた」って思うことは勿論可能だけど、それでも「連絡は待たせてる側が見せるべき誠意」とは思ってしまうので。

 
 ……なんて思いながら観てたら、ワンテンポ遅れて連絡シーン入って「すまん、俺が悪かった」となった(笑)
 それはそれとして、「いつ来るかわからないから時間調整できない」は、到着時間はだいたい予想付くよなー。電車移動ならさーってのはある。

 
 
 無茶振り(笑)
 テンパリスト彩に襲いかかる突然の試練!!!
 今彼女のアイドルとしてのアドリヴ力が試される!!!

 
 ここでグリグリが乱入してライブ始めたら新たな伝説となって激アツなんじゃねーの!?

 
 
 あー、そー来るかぁ……(複雑な心境で見守るワダツミ
 いやうん。ロックが拍手喝采浴びてることは本当に良かったと思います!!!!

 
 
 おお、次はあことりんりんが加わっての3人でやるのか! これはアツいぜ!!!
 ……って友希那さん!? リサ!?
 うぉぉぉぉぉぉぉぉマジかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

 
 
「ROCKだったわ……。あとは、私達に任せて」
 最強の援軍の登場だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
 ここまで頼もしい「ここは俺に任せろ」はそうそうあるもんじゃあない!!!!!
 てかロックがあの演奏を見せたからこそ友希那さんは動く気になったわけで!! ロックえらい!!! すごい!!!

 
 
 このままRoseliaで幾らでも引っ張れる……そんな気になってしまわざるを得ない!!
 演出的には1曲で駆けつけられてる雰囲気なもんだったのもあってさぁ!!!
 流石にそれは早く着き過ぎなんで、何曲かやってんだろうとは思いつつもさぁ!!!

 
 
 まさかの間に合わなかった展開ぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!
 重ぇぇぇぇぇぇ!!! 有咲の責めるような視線が辛ぇぇぇぇぇぇ!!!
 ……まぁでも掛け持ちですっぽかされたらそりゃー余程の聖人でもない限り心穏やかじゃあないよね……。仕方ないよね……。
 おたえはポピパを蔑ろにしている気が一切なくて、むしろポピパをより高める一心でやってることだけに切ねぇ……!!!

 
 
 仲間内でのギクシャクなし!! 良かったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
 そしてお礼と謝罪行脚。皆「社会性がちゃんとあるんで、謝られたから取り敢えず赦す。けど内心は……」とかじゃなくて、心から「気にしてないよ~」なのがわかるだけに助かるぜ……!!!

 
 恐縮ロック可愛い。
 まぁ実際、憧れの存在の穴埋めなんて「関われたり恩返しできたりするチャンスをくれてこちらこそありがとう」としか思わんしな(笑)

 
 マスキング姐さん、ケーキ作ってくれるのかよ!!(笑)
 可愛いもの好きでお菓子も作れちゃうキュートな人だったのか。

 
 まぁそりゃライブ1回やっただけで辞めますってんじゃ、いくらサポートメンバーって話だったとしてもチュチュ様怒るの無理もない。
 っていうかそのへん契約で色々決めてあるもんだと思ってたので、意外である。

 
 
 マスキング姐さん、まさかのマックスコーヒー派!!!
 もう完全に甘い物好きキャラじゃないか!!!
 そして「ああ、この歌はライブで流れた……!」と、思い出して涙するワダツミの姿がそこにあった。
 ってマスキング姐さんも泣いてるし!? もうこれただの口下手な優しいお姉さんじゃん!!! 可愛いなぁもう!!!

 
 
 バンドリ界の秋山殿こと、大和麻弥の雷電トークが炸裂だ。知っているのか大和!!
 で、レイヤとマスキング姐さんが年上ではなく、同い年どころか年下。
 いやうん。知ってた。知ってたけどね年齢設定!
 でも改めて「麻弥より年下」って言われると衝撃が凄い(笑)

 
 
 初めてRASのライブ映像観た時の衝撃が蘇るぜ……!!!
 マジで格好良かったからなぁ。衝撃だったぜアイツぁ……!!!
 必然的に観客の熱狂とのシンクロ率も高まりまくりだ!!!

 
 
 そしてパレオ可愛い。
 パレオって立ち位置やこのパーツ構成のキャラだと巨乳そうな雰囲気だよなー、とか思いつつそんなことなく作中屈指なスレンダーなことに感謝するワダツミの姿がそこにあった。

 
 おあおあおあおあおああ!
 ライブで退場する時の流れは、これの再現だったのか……!! なんて尊いんだぜ!?

 
 超絶金持ちのチュチュ様がレアぶりに瞳をキラッキラに輝かせるヴィンテージ品って、どんだけ凄いの使ってんだよ!!(笑)
 まぁ数十万するランダムスターをぽんと540円で譲る余裕があるんだから、そりゃまーとんでもなく裕福な家だとは思ってたけど!!
 てかこの辺の無邪気なチュチュ様は微笑ま可愛い。
 ……で、これ幾らぐらいするもんなの?>オーディオ詳しい人

 
 別に不当なことも理不尽なことも言ってないし、特別礼儀知らずな態度でも無いんだよな。
 いやまぁ「仲良し」を皮肉ってるのは若干アグレッシヴだが(笑)
 それでもよくある「札束でなんでも出来ると思ってる嫌味な金持ちプロデューサー」みたいなタイプとは違う、筋の通ったムーヴ。
 これは仲が良いだけに「仲良しだから」って理由しか止める理由が見つけづらい苦悩もわかる。

 
 
 結局「やだやだ一緒にいてくれないとやだいっちゃやだーっ!」が最強なんだよ!!!(笑)
 こーいうところで遠慮してオトナしてモヤモヤするのはポピパには似合わんよな!!!
 あと香澄の寝方!(笑)

 
 TRPG部員から誕生日プレゼントとして貰ったー( ・`ω・´)
 ポピパのライブは先日の8thが初見だったので、これで遡るぜ!!!

▼メールフォーム
>ここ2週間くらいでバンドリにどハマりしました。
>リアルライブはYouTubeにあるものだけでもいいかな、と思っていましたが、貴兄の感想を読んで即注文しました。
>今から楽しみです。

 感染拡大!!!
 リアルライブとの相乗効果が半端ないシナジーを創り出すエンターテインメントにレッツサティスファクション!!!
     
  ■プレゼントありがとうございます!

 
 零戦三二型の「フォルムが違うんで、最初はアメリカ軍に新型機と勘違いされた」っての好きなんだよな(笑)

 
 そして先日こんな博物館に行ったので、タイムリーに欲しくなったミニカー(笑)

 
 AmazonMusicUnlimitedHDによって尋常じゃなく音楽を流す頻度が増えたワダツミです。
 普段はアンプにAirPlayで繋げて流してるんだけど、ちょっと古いシステムだからか接続が不安定なところがあるんで、気軽に音楽流す時用にPCスピーカーをランクアップエクシーズチェンジしたいと思っていた……!!
     
  “真実は見えるか”キャンペーン 第7回 チャプター6

 ダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版をベースに「オリジナル世界設定」「ハウスルール色々」「禁止呪文・特技・アイテム多数」「モンスターデータ改造しまくり」の独自環境なので、運用や裁定が公式ルールと矛盾した場合も仕様です。厳密なことはあまり深く考えないで読むと幸せ。
 また、プレイ内容で色々と「気に入らないこと」があったとしても、プレイグループ内では合意を得て楽しんでいるものとご理解頂けると幸いです。


 チャプター1 チャプター2 チャプター3 チャプター4 チャプター5

 第1回まとめログ 第2回まとめログ 第3回まとめログ 第4回まとめログ 第5回まとめログ 第6回まとめログ

 アルブレヒト・ヴォルフェンビュッテル 魔導師(ウィザード)5
 モニカ・ヴォルフェンビュッテル 神寵者(フェイヴァード・ソウル)5
 レーグネン 神官戦士(クレリック・ウォリアー)5
 天杜八夏 侍5
 マクレーレ 武人(ファイター)5
 満天星 忍者5
 ダスティ 巧者(ローグ)5


 一方その頃(例のBGM)

DM「ヌッペリボー倒して八夏が穴の底から登ってきたところから始めよう」
八夏「すいません。手間をかけさせました。またしてもこのようなことになってしまうとは」
アルブレヒト「なに、仕方あるまい」
レーグネン「どうだ、登ってこられそうか?」
満天星「また落ちてるじゃないですか!」
DM「今登ってきたところなのに(笑) でもまだクラウスが底に変な角度で落ちているけど」
レーグネン「そうでした。『先程手に入れたファルシオンなどは持ち上げられそうですか』」
アルブレヒト「まぁクラウスを引っ張り上げるよりは遥かに簡単だ」
レーグネン「大型の武器なので、もの凄くでかいイメージがあったんですけど」
DM「大型用でも10キロないので、クラウスの袋のが10倍は重いな」
レーグネン「じゃぁ大丈夫ですね。ではクラウスの心配をしましょうか」

 笑いながら突っ伏すDM

満天星「その順番なんですね」
レーグネン「クラウスはとんだチキン野郎だったらしいので」
DM「話したんですよ。このメンバーはクラウスのことをどう思っていたか」
モニカ「うん」
DM「モニカからは『本当はいい子なんですよ』と」
モニカ「別に悪い評価は無いかな」
DM「レーグネンに聞いたら『いや、別に普通ですよ』って」
レーグネン「まぁ、言うことは聞きますし」
DM「ゲームのレビューで『曲は良い』みたいな」

 全員笑い

DM「そういうフォローはしていて。それをどう捉えるかは別としても。クラウスは前の闇の戦いで逃げましたよね。後ろの阿鼻叫喚の苦戦を放って。挙げ句の果に『なぜ助けに来ないんですか』に対して『逃げるでしょあんなの。むしろこっちが言いたいですよ。なにやってるんですかあなたたちは』みたいな態度とったでしょ」
モニカ「うーん、まぁそうなっちゃいますね」
DM「お兄様には『自分を見捨ててさっさと逃げちゃうやつなんですけどどうなんですか?』って聞いたら、どうぞ」
アルブレヒト「執事や護衛としての意識があまりに低い。挙げ句に主人を見捨てて逃げた。一体なんなのコイツ」
DM「レーグネンはそこまで悪い印象は持ってなかったんだけど、戦勝神の神官としては仲間というか指揮官を見捨ててさっさと逃げるやつは割と不愉快な対象なんですよ」
モニカ「ふーん……」
DM「しかも自分の身がダスティほど危なくなってもいないのに。まぁダスティも危なくなってないんだけど」
ダスティ「危なくなっていましたよ、あれは」
DM「君の主観ではね」
ダスティ「はい!?」
DM「起き上がりこぼし状態で血塗れになりながら戦っていた側とは意見の相違があると思います」
ダスティ「えー……そうですかね……」
DM「一発もらって危ないってのと、何度も昏倒しながら復帰してきた方々では命の危険に対する認識に差が出ると思うのですが、そこはどう思いますか? 被告の方」
ダスティ「被告……!。とはいっても、HPは半分を切ってましたよ」
DM「お兄様は5回昏倒しましたよ」

 全員爆笑

 まぁ結局の所「プレイヤーはどう思ってるか」とかの部分で「キャラを悪く見ない」のはまったくもって全然アリというか推奨なんだけど、キャラクター目線でどうだったのかはキッチリして欲しいので、そこはなぁなぁにしないでおいてねってーお話をしたのでした、と。
 DMとしても「こいつは酷いことをしたんだぞ」って説明する「作業」は楽しくないんですけど、万事に於いて「プレイヤーは気にしてないからキャラも気にしてない」だと、例えばシナリオを作る上で「感情の動線」を織り込み、ある程度キャラの行動を予測・前提した話作りをすることの難易度が跳ね上がってしまうので、弾劾裁判みたいなことをはあまり楽しくないだろうけど、厳格にしないといけない場合があるんだ。

 つまり一例としてはこんな。

DM「と、彼は騎士道に悖った侮辱を君にしたことになるね」
シアン「まぁでも私としてはそれも一理あるかなと思うんで、咎めはしませんね」
DM「それ駄目な現代倫理観持ち込みいぃぃぃ!!」

 必ずしも「プレイヤーが納得した=キャラも納得する」とはならないことを意識するのも、ロールプレイ。完璧に分けることは現実的じゃないにせよ、「騎士道精神」「宗派の倫理観」「軍人的思考」等、「その世界の、その立場」だからこその生き様を想像する試みもまた一興なのです。
 あ、もちろん「TRPG部の場合は」です。他のプレイグループでどうなるかはケース・バイ・ケース。例によって。

DM「穴底のクラウスを覗いているところからスタート」
レーグネン「このままというわけにもいくまい」
八夏「引き上げてやりましょう」
アルブレヒト「引き上げるのはいいが、もうフローティング・ディスクは消えてしまって無いぞ」
レーグネン「そうか、ではあのファルシオンは諦めるしかないか」
アルブレヒト「重いと言っても16ポンドだから無理ではないな」
満天星「レーグネンは結構ファルシオンにこだわりますね」
DM「『俺のファルシオンがー!』」
モニカ「目がFです(笑)」
レーグネン「何にせよ、先立つものは確保しないと」
満天星「そうね、大事」

  イラスト:★Yuuki
モニカ「……ですが、お兄様。クラウスがいてくれたからこそ、いま私たちはここにいるのですよ」
アルブレヒト「(えっ!?)……そうかぁ?」
DM「『え!?』っていう顔(笑)」
アルブレヒト「……そうかなぁ」
モニカ「そうですわよ!」
レーグネン「先日のシャドウ・デーモンのところでも闇の犬を一撃で屠ったり、先程の最期の戦いも勇敢でした」

  イラスト:★Yuuki
アルブレヒト「……」
マクレーレ「お兄様の彼への評価がストップ安状態に」
モニカ「スペース猫になってらっしゃる」
DM「スペース猫(笑)」
モニカ「レーグネンだって先程は彼のために祈ったではありませんか」
アルブレヒト「それは彼の務めだからな……」
モニカ「レーグネンも認めているのです。だからお兄様、ファルシオンは諦めましょう」
アルブレヒト「!?」
DM「ファルシオンにこだわっているのはレーグネンだから!(笑)」
レーグネン「では仕方ありませんね」
満天星「どんだけなの、このファルシオンとクラウスの順位って(笑)」

