プレイレポート
ファヴ傭兵隊
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 ワダツミがダンジョンマスターを務めるダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版のプレイレポートや、TRPGを筆頭に卓上にゲーム関するよもやま話や日記を掲載しているサイトです。

 D&Dのプレイ環境は「オリジナル世界設定」「ハウスルール色々」「禁止呪文・特技・アイテム多数」「モンスターデータも改造しまくり」っつー実に非スタンダードな環境なので、運用や裁定をあまり深く考えないで読むと幸せですよ!


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■“ファヴ傭兵隊”キャンペーン 第13回(パーティーレベル7) チャプター3

 ウーイァン@ラダラス ウーイァン7
 スカウト@ランデック スカウト7
 ダスク@ブレイズ ダスクブレード7
 ナイト@シアン ナイト6/アリストクラート1
 フェイヴァード@ルカ フェイヴァード・ソウル7

 
フェイヴァード「その方法の一つが騎士道なのではないか?」
ナイト「確かにそのとおりなのですが、今の私には領民を斬ることに納得はできません。たしかに必要なことだとはわかりますが、また同じことになった時に、剣をふるえるかわかりません……」
フェイヴァード「私に示せる道は二つだ。それでも騎士に戻って民を救う道を探すか、全てを諦めるかだ。人々を守りたいというならば……」
ダスク「シアンはその手段を持っていたんだよな。だがそれを捨てて、新しい道を探すと言っている……」
ウーイァン「新しい手段があるというのなら、応援もできようが……」
ナイト「具体的な方法はまだ思いつきません。だからといって立ち止まるわけには行きません。私はまだ戦えます。だから戦って掴めるものがあると信じます」
ダスク「お前はいつもそうだ。やるかやらないかを迫ると、いつもやってみないとわからないとか……」
ウーイァン「戦えるって、どうやって戦えるんだ」
ダスク「俺だってそこらのチンピラとなら戦えるよ」
ナイト「…………」
フェイヴァード「今現在人々を守れない者が、どうやって将来より多くの人々を守れようか」
ダスク「シアンにとって前に進むの前とはなんなんだ?」
ナイト「前ですか……やはり強さですかね。心も体も……私は強くならねばなりません」
ダスク「つまり個人的に強くなれば、皆を救えると」
ナイト「そうですね。私一人では無理ですが」
ダスク「というと?」
ナイト「前にも言った通り、私一人で救えるものは高が知れています。しかし私以外に仲間がいれば、その輪はもっと広がると思います。そういう意味の力も手に入れたい。私は皆さんのこともそうだと思っています」
フェイヴァード「その力を得る手段が騎士としての道であり……」
ダスク「私一人ではできないというが、それができたのがシアンではないのか。起こしてきた被害を思い起こしてみろ。逆に考えれば、それを良い方向にできる」
ナイト「私にそんなことができるのでしょうか……?」
ダスク「できるさ。なぁルカ? 貴族ってのはそういうものなのだろ?」
フェイヴァード「シアン個人では出来ないことも、騎士としてのシアンならできるのではないか? 個人ではちっぽけだからこそ、貴族がいて騎士がいるのだ。シアン、貴族としての義務はなんだ?」
ナイト「……民を守ること」
フェイヴァード「そうだ。民は貴族が自分たちを守ってくれると信じるからこそ、税を納めるわけだ。そうやって民に支えられて貴族は暮らしていけるのだ。だがシアン、お前は貴族として権利だけをのうのうと享受しながら、義務からは逃げている。それが貴様の生きる道か? これまで貴族としての権利を享受してきた以上、貴様には果たすべき義務があるのではないか?」
ダスク「それをお前は嫌だからって新たなる道を探すって……」
ナイト「そう……でしたね……たしかにルカの言うとおりです。私は大切なことを忘れていたのかも知れません。私は民に生かされてきたのですよね。それなのに私は今回のことで皆を捨てて、勝手な道を歩もうとしました。皆に返さなければいけませんよね……じゃなきゃ守るだなんて言えませんから」
ダスク「本当にそう思ってるんだな?」
ナイト「はい」
フェイヴァード「……わかった、その決意見届けよう」
ダスク「改心するとは思わなかった。そうか。わかった。じゃあシアンはシアンで頑張ってくれ」
ナイト「そうですね……。これから私の道は皆さんと別れてしまうんですね……」
ウーイァン「また貴族になったら声かけてくれよ」
DM「すげースーパードライだ(笑)」
フェイヴァード「そうか。二人とはお別れか……」
ダスク「ああ。さっきの問答もホントは答えは決まっていたんだよ。だがさすがにシアンの今後が心配でな……」
フェイヴァード「まさかの展開だ……我ながらいいこと言えたと思っていたが……死亡フラグだったのか」
DM「まさかの巻き添え退場」
ウーイァン「どうしてこうなった」
フェイヴァード「納得はしてるが釈然としない(笑)」
ウーイァン「途中までは違う展開だと思ってたんだが(笑)」
フェイヴァード「キャラ視点だとPC脱落とかないから(笑)」
ウーイァン「キャラ視点なら全員納得してるはず。…………釈然としねぇ(笑)」
DM「俺も(笑)」
フェイヴァード「おかしいな……シアンが改心する予定無かったのに……」
ナイト「私も無かったんですが……あのセリフが」
フェイヴァード「格好良かったよルカのセリフ(笑)」
ダスク「自分で言っちゃった(笑)」
ウーイァン「仕方ない。このパーティーは元々一つの目的じゃないからな」
フェイヴァード「むしろよく今までシアンについてきてくれたと」
ダスク「また、会おう」