 お兄様を弁護すると、モニカとレーグネンが「とても優しい」だけで。元々仲が良くなかったアルブレヒトとクラウスな上、前衛がさっさと逃げ出した結果、血達磨デッドリーコンボに叩き込まれた事件により、お兄様の主観上で「使えない執事」への評価をメッチャ下げてしまっても、それはそれで無理からぬ事ではあるのです(笑)
 そういった意味では八夏に対する件の仕打ちもお互い様っちゃーお互い様の範疇とも言えなくはありません。
 でもそれで歩み寄らないままだと死んでからこうなってしまうんで、お兄様と八夏は夕日の土手で殴り合って絆パワーを深めてサティスファクションして貰いたい。

八夏「今ここで彼を引き上げても、残念ながら持っていくことは出来ません。まずは逃げた賊どもを先に討伐してから、これからのことを考えましょう。神官殿には申し訳ないのですが」
レーグネン「そうですね。一度は諦めたのです。ここに置いて先に進みましょう」
アルブレヒト「引き上げてやってもよいのだぞ?」
レーグネン「引き上げるのにも時間がかかります。後でにしましょう」
アルブレヒト「そうか、私は構わんが」
マクレーレ「お兄様、最後にいい人アピール」

 全員笑い

DM「『私は構わんが』」
マクレーレ「言うだけ言って、すぐ引く(笑)」
アルブレヒト「『私はレーグネンの気持ちを尊重するぞ』という、アピールだな。私自身はどうでもいいのだ」
レーグネン「そもそも最初は彼が死んだあの場所に置いていくしかないかと、諦めていたのです。その時アルブレヒト様が『フローティング・ディスクがあるぜ』って言われたので運ぶことが出来たので、それがなくなってしまったのなら、やはり置いていくしかないと。せめて祈りは捧げますが」
DM「モニカは?」
モニカ「仕方ありませんが、引き上げてあげたいですね。なるべくきちんとしたところに……」
レーグネン「モニカ様がおっしゃるのであれば、そのように」

 鎧を脱いだレーグネンが穴の底に降り、ロープを使ってクラウスを引き上げる。

モニカ「手間をかけさせましたね、レーグネン」
レーグネン「いえ、モニカ様のお優しさが胸に染み入ります」
DM「なるべく埋めてあげたいんだけどね。ネズミに喰われちゃうから」
レーグネン「では祈りを捧げて……」
アルブレヒト「彼の装備品はどうする? 剥いだっけ?」
DM「装備したままだね」
レーグネン「あの広場で、もうお金は剥いであります」
DM「スーパードライ!」

 戦闘時以外はリアルに時間が経過するのがTRPG部のルール。
 ここでクラウス関連のやりとりに思いの外時間を割いたことが、後に意味を持つことになる。

DM「金は剥いだらしいんですけど。モニカ様、コイツ貯め込んでやがるぜ?」
モニカ「このお金に関してはクラウスを弔うため、だったかなと」
DM「これは香典としてもらっていくぜ」
レーグネン「パーティーの資金として……」
DM「クラウスいくら持ってたっけ?(キャラシートを見て計算) 銀貨1908枚あった」
満天星「モニカ様良いお方ですね」
レーグネン「そうだ、これがモニカ様なのだ!」
DM「キミらまだ会ってないよ!(笑)」

 まぁ結局の所、冒険開始前からアルブレヒトとクラウスは以下な感じだったというわけですな。

クラウス「コイツ好き放題やりやがってムカつくボンボンだな」
アルブレヒト「コイツろくな仕事もしないくせに私を見る態度だけはでかいな」

 お兄様も当然褒められたもんじゃないのだが、クラウスは〈交渉〉が1ランクしか無くて「下品なスラングじみた敬語(のつもり)しか使えない」上に(つまり日頃の仕事ぶりも推して知るべし)、ロールプレイ的にも再三「モニカやアルブレヒトへの仕える姿勢が感じられない」と指摘されてた上での貫きだったので、当然の不仲なのであった。

満天星「これでよくお互いに命預けられますね」
アルブレヒト「預けたらごらんの有様だよ(暗闇遁走事件)」
レーグネン「なしくずしの撤退で全体の行動指針がなかった。助ける組と逃げる組になってしまった」
DM「それは、アルブレヒトを見捨てて逃げるという明確な意図で撤退すると?」
アルブレヒト「『アルブレヒトを見捨てて逃げる』か『アルブレヒトを助けて、そして逃げる』しかないはずじゃない?」
八夏「戻っても何ができるかというのがありまして」
アルブレヒト「逃げたから前衛2人が受ける筈だった分まで残りを攻撃したんだよ!(笑)」

 この問題は根深い(笑)
 しかし僕は「それによって生まれる感情の機微をなぁなぁにせずにロールプレイをちゃんとする」のならば、「優等生なムーヴ」だけを目指さなくてもオッケーだと思っているんで、「全力で好意的解釈をする」ばかりが「正しいプレイ」とは思ってないのでヨシ!! もちろん「全力で悪意的解釈する」はご遠慮願いたいが!! 「まぁそれなりに好意的解釈する」くらいで!!
 だがそれもまたケース・バイ・ケースではある。なんかそのキャラに設定された地雷を踏んで意固地になるとか、悪く取られるなんていうドラマは構わないのだ!!
 そんなわけでこれが「キャラ的には絶対そんなことするキャラじゃないんで、あれはプレイミスでした!! すまん!! そんなつもりじゃなかったんだ!!」ってわけではなく、遁走組も「あの時の判断はキャラがブレたわけではない」とするなら、思う存分キャラ同士は拗れて欲しい(紳士顔)。
 なんにせよ、「ついテンパって腰が引けてしまった」「単純に判断ミス」とかは誰でもあることなので、それ自体は些細なことでもありまして。この問題が拗れる最大の要因は「慌てて置き去りにしてすいません」と謝罪するでもなく「撤退するって話だったのに、なに逃げずにグズグズしてるんです?」と、絶体絶命のピンチな後衛3人に言ってしまい(八夏は八夏で悲鳴をスルーしていた)、特にそのわだかまりを解消することなく今に至ってることなのですね。
 生還した時点で「ここでさらに文句言って揉めても、より面倒なことになるだけだ」と「理性的な対応」をした結果、残り火は燻り続けているのだった。
 上の会話だとアルブレヒトは八夏に直接文句言ってるように見えるけど、満天星が会話に混ざってる時点で「プレイヤー会話」であることが明白だったりします。なのでキャラの主観としては、未だにアルブレヒトは「お前がとっとと逃げたせいで」だし、八夏は「自分が戻っても何も出来たなかったという判断は間違ってない」って寸法に。

DM「じゃ、クラウスを弔って。『こいつ案外金持ってますぜ』って会話があって」
レーグネン「それは前に広場の方で」
DM「お金のやり取りに関しては生々しい会話をちゃんとやる必要があるなぁ」
モニカ「これは弔うお金として持っておいたほうがいいって話だった」

 
レーグネン「このままクラウスを置いていくにしても貴重品は持っていかないと、っていう」
DM「リソースの有効活用」
モニカ「持っていっておかないと、後でクラウスを回収できても弔いも出来ないでしょ、っていうことだったと思います」
ダスティ「麻雀放浪記の最後」
DM「パンイチに剥かれて家の前に投げ捨てられる出目徳じゃねーかよ!」
ダスティ「そうそう、『死んだら負けなんじゃー』」
マクレーレ「つまり、穴に落ちた時点ではほぼ身ぐるみ剥がれていた状態だと」
モニカ「そうですそうです」
レーグネン「貴重品は確認して」
DM「現金は全部盗られています」
マクレーレ「盗ったんじゃない。守っていてくれたんですよ」
レーグネン「預かっているんです」
マクレーレ「そう、預かって。連れて行ったということは蘇生するつもりで」
DM「その気はあった。あの時点では。今現在は……無理です」
レーグネン「状況が厳しいですね」
DM「確認するけど、装備手放して素寒貧になれば蘇生できるなら、するの?」
満天星「難しい命題が」
アルブレヒト「もし死んだのが私ならもちろんするに決まってるだろう」
マクレーレ「アルブレヒト様なら……もちろんモニカ様でも」
レーグネン「このお2人を守るのが私としても家としても、最優先なのですよ。モニカ様に関してはさらに」
アルブレヒト「言ってしまえば金があったってクラウスは蘇生しないだろう」
DM「仮に、モニカの武器も鎧も何もかも売ってクラウスを蘇生できるとしたら、蘇生する?」
モニカ「それは考えてません。私もかかる費用を理解してしますし、パーティーの現状と今後のことを色々と考えたら、いまそのお金を出して蘇生をするのは無理だな、って」
DM「死んだのがレーグネンだったら?」
モニカ「蘇生しますよ(即答)」

 全員大爆笑

DM「それが聞きたかった」
マクレーレ「評価にものすごいプラスとマイナスがありますね」
モニカ「クラウスのこともプラスの評価はしていますよ。ただ優先度があって、それは『圧倒的に』レーグネンが高いので」
満天星「圧倒的!」
DM「よかったね、レーグネン。救われたね。これでいつでも体張れるね」
レーグネン「ありがとうございます」
モニカ「10年は一緒ですからね」
DM「そんなにはいないかなー?」

 一緒に修行した時期はそこまでではないが、モニカ信者となってからは10年以上経ってるだろうな(笑)

DM「じゃ、クラウスのことは綺麗さっぱり忘れて、奥へ行きますか!」
モニカ「忘れませんよ、ちゃんと迎えに来ますよ」
DM「そんな余裕があればいいけどね」


 Don't give up justice, I want to get truth! さらば~優しき日々よ~もう~帰れない~もう~戻れない~


●プレイヤーズコメント

・アルブレヒト
『あいつのことは好きじゃなかったんだよ』とか言っちゃってるアルブレヒトの日頃の行いもとても褒められたものではないのはわかってるけど。
 不利な戦闘のさなか、お互いの意図にずれが出ていたり、意思疎通できなかった面があったことは理解しつつも、実際の行動やその後のフォローを判断してのお兄様主観の評価であるので、ご理解いただきたい。
 それからいつも言ってるけど、プレイヤー同士はとても仲良くやっている(笑)

 いろいろあったけど『そうかぁ?』の表情といい、スペース猫のお兄様といい、★Yuukiさんのイラストがツボすぎて色々と吹っ飛ぶ、吹っ切れる。
 未来のプレイにつながる活力、いつもどうもありがとう!


・モニカ
 まあ……モニカはともかく、モニカにとっても、パーティにとっても本当に大事なお兄様(魔導師)の、逃げるための肉壁にすらならないのは……戦術としてはかなりよろしくないですよね。これに限っては、ちゃんと教訓にしていかないと本当に大変なことになってしまいそうだなと思います。

 それにしても、アルブレヒトお兄様(のプレイヤーさん)は、本当に色々な表情をされるんですよ! ★Yuukiさんのイラストでの再現力の高さ、その場にいたレベルです……(笑)
 なんだかんだいって(?)魅力度の高いお方なのだなって思うのです。


・レーグネン
 



・八夏
 死者蘇生の話になると胃が痛くなります(汗)

「パンイチに剥かれて家の前に投げ捨てられる」と聞くと不思議のダンジョンを思い出すなぁ(オイ

 お兄様の猛烈にいやっそうな顔、そして宇宙獣化。
 今回も心中がよくわかる素晴らしいイラストありがとうございました。

 しかし、言われてみればここ最近の仕打ちは暗闇遁走事件の件を考えると確かに……。
 DMの言う通り、どっかでキャラとしてちゃんと話をつけなきゃかなぁ。


・マクレーレ
 スーパー宇宙猫と宇宙猫は関係ない様です。
 当時は頭の中でスーパー宇宙猫が浮かんで流していましたが。
 イラスト見て『アレ?』ってなって調べたら別の物でした(笑)

 キャラクターの立ち位置によるあるべき動きと、プレイヤーの『キャラ愛』故の誤差は難しい問題だと感じています、特に戦闘時の極限状態では『死にたくない』と『死なせたくない』がせめぎ合って判断が難しいのかもしれません。
 自分のキャラを優先したがったばかりに大事な時に他のキャラが優先される事もある。
 なればこそ、『情けは人の為ならず』の言葉を胸に置いてプレイしていけたらなと思ってます。

 そして今、凄い事に気づいてしまったんですが!
 今後女性キャラを宇宙猫状態に持っていけば猫耳イラストが付く可能性が!?
 ヨシ!(これは現場猫)


 本来のルールのD&Dだと「死ぬんで蘇生すると1レベルのデスペナを負う」んで、「月に一度プレイするのが精一杯」なプレイ環境だと、死への恐怖がより厳しく重く激しく辛くのしかかるのだ( ・`ω・´)
 いやーほんと「自分だけレベル低い」って、遊んでてかなりのストレスになるんだわ。俺はそれが「全然楽しくなかった」ので、TRPG部ではデスペナレベルダウンは存在しません。キャラが弱くなったらDMとしても面白くないしね。



・満天星
 クラウスへの評価。
 とても難しい問題だと思う。
 つい現代の感覚で捉えてしまうし、キャラクターの信条とプレイヤーの人間関係は別としないと、ね。
 DMの言う通り敢えて悪く捉える必要はないけど、常に擁護するのもロールプレイしてないし……。
 満天星としては関わっていない部分なので、同じような場面で上手く振る舞えるかは不安。

 ところで、コンピューターRPGだと息を吸うように行う死体から装備・所持金を剥ぐ行為。
 ロールプレイだと必然性を持たせるのが大変だ(笑)

 スペースお兄様、良い顔してます(笑)
 そしてモニカ様への不服そうな顔……文字通り何をしても絵になる男ですね!



・ダスティ
 現実のように、死んだら絶対に生き返らないというわけではなく、多くのコンピュータRPGのように、簡単に生き返らせる手段があるというわけでもないので、キャラクターの死をどうするかは、難しいですね。現在、まだ緊迫した状態が続いているうえに、死体が損壊しているので、クラウスにとってはかなり厳しい状態……。
 そんな中、Yuukiさんのイラストのアルブレヒトは笑いを誘ってくれます。しかも2連続! Yuukiさんありがとうございます。スペース猫なのは、モニカのセリフを受けてのことなのだろうけど、実際に描かれるとすごいインパクト!
     