 自分のキャラを貫いたゆえに、巻き込まれ気味にリタイアすることになったのプレイヤーの釈然としてなさは、伝説となった……。さらばルカ! そしてシアン!! 第13回終了!!


●プレイヤーズコメント

・スカウト
 まさかのルカ離脱。
 理解はできるが納得できないことはこの世に多々あれど、納得できるのに釈然としないのは初めてかも。
 あのかっこいい台詞は離脱フラグではなくて、ロウソクの最後の輝きなのかも知れない。
 ルカなら騎士に復帰しようとするシアンを見捨てることはできないだろう。納得。
 でも何故か釈然としない……(苦笑)



・ダスクブレード
 ルカァァァァアア!! まさか、お前とも別れることになるとは! 一体、誰が予想しただろうか? ……まぁ、シアンは当然としても(笑)
 悪いが俺は自分の目的を叶えるためにラダラスと行かせてもらう。茨の道なんて物じゃないだろうが、頑張ってくれよ、ルカ。
 それにしてもシアン、最後まで恐ろしい奴!



・ナイト
 やっぱり私はまだまだ心身ともに修行が足りなかったようです。
 こんな簡単なことを見落としていたなんて……。
 私はこれから、お父様の赦しを得られるよう精進して、再び騎士として皆を守れるようになってみせます。

 ……ラダラス、それにブレイズ。これまで長いようで短い間でしたが、一緒に旅が出来てよかったです。
 一杯迷惑をかけてしまいましたが、それでもこれまで付き合ってくれてありがとう。
 ラン、あなたを救えなかったことは心残りですが、あなたのことはわすれません。
 そしてルカ、これからも付き合ってくれてありがとう。あなたのお陰で、大切なことを思い出せました。

 さぁ、そろそろ行きましょうか。
 またいつか、皆が再会できることを祈って、私は修行の旅を続けます。
 ラダラスとブレイズのこれからの旅に、守護神の加護がありますように……。



・フェイヴァード・ソウル
 道は険しく長いものになるだろう。成し遂げられるものかもわからない。
 だが、お前が騎士道を諦めないというのなら、私も共にその道を行こう。
 もっと早く……。いや、今は言うまい。

 さらばだ、ラダラス、ブレイズ。
 君らは君らの道を行け。

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■“ファヴ傭兵隊”キャンペーン 第13回(パーティーレベル7) チャプター2

 ウーイァン@ラダラス ウーイァン7
 スカウト@ランデック スカウト7
 ダスク@ブレイズ ダスクブレード7
 ナイト@シアン ナイト6/アリストクラート1
 フェイヴァード@ルカ フェイヴァード・ソウル7


フェイヴァード「君は彼らを守る力を持っている……持っていた。それを振るわずにして、如何にして民を守るというのだ?」
ウーイァン「実際、騎士の資格は剥奪……されたという形になるんだよね?」
フェイヴァード「カタチどころか完全に剥奪を(笑) 君は力と責務を生まれ持ち、その責務を放棄したのだ」
ナイト「しかし、たとえその責務が正しくないと言われようとも……」
フェイヴァード「責務ではない。君が間違っているのはやり方だ」
ダスク「今この状況をどう受け止めているんだ?」
ナイト「すべては私の思慮不足で……」
フェイヴァード「……噛み砕いて説明しよう。君は生まれながらにして貴族だ。貴族は義務を持つと同時に権力もある。そのどちらにも背を向けているにも関わらず、口では守りたい守りたい。いったいなんなんだ」
ダスク「そうだな。俺には貴族のことはわからないが、お父様が言っていたことと同じようなことだということはわかる」
ナイト「そうですか……しかし、騎士とか騎士じゃないとか……」
ダスク「お前はいつも“しかし”ばかりだ」
ナイト「騎士だから民を守るというものではないと思うのです。大切なものだから守りたいと思っているのです。それがあの人が私に教えてくれた……」
ウーイァン「騎士だとそれに義務が加わるんだ」
フェイヴァード「それは個人としての生き方だ。騎士としての生き方ではない。理念は立派だが、それは騎士ではない」
ダスク「そうだな」
フェイヴァード「持てる力をふるわずに人を守りたいだなんて、貴様何様のつもりだ?」
ナイト「…………」
フェイヴァード「貴族でもなく、戦士でもなく、騎士としてその道を歩んできたのではなかったのか?」
DM「そう思っていた時期が私にもありました……」
 
ナイト「要約するとそうなっちゃいますけど! あ、足ツッた!!」

 暫くお待ちください。

ナイト「たしかに私は昔から貴族としての心得が足りないと言われてきました。ただそれでも騎士として戦えると信じていました。しかしいざその決断を迫られると、私にはそれができませんでした。今のままで騎士として生きることは無理でしょう。この先強さを得られるとは限りませんが、私は民を守りたい。そのために前に進みたいと思います」
フェイヴァード「前にすすむという気持ちはわかった。では確認させてもらおう。騎士道を歩む気があるのかないのか」
ナイト「少なくとも今の私には騎士道を歩むことはできません」
フェイヴァード「そんなことはわかっている。戻る気があるのかないのかだ」
ナイト「決断が私にできるようになるのなら……」
ダスク「できるできないではなく、やる気があるのかないのかだ」
ナイト「騎士として生きるのが重要なのではなく、人を守っていきたいということに気付きました」
フェイヴァード「騎士として成功かどうかは実力次第だが、そもそも騎士になるという気概があるのかないのか」
ウーイァン「騎士に戻る気は無いと?」
ナイト「そうですね。騎士に戻るために民を斬らなければならないというのなら、私には斬れません。ということは戻れないのでしょう」
フェイヴァード「騎士道を捨てると。つまりは騎士シアンは守るべき人々を見捨てるということに繋がるのは、考えたことがあるか。君の手が届く範囲を守る。騎士として守るべき人は見捨ててだ」
ダスク「シアンの言っていることは俺にもできるが、お前にしかできないこともあるんじゃないのか」
ナイト「騎士というカタチに拘る必要は無いと思います」
フェイヴァード「カタチにこだわるとかこだわらないではない。騎士として守るべき人々がいるのは事実だ」
ナイト「騎士でなくても助けたいのです」
フェイヴァード「君が騎士でなくては守れない人がいる。それを見捨てて、手近な人だけを助けたいということになる」
ナイト「騎士じゃなければ助けられない人……」
フェイヴァード「領民すべてを守りたいと言っていたな。騎士を辞めて、君が守れるのは何人だ? 将来、騎士として守れるはずだった人を守れないことになる。騎士でなければ守れない人もいるんだ」
ナイト「それは誰ですか? 領民なら騎士でなくても助けられると思うのですが」
フェイヴァード「ほう? シュティークロート領に足を踏み入れられない貴様がどうやって守れるというのだ?」
ナイト「たしかに。私は立場上、今は国には戻れません。でも領民を見捨てるつもりはさらさらありません。私の気持ちはまだあの国にあります」
ウーイァン「どうやって守るのかを言ってみろ」
ナイト「ならばこの身が砕けようとも……」
 