8/25      
  ■バンゲリングベイ

 
「アイドルだからバンドなんて無理々々~。ボーカルも緊張して失敗したら困るから口パクと当て振りでいいからね~」
 なんつう扱いに叛逆したエンターティナーとしての気概に溢れたバンドっていう設定って、「でもバンドリという企画のライヴとしてはボーカルだけ唄います。楽器演奏はRASがやります。他のメンバーはステージに登場すらしません」という現実とスゲー相性が悪くない!?
 いや別に「お前らも楽器演奏しろや」とかいうネガティヴな感情は全然無くて、むしろリアルバンド組の方に「君達なんで声優しながらこんな演奏できてんの?」と未だに思っているわけですが。
 まぁほんと「人気声優揃えて集客力を高める」のと「リアルバンドやれること(恐ろしく人生を拘束される)を絶対条件にして、キャスティングのハードルを超上げる」の両立はそら不可能だよなってなるもの。
 ただそれでも「設定と現実の噛み合わせはよくないよな」とはどうしても思ってしまうので「それで苦悩する話が最初から無かったほうがよかったのに」って気持ちは否定できないのであった。

 
 
 確かにその山吹色のお菓子は賄賂……!! 紛うことなき買収の現場……!!(笑)
 そしてドロンしてからの素肌チラがエロい。

  
 俺も持ってるわそれ。

 
 
 パレオ、超可愛い。
 で、一昨日のバンドリライブで上坂すみれの映像を流すことで擬似的なデュエットが実現していたの、そりゃアツいですわな!!
 楽器弾けなんて贅沢は言わないので、リアルデュエットも現実のものとなってくれないかにゃーと願うだけ願う俺がいた。
 やはりどうしても「Pastel*Palettesです!」って言いながら1人しかステージにいないのは、寂しいんじゃぁぁぁぁぁぁ!!! 贅沢言ってる自覚はあるんじゃが夢は見たいんじゃぁぁぁぁぁぁ!!!
 ……が、それはそれとして可愛い。前島亜美、パフォーマンス力が高い。可愛く見える所作が上手い。さすが本職のアイドルだけある。

 
 
 この商店街アベンジャーズが強過ぎるわ(笑)
 後にキセキの世代とかガールズバンドの特異点とか語り継がれる伝説になるんじゃねーのか状態。
 てか各バンドのコメント、モカの大食いぶり絶賛に笑った。

 
 コロッケライブ、どんなビックリドッキリステージが展開されるかと思ったら普通だった(笑)

 
 
 ずっと一緒なAfterglowへの、仲間と離れてしまったロックの憧れの視線が!!
 やはりこの商店街の生み出したキセキの世代だぜ……!!

 
 そして歌詞が尊い……!!
 ゲームの方でここに至るまでのバックグラウンドを知ってるだけにより味わい深い……!!
 お守りのシーンとか間違いなく先に知っといて良かったぜ!!

 
 
 友人に「1期と2期の間に急に顔が広くなってたり駆け出し感が薄れてたりで、認識が追いつかない」的なことを話したら「放送時リアルタイムに観てると、1期と2期がかなり空いてたんで、その間に色々頑張ったんだろうなぁと思えたりした」と言われて「くっ、これが促成栽培の弱み……!!」と敗北感を味わった(笑)

 
 りんりんとあこのパソコン環境が女子高生ってレベルじゃねー(笑)
 さすがネトゲガチ勢は違うぜ。っていうかホントこれが「裕福」じゃなくて普通の家庭のレベルなんだよな。こころん程じゃないけど金持ちキャラ他にもいるし!!
 まぁあこの場合は自室じゃなくてリビングだから「家族の共用パソコンで、親もパソコンガチ勢」ってだけかも知れないけど。

 
 カメラさん、もっと寄って!!と念じたら寄ってくれた。ありがとうカメラさん。

 
 ロックの部屋が地に足がついてて落ち着くんだぜ……!!
 そして「ロックがいるからこの店にした」なんて超嬉しいこと言われて喜ぶ姿が尊い。幾らでも幸せになってくれ。

 
 物凄く見覚えがあるなーと思った光景(笑)
 実際、大塚駅前で路上ライブしている人っているよね!!

 
 一昨日のバンドリ8thで、りみりんの中の人が関西弁で他のメンバーを怒鳴りつけるシーンが思い浮かび、ギャップで吹いた(笑)

 
 千聖とイヴが同じ学校な時点で「ここは堀越学園かなにかかな?」なんて思ってしまった(笑)
 てか軽率にバンドリ・リーグを編成しおって。まぁこの学校にはバットマンよりも遥かに金持ちな上に身体能力もバットマン以上にありそうなとんでもねー女が存在しているが。

 
 ERAに付いてくるライブBDでおたえがゲスト出演するシーン、そりゃ最高だわなこれ!!!
 先にライブの方観てたんで「ああ、アニメで絡んだシーンあるんだね」ってバックモニターに流れるシーンとかからも当然推察できるわけだけど。その程度の認識ですらジーンとなったし。

 
 大塚紗英がTHE THIRD(仮) にヘルプしてた時への言及で「寂しい気持ちもあります……ある」「私が居た時間ってドンドン、過去になるんだなぁ……って思って」ってところでRaychellが首振るシーンがメッチャ泣けた。

 
 そりゃ泣くよ! ああ泣くさ! 泣くともよ!!!
 ロックもチュチュ様も思っきり泣いちゃってるし!!! それ観てさらに俺泣いたし!!!
 ってーあもう俺キャラ名と声優名の使い分けが出来てねぇ! 知らん! 気分だ!! シンクロ率高過ぎるんだよしょうがないだろ!!!

 てかTHE THIRD(仮) 1st ライブの映像をフルで観たくてしょうがないよ!!

 
 パレオが可愛過ぎて本当に好み。中の人のパフォーマンスも好き過ぎる。
 そして初見では「RASのドラムの人、太鼓叩いてるリツコさんじゃ?」なんて不遜なことを思っていたわけですが、今ではすっかりマスキング姐さんと呼びたい勢いでリスペクトしております。おたえとウサギ好き意気投合シーン、今から楽しみです。
     
  ■プレゼントありがとうございます( ・`ω・´)

 
 香澄→さーや→有咲&りみりん
 ……知り合った順に届いている?(考え過ぎ
 仙狐さんは玉藻の隣に並べないとね!!!

 
 ……バクシンガーもバンドなのでは?(違


 
 AD&Dのサプリメントにしか見えないジャケットである。
 っていうか下のアルバムのロゴ、ドラゴンランスのロゴのパロディなんじゃないのこれ?(笑)

 
 まるでジャスティス・リーグが一度も勝利したことがないような帯で吹いた。
 そして「連合艦隊ついに勝つ」を思い出したそこのあなた。おじさんですね。
     
  “真実は見えるか”キャンペーン 第7回 チャプター5

 ダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版をベースに「オリジナル世界設定」「ハウスルール色々」「禁止呪文・特技・アイテム多数」「モンスターデータ改造しまくり」の独自環境なので、運用や裁定が公式ルールと矛盾した場合も仕様です。厳密なことはあまり深く考えないで読むと幸せ。
 また、プレイ内容で色々と「気に入らないこと」があったとしても、プレイグループ内では合意を得て楽しんでいるものとご理解頂けると幸いです。


 チャプター1 チャプター2 チャプター3 チャプター4

 第1回まとめログ 第2回まとめログ 第3回まとめログ 第4回まとめログ 第5回まとめログ 第6回まとめログ

 アルブレヒト・ヴォルフェンビュッテル 魔導師(ウィザード)5
 モニカ・ヴォルフェンビュッテル 神寵者(フェイヴァード・ソウル)5
 レーグネン 神官戦士(クレリック・ウォリアー)5
 天杜八夏 侍5
 マクレーレ 武人(ファイター)5
 満天星 忍者5
 ダスティ 巧者(ローグ)5


マクレーレ「別れた時に怪我人はいましたか?」
ダスティ「敵の待ち伏せと罠とでだいぶキツい戦いでしたね」
DM「死人が出てもおかしくない戦いが続いていた。敵が強いと言うよりは……だが(笑)」
満天星「なんですって……。八夏様無事でいてください」
マクレーレ「回復のポーションって今から買いに……」
満天星「私は持っていますが、マクレーレさんは持っていない?」
マクレーレ「マクレーレさんは持っていない……」
満天星「この辺は買い物の慣れの問題かな」
DM「マクレーレは魔導については素人だからね」
ダスティ「なんか回復する棒みたいなのも使っていましたけど」

 彼の能力的にワンドの知識は普通あるはずなんですが、ダスティは「自ら申し出て、敢えて知らないキャラとする縛り」をしている感じです。
 第5回チャプター14で、アルブレヒトがスクロールを使った際に「自分は価値知らないから」と言ったのと同様ってことですにゃ。ここで知ってるロールされたら「この前と違うじゃん!?」なので、ブレてないですね。その割に魔導火薬は知ってたけどな!(笑)

マクレーレ「買って……」
満天星「急ぎましょう! ここであれこれ言ってても始まりません」
ダスティ「どっちを取るかという点はありますけれど……。俺としては確かに急がなくてはいけないかなぁという気はありますけど……。そういう勢いで来てるから……」
満天星「そうだよ! 凄い勢いで入ってきたよ。こっちが釣られて急がなきゃってくらい」
マクレーレ「少し、少しだけ待ってもらってもいいですか」
満天星「ん?」
マクレーレ「ファヴの建物に入って受付の人のところへ」
受付「なんだ、まだいたのか」
マクレーレ「色々調達をしていて……。ところで、新しい話がわかりまして。これから助けに行く方達がかなり傷ついているということで、なにか助言がいただければと。ここに銀貨50枚あります」

 全員笑い

受付「そりゃ……回復のポーションとか買っていくしかないだろうよ」
マクレーレ「回復のポーション、ですね」
ダスティ「それなら俺でも言えましたね」
DM「ワンドのことを『なんか回復する棒』とか言ってたやつの言えたことか(笑)」
マクレーレ「私もテンパっていて。皆さんのこともまだ知らないので……」
DM「じゃぁ建物から出て重大情報を皆に伝えてくれたまえ」
マクレーレ「救助には回復のポーションが必要です!」
ダスティ「そりゃまぁ……」
マクレーレ「皆の私を見る目が持っていないのかと(笑)」
満天星「あれ……お持ちでない?」
DM「お持ちでない(笑)」
満天星「思わず変な口調になってしまいました」
DM「こりゃまた失礼しました♪」

 全員笑い

満天星「準備見てあげられなくて、マクレーレが開始装備でポーションを用意してないのは問題ありでした?」
DM「そんなことはないよ。マクレーレは領内で暮らすただの兵士だったから、5万円もするポーションをもち歩くような身分じゃない。逆に満天星は1000キロを旅するような特殊部隊員なんだから持っていて全然おかしくない」
満天星「同じ認識を求められても困るわけですね」
DM「満天星はヨーロッパの国をいくつもまたぐような旅をしてきたわけだけれど、マクレーレは隣の県までちょっとお使いに来たくらいの感覚だから」
ダスティ「そういえば、私は使えないんですが、レッサー・ヴィゴーのワンドというもので、傷を癒やしてもらっていました」

 さっき「ブレてない」と褒めたが、前言撤回である。

満天星「追加が必要という可能性もありますが」
マクレーレ「ポーションの店、でしたね。行ったほうが? 銀貨50枚の情報ですよ。テンパって手に入れた」
DM「重要情報だからね。『いやぁ、銀貨100枚も儲かっちまったよ。今夜は豪遊しちゃうぞ~。情報ってのは金になるなぁ!』」
満天星「苦笑いですよ」
マクレーレ「回復呪文があるってのは聞いたことはあったと思いますが、私には回復呪文のポーションって買うって考え自体がなかったですからね。助言を買ったんですよ」
満天星「なに自分を納得させているのよ」
DM「まぁネットで調べられない時代に素人が『山に行くんですがどんな薬を持っていけばいいですか』って聞くようなものかな」
満天星「あながちおかしい行動ではないわけですね」
DM「あ、でもマクレーレは〈治療〉スキル持ってたね。ポーションの概念は知ってるよ」
マクレーレ「そういえばさっき〈治療〉生えた!」
DM「駄目だった(笑)」
マクレーレ「まぁ焦って聞きに行ってしまって『あぁそりゃそうだよ』と」
ダスティ「『知ってた』と」
レーグネン「銀貨50枚が」
DM「いや、きっと『もっと有益な情報が聞けるはずだ』と過剰に期待をしてしまったんだよ。結局『そりゃそうだよね……』となったと」
ダスティ「俺以上に限られたこの情報量じゃそれ以上の助言はできないよな……。さっきはバロウって物凄く的確な情報を得られたんで」
DM「『怪我人がいます』『回復のポーションを持っていくべきだな』おっちゃんはこれ以上何を答えればいいのか」
マクレーレ「全くその通りで。さっきは『知らないこと』を教えてくれたので、この人ならなにか知っていると縋ってしまったのかも。では残り銀貨160枚ってことで。あとはレッサー・ヴィゴーのワンドでしたっけ」
ダスティ「私がたまに買い出しにいったりしていますね」
マクレーレ「では、また中に入って受付の人に『レッサー・ヴィゴーのワンドというのはどこで買えますか?」
受付「そりゃ教会じゃないと手に入らないな。ポーションで良ければアヒルんとこで売ってるぜ」
マクレーレ「お財布と相談ですね……」
受付「そうじゃなきゃ故買屋を探し回るかだな」
マクレーレ「時間がなぁ」
DM「実際探したらどうなるかはわからないけど『探したら見つかったよ。破邪神のレッサー・ヴィゴーのワンドが』ってなこともありうるね」
マクレーレ「そんなことに(笑) そりゃ、私じゃもうわかりませんね」

 ポーションは「既に呪文が完成された道具」、ルール用語で「呪文完成型」のマジックアイテムなので、誰でも使用可能。その分高い。
 ワンドは「籠められた呪文を解放する道具」の「呪文解放型」のマジックアイテムなので、そもそもその呪文を使用可能な素養がないといけない。そんなわけで神聖魔導の場合、宗派が違えば使えません。

ダスティ「時間も限られています。ここはポーションを買っていきましょう」
満天星「そうね。では移動して……ガラガラっと『おじさん、早速なんだけど、また買いに来ちゃった』」

 引き戸は日輪文化である(笑)