DM「国境を突破して……“災厄の愚娘が領内に侵入しようとしている! 絶対に阻止するのだ!!”」
ウーイァン「そう聞こえた(笑)」
ナイト「手段は……すぐには思いつきませんが……この手に力があるなら、なすべきことはただ一つ!!」
ダスク「また意味がわからない!」
フェイヴァード「格好良く聞こえるようなセリフを言っただけだな」

 フェイヴァードのツッコミが容赦ねぇ!? 続く!!


●プレイヤーズコメント

・スカウト
 全ての領民を善悪の区別無く守りたい。その心意気は立派だ。
 だが、具体策の無い正義では人を守ることはできない。
 実際に領民は助けられなかったしね。
 ランも人のことを言えた立場じゃないが。
 この件でシアンが一皮むければあるいは領民を救えるようになるかも。
 ランなら「いや、本人もやる気だし変われるんじゃね?」とか無責任なフォローしそうな気もするけど。



・ダスクブレード
 まさかとは思っていたが、騎士道を理解していなかったようだな。俺に知識があればもっと早く見抜けただろうに……。
 上っ面だけ、言葉だけはきれいごとを並べたてるのは政治家で十分だ。本音を話してくれ、シアン。お前の余計な言い回しが、毎度の混乱を招くのだ……。



・ナイト
 守るべき民をも時に切り捨て無ければいけないのが騎士……しかし、私には出来なかった。
 切り捨てることで、本当に皆を守り続けることは出来るのですか?
 今日守った民を、明日は切り捨てるかもしれないなら、私は何を守るために戦うのですか?
 私にはそれがわからなくなってきました……。



・フェイヴァード・ソウル
 装備を失い、仲間を失い、騎士道を誤った。
 ラング男爵との約束も、シュティークロート子爵の命も果たすことは叶わなかった。
 戦うべき意義を失った、誰にとっても不本意なこの状況。
 一つずつでも取り戻さねば、ただ漫然と死に向かって歩むことにしかならない。

 墮ちるところまで墮ちた。多くの失敗を重ねてきた。
 ……それでも、遅すぎるということはないと信じたい。
 自らの過ちは一つずつ正す。
 私が体現し、導くべき戦勝神の教えと、シアンの考えとが相容れないというのなら。
 訣別もやむを得まい。私にできるのは騎士を導くことだけなのだ。

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■“ファヴ傭兵隊”キャンペーン 第13回(パーティーレベル7) チャプター1

 ウーイァン@ラダラス ウーイァン7
 スカウト@ランデック スカウト7
 ダスク@ブレイズ ダスクブレード7
 ナイト@シアン ナイト6/アリストクラート1
 フェイヴァード@ルカ フェイヴァード・ソウル7

フェイヴァード「くそっ! 何たるざまだ!」
ダスク「ほんと、何たるざまだ。死体の回収すらできないなんて」
ナイト「また守れませんでした……」
ウーイァン「だからといって死体を回収しに行く余裕はない」
ナイト「それに死体を回収しても先立つものが……」
フェイヴァード「戦力的には殴り込んでも死体の回収ぐらいはできると思うが……」
DM「敵が他にいないなら」
フェイヴァード「バカなやつだ……どうやら追ってはこないようだな。街へ帰ろう」
 
ナイト「せめて死体だけは回収を!」
フェイヴァード「ならば、なぜ逃げてきた?」
ナイト「まぁたしかに勢いで逃げてきてしまいましたけど……」
ダスク「これは俺たちの今後を考え直す機会でもあるんじゃないのか」
フェイヴァード「これ以上のミスは許容できん」
ナイト「……わかりました。街に戻りましょう……」
ウーイァン「…………戻るしかないか。明らかに戦力が足りない。戻るべきだろうな……再挑戦するかどうかは戻ってからだ」
ナイト「……ラダラスに従います」