ポーション屋「期待していなかったから……『おおぅ!? お前らいいのか? 生き埋めってかなりヤバいんだぞ?』」
満天星「私も焦っているんだけど、おじさんごめん、キュアのポーションも。えっと……5本」
ポーション屋「ほらよ、キュア・ライト・ウーンズは1本で銀貨50だ。これだったら在庫はいくらでもあるからな」
満天星「よかった……。はいこれ」
モニカ「キュアのほうですね」
DM「そうだね」
満天星「これでいいんですよね?」
モニカ「いいんですよ」
DM「なにか言いたいことがありそうだね」
モニカ「いえいえ!」
満天星「キュアって言われましたからね。プレイヤー知識的には色々他にもポーションは思いつきますけど」
モニカ「そういうことではないですよ」
DM「まぁダスティが黙っている以上ねぇ(笑)」
満天星「何が良いのか悪いのかよくわからないんですよ」
マクレーレ「どこからか神寵者様のお告げが降ってきたりで」

 このプレイ後、「キャラクターがどのくらい呪文を知っているか」の度合いが〈呪文学〉技能に依存するルールが新設されることになります。
 まぁでもこれプレイヤー発言での呪文アイディアの提案を制限することを目的とはしてないんで、ベテランプレイヤーが「〇〇って呪文あるけどキャラは知らない。あ、でも君のキャラなら知ってるから、思いついたことにしてー」ってことは自由です。ただし「その場にいるキャラが軒並み〈呪文学〉技能が無い場合」は、「偶然思いついて的確な呪文を調達する」なんてことは無理です。

八夏「○○があればいいんけど、キャラがそれを知らない!」
クラウス「そうなんだよ! 自分のキャラも〈呪文学〉技能が無い!」

 こんな光景が展開されたり……ってつまり今がそうです(笑)


満天星「じゃぁこれで買いますよ?」
DM「いいよ、これで」
ダスティ「えっと、キュア・ライト・ウーンズでいいんですよね?」
満天星「こっちが聞きたいですよ(笑)」
マクレーレ「私は怪我人って聞いて焦って親父さんに聞きに行って……キュア・ライト・ウーンズだと……」

 現場大混乱

DM「よし、ではキュア・ライト・ウーンズのポーションを買って出発した」
満天星「はい、出発します」
DM「とどのつまりレッサー・ヴィゴーのワンドから始まって、ワンドは買えないからポーションを買うかって話だったのに、最終的に買ったのがキュア・ライト・ウーンズのポーションだったというのが話の流れとしておかしいよねってことなんだが、まぁどうでもいいな(笑)」

 そもそも「キャラは知識が無い」けど「ダスティは朧気にレッサー・ヴィゴーという呪文のワンドを使ってたことだけは知っている」というレベルからスタートした話なのだが、プレイヤーに「回復のポーションと言えばキュア・ライト・ウーンズ」という認識が極めて強く焼き付いているゆえの自動変換プログラム(笑)

 でまぁ今回の件は置いとくとして、回復呪文の選択肢の話題。
 この2つの呪文。「即座に1D8+1点回復するキュア・ライト・ウーンズ」と「1ラウンドに1点ずつ、確実に11点回復するレッサー・ヴィゴー」では、必要とされる状況が違うんで、「ポーションと言えばキュア」という固定観念はメリットが無いものだったりする。
 即効性に優れるキュアだが、それでも回復量は誤差レベルなのと、基本的に「戦闘中に慌ててポーションで回復させる状況」の大半は「回復呪文をかけたことによる止血」が目的ゆえ、ともすれば「下手にHP2とかで意識回復してしまい、再度タゲられる」といった状況を引き起こしかねない諸刃の剣である。
 個人的な感想としては「割合的に、回復量の多いヴィゴーの方が得をする状況が多い」って印象なのだな。なのでどっちも持つのが大前提で、複数持つならヴィゴーを多目にするかな、自分ならってところ。

 そして例の「爆弾疑惑のある箱を躊躇なく開けたこと」が、新規メンバーも交えて話題の俎上に上がる(笑)

満天星「あ、爆発しなかったんだ え? 開けてないからではなく? え? 開けたの?」
DM「〈捜索〉すら誰もしなかったんだよ! 調べれば簡単な罠ならわかるのに。お兄様出目20で達成値24だよ」
アルブレヒト「出目20なんて根気はないなー。それどころか〈捜索〉しようとしたレーグネンを止めた」
DM「レーグネン無罪」

 冷静に考えたら無罪のわけがない(笑)

マクレーレ「それにしても開けるの止める暇もなかったのですか!」
DM「いくらでもあった」
アルブレヒト「開ける時距離は取った」
DM「数メートルくらいな」
アルブレヒト「振り返れば、行動があまりにもおかしい理解不能」
満天星「まぁそんなもんですよ」
DM「そんなもんが普通であってたまるかー(笑)」

 そして舞台は再び崩落現場。

ダスティ「ここです。着きました」
マクレーレ「ちょっと待って下さい。そこに転がされている人たちはなんですか?」
ダスティ「討伐した賊どもです。依頼主から不殺を条件とされているので、生け捕っているのです」
満天星「そうでしたか。なんとなくとどめを刺しておこうかって考えてました」

 全員笑い

マクレーレ「なるほど、不殺が条件なんですね」
ダスティ「厳命されていますので」
マクレーレ「でも、爆発で何人か死んでいるんですよね……」
DM「瓦礫の下から手足が出てたりしてるよ」
マクレーレ「うわ……。ダスティさん、何故に不殺という条件が……」
満天星「マクレーレさん。それはいいです。すぐに救助に取りかかりましょう」
マクレーレ「あ、そうですね。無駄にできる時間はありませんね。まずは救出から考えましょう。ダスティさん崩れたところへ案内をしていただけますか」
ダスティ「もちろんです。こちらの地下の部分で」
DM「ダスティは帰らなくていいの? 『こんなところにいられるかー!』」

 全員笑い

満天星「そのチャンスだと」
マクレーレ「だって、ここまで行って帰ってきて、いまさら(笑)」
ダスティ「そのプレイングだったら、さっきの『ハァ、ハァ……誰か、誰か一緒に!』はありませんよ(笑)」
アルブレヒト「『助けは連れてきたぞ! 俺はここでさようならだ!』とか」
満天星「これで責任は果たしたなと」
マクレーレ「後はアイツらに任せて途中でドロンだ」
満天星「どろんって忍者?」


 Don't give up justice, I want to get truth! シーン切り替えの都合で短い回でした。


●プレイヤーズコメント

・アルブレヒト
 支援物資を用意してくれる新規メンバーたち。
 我々が苦境に立たされているばかりに苦労をかけて申し訳ない。
 マクレーレの銀貨50枚の件は、やっちゃった案件ではあるものの、彼の職人や兵士としての朴訥さが出ていていいよね。

 この後のキャラ紹介のデニスさん。
 プレイヤーキャラクターと、その背景や世界を彩ってくれる名脇役たちが揃っているおかげで、より楽しく深くプレイを楽しめているんだなぁと。
 設定を考えてくれるDMのワダツミ君と、絵をつけてくれている、ぬばたまさん、★Yuukiさん、Genさん、パインさん、だらだらさんたち、いつもありがとう。

 そういえば前回の突然のマッサマンカレー案件は、動画を再検証したところ、その時レーグネンの人が日清の『カップヌードル マッサマンカレー ビッグ』を食べていたせいだと判明したのであった(どうでもいい)


・モニカ
 ポーションのほうはワダツミさんのおっしゃるとおり、ヴィゴーワンドの話をしていたのにキュアなんだ? というツッコミみたいなものですね。キュアポーションにしたことでのメリットも勿論あるのでどう作用するか楽しみですね。

 デニス師匠もといお義父さま……かっこいいイラスト! しぶくていいですねえ。マクレーレという天才を婿にしたとあれば孫の顔も楽しみで仕方ないでしょう。いやいや、ここまでの職人顔ですから孫にはとんでもなくデレデレになるに違いない。


・レーグネン


・八夏
 予備知識なしでキャンプ用品を買いに来て混乱するキャンプ初心者の図(違)
 まぁ「自分ならこうはならない」という自信なんて微塵もないのですが(汗)

 やっぱり非常識判定される力業による箱開封の儀。
 どうしてああなったのか……。

 そしてマクレーレの「嫁のお義父さん(重要)」であるデニス親方。
 実に渋いおやっさんである。
 これでいて一人娘に激甘というんだから、本当にどうやって結婚許してもらえ……あ、長くなりそうだから座っていて、マクレーレ(笑

 不思議でもなんでも無くて、マクレーレが天才的だからだね。ステータスが化け物過ぎる。彼の才能考えたらマルガのほうがよっぽど「釣り合わない嫁」だったりするくらいにはマクレーレの能力がぶっ壊れてる。


・マクレーレ
 〈治癒〉がね急に生えて来てたんです(開幕言い訳スタート)。
 焦り過ぎでしたが、結果マクレーレも情報に銀貨50枚払えた男に!
『大きな損をした時には何か小さな得をしている』って奴ですね。

 そして件の崩落現場へ到着した割に結構悠長なマクレーレ、気になる事が多すぎるのが悪い!(なにも悪くない)
 直前に、爆死未遂の話を聞いたせいか防衛本能が情報を求め始めた?

 さて、マクレーレの師匠にしてマルガさんの父親であるデニスさんです。
 イラスト『服のしわ』とかすごくないですか?
 歴史の刻まれた顔と併せて格好いい名工感がビシビシと伝わってきますね。

 ポーションとワンドの差をデニスさんで例えると、『マルガのお父さん』は誰でも言えるからポーション、『私の義父(おとう)さん』は言える人が限られるからワンド。
 ちょっと違うかも(笑)



・満天星
 回復ポーションの存在と所持。現代日本のゲーム世代には常識なのに、本物が存在するフローラントの方が認識に差があるのは面白い。
 まあ、今回は焦っていただけで、知らなかった訳ではないけど。
 それでもキュアの先入観は強い(笑)
 これからはヴィゴーの時代かな。

 デニスさん、頑固一徹な職人気質。そして怖そう。
 愛娘マルガさんの前で見せる表情も気になります!



・ダスティ
 これまでは街に呪文関連のものを買いものに行くときは、何を買ってくるのか教えてもらっていたので良かったけど、今回は今の状況で必要そうなものを自分で考えて買ってくる、ということなので、ダスティはどのくらい呪文について知っているのだろう? という疑問もあいまって、いろいろ混乱してしまいました。

 レーグネンのお父さんの次は、マクレーレの義父が登場。ぬばたまさんの描くおじさんは、ほんと渋いですね。ポーズもきまってます! しかし、レーグネンのお父さんもそうだったけど、マクレーレの義父も名声をもっていて思っていたよりすごい人だった。

 君が自分で「呪文のことは全然知らない」ってことにしたんでしょっ(笑)
     
  ■キャラクターズ・オヴ・フローラントWEB版
  イラスト:ぬばたま
●デニス 686~
 シュテルケモルゲンロート城下町に工房を構える弓職人。
 ヴォルフェンビュッテル家のお抱え職人であり、平時における正規兵向けの弓は基本的に彼の工房が製造を請け負っている。商売っ気の乏しい個人主義の工房のため、戦時に跳ね上がる需要に対する供給力は持たない。
 確かな腕を持つ名工であり、魔導が付与される超高級品のベースとして人気が高いだけではなく、工芸品的な美しさを求められる式典用としても需要がある。
 飛竜殺しの英雄アルノー・ヴォルフェンビュッテルが持つ魔弓「タプファラー・ツァイゲフィンガー(勇敢なる人差し指)」のベースはデニスの手による逸品であり、これにより彼は「竜殺し職人(ドラッヘンマイスター)」の名声も得ている。
 職人気質ここにありな厳しい男なのだが、娘のマルガには病的に甘い。基本的に頑固一徹で曲がったことを嫌うのだが、娘のためなら幾らでも道理を曲げるだけの気概を持つ。マルガ誕生時に妻を失ったことに起因するという説が有力である。この頃のデニスは今ほど裕福ではなく、「金さえあればどうとでもなる世界」に於いて、金が無かったのだ。
     
8/20      
  妹は猫 #1

 
 両親が死んで、猫の家に引き取られた主人公!!!

 
 そこで繰り広げられる数々のほっこりストーリーに俺は滅多打ちされちまったんだぜ……!!!
 なお、世界設定への言及は特にない。考えるな。癒やされろ。

 
 いわゆる「猫の気まぐれに振り回されるタイプ」ではなくて、ただひたすらに「お兄ちゃん大好き」な波状攻撃に晒される恐るべき漫画だ。
 主人公の辛い境遇も相まって「いいぞもっと畳み掛けるんだ!!」と応援せざるを得ない。スゲェいいヤツだし。

 
 あと口数少ないけどメッチャ優しいお父さんも素敵(笑)
 お母さんも癒やし系だから、そりゃこんないい娘が育とうというものですわい。
     
  ■アントニオ・バンデラス

 
 やはり御坊茶魔くんや中川級(笑)
 清々しいほどの「漫画的な超絶大金持ちキャラ」ぶりがスパークしているぜ!!!

 
 これっぽっちも話が通じなくて爆笑した(笑)
 こころんだけじゃなくて3人とも微塵も会話が成立しないのスゲーよ! 恐ろしい娘たち……!!

 
 大 事 件 だ ー っ ! !
 もうダメだ。ハロハピは3バカが本当にバカで天才過ぎて面白過ぎる(笑)

 
 お気付きになられただろうか?

 
 プレゼントありがとうございます!!!
 バンドリは「最初からこれはこのバンドの歌だったんじゃ?」って思うくらいにはカヴァーの選曲が素晴らしいのよね!!!
 ゲームで聴けてもフルで聴くのは初めてばっかだから嬉しい!!

 
 そしてRASのアルバム、爆発反応装甲!!(Explosive Reactive Armourではない
 Dアニメストアで唯一あったライブシーンでチュチュ様のイカれたパフォーマンスに目を奪われ、楽しそうなロックに涙し、メチャ可愛いパレオにニヤニヤし、マスキングの格好良さにテンションを上げ、レイヤの迫力に拍手喝采したので、ライブ映像が楽しみ過ぎる。

 
 色々とバンドリ関係をプレゼントして貰いつつ、自分は自分で布教用CDを購入し、循環させていく試み。
     
  ■ザ・ゲーマーズを久々に見返したくなったわけだがそんな時間は無い

 
 日本語字幕付いてるの1作目だけで、そもそも国内流通しておらず、個人で海外から取り寄せるしかないというハードルの高さ(笑)

 
 2作目の「D&Dのルール上はなにをしているか」の字幕が面白くてね(笑)
 TRPG脳の人間がどんな作品を観ててもこの字幕が脳内表示されてるわけじゃん?

 
ウィザード「〈威圧〉します」
DM「失敗した」
ウィザード「『パラディン、ちょっとこの辺警戒の為に見回ってきてくれない?』と、〈はったり〉します」
パラディン「〈真意看破〉失敗。『了解した。では行ってこよう』と、この場を離れます。いやーしょうがないよね。警戒大事だもんね」
ウィザード「さぁこれで邪魔なパラディン様はいなくなった。思うぞ存分拷問が出来る。改めて〈威圧〉。拷問を添えて」
DM「成功した」

 ……みたいな「白々しいやりとり」は本場アメリカでもあるあるネタってやつですな(笑)
 粉塵爆発ばりに伝統あるネタだけど、ナウなヤングでもこーいうムーヴしたりするのかな?
     
  “真実は見えるか”キャンペーン 第7回 チャプター4

 ダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版をベースに「オリジナル世界設定」「ハウスルール色々」「禁止呪文・特技・アイテム多数」「モンスターデータ改造しまくり」の独自環境なので、運用や裁定が公式ルールと矛盾した場合も仕様です。厳密なことはあまり深く考えないで読むと幸せ。
 また、プレイ内容で色々と「気に入らないこと」があったとしても、プレイグループ内では合意を得て楽しんでいるものとご理解頂けると幸いです。


 チャプター1 チャプター2

 第1回まとめログ 第2回まとめログ 第3回まとめログ 第4回まとめログ 第5回まとめログ 第6回まとめログ

 アルブレヒト・ヴォルフェンビュッテル 魔導師(ウィザード)5
 モニカ・ヴォルフェンビュッテル 神寵者(フェイヴァード・ソウル)5
 レーグネン 神官戦士(クレリック・ウォリアー)5
 天杜八夏 侍5
 マクレーレ 武人(ファイター)5
 満天星 忍者5
 ダスティ 巧者(ローグ)5

 ここでDMが「編集の際にダスティがいつの間にか消えていることになっている」ことに気付きました(笑)
 そう、彼がパーティーと別行動を取るに至るシーンを編集時にすっ飛ばしてしまっていたのである!!! なんてこったい!!! ワーオ!!!
 まぁ第6回冒頭の「ダスティが居ないぜ!?」ってシーンがあるんで「居ないことにも誰も触れない」わけじゃないから、このシーン無くても特に不自然ではないんだけどね!! 一応!!

 時間はクラウスが死んだ直後辺りに遡る。

DM「(コロコロ……)ダスティ、通路の向こうから『ドーン』という轟音が響いてきたことはさっき言った通りだが、君の鋭敏な聴覚はさらに何かが崩れる音も聞きつけたよ」
ダスティ「あぁ……」
モニカ「がんばれ!」
ダスティ「警戒していたので、すぐにそちらへ向かいます」
DM「その後戦闘に参加してるから全く関係無いけどな!!(笑)」
ダスティ「それでも最後尾で射撃していた意味はありました! 駆けつけます!」

 これが第5回の最後に付け足されます(笑)(まとめログでは付け足し済み



DM「というわけで弓兵と忍者のターンが一段落したのでダスティ、君のターンだ。異音に気付き駆けつけた君。そうしたら入り口があった場所はモクモクと砂埃が舞っている」
ダスティ「状況を確かめに近づきます」
DM「〈知識:建築術および工学〉は取ってないね。では〈知識:神秘学〉の判定で」
ダスティ「17です」
DM「魔導の触媒で使われるような爆発系の触媒、いわば魔導火薬といったものの匂いが部屋に満ちている」
ダスティ「なるほど」
DM「魔導銃や呪甲装兵用の魔導砲に使われるようなマテリアルだね」
アルブレヒト「こちらで言う『硝煙の匂い』か」
DM「むせる」
ダスティ「この場にいるのはマズい。そいつを持っているやつがいたら本当にヤバい。そいつをなんとかしなければ。と思いつつ煙をかき分けて前進」
DM「かき分けて進んでいくと、入り口が崩れかけている。かろうじてまだ通れそうにも見える」
ダスティ「崩れかかっているんですね。俺まで閉じ込められたらまずい、進みます。退路を確保しないと」
DM「君が入り口を通り抜けて『ふぅ……』となっているところで、また後方ってか足元から『ドーン』という轟音とともに入り口が完全に塞がってしまう。君は持ち前の機敏さで足場の崩落に巻き込まれずに済んだ」
ダスティ「なんてことだ」
DM「身かわしがなければ即死だった……かも(笑)」
満天星「忍者だったらダメだった」
DM「忍者には身かわしがない!」
皆『忍者だったらダメだった!』
DM「忍者は高レベルにならないと身かわしを習得できないからね」
満天星「身かわし出来るのはマスターニンジャだよ。レベル12だから」
八夏「高っ!」
ダスティ「あの地響きはこの音だったのか……ヤバかった」
アルブレヒト「『俺だけ助かった』」
DM「『ふぅ、危ないところだったぜ……あばよ!!』

 全員笑い

モニカ「ダスティひどい(笑)」
ダスティ「いやいや。とりあえず同じような爆発がまた起きないか警戒します」

 出たーっ! ダスティさんの警戒コンボだーっ!!
 最初は「いやだから意味無いって……ちゃんと言わなくても警戒はしている扱いだから……」と思っていたんだが、今となっては「待ってました」とクセになってきていることに気付くDM。ダスティ・ザ・ヴィジランサー!! 格好良い!!

DM「このあと、どのタイミングで何がどう繋がっていくかは、俺の脚本ではなくダスティの動き方次第だからね。もしかしたら地下組は今日の出番無いかもしれない」
モニカ「全然いいですよ。聞いていますよ」
ダスティ「はっはっは。俺も中の様子はちゃんと聞いていないんでよくわからないですしね」
DM「いいことですよ。洞窟の中のこと知らないってことは、変な予知とかなしでキャラとのシンクロ率が高まっているから」

 実は、ダスティ分離行動によりほぼ出番が無さそうなことが確定していたのもあり、「ダスティはプライベートの都合で参加出来ないが、他のメンバーは参加可能な日」という、普通なら開催不可能な日に「ならばこの日にプレイしてしまえばいいのでは?」となっていたのが第6回である(笑)
 基本的な理想としては「別行動時もプレイヤーはその場には居てくれて、プレイヤー発言はしてもらう」なんだが、今回に限れば「ちょうど完全に別行動で、仲間の状況を全く与り知らない方がより都合がいい」だったので、これ幸いと開催されたのである。

DM「今頃マッサマンカレー食べてるからね」
レーグネン「敵と揉まれながらね。うわー!」
DM「グリッターダスト! 目がシュっ!」
レーグネン「ゼーレンシャルフリヒターが!」
マクレーレ「最終的に日清のロゴ」

 書き起こし読んで「なんだこの意味不明な会話は?」となっているDMです。
 普通は編集後のリプレイでは省略されてるわけですが、ここに限らず色んな場所でこういった「まるで意味のわからない脱線」が行われているので「プレイ風景を動画で配信して欲しい」とリクエストされても(実際された)「いやそれは流石に……」とならざるを得ません(笑)

DM「今頃、中ではクラウスが死んでいる」
ダスティ「それは聞きましたが、ダスティは知らないということで。とりあえずは警戒をして……」
DM「出た、警戒。言わなくてもしてるんだよ」

 ダスティ・ザ・ヴィジランサー!! 警戒者ダスティ!!!

ダスティ「崩れた岩などの様子を見てみます。簡単には通れるようには出来ませんか?」
DM「素人目にはね。道具も無しに1人で掘ったところでどうにもなりそうもないなと」
ダスティ「確かに専門知識もありませんからね。『さて、どうしようか』」
DM「重機がないと」
満天星「あるの(笑) スコップとか?」
アルブレヒト「土木用の呪甲装兵とか」

 呪甲装兵(ツァオベライ・パンツァー)、それは戦闘用に開発されたロボットの総称である。
 対大型魔獣、攻城戦の分野に広く普及したが、呪甲装兵による犯罪も急増。戦勝神教会は、呪甲装兵二課パトリーレン呪甲装兵中隊を新設、これに対抗した。通称“パトパンツァー”の誕生である。

 ……ドイツ語にするとなんでも格好良い筈がクソだっせぇ!!!

ダスティ「『俺1人でなんとかなるものではないか』と思いつつ……あ、気絶させて縛っておいた敵はそのへんにまだ転がって?」
DM「君たちが運んだあたりに元のまま転がっている。そして何人かは瓦礫に潰されて死んでいるように思える」
ダスティ「マジで! 巻き添えで殺してしまった……これはちょっとヤバいかも」
DM「『殺したの俺じゃないし』」
ダスティ「まぁまぁ確かに……事故は仕方ないですよね。状況を説明すれば良いのだし」
DM「状況を説明するんだね、聖罰騎士に」
ダスティ「ああ……最悪のときはですね。他に死にかかってる人はいませんか?」
DM「まぁパッと見は」
ダスティ「放っておいたらすぐにでも死ぬ状態でないなら、あとは生きるも死ぬもなるようになるでしょう。ついでに縄が緩んでたりしないか確認をしておきます」
DM「では数分後」
アルブレヒト(今一番優先するべきはそこなのか)
ダスティ「問題無いのなら『とりあえずまぁ、応援を頼みに行くか』と馬に乗ってドライリュッケンに戻ります」

 悠長!!(笑)

DM「ドライリュッケンに着いた」
ダスティ「ファヴの事務所へ行きます」
DM「ファヴの小さな事務所の前まで来た」
ダスティ「ではファヴに状況を説明して……」
DM「どう入っていく? 飛び蹴り?」
ダスティ「普通に扉を開けます」
DM「そうすると……ニンジャー!(ビシっ) 大男!(ビシっ)」
マクレーレ「お?」
満天星「あ、もう着いてた!?」
DM「狭いファヴの事務所の中には大男と小人がいるね」

 ここでやたら冷静なダスティの動きにクレームが入る(笑)
 仲間のピンチだよ。もっと盛り上げようよ!!

モニカ「クール!」
ダスティ「扉をバーンと開けて『ハァ、ハァ……仲間が! 仲間がダンジョンに閉じ込められてしまった!』」
DM「それだよ!」

 全員笑い

満天星「なにこれ(笑)」
DM「俺が欲しかったのはその空気だよ!(笑)」
満天星「監督だよそれ! 完全に撮影コントだよ」
DM「カメラを止めるな!」
ダスティ「仲間が閉じ込められちまったんだ。誰か、誰か今すぐ、今すぐ俺と一緒に来てくれるやつはいないのか!?」
満天星「はっ、マクレーレさん!」
マクレーレ「この場にはファヴの受付っていますよね? 飛び込んできた人をちらっと見た後に受付の人に『ところで、私たちが捜している人がいるんですけど……』と別件の質問を」
受付(無言でスッとダスティを指差す)
マクレーレ「え!?」
満天星「行きましょう、マクレーレさん。八夏様がいるそうですよ」
ダスティ「ん?」
受付(マクレーレたちを指差す)
マクレーレ「んん?」
受付(ダスティを指差す)
ダスティ「えっと、飛び込んで『一緒に来てくれるやつはいないか!?』で」
DM「マクレーレたちを指差すね」
マクレーレ「私が『探し人がいる』って聞いたら」
DM「ダスティを指差すよ。目が合う都度にダスティとマクレーレの間を指が行ったり来たり」
ダスティ「よくわかりませんが、この人たちが行ってくれるっていうことでいいんですか? 手が空いているんですね!」
満天星「この人が目的の人ですね。一緒に行っても良いんですよね?」
受付「事情はよく知らないが、絶妙に噛み合ってるように見えるぞ」
マクレーレ「えーと私たちが捜している人がこの人……」
満天星「そうだと言ってますよ。行きましょう!」
マクレーレ「待ってください。もう一度確認したいんですけど」
満天星「マクレーレは心配が……!」
マクレーレ「確認させてください。私たちが捜している人が、この人と行動を共にしているんですね?」
受付「少なくとも書類上はそうなっている」
マクレーレ「で、その人が……あのぅ……」
満天星「行くしかないですよ、マクレーレさん」
ダスティ「来てくれるんですね!」
マクレーレ「少々お待ちを……」
ダスティ「行ってくれるんですよね」
マクレーレ「行きます。行きますけれども、少し待ってください」
満天星「道中聞きながら行きましょう」
マクレーレ「道中では駄目です。もっと人手が必要ということもあり得るので。人の数ってのは力なんです」
ダスティ「事務所で他に助けになりそうな人は?」
DM「事務所内には他に客いない」
満天星「我々だけでなんとかなりそうですか?」
ダスティ「説明すると、地下通路の入り口が魔導の力で崩されてしまったんです」
マクレーレ「分断されてしまったと」
ダスティ「そうです。仲間が閉じ込められて。しかもそこは賊共のねぐらで」
満天星「それは大変です。マクレーレさん善は急げとも言います。急ぎましょう」
マクレーレ「せめて、掘るための道具を用意してから向かいましょう」
ダスティ「確かにそうだ」
満天星「気が急いてました。そうしましょう」

 ちなみにマクレーレと満天星のプレイヤーも、アルブレヒト達の状況は知りません。

マクレーレ「魔導で崩れたというのはどんなものですか?」
ダスティ「石造りの建物です。爆破はおそらく魔導によるものですが、通路を埋めてしまっているのは普通の岩石とか土砂とかです」
満天星「確かに準備が必要ですね。必要なものはありますか」
ダスティ「やはりどうしてもスコップの類などは必要ですね」
マクレーレ「あと一つ。その仲間にヤカという方、それから神寵者はいらっしゃいますか?」
受付「いるって言ってんだろ」
満天星「いるって言いましたよ」
マクレーレ「いえ、『書類上は』とのことでしたので、今閉じ込められている人たちの中にいるのか確認したいと思いまして。別行動もありえますから」
DM「なるほどね」
ダスティ「そうです、そうです! 私も異国風の方を見てもしかしてと思ったのですが……」
DM「あ、いや。満天星はこのあたりの風俗に馴染んだ格好だよ」