 街に敗走するパーティー。

ナイト「これからどうしましょうか?」
ウーイァン「我々に再挑戦する余裕は……あるか?」
フェイヴァード「斥候がいないのでは話にならない。斥候がいてあれだけ穴に落ちたのだ」
DM「結局キャンペーン通して一度も罠を解除することなく……(苦笑)」
フェイヴァード「担当の人に一応諦めたことを伝えておこう」

 というわけで、ファヴの窓口へ。

担当官「そうか。そんな厄介な奴等が巣食ってやがったのか。……だったら一人で済んでよかったんじゃないのか?」
フェイヴァード「せっかくの気遣いだが、無駄にしてしまった」
担当官「まぁ正規の契約したわけじゃないしな」
フェイヴァード「だがそれでも待っててくれたりするともうし……」
担当官「それは無い」
フェイヴァード「そ、そうか……」

 ガックリしつつ宿屋に移動する。

ナイト「当座の資金に事欠くようではもはや……」
ダスク「みんなはランのことをどうするつもりなんだ」
ナイト「私としては手厚く葬りたい……」
ダスク「つまり蘇生はないと」
フェイヴァード「それは無い」
DM「今度は自分が言った!」
 
ナイト「せめて死体の回収だけでも」
ウーイァン「死体を回収しても蘇生はできない。回収する資金も無い」
フェイヴァード「そもそも仲間を見捨てて帰ってきた以上、いまさら回収は無い。我々は打ち捨ててきたのだ。仮に明日助けに行って、彼の死体があそこに転がってると本気で思っているのか? 彼を手厚く葬りたいなら、あの場でそう言うべきだった」
ダスク「俺もルカと同じ意見」
ナイト「また思慮が足りなかったのですか……」
DM「そーいうわけでは(笑)」
ウーイァン「あの時点であの選択は間違いだとは思いたくない」
ナイト「間違いだと認めたくない」
フェイヴァード「ランのことは諦める。それが我々の選択だ(ぐびぐび)」
DM「水だが」
フェイヴァード「み、水のほうが高い場合だって!(笑)」
DM「飲料水が貴重な街でも無いんで、水より安い粗悪な酒でもどっちでもいいけど(笑)」
フェイヴァード「くぅ……! む、むしろだ。我々は一体ここで何をしているのだ?」
ダスク「まぁこのみすぼらしい装備を少しでも……」
フェイヴァード「もはや、夢も大義も無い……」
ダスク「ただ生きるために……」
ウーイァン「なんだこの“生きてれば希望があるさ”的な」
フェイヴァード「ただその日を生きるための傭兵稼業そのものだな(ぐびぐび)」
ダスク「水ですが」
ナイト「まぁこのど貧乏の責任の一端は私にもあるのですが……」
ダスク「一端!? 本気で言ってるのか? もう何度目だこの無自覚。俺はもう疲れたよ……」
フェイヴァード「シアン、お前が今目指すものはなんだ?」
ナイト「私は皆を守るための盾になりたい……しかし今の私は皆を傷つけるばかり……。それを変えたいとは思っていますが、それがこの有様では……」
フェイヴァード「そうやってなんでもかんでも守れると思ったら……」
ナイト「なんでもというわけではありません! 自分の出来る限りで……!」
ダスク「“皆”とはなんだ」
ナイト「仲間と家族と領民と……」
ダスク「なんでもかんでもじゃねーか(笑)」
ナイト「世界レベルじゃないですよ! 今目指すものは……」
フェイヴァード「私は戦勝神の神官として、騎士シアンを導いてきたつもりだった……」
ダスク「俺はそんな大層なものではないが、仲間として……」
フェイヴァード「だが、守る守ると言っておきながら、お前がしたことは……騎士として領民を守る義務を否定してきたではないか!」
ダスク「そうだな……」
ナイト「否定ですか……たしかに私は騎士としての気概は無いと言われました……しかしそれで私は領民を見捨てたつもりではありません。たとえどう評価されたとしても、私は彼らを守る力になりたいんです」

 わ〜た〜しに〜も〜で〜きること〜……遠い目をしつつ続く!