 全員笑い

DM「日輪の装束で歩いてたら目立って仕方ないじゃん」
ダスティ「そっか、イラストとか見せてもらってたから、そうなんだと思ってて」
DM「なんでアイアムニンジャみたいな格好で歩かなくちゃならないんだ(笑)」
ダスティ「いやだって絵がそうだったから(笑)」
満天星「絵もそんなことないよー」
DM「忍者って思い込んで見てるからそう見えるんだよ」
満天星「そうだよ、そんなことないよー。ほら、和の要素ゼロでしょ」

  イラスト:だらだら
 プレイ開始前に見せられた、満天星の初期案。

ダスティ「本当だ……」
八夏「よく見ると確かに絵では忍者とはわかりません」
モニカ「かわいいからね」

 忍んでなんぼな生業で、あからさまに「に、ニンジャだーっ!?」って外見の忍者の訳もなく(笑)

ダスティ「ではそれは言わないで……、『知り合いなのですか……? あ、申し遅れました私はダスティといいます』」
満天星「私は満天星といいます。八夏様を探しに来ました」
ダスティ「そうだったんですか。詳しい話は後で聞くことにして、今は準備に取り掛かりましょう」
マクレーレ「そうですね」
満天星「調達に行きましょう」
受付「待ちな! お前らに銀貨50枚で、大事なアドバイスをくれてやろう」
満天星「なるほど。ありますか?」
マクレーレ「ありますけど……メタ的にはあまり……」
満天星「一も二もなくお支払いします」
受付「よし。金払いのいいやつは生き残るぜ。特に俺みたいな優しい人間とは仲良くしておいたほうが得だ」
満天星「そう思いました」
受付「仲間が埋もれているんだろ。つるはしなんて悠長なものはやめてな、バロウって呪文のポーションを買っていくんだよ」
レーグネン「バロウ?」
マクレーレ「バロウ!」

 

満天星「そうじゃない。シャドウじゃないよ!」
モニカ「ウしかあってない(笑)」
満天星「今いる人は誰も呪文の知識無いんだものね」
受付「そいつさえあれば、地面の中をモグラのように簡単にすいすい進めるって精霊魔導だ」
満天星「そうなんですね。ありがとうございます! それは今この町で買えるんですね?」
受付「恐らく在庫があるだろう」
満天星「それは何本必要……あ、どれくらいの効能があるものですか?」
DM「地中移動速度が30フィートになって、3分間効果があるから、地上を3分早足で歩くのと同じ感覚で地中を移動できるってことだね。硬い岩は無理だけど瓦礫や土砂なら問題ない」
ダスティ「では全く問題無しですね」
満天星「じゃぁ2本買いましょう」
DM「トンネルを掘る呪文じゃないから、掘った人が進んだ後は崩れて通れないよ」
アルブレヒト「あくまで、本人が地中を進めるって効果の呪文だからね」
ダスティ「そんなに早く閉じてしまうものですか」
DM「ちゃんとしたトンネルを掘る呪文は高いレベルで別にあるんでそっちを使ってくださいってことだね」
マクレーレ「地中を通り抜けているだけ? 通り抜けフープ?」
DM「いや、ドンブラ粉だね。まぁ〈水泳〉判定は不要だが」
モニカ「そうだ、ドンブラ粉」
マクレーレ「わかりやすい」

 呪文の効果はドラえもんの道具で説明できることがよくある。

満天星「では人数分……3本ありますか」
マクレーレ「予備でもう1本あったほうがいいかと思います」
モニカ「往復を考えると……っていうのはありますね」
ダスティ「全員分って言い出すと結構厳しいかと」
マクレーレ「全員分は絶対に無理だから助けを急ぐために3本と、不測の事態のために1本の予備を買いましょう」
モニカ「うんうん」
マクレーレ「帰りは掘らなくてはいけないので、シャベルやツルハシも用意しましょう」
モニカ「ま、お兄様がなんとかしてくれると思います」
アルブレヒト(えっ……! 無理! 無理!)
ダスティ「なぜかモニカ様の声が聞こえますが……」
マクレーレ「なんとか……?」
DM「モニカはこの場にいない上に、お兄様にすごい無茶振りを始めたんだけど」

 全員笑い

ダスティ「この絶対的な信頼はどうなんだろう……(笑)」
マクレーレ「では二手に分かれて行動しましょう。ドウダンツツジさんはポーションをお願いできますか。シャベルなどの重い道具は私が買ってきたほうがいいですから。ダスティさんは、ドウダンツツジさんと一緒にお願いできますか」
ダスティ「問題ありません。では終わり次第ここに集合で」
マクレーレ「私からドウダンツツジさんにポーション代をお渡しします」
ダスティ「すいません、私からはなにぶん……先の冒険で……」
マクレーレ「え、待って。お金が足りない?(笑)」
レーグネン「お金は持ってるはず」
モニカ「そうですよ」
ダスティ「あ、ちょっと待って。えーと……」
DM(大笑い)

 手遅れだからもう笑うしか無かったんだけど、この外野のツッコミは駄目ですねー。AP減らしといてくださいねー(笑)(当時、都合により“それ”を指摘すること自体避けたかった)(意味深)

ダスティ「そっか、これゼロか。すいません、金貨の数字の桁読み違えていました」
レーグネン「危うく銀貨1000枚相当落とすところだった」
モニカ「あははは、そうですよー。気をつけてくださいね」
満天星「お金無いなら、こっちの有り金はたかなくっちゃと思いかけましたよ」
ダスティ「ありました、すいません」
マクレーレ「私が払いますので、予備あとあわせて2本お願いします」
満天星「わかったわ。私たちも1本余分に買っておきましょう」
ダスティ「わかりました」
満天星「ではバロウのポーションは計6本ですね」
マクレーレ「その間にツルハシやスコップを……」
満天星「ポーションは私が買うから、2人で道具を買いに行ったら?」
ダスティ「私はそれでも構いませんが」
マクレーレ「でもドウダンツツジさん1人でポーション6本持てるかな? 小人さんだし」
DM「どんだけ舐めてんの(笑)」
満天星「それくらい持てます」
DM「子供にヤクルト6本持てるかって心配?」
満天星「こう、手だけで6本持ってくるわけでもないですし。じゃ行ってきますね」
ポーション屋「へいらっしゃい! フーリヒエンテ亭へようこそ」
満天星「えっと……『フーリヒエンテ亭ね』一発で覚えられないのが来た(メモメモ)」
DM「『元気なアヒル』って意味なんだよね。看板もアヒル」
満天星「ああいう看板日本にはもう殆ど無いんだよね」
DM「江戸時代とかああいうの大好きだったんだけどね」

 ダジャレや当て字が多いんで、くだらな過ぎて面白いんだなこれが(笑)

DM「傭兵向けのお店ですね」
満天星「それなら話は通じ易いですね」
DM「その代わり清潔感は無いです」
満天星「なるほど。実用的」
DM「規格の統一されていない様々なポーション瓶が」
満天星「それは萌える感じですね。浪漫があっていい」
DM「棚一面にこう、ずらーっと並んでいる」
満天星「おじさん!」
ポーション屋「なんだい、嬢ちゃん」
満天星「バロウのポーションがあるって聞いてきたんだけど、売ってくれる?」
ポーション屋「なんだい、宝探しの仕事でも入ったかい?」
満天星「捜している方がなんでも生き埋めになっているみたいで」
ポーション屋「そいつはまたずいぶんと急を要するじゃないか」
満天星「ええ、とても急いでいて。一も二もなく買いに来ました」
ポーション屋「おう、ちょっと待ってな。何本だ?」
満天星「6本あるかしら」
ポーション屋「ほらよ。こいつだ」
満天星「わぁ、ありがとう」
DM「6本、いろいろな形の瓶が並んでいます(笑)」
満天星「んっと、中身は同じ感じかしら……」
DM「鉄瓶だから中は見えない」
満天星「あ、ガラスじゃないんだ」
DM「割れ易いと取扱い上とても困るからね。金属製」
満天星「それでいいんだ。ついついガラス瓶を思い浮かべてしまうね」
DM「ガラス製の瓶は逆に高級だしね」
モニカ「その鉄製の瓶は返却すると10円とか戻ってくる?」
DM「なにせ1本数万~数十万円相当の薬だからね。瓶部分のコストなんて些細過ぎて」
満天星「そう考えると凄いね」
DM「クラブのドンペリだ」
満天星「おじさんホクホクね」
DM「そりゃね。仕入れ値もあるからいくらの儲けかはまぁわからないけど」
モニカ「ニコニコですよ」
アルブレヒト「さて、どの形の瓶がバロウか当てなくてはな?(笑)」
満天星「え、そんな感じなの? 6本出てきたけど!」
DM「大丈夫。全部の瓶に雑に『バロウ』って書いてある」
満天星「確かにバロウね。じゃ、これ銀貨袋をドスン」
ポーション屋「よし、数えるから待ってな」
満天星「そうだよね。『急いでいるから早く、早くね!』」
DM「ざっと確認すると秤に載せて……『よしいいぞ』」

 実際の貨幣でも「摩耗して小さくなってる」とか普通にあったことなんで、数える場合は枚数ではなく重さです。枚数が足りてても重さが足りなきゃ帳尻合わせを要求されることになります。

満天星「ありがとう、おじさん」
DM「アヒル印の袋に入れてくれた」
満天星「かわいい……(笑)『助かったらなんかお礼するからねー』」
ポーション屋「おう、急げよー」
満天星「社交辞令だからね。言っておけば色々いいことあるって」

 全員笑い

DM「こっちも〈真意看破〉で見抜いてるからね」
満天星「お、やりますか! 勝負だ!」
DM「よし、いいぞ(笑)」
満天星「お、出目が高い……23!」
DM「こっちもいい目だ! 《技能熟練》とか考えれば修正値10かな。26」
満天星「あー(笑)」
DM「まぁ『みんなそう言うよね』ってな感じで特になにも(笑)」
満天星「まあ社交辞令は必要ですから」
DM「そもそも商売で社交辞令なことに文句言ってたら成り立たないし」
アルブレヒト「『何だ、おまえ内心じゃそうは思ってないんだろう?』って」
モニカ「客商売!」
満天星「やな店だね(笑)」
レーグネン「まぁ『または来ないかもなあ』と」
満天星「ではせっせと走って、集合場所へ(両手を振り振り)」
DM「男性陣もスコップやらを担いで戻ってきている」

 色々と計算タイム。

 Don't give up justice, I want to get truth! ちなみにスコップは近接戦闘で-4のペナルティを負うので近接戦闘に使うのはオススメしません。


●プレイヤーズコメント

・アルブレヒト
 出た! 『シャドウ?』『シャドウ!』は機会があれば必ず繰り広げられるTRPG部鉄板ネタなのだ。
 8月20日の記事の1番左の1作目だね。
 バロウとシャドウは母音が全部一緒なので、疑問形で発せられたらそりゃ反応せざるを得ない。

 さてとうとう3人が出会った。
 ダスティとは違って、新規の2人は上下関係にはひときわ厳しい組織が出自なので、アルブレヒトとしては大歓迎である。
 ……まぁクラウスも貴族の使用人なんだけどね?
 なにはともあれ、きっとアルブレヒト達の助けになってくれるに違いない。
 これからの活躍に大いに期待したいね。

 あぁ、だらだらさんの満天星は可愛い。
 この一見あどけない娘にサクッと短刀を差し込まれて暗殺された人がいるんだろうなと思うと、ゾクゾクしますね。


・モニカ
 


・レーグネン
 



・八夏
 地下道にあった爆発物かもしれない箱を力任せに開けようとしていた頃のダスティの話(マテ

 慌てるダスティと急ぎたい満天星に挟まれる慎重派マクレーレの図がまるでコントのように。

 プロト満天星、実は私も最初は和装してると思い込んでましたが、普通に洋服のかわいい子でしたね。
 驚いた表情なのにセリフが「殺しますか?」なところは見なかったことにして……(汗

 そんな満天星のはじめてのおつかい! 探し人が生き埋めになったから助けなきゃスペシャル!(例のBGM
 まぁ見た目だけならまさにそれっぽいですが、中身は違うんで一安心(オイ


・マクレーレ
 事前に予告されていた満天星との2人旅が終わり、未知の本編ダスティ視点から……。
 事務所でのやり取りなんですがマクレーレはダスティを知らないし、貴族様から友人の案内を頼まれているので慎重を期していただけなんです怒らないで(笑)
 生き埋めなんて人海戦術で土木工事するしかないと考えていた所に出来る受付さんからお出しされたドンブラ粉もといバロウポーションの情報!
 やはりTRPGも知識と情報が大事なようです。
 何時まで効力があるか解りませんが、初心者だったとの言い訳が効くうちに反省点を洗い出さねば!
 ちなみに今チャプの反省点は満天星(イラスト超ぷりち~)に銀貨50枚を支払わせてしまった事かもしれません(笑)
 最後に一言、焦りは伝染する。



・満天星
 多くの忍者には身かわしが無い!
 衝撃である(笑)
 マスターニンジャまでお預けとは悲しい。
 ヘイ、アメリカンはニンジャLOVEじゃないのかい?何だって、そこは忍法で避けろって?
 まあ、そうかもしれないけど……。

 それはともかく、早くもパーティーとの合流フラグ!
 バロウ?はつい言ってしまうよね(笑)

 満天星、色々な表情しているけど、裏にはどんな本心が隠れているのやら……。



・ダスティ

     
8/18
  JKからやり直すシルバープラン #2

 
 とんだエロ表紙だぜ!! 見せつけてきやがる!!!

 
 罪深ぇぇぇぇぇぇ!?
 最早その場で「ついカッとなってレイプした」としても情状酌量の余地が大発生してしまうレベル。

 
 力が欲しいか……!!(ドックン
 お嬢様の贖罪ロードはまだ始まったばかり……!!!

 
 素晴らしい引きと扉絵コンボだな( ・`ω・´)

 
 そりゃ周囲からしたら地続きの印象の中で突然心変わりしてんだから、信用なんて出来るわけないもんなー。
 そして昔&呼吸レベル過ぎていちいち覚えてない「無礼で不遜な態度」の負債が重い。実に重い。いいぞもっとやれ。

 
 そしてこの打たれ強さが好きだ(笑)
 どん底を知る者の落とし穴目線が頼もしいぜ!!!

 
 僕知ってるよ。このパターンの連ちゃんパパが改心なんて出来るわけないってことを。
 この漫画が「そーいうのOK」な作品だったら、闇金ウシジマくんがやってきて風俗に売り飛ばされるくらいあるやつだよなぁ。

 
 当然ギャンブルにぶっ込んで全部溶かして開き直るわけですが、それで流石にブチ切れた娘に対して「自分が破産した父親を罵って後悔した」ゆえに「そんなことするもんじゃない」と説教し始めるわけですが。
 好き放題やり放題に生きた挙げ句に親という財布が失くなって……みたいな展開の君はそりゃ「お前も悪いよね」だから罵るだけじゃ駄目な余地もあるんだが、そういった身勝手なことせずにただひたすら真面目に生きてきたのに親の気狂いに人生ぶち壊された末にブチ切れてるのは、「え、それはもうしょうがないでしょ?」と思っちゃうんだよな。
 この「相手の事情を全く理解せずに『親子は仲良くするのが当然。反論は認めない』って理屈だけで正論畳み掛ける姿」はまったく美しく思えないのであった。

 
 圧倒的オーラ力に爆笑した(笑)
 こりゃオーラロードならぬお財布が開かれてしまうわ。
 こんだけの美人にそう言われたらもう乗るしかない、その口車にってなるよなー。
 過去の世界だからSNS宣伝作戦出来なくて困ってたが、SNSあったら「美人過ぎる看板娘コンビ」とかでお客殺到するレベル。

 
 巻末の「転生した時のやり取り」が潔過ぎた。
 死んで終わりにしようとすらしてなくて、地獄で苦しむ気満々なんだもんな。
     
  ■ポンパドール

 
 あまりにもったいないのと、一つ観ると燃え尽きサティスファクションしてしまうのもあり、週一くらいで観ていこうと視聴制限を課しているワダツミです。

 
 初期メンバーのRoseliaは初めて観ることになるわけなんですが、やはりこちらも素晴らしくて最初からクライマックス。
 っていうか即座に「え、ここから2人交代するの?」って恐るべき未来に「当時のファンに死者が出たのでは?」となる始末。
 俺が今ここに至るまでRoseliaを支えてきてくれたすべての人達に感謝しかない。
 もうさー。初代と2代目どっちが上かなんて野暮なこと一切言うつもりはないんだけどさ。リサが本当にリサであり、2代目を知ってるはずなのに「あ、俺のイメージしてたリサだ」ってなり過ぎた。中島由貴の投影がそれだけ凄いってことなんだろうね。
 いやこれだけ褒めると「じゃありんりんはそこまでじゃないんですね」って思うかも知れないが、これはもーしょうがない。声優としてのキャリアが桁違い過ぎる。これで「両者に差が無い」なんて言ったら、それこそ人の積み重ねたものに対しての礼を失してるってもんだ。
 ただ明坂聡美と志崎樺音は演技の質が異なるんで、こっちは「似てる似てない」じゃなくて、それぞれのキャラって感じなんだよな。だから多分明坂聡美演技に親しんだ人は、演技力以上に違和感大きかったんじゃないかとは思う。それぞれの「人と喋るのメッチャ苦手な気弱女の子演技」があって。魂は備わってるんで後は経験値の問題だと思う所存。

 
 名前の意味をこの瞬間理解したワダツミであったという。

 
 俺、完全に「Rock」かと思ってたらさ……鍵なんだね、君……(笑)
 ま、まぁこれからアニメやストーリー進めれば意味がわかるんだとは思うけどさ!!!
     
  ■プレゼントありがとうございます( ・`ω・´)

 
 プレゼントありがとうございます(`・ω・´)
 ジオンの精神とパーティジョイの本!!!
 それとなんか知らないボードゲームが!?

 
 眼鏡っ娘ゲームだわーい……って怖っ!!
 防腐処理に腐心するゲームなんて初めてだよ!?(笑)

 
 サイドテーブルですよ( ・`ω・´)
 読書スペースに設置して大活躍してもらうぜ!!!
     
  “真実は見えるか”キャンペーン 第7回 チャプター3

 ダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版をベースに「オリジナル世界設定」「ハウスルール色々」「禁止呪文・特技・アイテム多数」「モンスターデータ改造しまくり」の独自環境なので、運用や裁定が公式ルールと矛盾した場合も仕様です。厳密なことはあまり深く考えないで読むと幸せ。
 また、プレイ内容で色々と「気に入らないこと」があったとしても、プレイグループ内では合意を得て楽しんでいるものとご理解頂けると幸いです。


 チャプター1 チャプター2

 第1回まとめログ 第2回まとめログ 第3回まとめログ 第4回まとめログ 第5回まとめログ 第6回まとめログ

 アルブレヒト・ヴォルフェンビュッテル 魔導師(ウィザード)5
 モニカ・ヴォルフェンビュッテル 神寵者(フェイヴァード・ソウル)5
 レーグネン 神官戦士(クレリック・ウォリアー)5
 天杜八夏 侍5
 マクレーレ 武人(ファイター)5
 満天星 忍者5
 ダスティ 巧者(ローグ)5

満天星「内心どう思っているかはともかく、〈はったり〉や〈真意看破〉があるので当たり障りなく接しています」
DM「確かにそこが高いなら。マクレーレをうまくあしらっていける(笑)」
アルブレヒト「〈情報収集〉は酔っぱらい相手にうまく立ち回って、会話の中から有益な情報を引き出すわけだものね」
満天星「満天星が人との機微に疎いキャラだとすれば、渉外系のスキルはむしろ減らしてもいいくらい」
アルブレヒト「ニンジャのスタンスとしては、むやみに人に肩入れはしないのかな」
DM「そうね。満天星はなんとも思ってないのだけど、表面上だけは冷たくない」
マクレーレ「こうニッコリと。リップサービスも」
満天星「もしかしたら今後のリプレイでは、満天星の内心が括弧書きで補足されることになるのかもしれない(笑)」
DM「『つまらない話を聞かされ続けて、内心とても苦痛だったんですけど、仲間になる以上は仕方ないですね』みたいな解説が付いているのかも」
満天星「極端に言うとそんな感じですね(笑)」
マクレーレ「一気にキャラが立ちますね」
DM「それはやっていこう」
満天星「でないとただのいい人になっちゃう」
DM「皆もいろいろと心の声があれば、言ってくれればリプレイには書くからね。あ『内心ではわかっていたんですけど黙っていました』みたいな言い訳はやめてください」

 全員笑い

DM「本当に言うからね。『内心ではこうなると思ってたんですけど言い出しづらくて』とかびっくりするくらい皆言うから。特に戦闘でボロ負けした後とかに」
マクレーレ「AP使わないと言えないシチュエーションだったりするんですか」
DM「いや、普通に意見言えるタイミングでも『内心ではまずいと思っていたんですけど、皆がやれるって言うから黙っていました』とか言うんですよ」
アルブレヒト「確かにそんなの何度も聞いたことある」
マクレーレ「同調圧力に負けていくんですね」
DM「いや、個人の聞き取りを掘り下げると、その時はそんなことは思ってなかったんだけど後から自分を取り繕っているのでは……という疑惑がとても強い(笑)」
マクレーレ「あ、そっち……」
満天星「なんの身にもならない」
アルブレヒト「文字で読み返してみると、『当時こんな馬鹿な判断をしていたはずはない』と、得てして思っちゃうんだよねぇ」
DM「これって本人は本当にそう思ってるのよ」
マクレーレ「ああ。『こう思っていたはずだ』と思った次の瞬間には『こう思っていた』になっていると」
DM「そうそう」
満天星「人間だね」
DM「そう人間ってそういうもんなんですよ。なので俺は『あ、はい』って『よくあることだしね』なんだけど、問題なのはそれを言われた他の仲間たちですよ。『じゃぁその時言えや』ってならざるを得ない(笑)」

 全員笑い

DM「『気づいていたんなら言えよ』って皆思うから」
アルブレヒト「まぁ、だいたい後から言ってるだけだから……」

 後の……もとい先の第1回で発生した「クラウス、アキレスと馬車事件」もこれに該当するのである。

アルブレヒト「それはさておき、きっとマクレーレはドウダンツツジが親身に聞いてくれていると思ってる(笑)」
満天星「きっとそういう訓練受けて来たからね」
DM「多分こんな感じ。(スマホを操作しながら)『へーそうなんだー』」
満天星「それ上辺でも全然ダメだよ!(笑)」

 全員笑い

DM「でもマクレーレはキャバ嬢にこういう態度取られても嫌がらないと思う」
マクレーレ「聞いてくれているんだなぁ」
満天星「それって〈真意看破〉マイナスじゃない!?」

  イラスト:★Yuuki
DM「ギャルが携帯いじりながら『へーそうなんだぁー。それってマジ大変じゃーん?』って聞いてくれたら喜ぶタイプかも」
満天星「それは特殊な人です」
マクレーレ「さすがに違います(笑)」
DM「わかった。スマホはやめる(笑)」
マクレーレ「スマホはやめましょう」
満天星「満天星が武器の手入れとかをしながら『そうなんですか』ってのとスマホとは違うよね」
DM「手入れをしながら『へーそうなんですかー』(棒読み)」
満天星「違うって(笑)」
マクレーレ「『へーそうなんですかー』ではなく『大変ですよねぇ』って言われれば騙されそうです」
DM「『たいへんですねー』(棒)」
満天星「そういうイメージはないよ! 〈はったり〉とかしてないよ!」
アルブレヒト「『お嫁さんの事心配ですよね』」
マクレーレ「それ言われたらその瞬間にもう『なんていい人だ』ってなりますよ」
八夏「チョロ過ぎますね」
マクレーレ「武器の手入れしながら『心配ですよね』でイチコロです」
満天星「そこは手を止めて言うよ」
マクレーレ「止めてくれるんですか!?」
満天星「そりゃ止めるよ。ちゃんと聞いてるもの。聞いてないけどね

 全員笑い

DM「いや聞いてるよ。心に響いてないだけで」
満天星「そうそう。何も響いてないけどね。『聞いてる』けど『効いてない』」
DM「よし、それでいこう」
マクレーレ「……でまぁ嫁さんにお土産話をたくさん持って帰れたらなぁとも思っているのです」
満天星「本当にマクレーレは奥さんを大事にしているのね」
マクレーレ「色々と出費がかさみそうですけどね。あ、これは設定的な」
満天星「あ、設定上の話ね」
マクレーレ「あのぅ、ドウダンツツジ様はヤカ様と会われた後はどうされるおつもりでしょうか?」
満天星「まず、『様』じゃなくてもいいわよ」
マクレーレ「ドウダンツツジ……さん。『さん』で」
満天星「そうね」

 さんを付けろよ弓兵野郎!!!

満天星「戯奴の主からまずは八夏様と合流するよう命じられているので、その後のことは八夏様と相談になるね」
マクレーレ「ドウダンツツジ様……さん、ハインリーケ様から紹介されたとおり、私は弓を射ることくらいしか出来ないのですけれども、ドウダンツツジさんはどのようなことを得意とされているのですか? 旅の途中でなにかあった時の為、お互いできることを知っておいたほうが良いと思いまして」

 なお、彼はステータスがバカ高いので近接戦闘も十分強いです(笑)

満天星「確かにその通りね。戯奴が今手入れをしていたこの得物。見たことはないかもしれないけれど」
マクレーレ「短刀ですかね」
満天星「忍者刀ね」
マクレーレ「二刀流での近接戦闘ですね。素早さを活かす軽戦士タイプで」
満天星「ちなみに鎧は着ないわ」
マクレーレ「本当に避けるんだ。では、いざというときは私はドウダンツツジさんの後ろから弓を射るということで良いでしょうか? あ、いえ。私は腕力にも自信がありますので、共に前で戦ったほうがいいのか、前衛後衛で組んだほうがいいのか、それを決めておきませんか?」
満天星「それは皆と合流してから決めません?」
DM「合流前に戦闘になったらどうするの?」
満天星「あ、そうね。まずは戯奴が前に出るわ。後は状況次第かと」
DM「そして組み付かれるわ」
満天星「あー」
マクレーレ「2人でやったチュートリアルでは毎回組み付かれていましたね」
レーグネン「組み付かれたら、もう弓は使えないですね」
マクレーレ「弓を捨てて何度バスタードソードで斬りかかったことか(笑)」
満天星「『組み付かれない師』ってクラスになりたい」
八夏「どうやれば……」
満天星「それの特化クラスで」
レーグネン「組み付かれナシ(笑)」
DM「武心特技を取れば対組み付きがぐっと上がるよ」
満天星「夢がありますね」

 
 
 武人のクラスレベルを上げると前提条件を無視して自動的に色々と習得できるが、他のクラスでも自前で習得可能。
 ……が、武心特技は性能が習得武心特技の数に比例する為(上の表には書いてないが)、積み重ねることで真価を発揮する。とどのつまり他のクラスだと中途半端にちょっと取るのが精一杯なので、ポテンシャルを出しきれない。事実上武人の専売特許である。

アルブレヒト「他にもいくつかあるけどね。ただ……」
DM「満天星が取れる特技の数にそんな余裕が絶対無いけどね」
満天星「組み付きは前衛の永遠の課題だからね」
アルブレヒト「ローグは先行偵察からの出会い頭で攫われると相場が決まっているのだ」

 
 攫われないように色々方策取れるのだ!!(画像のは全部違うキャラが組み付かれて死んでます)

満天星「なので忍者の修行では組み付き対策はみっちりやらされてると思うんです」
DM「だから〈脱出術〉高いんだよ」
満天星「そういう認識です」
DM「満天星はACクソ高いよ。23だよ」
皆『高っ』
DM「バフはメイジ・アーマーだけでこれだよ」
アルブレヒト「忍者は修行僧みたいに判断力ボーナスをACに足せる。あと小さい。そして職業柄必然的に素早い。なるほど積み重ねるとここまで行くか」