●プレイヤーズコメント

・スカウト
 こういう時、冒険者(この場合は傭兵)の無力さを痛感する。
 パーティーの誰か一人が倒れただけで、さっきまでいた場所に戻ることすら困難となる。
 我侭を言えばちゃんと埋葬してもらいたいが、そんなことをすれば全滅する可能性が高い。
 そもそも独断専行で命を落としたオレに対して、そこまでの犠牲を払って戻ることは無いだろう。
 まぁ、腐っていてもしょうがない。
 次は死後の世界を冒険してみるか!

 残念ながら、スカウト(笑)の冒険はここで終了です。
 ある意味、因果応報な最期だと思ったり思わなかったり。
 ちゃんと供養されて心安らかに昇天しました、という結末を迎えられるほど良い行いはやってませんし(苦笑)
 むしろ悪い行いばっかりやってたのは皆さん知っての通り。
 世界(フローラント)の全ての人にごめんなさい!
 今頃、カカ・ルーの試練のような罠地獄に行って四苦八苦してる事でしょう。
 次は……、ちゃんとまともな行いをするキャラになれるといいなぁ。



・ダスクブレード
 シアンよ、俺はお前にツッコミをするために傭兵をやっている訳じゃないぞ! 回収を諦めて帰ってくれば「回収したい」だの、「皆=なんでもかんでも」だの。そう次々とボケないでくれ!さすがに疲れてきたよ……。
 そして、さらばラン!



・ナイト
 この名と身分を失った今でも、私の大切に思う人を守りたいという気持ちに嘘はありません。
 ……しかし、それだけでは駄目なのでしょうか。
 私は皆の力になりたい……ただそれだけなのに……。



・フェイヴァード・ソウル
 共に戦ってきた仲間だ。ランデックを弔ってやりたい気持ちは痛いほどわかる。
 だが、私達は彼の亡骸をうち捨てることを決断した。
 敵の増援の気配に撤退しておきながら、今その敵が万全の体勢で待つ中に戻るなど、ありえるはずもない。
 決断が下された時点で、それはもう取り返しがつかないことなのだ。
 戦いに負けて逃げるというのは、そういうことなのだ。
 ……不甲斐ない。

3/29
■“西方”キャンペーン 第2回(パーティーレベル7) チャプター9

 ウィザード@アストリッド ローア・デルヴァー1/ウィザード5/ローグ1
 ガンナー@ヒスイ ローグ7
 クレリック@カナート パラノースティック・アポスル1/クレリック5/スカラー1
 リベレイター@ニイル ホーリィ・リベレイター1/レンジャー1/ファイター2/ローグ3
 スペルソード@グラウル スペルソード1/ウィザード4/ファイター2

 
DM「新手は地面の下から現れてヒスイのパンツを覗きます」
 というわけで前回ラストの写真、中央のは床下から上半身出してるだけだと思いねぇ。
クレリック「なんか皆オルフェノクみたいだ。白いし(笑)」
DM「無敵を誇ったヒスイの接触ACが遂に膜を破られた。21まで命中」
ガンナー「さすがに当たっちゃうわ」
DM「HPに4ダメージ」
ウィザード「ダメージ低い……」
ガンナー「てことはなんかある!?」
DM「ええ。エナジードレインで負のレベルを2プレゼントします」
リベレイター「2レベル!?」
DM「2レベル!」
リベレイター「凄い減る!」
ガンナー「精力を持っていかれたわ……!」

 クレリックが知識ロールに成功し、その正体はスペクターと判明する。
 カースド・スピリット同様に非実体で、その攻撃を受けるとエナジードレインという恐ろしさ。ただし能力値にダメージは無いようだ。