 装甲防御はアルブレヒトと同じだけど、とにかく尋常じゃない回避力(笑)
 プレートアーマーとタワーシールドを装備したガッチガチの重装甲騎士と同じACです。当たらなければどうということはない!!!
 しかしこの「重装甲タイプ」「高回避タイプ」にはそれぞれ一長一短な得手不得手が存在するのもまた必然。前者が「不意を討たれようが足場の悪い場所だろうがお構い無しにタフ」という長所と、「装甲無視する接触攻撃に脆弱」な短所が有るのに対し、後者は「不意を討たれたり足さばきを制限された途端紙防御」という短所と、「接触攻撃にも対応可能」な長所となる。
 でまぁ満天星固有の要素としては、「小型種族なのでダメージ能力と力比べ全般にペナルティを負う」のと「はしっこいので命中能力と身のこなし全般にボーナスを得る」がトレードオフ状態。

満天星「まず戯奴が前、状況によっては……」
マクレーレ「このバスタードソードで加勢させていただきます」
満天星「お願いね」
マクレーレ「今晩あたり、あのチュートリアル戦闘の夢を見るんですね」
満天星「あんなに練習したのに組み付かれて……」
DM「あれだけ脱出成功しているんだから練習通りじゃないか。組み手で勝つ練習ではなくて、捕まった後にモンゴルマン式の〈脱出術〉を練習したんだよ」
満天星「そっか、練習通りか。組み付きで勝とうってのは思い上がりも甚だしいか。サイズ差もあるからね」
DM「そうそう。従来のローグ系キャラじゃ絶望的だったのに、満天星は大型の相手でも脱出に成功してるよね」
満天星「そっか練習の成果を発揮できてたか。あぁ、いい夢見た!」
レーグネン「イメージトレーニング完了!」

 敵に組み付かれてしまった場合、通常はお互いの組み付き修正値を足してのダイスロールで勝負することになるんだけど、小型種族は体格の不利が-4という重いペナルティとなってのしかかるので(これで相手が大型なら+4ボーナスを得ているので、その差は実に8!)、絶望的。だがしかし、タダで得られるが能動的に上げる手段が乏しい組み付き修正値に対し、技能ゆえに容易に上げられる〈脱出術〉をキッチリ訓練しておくことで、高いベース値+体格差によるペナルティも負わずに勝負出来るのだ。

 
DM「最後は死んでたから悪夢だよ。イノシシに突き殺されてたじゃん(笑)」
満天星「そうだったね。そこまでがセットか。途中までは良かったんだけどなぁ」
DM「段差を越えようとして〈跳躍〉に失敗したところをハリケーン・ミキサー!」
満天星「種族の特性をものの見事に体験したってことだね。AC高くて、〈脱出術〉にも強いけど、背が低くて移動も遅いから〈跳躍〉は勘弁な!」

 身長が低いので、人間からしたら「ちょっと高い段差」も、彼女にしたら「かなり高い段差」に早変わり!!

マクレーレ「なんて素晴らしいチュートリアル」
満天星「〈跳躍〉はこれから上げていこう……」
レーグネン「麻の苗を植えてね。毎日跳ぶ」
満天星「あぁ! ぴょんぴょんと」
DM「日々伸びていく麻を飛び越え続ける訓練だね」
レーグネン「まぁ本人は旅してるけどね」
DM「植木鉢をこう抱えて……」

 全員笑い

満天星「そうしよう。私持てないので八夏様持ってください」

 
八夏「……(アイテムカードをそっと渡す)」
DM「盆栽きた!」

 全員笑い

満天星「持っておきましょう。犬に括り付けて」
DM「ファイアーボール喰らったら吹っ飛ぶけどね」
満天星「そうしたら悲しむよ。わかんない、悲しむふりかも」

 この「クリーチャーが所持品として携行している分には範囲攻撃から守られる」という、いわゆる「謎バリヤーシステム」は、物語的な描写が大事なシチュエーションに於いてどう扱ったもんがいいのかを常々悩ましてくれるファクターである(笑)
 一応ルール上は分け隔てなく発生する謎バリヤーなのだが、TRPG部ではロールプレイ上その存在を前提とした処理はしないものとしている。さらにはそれが戦闘中であろうとも「手に豆腐の載った皿もってる状態でファイアボール喰らった! でも謎バリアーで無傷だぜ!」なんてことは無い。極めて限定的なピンポイントバリヤーシステムである。「壺を輸送する仕事だ! 馬車の荷台に載せたら危ないが、PCが持ってれば壊れる心配は無いぜ!」なんてことも無い。つまり「アイテムを守ることを目的として、落ちてるの拾ってバリヤーを期待する」のは、せいぜい「元々自分の所持品な背負い袋とかワンドとか武器とかにしてね」ってことだね。

DM「そろそろいいの? 2人の会話は。もう話すことなんてないってのなら進めるけど」
マクレーレ「最低限以上の話はしてきたような、そんな気はしてきましたね」
満天星「そうね……」
レーグネン「誤解は解けていない感じです? ドウダンツツジの身分についての」
満天星「『様はいらないよ』とは、言ったね」
マクレーレ「さん付けにはなりましたが、根本的には勘違いしたままです」
アルブレヒト「さん付けを許された、と」
マクレーレ「許されました」
満天星「そういう印象なんだね(笑) マクレーレってのはこういう人なんだなってちょっと思ったけどね」
マクレーレ「マクレーレは受け身がちで……嫁さんのことがすごい好きなんで」
満天星「それはよーくわかったわ。でも受け身じゃなくて、こちらのことも色々聞いてくれたよ」
マクレーレ「それは、たぶん……。あぁ、すごく聞いちゃいましたね」
満天星「戯奴としては、難しいけど必要以上に仲良くするつもりはないんだが……」
マクレーレ「行き着いた先で、もしモニカ様が亡くなっていたりしたら……」
満天星「結構物騒なこと言うね」
マクレーレ「私が予想しているのはモニカ様だけなので、そのモニカ様がもしも亡くなっていて、なにかの理由でアルブレヒト様がその場にいなければ……偽名ですしね。大返しで帰ってきてしまうと思います。ドウダンツツジ様もヤカ様と相談して今後を決めると聞いたので、もしかしたら生存報告のために戻るのかも、と思って……」
DM「あまりキャラが何を考えているかを説明ゼリフで言わないほうがいいかなあ(笑)」
マクレーレ「はい、言わないようにします」
DM「まぁケース・バイ・ケースなんだけどね。この前のダスティみたいに意図を説明して皆に超能力を目覚めさせてしまうのは不味いんだよね」
満天星「皆知っちゃってたと?」
DM「『村長を重点的に守りたいと内心考えているので、こっちを偵察してきます』って言ってしまったよね。あれは言わずにやりたかった。パーティー内でのスタンスの違いがキモとなるシーンでありながら、ダスティの内心の意図に皆が気づいてそれを織り込んだ行動をしてしまったので(笑)」

 まぁでもこれ、あくまで「このTRPG部ではそう」ってだけで、よそのTRPGでもこういったテレパシーや事前に行動の意図説明ムーヴが駄目なんてーことはないんで、その都度擦り合わせてみてください。マジで「プレイグループによる」領域なんで。うちはテレパシーに厳し目なレギュだとは自覚症状があります。

マクレーレ「お互いに世間話もしたし、最低限開示できるお互いの能力も話し合ったし……誤解は解けていない」
満天星「あえて誤解を解かなくてもいいかなって。この関係のほうが優位に働くかなと判断しました」
マクレーレ「多分なにか命じられればやりますよ。……ではトロイトーアついたことにしましょうか」
DM「別にいいよ~」
マクレーレ「うーん……」
DM「この時間というのはキャラを把握するために必要な練習時間だから、もう十分だ、始めたいってなら、いつ始めてもいいんだよ~」

 そして「もう十分だ」なんて自負出来たら苦労はしないのだ(笑)

DM「今日はハードな話が続くからね。ガチな」
モニカ「そうなんだ。やばいやばい」
レーグネン「ヤバい」
DM「キャラが掴めてませんでしたってなると、がっかりして帰ることになるかもしれない、とハードルを上げておくと大変だな」
マクレーレ「いや、大丈夫ですよ。私今回ハードルを上げきって来ているので。事前にめっちゃ行動指針とか立てて来ているので」
満天星「すごい」
モニカ「えらーい」
マクレーレ「そこから大きく逸脱するような何かがない限り、多分大丈夫だと思います。ぶれないと思います」
満天星「素晴らしい」
一同『偉い……』
モニカ「ほんとえらい。天才」
マクレーレ「褒められすぎて不安に……(笑)」

 Don't give up justice, I want to get truth! いやホントえらいよ君は!! マジで!!


●プレイヤーズコメント

・アルブレヒト
 修行僧や忍者、聖騎士などは判断力や魅力といった非肉体系の能力値で戦闘力が増強されるので、能力値全体が高いことの恩恵が他のクラスよりも大きくなるのだ。
 満天星のACも高い判断力が大きく貢献している。
 他のクラスではキャラの能力値に穴ある場合、泣く泣く判断力に割り振られることが多い。
 性能面では魅力になるのだが、キャラのイラストに反映される。ヤバい。
 忍者はアタッカー・技能担当・対人の駆け引きもこなし、さらに忍術に判断力が関わるので、どの能力値が低くてもつらい(笑)
 魔法系盗賊というのはTRPG部ではほぼ初参戦なので、活躍が楽しみだ。
 可愛いJKと思って侮るなかれ(侮らない)
 なおプレイ当時の私の脳内ヴィジュアルは、小ささもあって赤ずきんチャチャのお鈴ちゃんだったりする。

 今回のキャラクターズ・オヴ・フローラントのマクレーレの嫁さんもまた可愛い。
 一生食いっぱぐれない&一生チヤホヤされるはずだったこの二人の未来をなんとかしてやりたい!
 お前が頼りなんだぞ、アルブレヒト!


・モニカ
 身長100cmJK、ドウタンツツジ爆誕! ……ということもなく、満天星はちゃんとお話を聞いてくれる人でした。しかし組み付かれる側が小さいと、組み付く側も大変そうだなっていう印象。満天星にはダスティとは違う方面での斥候クラス(?)としての期待・大ですね。
 マクレーレのお嫁さんが可愛くて、マクレーレがうらやましい! 「食いっぱぐれないぞ!」とふたりとも息ピッタリな感じ、可愛いですね、可愛いです。
 それにしてもマクレーレのプレイヤーさん、ロールプレイに対する進撃な姿勢、本当にすごいなあと思います。見習うべきなのですが照れが……美少女を演じる照れが……(笑)


・レーグネン
 JKツツジにあしらわれる、特殊な訓練を受けたマクレーレ。語弊がある(笑)
 イラストも興味ない感じがにじみ出ていて。
 奥さんもビジュアル化されて、マクレーレがノロケしきりなのも分かりますね。
 武人すごそう。



・八夏
 想像以上にギャル天星がそうじゃないのにソレっぽい(オイ
 マクレーレ、嫁さんいるんだから変な道進んじゃだめだぞ(違

 なれるものならなってみたいな、「組み付かれない師」
 ヨガでもマスターしたらなれるかな? 手足が伸びるだけかぁ……

 それにしてもマルガさんも超かわいい。
 マクレーレがのろけるのも納得である。
 本当にどうやって結婚にこぎつけたのか聞いてみたが、ものすごいのろけ話聞かされそうだからやっぱりいいや(笑


・マクレーレ
 まずはこの後にあるマルガさん紹介をご覧頂きたい!
 次にマルガさんとの新婚生活をご想像下さい!
 俺が何を伝えたかったかは伝わったと思います……。
 普通の盾役は防御無視が厳しく、回避盾役は異常事態が厳しい
 同じACでも状況によって大きく有利不利が変わるようです。
 あと、中の俺が喋りたがりなのがだんだん漏れて来てますがお許しください。
 それにしても、マクレーレにお嫁さんが居なかったら危なかった。
(JK満天星を眺めながら記す)



・満天星
 表面上は社交的だとしても内心は別。上手く使い分けると楽しそう(笑)
 でも必要ない内心まで皆に知られると厄介な所もあるので、気を付けて行きます!
 しかしマクレーレはちょっと優しい言葉を掛けると騙されてしまいそう。心配だなあ……その分、奥さんがしっかり者みたいだけど。

 小型サイズなので正直組み付きは諦めていたけど、脱出術という光明が見えたのは本当に嬉しい^ ^
 光り差す道となれ!

 JK満天星!
 彼女はスマホで何しているんだろう?
 LINEで同期の忍びとやり取りしてたり(笑)


・ダスティ
 Yuukiさんのセーラー女子高生な満天星。チャプター1のイラストとのギャップがすごい! すごく大人っぽくて、この姿ならツンツンしたもの言いもあってるかも。
 満天星が女子高生なら、マクレーレはどうなんだろう? と考えて、「厳つい顔をしたサラリーマンのおじさんが、セーラー服の女子高生と仲良くなりたくて、共通の話題を探して必死に話しかけるも、女子高生にはすげなくあしらわれてしまう」というシーンを想像してしまった……。

 Yuukiさんのイラストのマルガ、柔和な微笑が優しそうでかわいい。マクレーレがマルガと結婚した時、年齢的にマルガは女子高生なんだよね。若くてかわいい奥さんがいて、マクレーレ、いいな!
     
  ■キャラクターズ・オヴ・フローラントWEB版

  イラスト:★Yuuki
●マルガ 710~
 弓の名工デニスの娘。
 美少女として小さな頃から工房の看板娘ポジションでひたすらにチヤホヤされて育った。まず父親が甘やかし、徒弟達も甘やかし、実際問題可愛いもんだから近所の人間も可愛がった。
 結果として確固たる「自分は可愛い」という自負を持って育ち、「皆から尊敬を集めるお父さん」というステータスも相まって、強い承認欲求を携えて人生という栄光のロードを歩いているつもりである。
 商売っ気に乏しいとは言えど平民としては裕福な父親の甘やかしにより、年頃になってからはお洒落や美容にもかなり気を遣った結果、マジで可愛い。また、決して馬鹿ではないどころかオタサーの姫たるあざとさを持ち合わせているため、表面的な人付き合いが上手。世が世なら歌舞伎町で名うてのキャバ嬢になれる逸材。

 父親の弟子であるマクレーレと結婚し、次期当主の座が確実視されている英雄アルノーのお声掛りチャンスにすかさずゲットライドして転職させた。地味な職人なんかよりも圧倒的に派手! 今が人生のスターライト・ジャンクション! これでもう一生チヤホヤされる気がする!!!