 
 たまらず撤退するガンナーに代わり、最前線に立つリベレイター。
 エナジードレインを受けてもアーマークラス自体はまったく変わらないので、そういった意味では接触攻撃に対して相性最悪なリベレイターが盾役をするのは非常に危険なのだが……。
リベレイター「攻防一体を全力で!! 持ち堪える!!」
 これが効果テキメンだった。元々前回と違ってメイジ・アーマーがかかってるのもあり、対接触ACは巡航時の倍近くに達している。
DM「当然敵は聖なるオーラを放つホーリィ・リベレイターを集中攻撃し出すが……当たらない」
 その間にウィザードとスペルソードによるマジック・ミサイルの弾幕に加え、クレリックのターン・アンデッドも炸裂するが、ダイス目が壊滅したことと魅力度低下によって威力が減じている影響で、カースド・スピリットの退散は一体に留まる。
DM「グラウルは本来魔法戦士のはずだのだが、マジック・ミサイル撃ってばかりだな(笑) もちろん、君のそのマジック・ミサイル連打が無ければ大変だったので、“仕事間違えてないか?”ではなく褒めてるのではあるが」
スペルソード「今回は1レベルの呪文スロットを全部マジック・ミサイルにしてきてあるよ」
ガンナー「大胆だわ!」
DM「だが確かに本来得意とする炎の呪文は効果が薄いからな。読みが外れるリスクを考えると、いささかギャンブル的要素もあるにはあるが、現状はビンゴだ。狭い通路で前衛が並び立てないというのも加味した、ナイスチョイス」

 
 だが戦局は急転する。
 攻防一体を辞め、攻勢に転じたリベレイターのハルバードが空を斬り……。
DM「反撃だ。命中して、3ダメージと2レベルドレイン」
 頼みのターン・アンデッドは低下した魅力度の影響で使用回数が僅か1回に減じており、それは既に先程使い切っていた。そこへ先程ターンしたものとは別個体と思われるカースドスピリットが、一体増援として現れる。
 仲間が援護しようにも立ち位置的に敵を視界に収めることすら難しく、戦線の再構築もままならぬままサンドバック化しつつジリジリ後退するリベレイター。あっという間にエナジードレインが6レベルに達し、1レベルに。だが後退によってようやく視界に捉えたウィザード&スペルソードのマジック・ミサイル集中射撃で、スペクターは陥落する。
 なのだが、その間にカースドスピリットの攻撃を浴びてスペルソードも自我を失ってしまう。

 
ウィザード「もうこうなったら……ごめん、ニイル!! ファイアボール!!!」
 レベルが下がりまくってもまだリベレイターの方がカースド・スピリットよりはHPが高い(実際にレベル1相当のHPになるのではなく、レベル毎に5下がるだけなのだ)であろうことを見越しての、ガンナー以外の全員を巻き込んでのファイアボールが炸裂し、どうにか掃滅に成功するのであった。
 ちなみに謝ってるのはリベレイターに対してだが、ガンナー以外全員巻き込んでるぞ(笑)

 満身創痍のパーティー! 第2回終了!


●プレイヤーズコメント

・ウィザード
 皆、ごめん!敵を倒すためとはいえ、巻き込んでしまったわ。
 でも、エナジードレインとは参ったわね。この先どうしたらいいのかしら?
 ……それはそれとして、隊列乱して何やってるのよ!前回の反省を活かさなければ意味無いわよ、もう。



・ガンナー
 下から!? ……は、百歩譲っていいとしても。
 なによ、この絵の構図は(笑)
 じゃなくて、あたしの大事なもの、奪ったでしょ。
 かえしなさいよ!

 何とか倒せたけれど……これって、どうにかなるの?
 アストリッド以外、皆ほとんど死人みたいな生気のなさね……。



・クレリック
 その先に待っていたのは紐でもフリフリでもなくスペクター。白いぜ。
 マジック・ミサイル全弾発射で切り抜けたが、エナジードレインに魅力ダメージ……。そして果たしてファイアボールのダメージに耐えられるのか!
 あ、カナートは働いてたけど、有効打がありませんでした。……体育座り。


・リベレイター
 どうにか新手も殲滅……あれ?
 自分の、レベルが、1に、見えるよ?(いっこく堂風
 ……こうして見ると、攻防一体解いたのが間違いだったのかー。


 最後は爆発オチで次回へ続く。